「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」

「Fifty Shades of Grey」2015 USA/カナダ
a0051234_23582641.jpg

ある日、大学生のアナは学生新聞の取材で友人ケイトの代わりに若き実業家クリスチャン・グレイをインタビューすることになる。グレイ本社に乗り込んだ内気なアナはハンサムで謎めいたクリスチャンに一目で惹かれてしまう。そしてクリスチャンもそんなアナに興味を抱くのだった…

クリスチャン・グレイに「マリー・アントワネット/2006」のジェイミー・ドーナン。
アナ(アナスタシア)・スティールに「クレイジー・イン・アラバマ/1998」「憧れのウェディング・ベル/2012」のダコタ・ジョンソン。
グレースに「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」のマーシャ・ゲイ・ハーデン。
カーラに「高慢と偏見/1995」「抱擁/2002」「英国王のスピーチ/2010」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」のジェニファー・イーリー。
ケイトにエロイーズ・マンフォード。
クリスチャンの兄エリオットに「96時間/リベンジ/2012」のルーク・グライムス。
監督は「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ/2009」のサム・テイラー・ジョンソン。
原作、製作にE・L・ジェイムズ。

アナが眠るベッドの側で“4歳の時に亡くなった母親は娼婦だった。”と告げるクリスチャン。そしてある時には、“ヘリに乗せたのも、一緒のベッドで眠ったのも君が初めてだ!”と宣言する。
アブノーマルな方法でしかsexを楽しめない男に恋をしてしまったウブな女の子...映画を観終わって、これって究極のロマンス映画じゃないかと思った。原作本はきっとそれ以上のロマンス本であるかと想像する。そしてシアターは想像どうり女性がほとんど。

継母グレースやアナの母親に接するクリスチャンは正にジェントルマン。アブノーマルな人間って性格に二面性があるのかも知れない。アナが困っている時に突然現れ助け出したりする反面、ことあるごとに“Come!” “Eat!”と命令かつ支配する。犬じゃないんだから...と思ったりしたけど。そしてそんな支配欲満載の彼は、母親カーラに会いに行ったアナの元へ駆けつけ“君に会いたくてたまらなかった!”と宣う。
ここまで支配されるってどのような気持ちだろう?と、考えてみたりする。
SMプレイのやり方はもちろん、生活習慣からピルの処方まで、微に入り細に入り交わされる契約書が見物。

SMシーンも過激ではなく、美しく描いている。でもあの巨大なぼかし… なんとかならないものか?身体が隠れるくら大きいものまであった。
メイク・ラブ、シーンはとても綺麗に描写されていて、女性監督ならではのアレンジがと思った。

閉じるエレベーターの前でそれぞれが“クリスチャン!アナ!”と囁くエンディングに唖然!映画の続はありだろうか?
原作翻訳文庫は上、中、下3巻となっている。次作、次々作と全部で3部作。次作にはミセス・ロビンソンが登場するのだろうか?本屋の棚にいっぱい並んでいる“フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ”...ちょっと気になるけど、ロマンス小説過ぎる展開にお腹がいっぱいで疲れそう。

ソフィア・コッポラが発掘し「マリー・アントワネット」のフェルゼン伯爵役でデビューした北アイルランド、ベルファスト出身のジェイミー・ドーナンはとてもキュート。コリン・ファレルとヘンリー・カヴィルを足して2で割った感じで、二人以上に甘いマスク。彼の優しくて甘いマスクでSMシーンにも嫌悪感がなかったのかも知れない。
ドン・ジョンソン&メラニー・グリフィス夫婦の娘ダコタの体当たり演技に注目。彼女はマザー譲りのナイス・バディ。ダコタもジェイミーもモデル出身なので脱ぎっぷりが良いのかも?
で、TOMATOMETERの24%の低さに驚き。
アメリカが舞台ながらロケーションはカナダ。

TOHOシネマズに日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2015-02-20 00:21 | USA | Comments(2)
Commented by Bianca at 2015-03-01 18:24 x
margotさん、素敵な画像ですね。特に1番目。
さて、貴女はSMには関心がなくむしろ嫌悪を抱く方でしょうか?女性は、誇りと自尊心が強すぎると、自分に性欲があることを認めることもできず、初体験はこういう形の方がいいのかも知れないと思いますね。「昼顔」の夫のように優しく物分かりが良いと、二人の関係は停滞したまま……。
Commented by margot2005 at 2015-03-02 23:39 x
Biancaさん、こんばんは。コメントありがとうございます。
上の写真私も気に入りました。

さてSMですか?SMと言えばわたしの中では18,9世紀の貴族の世界でしょうか?
あまりにも非日常的なことで関心以前の問題かと思います。
<< 「チャーリー・モルデカイ 華麗... 「エクソダス:神と王」 >>