2015年 01月 13日
「メビウス」



アリスに「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)/2013」のセシル・ドゥ・フランス。
イワン・ロストフスキーに「インクレディブル・ハルク/2008」「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け/2012」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」のティム・ロス。
モイズの部下サンドラに「ロゼッタ/1999」「灯台守の恋/2004」のエミリー・ドゥケンヌ。
モイズの上司チェルカチンにウラジミール・メニショフ。
CIA諜報員ジョシュアに「父の祈りを/1993」のジョン・リンチ。
監督、脚本は「哀しみのスパイ/1994」のエリック・ロシャン。
ロシアFBSの諜報員であるモイズは部下と共にモナコでロシア人実業家ロストフスキーの不正資金洗浄の実態を調査している。一方でリーマン・ショックの影響でアメリカから追放されたアリスはロストフスキーの銀行で働く証券取引ディーラー。アリスに目を付けたモイズは彼女を抱き込み、アメリカへ戻る約束をエサにスパイとして雇い入れる。しかしアリスはロストフスキーの身辺を調査するためCIAにスパイとして雇われていた…
ダブル・スパイ、アリスの行く末は…
あろうことかモイズとアリスが愛し合ってしまうのだ。ある夜、クラブで遭遇する二人。アリスはモイズがロシアの諜報員だとは知らない。モイズはもちろんアリスのことを知っている。部下に彼女を尾行させているのだから…。しかしアリスに惹かれるモイズは部下の目をくらましてアパルトマンの玄関でアリスを待ち伏せする。そしてこの後二人はどうしようもない危機に陥る。やがて彼らはどうなるのか?と、ドラマから目が離せない。
スゴくスリリングで、二人のアムールも絡め素晴らしい!ドラマとなっている。フランス映画らしくない大ラスはとても気に入った。
タイトルの“メビウス”は“メビウスの帯”からきている。映画の中で意味が説明される。
ジャン・デュジャルダンはコメディも良いけどシリアスな役柄もとてもクール。おまけにこの方スゴくsexy。ドラマの中でアリスが“あなたの腕に抱かれるのが大好きだから、出かける時には腕を置いていって!”なんて言っていたのを思い出す。
セシル・ドゥ・フランスがアメリカンを演じていて、流暢な英語を話している。彼女が纏うファッションがこれまた素晴らしくオシャレなのと、舞台の中心がモナコなので美しい映像に魅せられる。ロシア、モスクワやベルギー/ルクセンブルグでもロケされていて見応えたっぷり。劇場未公開とは寂しい限り。
「ロゼッタ」では少女の雰囲気だったサンドラ役のエミリー・ドゥケンヌが大人な女性に変身していて驚き。最初彼女とはわからなかったくらい…。
「ニューヨークの巴里夫(パリジャン)」のレビューを書いてセシル・ドゥ・フランスを思い出した一作。1週間ほど前にwowowで初めて放映され見ることができた。
シアターで観ていればMY BESTに入れたいくらいの素晴らしい作品。
wowowにて

