「とらわれて夏」

「Labor Day」2013 USA

“この愛は、 罪ですか?”
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アデルに「ホリデイ/2006」「リトル・チルドレン/2006」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」「愛を読むひと/2008」「おとなのけんか/2011」のケイト・ウインスレット。
フランクに「アメリカン・ギャングスター/2007」「告発のとき/2007」「ミルク/2008」「ブッシュ/2008」「恋のロンドン狂騒曲/2010」のジョシュ・ブローリン。
ヘンリー(少年時代)に「チェンジリング/2008」「ネスト/2009」のガトリン・グリフィス。
ヘンリー(青年時代)に「マイ・ブラザー/2009」「華麗なるギャッビー/2012」のトビー・マグワイア。
監督、製作は「サンキュー・スモーキング/2006」「JUNO/ジュノ/2007」「マイレージ、マイライフ/2009」「ヤング≒アダルト/2011」のジェイソン・ライトマン。

レイバーデイ(9月の第一月曜日)を週末に控えたアメリカ東部の小さな町に住むアデルはシングルマザー。夫に去られ息子ヘンリーとの穏やかな生活が続くが、傷つく心は癒されない。そんなある日、スーパーマーケットに買い出しに行った二人はケガをした怪しげな男に声をかけられる。やがて男に、車に乗せ家に連れて帰れと脅される。その男はフランクという逃亡者だった。しかしアデルは優しい逃亡者フランクに惹かれ始める…

主演のケイト・ウィンスレットもジョシュ・ブローリンも苦手で観るのを躊躇していたが、少々気になって観に行ってしまったところ、意外なる秀作ミニシアター作品で見応えあった。作り手(監督)がよかったのかも?そして“桃のタルト”が作りたくなる。
少々ネタバレ...
“桃のタルト”によって十数年後にアデルとフランクを再び巡り会わすエンディングが素敵だ。それには青年となったヘンリーも一役買っていたわけ。

ドラマの中でフランクが服役した理由が語られる。アデルの若い頃とフランクの妻の若い頃をダブらせて描く様はナイスだ。フランクもアデル同様心に悲しみを背会っていたのだ。
フランクも心優しいが、アデルの息子ヘンリーも実に優しい。思春期の彼は彼で色々と悩みはあるるだろうに、夫に去られうちひしがれている母を労る姿が健気でジーンとくる。

“あと三日、きみと過ごせるなら、刑が重くなっても構わない。”...なんてスゴく陳腐な台詞だがこのドラマにマッチしていて素敵だ。

TOHOシネマズ・シャンテにて(既に上映終了)
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by margot2005 | 2014-06-08 19:55 | MINI THEATER | Comments(0)
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