「レイルウェイ 運命の旅路 」

「The Railway Man」2013 オーストラリア/UK
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エリック・ローマクスに「モネ・ゲーム/2012」のコリン・ファース。
パトリシア・ローマクスに「オーストラリア/2008」「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「イノセント・ガーデン/2013」のニコル・キッドマン。
若きエリックに「戦火の馬/2011」のジェレミー・アーヴァイン。
フィンレイに「宮廷画家ゴヤは見た/2006」「天使と悪魔/2009」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」「メランコリア/2011」のステラン・スカルスガルド。
若きフィンレイに「もうひとりのシェイクスピア/2011」のサム・リード。
永瀬隆に「上海の伯爵夫人/2005」「最終目的地/2009」の真田広之。
若き永瀬に石田淡朗。
原作はエリック・ローマクスの“泰緬鉄道 癒される時を求めて”。

鉄道オタクのエリック・ローマクスは偶然列車で出会った女性パトリシアと恋に落ち結婚する。新居に落ち着いた二人は幸せな日々を送っていた。しかしエリックにには誰にも、もちろんパトリシアにも話せないトラウマを抱えていた...

第二次世界大戦で捕虜となったエリックは計り知れないトラウマに今だ苦しめられている。ある日、それを知ったパトリシアは退役軍人会のフィンレイを訪ね彼らの恐ろしい過去を知る。英国軍兵士だったエリックはシンガポールの戦いで日本軍に破れ捕虜となる。そしてタイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ“泰緬(たいめん)鉄道”建設に駆り出され悪夢のような労働を課せられる。
ある日、機械に強いエリックはラジオを作ろうと思い立ち、盗んだ車の部品でそれを作り上げる。エリックはフィンレイたちと懐かしい英語の放送に耳を傾け、しばしの安らぎを見いだしていた。そしてそれはもちろん彼らの秘密だった。しかしエリックたちの秘密をスパイ行為と判断した日本人将校は永瀬に通訳をさせ、真実を語らせるため拷問にかける。

捕虜になり捕らえられたエリックたち。日本兵に“並んで番号を言え!”と命令され“one,tow three,...ten”まで言った次、elevenという代わりにJack,Queen…と続けるのだ。捕虜となってもユーモアを忘れない英国人のウイットには感服する。

互いに中年になってから再会したエリックと永瀬。エリックは憎悪をむき出しにするが、永瀬はただの通訳に過ぎなく、命令に背く事はできなかったと懇願する。過去に拷問を受けた場所で永瀬に復讐するはずだったエリックも、あまりにも長い年月が経ち永瀬を許すしかなかった。
エンディングで永瀬が亡くなるまでエリック・ローマクスとの交流が続いたと記されていた。

ニコル・キッドマンはダメなんだけど、大好きなコリン・ファースが主演なので観たかった一作。戦争のため憎しみを覚えた一人の男と、憎しみの引き金となった一人の男、時を経た二人の和解の重厚なドラマ。邦画は一切見ないがジャパニーズ・アクター真田広之が光る。

角川シネマ有楽町にて(5/23で上映終了)
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by margot2005 | 2014-05-25 22:09 | UK | Comments(0)
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