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「チョコレートドーナツ」

「Any Day Now」 2012 USA
「チョコレートドーナツ」_a0051234_2242688.jpg

ルディ・ドナテロに「バーレスク/2010」「テンペスト/2010」のアラン・カミング。
ポール・フラガーに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ノーカントリー/2007」「ザ・ロード/2009」のギャレット・ディラハント。
マルコ・ディレオンにアイザック・レイヴァ。
マ イヤーソン判事に「タイタニック/1997」「告発のとき/2007」のフランシス・フィッシャー
ポールの上司ランバートに「スーパー!」のグレッグ・ヘンリー。
マルコの母親マリアンナ・ディレオンに「きみに読む物語/2004」のジェイミー・アン・オールマン。
監督/脚本/製作は「17歳のカルテ/1999(出演)」のトラヴィス・ファイン。

1979年、アメリカ。ゲイのルディはショーダンサー。口パクで歌うことに甘んじる日々だが本当はシンガーを夢見ている。ある夜、ルディは客席に一人の男を見つける。そして再びルディのパフォーマンスを見に来た彼はポールという名の弁護士だった。急速に惹かれ合う二人は恋に落ちる。
一方である日、ルディの隣人であるジャンキーのマリアンナが逮捕される。そして息子マルコが施設に送られる。以前からダウン症の少年マルコが気がかりだったルディは母親にマルコを引き取りたいと直訴する...

母親に見捨てられたマルコに父親はもちろんいない。今、ルディとポールが母親であり父親の存在。
特殊学校で催される父母参観でマルコはアメリカ合衆国国家を歌う。一生懸命歌うマルコに目を潤ますルディとポールを見てもらい泣きしそうだった。
最近やけに実話が多いが、本作はその中でも最高!の一作で今年のMYBESTに入れたい。

70年代終盤。ゲイ・カップルは世間にそれを知られてはマズかった。ポールの上司は二人の関係を知り彼を解雇している。ルデイはマルコを取り戻すべく裁判に挑むが、ゲイと分り裁判官は難色を示す。
マルコの母親はジャンキーで男を部屋に連れ込む間マルコを廊下に追い出すのだ。なんという!母親!とあきれ返り、子育て放棄の実母よりルディとポールの方がよっぽどマルコに愛情を注ぐわけだが、差別と偏見には勝てなかったのだ。
ドラマの結末があまりにも悲しい。実話ゆえ尚更悲しくなる。
邦題はマルコの大好きな食べ物“チョコレートドーナツ”に所以する。

トニー賞受賞俳優のアラン・カミングが素晴らしい。“Come To Me”“Love Don't Live Here Anymore”そしてボブ・ディランの“I Shall Be Released”のパフォーマンスも素晴らしかった。特に“Come To Me”良かったな。
アラン・カミングはもちろんのこと…ポール役のギャレット・ディラハントもアイザック・レイヴァもナイス。ギャレット・ディラハントのこんな役柄は珍しくちょっと驚き。
いつも思うのは俳優てやるなぁ!とほんとしみじみ思う。ゲイ役でオスカーをゲットした「ダラス・バイヤーズ・クラブ/2013」のジャレッド・レト同様アラン・カミングが適役で上手い。

シネスイッチ銀座にて
Commented by セレンディピティ at 2014-05-13 10:48 x
こんにちは。
切ないラストには胸がしめつけられましたが
心に残るすばらしい作品でした。
ルディとポール、どちらも魅力的で、2人が恋に落ちたのが
自然なことのように感じられました。
3人のアンサンブルがすばらしかったです。

アラン・カミングが歌うjazzyなCome To Me、すてきでしたね☆
Commented by margot2005 at 2014-05-17 00:11
セレンディピティさん、こんばんは。

ラスト悲し過ぎました。見終わってちょっと立ち上がれなかったくらい...。

ルディとポールは実在の人物ですが、演じる二人の俳優が素晴らしかったです。
>jazzyなCome To Me素敵でした。アラン・カミング上手いですね。感動です。
by margot2005 | 2014-05-03 22:58 | Comments(2)