2013年 12月 12日
プティ・パレ/パリ市立美術館
プティ・パレもグラン・パレも1900年万国博覧会場として建てられた。グラン・パレは昨秋シャネルのコレクション発表会の会場となっていたのをTVで見た記憶がある。私が訪れた時はDIORの写真展などが開催されていたがパスした。プティ・パレがゆっくりと見たかったから...。
プティ・パレは市立の美術館で、常設展示室は無料。想像以上に見るものが多くてもっと時間が欲しかった。
入ってすぐの陳列室に17世紀から18世紀にかけての王族の籠(馬車ではない)や、家具調度品が並んでいる。そしてルイ16世時代の家具や、とても美しいドイツの時計や、タペストリー、ジャポニズムと題した磁器もある。フランスやイタリアの磁器はどっさりと展示されているし、古代の壷やら瓶やら、とにかく山ほど陳列されていてスゴい。
数展ながらセザンヌ、マネ、モネ、クールベの絵画もある。
ドミニク・アングルの“レオナルド・ダ・ヴィンチの死”の絵があると聞いていたので楽しみにしていたが、見落とすくらい小さな絵(一番下webより)で驚いた。
こちらの美術館も基本的にはノー・フォト。
Petit Palais






美術館に入った途端1900年に戻ったかのようなたたずまいに圧倒され思わず天井を見上げる。全体的に淡い色調の天井、壁、床がとても美しい!奥にはアール・ヌーヴォー様式の階段があり実にオシャレ。中庭も美しくてお茶も飲めるが、寒い時期なので外には誰もいなかった。






















