オランジュリー美術館/オルセー美術館

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Musée de l'Orangerie

訪れた二度とも修復中でオランジュリー美術館にはもう行けないのか?なんて思った過去があるが、今回ようやくモネの“睡蓮の間”を見ることが出来た。TVでは何度も見ていたがやはり実際見るのとでは全然違う。
10時オープンで早めに行ったら既に人だらけ。でも会話は殆どフランス語で、高齢者が断然多い。中に入ってわかったのだが、こちらには常設展以外に展覧室があり、そちらでメキシコの女流画家フリーダ・カーロの絵画が期間限定公開中だった。フランス人はフリーダ・カーロの絵が好きらしい。スゴい人だった。で、“睡蓮の間”はそれほどの人だかりではなく一安心。部屋には長椅子が置いてあり座って心行くまでモネの睡蓮を堪能した。
“睡蓮の間”の他にルノワールの絵画が色々とあると知っていたのでオランジュリー美術館にはダブルの楽しみを抱いていた。ルノワールの絵画を目の当たりにして先月観たフランス映画「ルノワール 陽だまりの裸婦/2012」を思い浮かべた。“ガブリエルとジャン”の絵もあった。この美術館にあるルノワールの絵画は19世紀の終わり~20世紀初頭にかけてのものが殆ど。
ルノワール以外にはセザンヌ、マティス、ピカソ、モディリアーニ、ユトリロ、ルソー、スーティン、ローランサン他、巨匠の絵画が所狭しと並んでいる。美術館はもちろんノー・フォト。
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オランジュリー美術館は地下鉄Concordeから歩いて行ける。Concorde駅から地上に上がり少し進むと右にコンコルド広場が見える。迷ったら困るので地下鉄を上がった所で捕まえたムッシューに“ここからオランジュリー美術館は近いですか?”と聞いたところ左を指差し“チュイルリー公園を抜けたら見つかるよ!”とのこと。上品な老ムッシューの言葉道り広大なチュイルリー公園を抜けると素朴な建物が現れた。

19世紀半ば、ナポレオン3世の要請でチュイルリー庭園の植物を越冬させるための温室として建てられたオランジュリー。外から建物を見ると横長で温室っぽくも見える。しかし19世紀の間は犬の発表会や色々な行事に使われていたそう。そして1922年モネが国に寄贈した睡蓮の絵を展示するため新たに展示室を整備したとのこと。
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Musee d'orsay
Musee d'orsayギャラリー・ビデオ
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オルセー美術館は地下鉄だと歩くのでRERで...美術館はMusee d'orsay駅を上がった所にある。以前来た時は人だかりが出来たセーヌ川沿いに並んだ記憶があるが、やはりミュージック・パスを持っていたので並ばずに入場。
この美術館も数年前に大改築された。そういや前に見た時と雰囲気がかなり違っていた。以前はフォトOK!だったが今回は全面的にノー・フォト!で、写真はなし。撮れたのは夜景のオルセーと、裏側の大時計のみ。近くで見た大時計は大きくてびっくり。
入口で案内マップをもらい、どこから見ようか...0階から5階迄ある建物を階段で結んでいるが複雑に入り組んでいるので目的の絵画にたどり着くのに時間がかかる。入って真正面に大時計が見え、何ともなしに見ていたら大好きなドミニク・アングルの絵画発見!以前も見たはずだが記憶に薄い“聖餅の母”や“泉”に出会えた。アングルの絵はもちろんルーヴルにもあり、そちらはしっかりとカメラの中にある。
案内マップにはルーヴル同様“著名な絵画はここにあるよ!”と写真が載せてある。まずそれに従って5階へ上がった。一気に五階へ上がるにはエレベーターが便利。
オルセーには印象派の名だたる名画がごっそりある。マネ、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌ、シスレー、ピサロ、カイユボットetc.5階へ上がるとマネの有名な“草上の昼食”が姿を現した。この絵は記憶よりも大きくて驚いた。やはり絵の前は人だらけ。そしてパリ時代のルノワールの絵やカイユボットの“床の鉋かけ(床削り、床に鉋をかける人々)”にも会えた。そしてまたまた記憶よりもマネ、モネ、ドガ、ルノワール、セザンヌの絵画が多くあり、シスレー、ピサロの絵画は山ほどある。
ミレーの代表作“晩鐘”と“落ち穂拾い”は0階に…他にもミレーの絵画が多数。ロートレックの絵画も0階にあり、同じく0階の1室にマネの有名な”オランピア”“笛を吹く少年”が並んいる。
そしてゴッホの“自画像(渦巻く青い背景の中の自画像)”と“オーヴェールの教会”も2階にあった。同じく2階にはタヒチを舞台に描いたゴーギャンの絵画が数点並んでいる。
そうそうこちらで“Masculin / Masculin(男らしい/力強い)”特別展がちょうど公開されていた。簡単にいえば男性ヌード。古代の絵画から現代の写真までかなりきわどいものもある。性にオープンなフランスならではの展覧会で滅多に見られるものではないのでナイス・タイミングだった。
しかしながらただ“M、O”と頭文字だけを冠したオルセー美術館のマークがシンプルで素敵。
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by margot2005 | 2013-12-01 23:41 | TRIP | Comments(2)
Commented by セレンディピティ at 2013-12-04 16:29 x
こんにちは。
パリの風景はほんとうにどこを切り取っても絵になりますね。
ハイシーズンではないので、観光客もほどほどで
ゆっくり見て回れたのではないでしょうか。

オランジュリーとオルセーは、パリでは特に大好きな美術館です。
私が訪れたのはだいぶ前ですが、その後どちらも修復しているのですね。
これだけの建物を維持していくのもまた大変ですね。
オルセーでは、映画で見たロダンの弟子で恋人のカミーユ・クローデルの
彫刻を見ることができたのが感慨深かったです。
日本にやってくる作品はどうしても限られてしまいますから
現地でアート三昧というのも旅の醍醐味ですね。
Commented by margot2005 at 2013-12-06 19:26
セレンディピティさん、いつもコメントありがとうございます。
パリはホントに絵になる街ですね。そう晩秋で少し寒かったのでやはり観光客は春、夏に比べると少ないですね。美術館をゆっくりと見て回れたのが最高でした。

オランジュリーは初めてだったので感動しました。機会があれば又行ってみたいです。
オルセーは大々的に改装されたようですね。
彫刻も見てきましたが、見たい絵画が多過ぎて、彫刻はさらっとって感じで見た次第です。

>日本にやってくる作品はどうしても限られてしまいますから...
おっしゃる道りですね。現地で見るのは最高の歓びです。
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