人気ブログランキング |

「サイド・エフェクト」

「Side Effects」2013 USA
「サイド・エフェクト」_a0051234_20323362.jpg

夫のマーティンがインサイダー取引により罪を問われ服役する。それにより心に傷を負った妻のエミリーはうつ病になってしまう。やがてマーティンが出所して来るが、エミリーは自殺未遂を図り入院することになる。やがて彼女の担当となった精神科医のバンクスはエミリーに薬を処方する…

ジョナサン・バンクスに「アンナ・カレーニナ/2012」のジュード・ロウ。
エミリー・テイラーに「ソーシャル・ネットワーク/2010」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」のルーニー・マーラ。
ヴィクトリア・シーバートに「幸せのレシピ/2007」「理想の彼氏/2009」「スマイル、アゲイン/2012」のキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。
マーティン・テイラーに「パブリック・エネミーズ/2009」「陰謀の代償/2010」「親愛なるきみへ/2010」「エージェント・マロリー/2011」「マジック・マイク/2012」「ホワイトハウス・ダウン/2013」のチャニング・テイタム。
ジョナサンの妻ディアドレに「だれもがクジラを愛してる/2012」のヴィネッサ・ショウ。
監督/撮影/編集は「オーシャンズ13/2007」「チェ 28歳の革命/2008」「チェ 39歳別れの手紙/2008」「インフォーマント!/2009」「エージェント・マロリー/2011」「マジック・マイク/2012」のスティーヴン・ソダーバーグ。

お気に入りUK俳優のジュード・ロウが英国出身の精神科医。ドクター役のジュードも中々good。ヒロイン、ルーニー・マーラは情緒不安定な役が似合う、似合う。キャサリン・ゼタ・ジョーンズは姉御肌(死語かも知れない)な役をやらせると天下一品。でもこの方ワンパターンなんだな役柄が...。で、本作では役柄にどっぷりとハマっている。しかし残念なことにルーニーの夫役のチャニング・テイタムに若き富豪は似合わない。インサーダー取引で服役し、出所後すぐに死んでしまうという役回りはお気の毒であった。

インサイダー取引(これはそれほど重要なテーマではない)だの、薬の副作用だのとスリリングな展開ながら結末には唖然??
同じくソダーバーグ作品で強い感染症により死にいたるパニック・スリラーの「コンティジョン/2011」も今イチだったのを思い出す。

オープニングは血にまみれたエミリーのショットから始まる。
オフィシャルによると“処方した新 薬の副作用を巡って思いもよらぬ陰謀に巻き込まれていく精神科医の運命をスリリングに描き出す…”とあるが、それほどスリリングかな?って感じ。監督を初めとしてキャストの豪華さと宣伝が効いた一作。

少々ネタバレ...
精神疾患(夢遊病)のフリをして夫を殺してしまうなんてことが出来るのだろうか?やがてエミリーのフリを読めなかった担当医バンクスが薬を処方したことによって窮地に追い込まれるのだ。観る前、“副作用”というタイトルから医療事故がテーマのストーリーか?などと想像したが、これは愛憎ドラマである。

ヒロインのルーニー・マーラー…前半は夫を深く愛する幼気な妻。やがて夢遊病から夫を殺害し、嘘に、嘘を重ねて行く。そしてとどめは元担当医ヴィクトリア・シーバートとの関係。
マーティンに誘われ船上での豪華なパーティに身を置く弱々しげなエミリーと、バンクスと対決するエミリーは別人だ。少々“ドラゴン・タトゥーの女リスベット”と被ったが、ルーニー・マーラーが素晴らしい演技を見せている。
追いつめられ、家族にも見放されそうになったバンクスが、自らの潔白を証明しようと奔走する。悩み闘うバンクス役のジュード・ロウも良かったな。

新宿シネマカリテにて
Commented by セレンディピティ at 2013-10-09 13:46 x
こんにちは。
動機の弱さや、精神疾患を演じきれるのかな~?といったあたり
ちょっと気になる点はありましたが
3人のうち、最後に笑うのは誰か?という展開を
楽しむ作品なのかな~と思いました。
ルーニー・マーラはいろいろな引き出しを持っている
実力派の女優さんですね!
Commented by margot2005 at 2013-10-14 19:57
セレンディピティさん、こんばんは。

>3人のうち、最後に笑うのは誰か?...
そうですね。最後に笑うのは誰?の展開でしたね。

何だかだと言いながらもドラマを楽しんだのには変わりありません。映画を観るのは大好きですから。
ルーニー・マーラは個性派女優ですね。次回作の彼女が楽しみです。
by margot2005 | 2013-10-08 20:29 | MINI THEATER | Comments(2)