「007 スカイフォール」

「Skyfall」 2012 UK/USA
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ジェームズ・ボンドに「ドリーム・ハウス/2011」のダニエル・クレイグ。
ラウル・シルヴァ(ティアゴ・ロドリゲス)に「宮廷画家ゴヤは見た/2006」「コレラの時代の愛/2007」「それでも恋するバルセロナ/2008」「食べて、祈って、恋をして/2010」「BIUTIFUL ビューティフル/2010」のハビエル・バルデム。
ギャレス・マロリーに「英雄の証明/2011」のレイフ・ファインズ。
イヴに「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト/2006」「マイアミ・バイス/2006」「フェイク シティ ある男のルール/2008」「おじいさんと草原の小学校/2010」のナオミ・ハリス。
Mに「007/カジノ・ロワイヤル/2006」「007/慰めの報酬/2008」「NINE/2009」「ジェーン・エア/2011」のジュディ・デンチ。
Qに「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ブライト・スター~いちばん美しい恋の詩(うた)~/2009」「テンペスト/2010」のベン・ウィショー。
セヴリンにベレニス・マーロウ。
キンケイドに「プロヴァンスの贈りもの/2006」「ボーン・アルティメイタム/2007」「その土曜日、7時58分/2007」のアルバート・フィーニー。
監督は「アメリカン・ビューティ/1999」「ロード・トゥ・パーディション/2002」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」のサム・メンデス。
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オープニング、イスタンブールのグランバザールの屋根の上を疾走するバイク・チェイスは別の映画で観たシーンと全く同じで、赤茶色(オレンジっぽい)のレンガで作られた屋根の間から見えるアヤソフィアは実に絵になる。で、イスタンブールは格好の撮影スポットなのかも知れない。上海も出て来る。
“007”映画ではヨーロッパやアジアの著名なスポットで撮影された美しい景色を見ることも楽しみの一つ。ロンドンの街でももちろん撮影されているし、本作ではボンドの生まれ故郷という設定でスコットランドも登場する。しかしながらマカオのカジノはスゴかったけど、あれは作りもの??

「ドリーム・ハウス」のレビューにも書いたようにダニエル・クレイの大ファン。ダニエル映画のレビューを2作連続で書くなんてことは滅多にあることではない。こんなことブログを初めて最初で最後かも?
エンド・クレジットにあったようにジェームズ・ボンドが着るスーツはトム・フォード製。身体がスーツに合っているというより、スーツが身体に合っていると言う方がふさわしい。一部の隙もないのだ。もうもう完璧。スーツはやはり英国のジェントルマンに着ていただきたい。「シングルマン/2009」のコリン・ファースも素敵だったけど、ダニエルのスーツ姿は完璧。

スカイフォールという名前は何処から来るのか?と想像していたらかつてジェームズが育った屋敷の名称。スコットランドのスカイフォールでアルバート・フィーニー演じる屋敷の番人キンケイドが登場する。キンケイドはジェームズ・ボンドもMも知らないという設定が実に面白い。Mのこと“エマ”と呼んでいたし...。
数年前だったか?昨年か定かではないが、ジュディ・デンチの“Mもそろそろ引退かしら?”という記事があった。そして今回Mが死と共に引退する。
“まだニキビがあるじゃないか!”と若いQをからかうボンド。そして“世代交代だね!”とも言っていた通り、Qが猛烈に若返ってベン・ウィショーになった。Mはギャレス・マロリーを演じたレイフ・ファインズ。レイフも大好きなUK俳優の一人だが、いやいや昨今の彼はやはりお年だなぁと思わずにはいられない...まだ50際なのに...気の毒ながらヘアーのせい??
007映画にもう一人必要な人がいる。それはMの秘書ミス・マニーペニー。エンディングで内勤となったイヴがミス・マニーペニーとして紹介される。
ボンドがMを乗せてスコットランドへと走るアストン・マーチンがそれはそれは懐かしかった。
常々ジェームズ・ボンドはショーン・コネリーと思っていたけど、鍛え上げたバディもアクションもOKなダニエル・クレイグ、ボンドは文句なしに素晴らしい!

サム・メンデスの「ロード・トゥ・パーディション」でポール・ニューマン演じるマフィアのボス、ジョン・ルーニーの情けないくらい軟弱な息子コナーに扮していたのがブレイク前のダニエル・クレイグ。あれから10年、なんと素敵な俳優になったことだろう。
ハビエル・バルデムの存在感ありまくりはあのデカイ顔から来るのかも知れない。この方悪役のイメージからはほど遠いが、ガラスばりの独房に閉じ込められたラウル・シルヴァは「羊たちの沈黙/1991」のハンニバルと被ってしまった。
イヴを演じるナオミ・ハリスはどこかで観た、観たと思っていたら「おじいさんと草原の小学校」のジェーン。女優てこうも変身するものかと驚き。
セヴリン役のベレニス・マーロウはパリ生まれのフレンチ&カンボジアンのハーフで妖艶な魅力をたっぷり振りまいている。
グラミー賞2012年で最多6部門を受賞し“グラミー・クイーン”となったアデルの歌うテーマも素敵だ。

丸の内ピカデリーにて
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by margot2005 | 2012-12-09 23:02 | UK | Comments(2)
Commented by セレンディピティ at 2012-12-11 11:30 x
こんにちは。
ダニエル・クレイグ、今までのボンド像とはだいぶ印象が違いますが
クールで野生的な魅力もある、新しいボンドをすっかり定着させた感がありますね。
先日DVDで見た「デファイアンス」の彼も、ボンドとはひと味違う男くさい魅力があってすてきでした。

ナオミ・ハリス、私も「あ!あの『おじいさん~』の!」と気づいてうれしくなりました。^^
ハビエルの悪役といえば、「ノーカントリー」での怪演が忘れられません。

新メンバーでの次回作が今から楽しみですね。
Commented by margot2005 at 2012-12-14 22:27
セレンディピティ さん、いつもコメントありがとうございます。

次回作公開は数年後でしょうが、新メンバーは実に楽しみですね。

「デファイアンス」ご覧になったのですね。ダニエル・クレイグはジェームズ・ボンド俳優とは呼んで欲しくないですね。どのような役柄でも素敵ですから...。

「あ!あの『おじいさん~』の!」...女優は化けると思いました。
ハビエルの「「ノーカントリー」のかなり笑えるヘアースタイルがよみがえりました。
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