2012年 07月 09日
「プレイヤー」

フレッド/オリヴィエ/フランソワ/ローラン/ジェームズに「アーティスト/2012」のジャン・デュジャルダン。
グレッグ/ニコラ/ベルナール/アントワーヌ/エリックに「ナルコ/2004」「輝ける女たち/2006」「PARIS パリ/2008」「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」「アデル/ファラオと復活の秘薬/2010」「この愛のために撃て/2010」のジル・ルルーシュ。
ティボーに「恋と愛の測り方/2011」のギョーム・カネ。
セラピストのマリー・クリスティーヌに「プチ・ニコラ/2009」のサンドリーヌ・キベルラン。
フレッドの妻リサに「Ricky リッキー/2009」のアレクサンドラ・ラミー。
監督はミシェル・アザナヴィシウス/ジャン・デュジャルダン/ジル・ルルーシュetc.



世界一sexが好きな(統計学上)フランス人によるフランス人のためのコメディ。こういった映画に日本人は大笑いすることは決してない。全くもって感性が違うのだから…。
フランス本国では大ヒットし、彼らは大笑いしてこのコメディ・ドラマを観ていたことだろうと想像する。しかし東京ではミニシアターで公開中。そして初日の最終回はガラガラだった。数人いた男性もただ静かに、おとなしく観ていて、逆に可笑しかった。
映画は浮気しまくる男二人の物語。で、それはかなり露骨に描かれていてクドい。ジャン・デュジャルダンが出演しているから観に行ったわけではあるが...。
今やオスカー俳優となったフランス人ジャン・デュジャルダン。「アーティスト」ではラストに一言発しただけだったが、本作では喋りまくり。シチュエイションによって少々oyajiっぽく見える時もあるが、今年40歳の彼は映画の中でもスゴくsexy。
sex依存症の二人がグループ・セラピーを受けるシーン...もちろんティボーも参加している。あのシーンは良かったな。
ティボー役のギョーム・カネ、もっともっとコメディに出演していただきたいものだ。とても似合うのだコレが...。
この映画はオムニバスで描かれていると知ったのは見終わってから…。そういや夫の名前も妻の名前も職業も違っている??なんて思い出したらキリがなかった。
フレッドとリサを演じるジャンとアレクサンドラは実生活でもご夫婦。
このような分野はないだろうがコレはドタバタ・sex・コメディに分類したい。女性を見ればそのお尻を追いかけずにはいられない女好き男二人。そして彼らには妻子がいる。“一夫多妻のマサイ族に憧れる!”というコメントは実に彼ららしい。
ラスベガスが舞台だけど、あのラストの二人はかなりフランス風かも?
シネ・リーブル池袋にて(現在11:00&19:50のみの上映)
私が観た回は割とゲラゲラ笑ってた人いましたけど、苦笑って感じですよね。
フランス人ならではの?オチだったり話だったり。 私もこの映画オムニバスだって気が付いたのは、他人様のブログ読んだ時でした(笑) そういえば名前違ってたなって。
フランスはラテン民族ですから、基本的に感性は違いますよね。
オチのゲイもフランスぽい(ゲイが多い国)かと思いました。
この映画でのオムニバスは実に解り辛かったです。

