2012年 06月 10日
「ミッドナイト・イン・パリ」

ギルに「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合/2006」「ダージリン急行/2007」のオーウェン・ウイルソン。
イネスに「幸せのポートレート/2005」「あぁ、結婚生活/2007」「消されたヘッドライン/2009」「きみがぼくを見つけた日/2009」「シャーロック・ホームズ/2009」のレイチェル・マクアダムス。
アドリアナに「NINE/2009」のマリオン・コティヤール。
ガブリエルに「美しい人/2008」「ロビン・フッド/2010」のレア・セドゥ。
イネスの友人ポールに「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「クィーン/2006」「フロスト×ニクソン/2008」のマイケル・シーン。
ポールの妻キャロルにニーナ・アリアンダ。
F・スコット・フィッツジェラルドに「戦火の馬/2011」のトム・ヒドルストン。
ゼルダ・フィッツジェラルドに「ミルク/2008」のアリソン・ピル。
アーネスト・ヘミングウェイにコリー・ストール。
ガートルード・スタインに「P.S.アイラヴユー/2007」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで2008」「しあわせの隠れ場所/2009」「わたしの可愛い人-シェリ/2009」「バレンタインデー/2010」のキャシー・ベイツ。
サルバドール・ダリに「ハリウッドランド/2006」「ダージリン急行」「キャデラック・レコード ~音楽でアメリカを変えた人々の物語~/2008」のエイドリアン・ブロディ。
美術館ガイドにカーラ・ブルーニ。
コール・ポーターにイヴ・ヘック。
イネスの父親ジョンに「幸せのちから/2006」のカート・フラー。
イネスの母親ヘレンにミミ・ケネディ。
監督、脚本に「人生万歳!/2009」のウディ・アレン。

アメリカ人である脚本家のギルが1920年代のパリに迷い込み、ピカソの愛人アドリアナと出会う。彼はフィアンセがいるにも関わらずアドリアナを恋人にしたいと願うが叶わなかった。異なる時代に生きているので叶うわけがないのだが…。
もうどうしようもなくパリに魅せられてしまったギルはイネスとの婚約を解消する。夕暮れ時、パリ、セーヌに架かる橋を歩くギルの前にいきなりガブリエルが現れる。ラスト・シーンはとてもロマンティックだった。
ウディ・アレンの映画を有楽町マリオンの大劇場で観たのは初めてかも知れない。映画公開前、マリオンの通路に本作のデカいポスターが貼られていて、まさか?ここで公開?疑っていたがホントだった。
アレン映画は好きで色々と観ている。「マッチポイント/2005」以来は全てシアターで観て来た。今年の秋にアントニオ・バンデラス主演のアレン映画が公開予定。それも是非観にいきたいものだ。
ともあれ本作はパリ好きにはたまらない…セーヌ/シャンゼリゼ/凱旋門/コンコルド広場/エッフェル/ヴァンドーム広場/ロダン美術館にヴェルサイユ宮殿まで出て来る。そういえばモネの庭、ジヴェルニーでも撮影されていた。
オドレイ・トトゥの「プライスレス 素敵な恋の見つけ方/2006」でホテルマンを演じていたガド・エルマレがイネスの父親に雇われた探偵に扮し、ヴェルサイユ宮殿の“鏡の間”を走り回っていた。フランスは映画の撮影にスゴく協力的。
フランスの元ファースト・レディ、カーラ・ブルーニが美術館の案内役というのもトレヴィアンなキャスティング。
ピカソやダリは当然のことながら、小説家アーネスト・ヘミングウェイやF・スコット・フィッツジェラルド、作家で詩人のガートルード・スタイン、そしてミュージシアン、コール・ポーターなどのアメリカンが20年代パリに住んでいたなんてやはりパリは芸術の都だ。
夜な夜なギルが迷い込む20年代。そのファッションとMusicに引き込まれる。マリオン・コティヤールは20年代のファッションが実に似合っている。
ギルを20年代に誘う車...あれってシトロエン?パリの街の石畳には当然ながらクラシック・カーがマッチしていた。
とても素敵な大人のファンタジー。オーウェン・ウイルソンが飄々としていてつかみ所のないギルにぴったりだ。アドリアナを演じたマリオン・コティヤールと、雑貨屋の娘ガブリエル役のレア・セドゥーがとてもキュート。
丸の内ピカデリーにて
まさに大人のファンタジーといった感じの、ロマンティックな作品でしたね。
アレンの作品はいつも小さな劇場で上映されるので
私もまさか今回、シネコンで見ることになるとは思いませんでした。
やっぱりアメリカで、アレン史上最高のヒットになったことが大きいのでしょうね。
例のクラシックカーはプジョーだそうですよ。
クラシックカーが今のパリを走っていても全く違和感がなくて
ほんとうに、そのままふらりと90年前に行けそうな気がしますね。
ウディ・アレンはホントにオシャレな映画を作りますよね。あの方の感性は素晴らしいです。
本作はアメリカで大ヒットしたようですので、日本でも期待したのでしょうか?でも大劇場は満員とはいかなかったですが...。
そうそうプジョーでした。ご指摘ありがとう。
石畳にクラシック・カーが映えてました。
又パリに行きたいですね。
これは素敵なファンタジー
今年のベスト確定です★
こちらこそいつもありがとうございます。
ウディ・アレンの才能はスゴいです!
わたしもマイベストに入れたいですね。
私も今年のベスト入りかなと思います。
やはりマイベストですね。
PARISの観光案内してくれるがごとくのコレ系映画を観るとマジで行きたくなりますPARISへ!!

