「親愛なるきみへ」

「Dear John」2010 USA
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ジョンに「陰謀の代償/2010」のチャニング・テイタム。
サヴァナに「クロエ/2009」「ジュリエットからの手紙/2010」のアマンダ・セイフライド。
ティムに「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い/1994」のヘンリー・トーマス。
ジョンの父親に「扉をたたく人/2007」「ブロークン/2008」「バーン・アフター・リーディング/2008」「食べて、祈って、恋をして/2010」のリチャード・ジェンキンス。
監督は「カサノバ/2005」「HACHI 約束の犬/2008」のラッセ・ハルストレム。
原作はニコラス・スパークスの“きみを想う夜空に”。
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2001年春、ノースカロライナ。ジョンは米軍の特殊部隊に所属する兵士で、2週間の休暇で赴任地ドイツから父親の住む故郷サウスカロライナへ帰省して来る。父親は妻に去られ、男手一つで育て上げた息子ジョンと強い絆で結ばれていた。自閉症の彼は一人暮らしでコインの収集が生き甲斐。ある日、ジョンはビーチで同じく帰省中の女子大生サヴァナと出会う。南部の裕福な家庭で、両親の愛情をたっぷり受けて育った明るいサヴァナと、自閉症の父親に育てられ、対人関係が苦手で孤独を愛するジョン。二人の性格は対照的だったが、互いに惹かれ合うのに時間はかからなかった。やがて2週間が過ぎ、ジョンは赴任地へ、サヴァナは大学へ戻らなければならない日がやって来る。超遠距離恋愛となってしまった二人は互いに手紙を書くことを約束する…

軍事秘密でジョンはサヴァナに居所を知らせることが出来ない。彼女は彼が何処(国)にいるのか分からないもどかしさに戸惑いながらも手紙を送り続ける。彼もそれに答え返事を書く。しかし9.11同時多発テロが起こりジョンの任務が延長になる。祖国への貢献とサヴァナへの想いの間で苦悩するジョン。やがてジョンは任務延期を申し出、激戦地へと向かう。

ハッピー・エンディングのラストは分かっているが、結ばれない二人がもどかしい。でもロケされたサウスカロライナの海と草原が美しく物語を盛り上げているのは言うまでもない。

“必ず君の元に戻る。”と約束した恋人が戻らなくなった。おまけに期限はなし。このような事態に直面した経験がないのでなんとも分からないが、寂しさから身近にいた男ティムと結婚してしまったサヴァナが理解出来なくもない。
物語の中でもジョンに“待てなかったの!”と訴えるサヴァナ。それもとても、とても理解出来る。ジョンはジョンで任務と恋人サヴァナを秤にかけただろうが、この究極の選択はとても辛かったに違いない。でもやはり男なら自分の任務を優先するであろうことも理解出来る。男と女の考え方は根本的に違うのだ(逆のパターンもありかも?)。

9.11同時多発テロで運命が変わってしまった二人の切なくも甘いLOVE STORY。
原タイトル…サヴァナがジョンに宛てて書く手紙の冒頭文“Dear John”が素敵だ。邦題は逆でジョンからサヴァナへ宛てた“親愛なるきみへ”。

原作者ニコラス・スパークスの「メッセージ・イン・ア・ボトル/1999」「ウオーク・トゥ・リメンバー/2002」「きみに読む物語/2004」「最後の初恋/2008」「ラスト・ソング/2010」はすべて見ている。「きみに読む物語」も素敵なLOVE STORYだったけど、大人の恋を描いた「メッセージ・イン・ア・ボトル」が一番好き。

「陰謀の代償」で初スクリーンだったチャニング・テイタム。ふとした表情に憂いを醸し出す彼の表情が役柄にぴったりだ。
アマンダはいつもながらとてもキュート。
ジョンの父親役のリチャード・ジェンキンスは味な俳優だなと常に感心する。
「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い」でブラッド・ピット演じるトリスタンの弟サミュエル役のヘンリーが年取っていて驚いた。まぁ16年もたっているので当たり前なのだが…。

TOHOシネマズシャンテにて(上映終了)
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by margot2005 | 2011-10-22 22:23 | MINI THEATER | Comments(0)
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