「あしたのパスタはアルデンテ」

「Mine vaganti」…aka「Loose Cannons」2011 イタリア
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トンマーゾに「輝ける青春/2003」「西のエデン/2009」のリッカルド・スカマルチョ。
アルバに「シチリア!シチリア!/2009」のニコール・グリマウド。
アントニオに「ひばり農園/2007」「副王家の一族/2007」のアレッサンドロ・プレツィオージ。
兄弟の父親ヴィンチェンツォに「ドン・ジョヴァンニ 天才劇作家とモーツァルトの出会い/2009」のエンニオ・ファンタスキーニ。
母親ステファニアに「対角に土星/2007」のルネッタ・サヴィーノ。
祖母に「暗黒街のふたり/1973」のイラリオ・オッキーニ。
トンマーゾの姉にビアンカ・ナッピ。
トンマーゾの恋人マルコにカルミネ・レカーノ。
トンマーゾの伯母ルチアーナに「カラヴァッジョ 天才画家の光と影/2007」「元カノ/カレ/2009」のエレナ・ソフィア・リッチ。
監督、脚本は「向かいの窓/2003」のフェルザン・オズペテク。
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ローマで恋人マルコと同居中のトンマーゾは作家を目指している。ある日、故郷である南イタリアのレッチェに戻り兄アントニオと再会する。今回の帰郷は父親が経営する老パスタ会社の次期経営者アントニオの社長就任を祝うことが目的だった。祝いの晩餐会が始まる前にトンマーゾはアントニオに自身がゲイであることを告白する。やがて晩餐会が始まり、覚悟を決めたトンマーゾが告白しようとした矢先、あろうことかアントニオが“俺はゲイなんだ。”と宣言し、驚いた父親が心臓発作を起こして入院してしまう…

シアターで映画は観ているが時間がなくてレビューを書いていない。こちらも観て1が月以上経過した。
久方ぶりのイタリアン・コメディで、出演人も豪華ということで非常に楽しみにしていたが…それほど笑えるわけでもなく期待はずれで残念だった。主人公のリッカルド・スカマルチョが実にキュートで、他の男たちも…イタリアンって一部を除いてホント皆イケメン。

10年以上前にフランスに行った時、パリの街中(正確にはいくつかあるルーヴル美術館の一つの門の前/なので人でいっぱいのスポット)でゲイと思われるカップルが白昼キスを交わしているのを見てびっくりした。そしてそのカップルは実に美しかったと記憶する。
しかしオープンなのは一部の人なのかも知れない。今だ偏見は存在するのだ。そしてこの物語の両親はスゴい偏見!と感じたが、我が息子に“俺はゲイなんだ。”なんて宣言されたらやはりショックで寝込むだろうな。

ということでアントニオの両親がうろたえるのは良く分かる。映画の中でトンマーゾもゲイと言うことを両親は知らない。兄弟二人ともゲイなんて聞かされたらますますうろたえたことだろう。
ある日突然トンマーゾの恋人マルコが友人を伴って訪ねて来る。トンマーゾの母が、そうとは知らないゲイのマルコに“ゲイは治るのかしら?”と尋ねるシーンは可笑しかった。

長男のアントニオと次男のトンマーゾ。アントニオは弟の告白を聞いていたにも関わらず、彼を差し置いて自分がゲイだと宣言してしまう。早い者勝ち!!ってワケでもないが、その後両親にゲイだと言えなくなってしまったトンマーゾは心優しいなぁと感心した。

上にも書いたように登場する男たちが皆キュートで、それを見ているだけで満足してしまった感じ。ゲイがテーマの映画ながら、スイートに夢中の祖母と、お酒と男に夢中のルチアーナの存在。そして老舗パスタ会社の共同経営者の娘アルバの存在が素敵だ。

シネスイッチ銀座にて
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by margot2005 | 2011-10-09 22:16 | イタリア | Comments(0)
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