「クロエ」

「Chloe」2009 USA/カナダ/フランス
a0051234_2282166.jpg

クロエに「ジュリエットからの手紙/2010」のアマンダ・セイフライド。
キャサリン・スチュアートに「キッズ・オールライト/2010」のジュリアン・ムーア。
デビッド・スチュアートに「プルートで朝食を/2005」「96時間/2008」「タイタンの戦い/2010」のリーアム・ニーソン。
マイケル・スチュアートに「庭から昇ったロケット雲/2007」のマックス・シェリオット。
監督に「秘密のかけら/2005」のアトム・エゴヤン。
a0051234_2281371.jpg
a0051234_228569.jpg

フランス映画「恍惚/2003」をベースに描かれたエロティック・サスペンス。
映画を観る前「恍惚」をベースにということを知らなかった。オープニングも登場人物も似てるなぁと驚きながら観ていて、クロエとキャサリンの関係に至っては唖然!!フランス版は違ったがこちらはサスペンス展開となっている。
「ジュリエットからの手紙」でキュート全開だったアマンダがとても妖艶でジュリアン・ムーアは全く敵わない。映画の中でもキャサリンがクロエに向かって“あなたは若くて美しいのよ!”というあたりは気の毒そのもの。
フランス版ではエマニュエル・ベアール同様ファニー・アルダンも艶かしかったことを思い出す。

舞台はカナダのトロント。裕福で仕事も充実しているマダムに何の不満があるのだろう?何不自由ない暮らしを送るキャサリン…一人息子は成長し、大学教授の夫は仕事が忙しく、彼女自身も婦人科の医者で暇じゃないだろうが、ある日、夫の携帯を見たことから“ひょっとして浮気しているの?”なんて疑ってしまう。そうなるともう誰も彼女を止められない。“きっと若い女が好き!”と決めつけ、夫デビッドの行動を探ろうと、偶然出会った美しい娼婦に彼を誘惑するよう依頼する。やがて娼婦クロエの報告を聞く度妄想に取り憑かれたキャサリンは自らの首を絞めて行くことになる。
「恍惚」を見ていたので、キャサリンの妄想だということは分かるのだが、その後の展開が凄まじい。クロエがキャサリンを誘惑し始めるのだ。そして復讐からクロエの誘惑は一人息子マイケルにまで及び、キャサリンはどうしようもない立場に陥る。
でも結果…クロエがお気の毒。キャサリンは一人で引っ掻き回したあげく、夫デビッドの愛を取り戻すのだから。

アトム・エゴヤン版はエロティシズム全開で描いているが、フランス版の方が大人のドラマで好きだ。
地位も金もあるキャサリンの暴走が穏やかでなく、演じるジュリアン・ムーアの形相もスゴい。フランス版でカトリーヌを演じるファニー・アルダンはエレガントだった。

日比谷 TOHOシネマズシャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2011-06-12 22:27 | MINI THEATER | Comments(0)
<< 「アンノウン」 「キッズ・オールライト」&「ブ... >>