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「しあわせの雨傘」

「Potiche」2010 フランス
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スザンヌ・ピュジョルに「キングス&クイーン/2004」「ストーン・カウンシル/2005」「輝ける女たち/2006」「アニエスの浜辺/2008」「クリスマス・ストーリー/2008」「隠された日記 母たち、娘たち/2009」のカトリーヌ・ドヌーヴ。
モリス・ババンに「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」のジェラール・ドパルデュー。
ロベール・ピュジョルに「親密すぎるうちあけ話/2004」「モリエール 恋こそ喜劇/2007」「PARIS (パリ)/2008」のファブリス・ルキーニ。
秘書ナデージュに「美しき運命の傷痕/2005」「PARIS (パリ)」のカリン・ヴィアール。
ジョエルに「仮面の男/1998」「スパニッシュ・アパートメント/2002」のジュディット・ゴドレーシュ。
ローランに「ある子供/2005」「夏時間の庭/2008」「ロルナの祈り/2008」「約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語/2009」のジェレミー・レニエ。
監督、脚本に「ぼくを葬る/2009」「エンジェル/2007」「Ricky リッキー/2009」のフランソワ・オゾン。
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1977年、フランスの地方都市。雨傘工場を経営するロベールの妻スザンヌは、優雅な日々を過ごしながらも、ただ着飾って貞淑な“お飾り妻”にどこか満たされないものを感じていた。ある日、雨傘会社の工場で労働者たちがストライキを始め、ロベールは心労から倒れてしまう。かつての恋人で、今では市長であるババンに相談に行ったスザンヌは、彼に説得され会社の経営を任されるハメになる...

フランソワ・オゾンが70年代を舞台に描いたユーモラスな人間ドラマは中々面白かったが、オゾンらしからぬあのエンディングには少々あきれた感じ。専業主婦だった女性が会社のCEOとなり、あげく、政界へ進出なんてめちゃくちゃ過ぎる。まぁ映画だから良しとしよう。コメディだし。
秘書と浮気している夫を寛大なる心で優しく見守っているスザンヌ。しかし彼女は、彼女でしっかりと浮気していて、息子ローランは誰の子供か?も分からないなんて、やるなぁ!スザンヌ!と感嘆してしまった。
スザンヌがヒッチするトラックのドライバーを「Ricky リッキー」のセルジ・ロペスが演じている。あの二人の意味深な見つめ合うさまは極めてホット。
カトリーヌ・ドヌーヴ、ジェラール・ドパルデュー、そしてファブリス・ルキーニ、カリン・ヴィアール、と豪華な出演者たち。中でも「モリエール 恋こそ喜劇」でも素晴らしかったが、ルキーニの存在はひときわ光る。
映画のスザンヌと本人とは真逆のイメージのカトリーヌ・ドヌーヴ。こんな可愛い女性役のドヌーヴを観たのは初めて。
ローランを演じたジェレミー・レニエは「夏時間の庭」あたりから俄然素敵な俳優になって来た。この作品でもさわやかな青年を好演している。ラスト、ローランってカミングアウト?

主演のカトリーヌ・ドヌーヴとジェラール・ドパルデューは数本の作品で共演している。中で一番印象に残るのは「終電車/1980」。30年前の二人はもちろん年上(5歳)のドヌーヴの方が貫禄ありだったが、21世紀の今では年下のドパルデューが巨大な身体で貫禄勝ちしている。ドパルデューは観るたびに巨大化しているが、あんなに太って身体大丈夫なの?と思わずにはいられない。
朝、スザンヌが住む瀟洒な家から散歩に向かう先は美しい森…舞台はフランスのとある地方都市となっていて、どこなのか?と気になっていたら、ロケはベルギーでされたそうだ。
TOHOシネマズ日比谷シャンテにて
by margot2005 | 2011-02-11 21:34 | Comments(0)