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「ニューヨーク、アイラヴユー」

「New York, I Love You」2008 フランス/USA
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「パリ、ジュテーム/2006」のプロデューサー、エマニュエル・ベンビイが、パリから舞台をニューヨークに移して描いたオムニバス・ラヴ・ストーリー。
監督に「SOULKITCHEN/2009」のファティ・アキンや、「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール/2001」のイヴァン・アタルの名前があり楽しみにしていた1作だった。しかしながら「パリ、ジュテーム」が素晴らし過ぎて、こちらはそれなりに…。
エンディングで全ての登場人物をつなげて…のような予告があったが、単に写真でつなげてあるだけだったようでつまらなかった。
レビュー書くのはパスしようと思っていたこの映画は多分観てから1ヶ月はたっていると思う。そこでTOHOシネマズ・シャンテでまだ上映しているか調べたところ、午前中1回のみ上映中。人気あるのかな?
イヴァン・アタルが監督した“ソーホー”。作家のイーサン・ホークと娼婦のマギーQ、そして女を演じるロビン・ライト・ペンと男を演じるクリス・クーパー。夜の街でタバコの火を借りた合った彼らはきわどい大人の会話を交わし一時を楽しんでいる。フランス人っぽいノリのこの物語が一番気に入った。
スー・チーが中国茶店の店員を演じたファティ・アキン監督の”チャイナタウン”と、ヘイデン・クリステンセンが泥棒のベン役のチアン・ウェン監督の”チャイナタウン”。後者の”チャイナタウン”はベンが追いかけた美しい女の愛人にアンディ・ガルシアが出演していてガルシア、ファンは懐かしくて嬉しい。ヘイデン・クリステンセンも観るたびにsexyで素敵な俳優になって行く。
シェーカル・カプール監督の”アッパー・イースト・サイド”では、シャイア・ラルーフとジュリー・クリスティの静かで哀しいストーリーが印象的だった。
映画を観る前、ニューヨークも絵になる街かと想像していたが、やはりパリには敵わない。
日比谷 TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2010-04-19 01:18 | Comments(0)