「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」

Darkest Hour2017 UK

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19405月、第二次世界大戦初期。ヒトラー率いるナチス・ドイツの勢力が拡大しフランスは陥落寸前で、英国にも侵略の脅威が迫っていた。そしてフランス、ダンケルクの海岸では連合軍が窮地に陥っていた。そんな中、不信任決議が出された英国首相チェンバレンの後任として外務大臣のハリファックスが最適任者と言われていたが本人はこれを固辞。そこで国民の人気は高いが、政党からの嫌われ者ウィンストン・チャーチルに白羽の矢がたつ


嫌われ者ウィンストン・チャーチルは国王にも嫌われていた様子。バッキンガム宮殿でチャーチルと接見した際、手にキスを受けた国王が後ろで手を拭うシーンがあって面白い。国王とランチを共にするシーンでシャンパンを飲みまくるチャーチルに昼からよく飲めるな?と言われていたが、この人朝から酒(ウイスキー)を飲む習慣があった。チャーチルはアル中だった?


地下鉄に乗って市民と語らうチャーチル政党や国王からは嫌われていたが、市民には好かれていたチャーチルがとてもチャーミング。

ラスト近くで国王がチャーチルに、好意を持っていると伝えるシーンもナイスだった。

気難しいけれどウイットとユーモアに富むウィンストン・チャーチルって英国人そのもの。口述筆記を担当するタイピストのエリザベスに厳しい反面、優しい気持ちも見せる辺りは中々素敵。


ウィンストン・チャーチルは”言葉の魔術師”と呼ばれたそうで、彼の口から発せられる言葉は素晴らしく巧みだ。オープニングとエンディングに演説シーンが登場する。政敵に立ち向かい力説するシーンは圧巻!言葉は彼の武器だったに違いない。


ダイナモ作戦と名付けられた連合軍の大規模撤退の模様は映画「ダンケルク/2017」で描かれ、エンディングで時の英国大統領チャーチルは33万人の英国兵を救ったと記されていた。


何はともあれ、オスカーをゲットしたゲイリー・オールドマンが文句なしに素晴らしかった!

オスカーに輝いた辻一弘のメイクアップはゲイリー・オールドマンを別人にしていて特殊メイクってスゴいなぁ!と思った。


ウィンストン・チャーチル「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」のゲイリー・オールドマン。

クレメンティーン・チャーチルに「パリ3区の遺産相続人/2014」「フランス組曲/2014」のクリスティン・スコット・トーマス。

国王ジョージ6世に「ブラック・シー/2014」「スロウ・ウェスト/2015」のベン・メンデルソーン。

エリザベス・レイトンに「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット/2016」のリリー・ジェームズ。

ネヴィル・チェンバレンに「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のロナルド・ピックアップ。

ハリファックス子爵(外務大臣)に「美しすぎる母/2007」のスティーヴン・ディレイン。

監督は「プライドと偏見/2005」「つぐない/2007」「路上のソリスト/2009」「アンナ・カレーニナ/2012」のジョー・ライト。


TOHOシネマズシャンテにて



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# by margot2005 | 2018-04-20 20:29 | UK | Trackback | Comments(0)

「修道士は沈黙する」

Le confessioni…akaThe Confessions2016 イタリア/フランス

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バルト海に面した高級ホテルでG8の財務相会議が開かれようとしている。会議前夜、国際通貨基金の専務理事ダニエル・ロシェは、各国の財務相に加えて、世界的なポップスター、有名な絵本作家クレール・セス、そしてイタリア人修道士ロベルト・サルスを招いて自らの誕生日を祝う夕食会を催す。夕食後、サルスはロシェに呼び出され懺悔をしたいと告げられる。やがてサルスがロシェの懺悔を聞いて部屋に戻った翌朝、頭からビニールをかぶった姿で死んでいるロシェが発見される


他殺か?自殺か?警察の極秘操作が始まる。案の定、最後に会った人物としてサルスは一番に疑いをかけられるが戒律に従って沈黙を守り通すのだった。

G8の財務相会議では発展途上国の経済に影響を与えかねない重大な決定が下されようとしていた上、各国の財務相の間では政治的な駆け引きが始まろうとしていた。そんな中、サルスは自らの思いを語り始める。


今日本では財務省が大変なことになっているけど、このドラマに登場する各国の大臣たちの行動が怪しくて笑える。

修道士ロベルト・サルスが元数学者だったという件が面白い。そして疑われているサルスにこっそり情報を提供するクレールがニクい。

ラスト、ドイツ経財相の獰猛な犬が飼い主に歯向かった後、修道士サルスについて行く姿が微笑ましくて素敵だった。

トニ・セルヴィッロ最高!


本作は「告解」というタイトルでイタリア映画祭2017で公開された。その時見たかったが配給が付いていたので見送った。

映画は2007年に実際にG8会議が開かれた、バルト海沿岸のドイツのリゾート地ハイリゲンダムで撮影された。そのホテルは当然のことながらすごくゴージャス。


トニ・セルヴィッロ主演で、監督は「そして、デブノーの森へ」「ローマに消えた男」のロベルト・アンドー。おまけにダニエル・オートゥイユ、モーリッツ・ブライブトロイ、ピエルフランチェスコ・ファヴィーノ、コニー・ニールセン、マリ=ジョゼ・クローズetc.と素晴らしくInternationalな俳優陣。日本の大臣役で伊川東吾も出演している。


大好きなドイツ人俳優モーリッツがサルスとイタリア語で話している。彼は英語とフランス語も堪能で、ドイツ人て多言語OKな人多いなと感心していたら、デンマーク人のコニー・ニールセンは8ヶ国語堪能だそう。北欧の人が一番多言語OKのように思える。


ロベルト・サルスに「グレート・ビューティー/追憶のローマ/2013」「自由に乾杯!/ローマに消えた男/2013」のトニ・セルヴィッロ。

ダニエル・ロシェに「世界にひとつの金メダル/2013」「殺意は薔薇の香り/2013」のダニエル・オートゥイユ。

クレール・セスに「ある愛の風景/2004」のコニー・ニールセン。

マルク・クラインに「ゲーテの恋~君に捧ぐ「若きウェルテルの悩み」~/2010」「消えた声が、その名を呼ぶ/2014」「ドッペルゲンガー 凍てつく分身/2014」のモーリッツ・ブライブトロイ。

イタリアの大臣「暗黒街/2015」のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。

カナダの大臣「誰のせいでもない/2015」のマリ=ジョゼ・クローズ。

ドイツの大臣「イングロリアス・バスターズ/2009」「ラストミッション/2014」のリヒャルト・サメル。

ロシアの大臣「オーケストラ!/2009」のアレクセイ・グシュコフ。

日本の大臣に伊川東吾。

フランスの大臣「ふたりの5つの分かれ路/2004」「パリ3区の遺産相続人/2014」のステファーヌ・フレス。

アメリカの大臣にジョン・キーオ。

イギリスの大臣にアンディ・デ・ラ・トゥアー。          

ロシェの友人キスに「フランス組曲/2014」「5時から7時の恋人カンケイ/2014」のランベール・ウィルソン。

監督は「そして、デブノーの森へ/2004」「自由に乾杯!/ローマに消えた男/2013」のロベルト・アンドー。


Bunkamura ル・シネマにて



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# by margot2005 | 2018-04-18 22:47 | イタリア | Trackback | Comments(0)

「ハッピーエンド」

Happy End2017 フランス/オーストリア/ドイツ

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フランス北部の港町カレー。ブルジョワのロラン家は豪邸に三世代で暮らしている。

杖がないと歩けないジョルジュはどうすれば死ねるか?ということばかり考える日々。実際お抱えの理容師に銃を用意してくれないか?と持ちかけ断られている。父親ジョルジュから家業を継いだ長女アンヌはエネルギッシュに仕事を切り盛りしているが、専務職につく彼女の息子ピエールはビジネスマンとしてナイーブ過ぎる性格で仕事が上手くいかない。そして長男トマは医師で若い妻アナイスと再婚しているが、前妻が亡くなり13歳の娘エヴを引き取ることになる


オープニングはスマートフォンで撮影した映像で、一時スマートフォンからの映像が映し出される。ラストでそれはSNSに取り憑かれたエヴが撮影していたことが明らかになる。エヴはオープニングで母親、ラストでは祖父を撮影している。

エヴの父親トマがネット上でワイセツな会話をエスカレートしている様が強烈。

疎遠だった祖父と孫娘...ある時、祖父が打ち明けた妻の死にまつわるとんでもない話。秘密ができた二人の間に妙な絆が芽生え、ラストへと繋がっていって興味深い。


本作は「愛、アムール」の後日談っぽいストーリー。

カレーに住むブルジョワ一家のメンバーはそれぞれに問題を抱えている。

死にたいと願いつつも死ねないジョルジュ。離婚歴があり、生まれたばかりの子供の父親であるトマはほぼニンフォマニア。そしてピエールは情けない男。男たちは皆実に情けない。反面女性たちは皆それぞれに問題を抱えてはいるが気丈夫である。

アンヌがいなければこの一家は崩壊してしまうのではないか?と思うくらい彼女の存在感は大きいなぁと思った。


「愛、アムール」のレビューに今迄観たハネケ映画の中では私的に一番好きな作品となった。と書いている。なぜ?好きなと書いてしまったのか?それはひとえに愛情深いドラマだったから。本作も愛情深いドラマである。それはラストにもしっかりと描かれている。

ポスターの家族の写真とタイトルはマッチしている。しかしながら、ハッピーエンド」とつけたタイトルはドラマにふさわしいのだろうか?そしてスマートフォンを操作する悪魔のようなエヴが面白い。


アンヌ・ロランに「愛、アムール/2012」「未来よ こんにちは/2016」「エル ELLE2016」のイザベル・ユペール。

ジョルジュ・ロランに「愛、アムール」のジャン=ルイ・トランティニャン。

トマ・ロランに「クリムゾン・リバー/2000:監督、脚本」「ミュンヘン/2005」「エージェント・マロリー/2011」「裏切りのスナイパー/2012」のマチュー・カソヴィッツ。

エヴに「少女ファニーと運命の旅/2016」のファンティーヌ・アルデュアン。

ピエール・ロランに「ヴィクトリア/2015」のフランツ・ロゴフスキ。

アナイスに「神様メール/2015」のローラ・ファーリンデン。

アンヌのフィアンセ、ローレンスに「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦/2016」のトビー・ジョーンズ。

監督、脚本は愛、アムール」のミヒャエル・ハネケ。


角川シネマ有楽町にて(既に上映終了/新宿武蔵野館にて上映中)


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# by margot2005 | 2018-04-12 22:35 | フランス | Trackback | Comments(0)

「彼の見つめる先に」

Hoje Eu Quero Voltar Sozinho…aka The Way He Looks2014 ブラジル

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ブラジル、サンパウロ。レオナルドは盲目の高校生で、幼なじみのジョヴァンナがいつも側にいて支えてくれている。過保護の両親から逃れたくて留学したいなんて考える今日この頃。そんなある日、レオとジョヴァンナが通う高校にガブリエルが転校してくる


過保護の両親と、常に側で支えてくれるジョヴァンナは当然のことながらレオが盲目であることを認識している。しかしガブリエルは映画を見に行こう!とか自転車に乗ろう!なんて目の不自由な人ができないことを言い放つ。全くもって悪気はないのだが。そう、それは両親やジョヴァンナが決して言わない言葉なのだ。ガブリエルはレオが盲目であることもあまり意識の中にないのかも知れない。レオにとってそんなガブリエルが新鮮に映り惹かれてしまったに違いない。


映画を見終わってなんと美しく爽やかなゲイ青春ストーリーなんだろう!と感嘆してしまった。

盲目とゲイというマイナーな二人...「自分に自信を持っていいんだ」という監督のメッセージは、見ているものにしっかりと伝わってくる。


二人の恋が実るキスのシーンがあまりに美しくてため息でそうだった。同級生たちに揶揄されながら互いに手を握り合うラストも美しかった。

ガブリエル役のファビオ・アウディが眩しいほどイケメン。


レオナルド(レオ)にジュレルメ・ロボ。

ガブリエルにファビオ・アウディ。

ジョヴァンナにテス・アモリン。

祖母マリアにセウマ・エグレイ。

監督、脚本、製作はダニエル・ヒベイロ。


新宿シネマカリテにて



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# by margot2005 | 2018-04-08 21:24 | 中・南米 | Trackback | Comments(2)

「ザ・シークレットマン」

Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House2017 USA

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1972年、ワシントンD.C.。長年FBIに君臨してきたフーバー長官が亡くなる。副長官のマーク・フェルトは自他共に次期長官と目されていたが、ニクソン大統領に近い司法次官のパトリック・グレイが長官代理に就任し、彼は大きな失望感を味わうことになる。そんな折、ワシントンD.C.の民主党本部に盗聴器を仕掛けようとした男たちが逮捕される事件が起こる…


2005年に自らが”ディープ・スロート”であると公表したマーク・フェルト。

ウォーターゲート事件は「大統領の陰謀/1976」という映画になり、ロバート・レッドフォードがワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワードを演じ、ディープ・スロートが登場している。この映画今一度見たくなった。

本作でもフェルトがウォーターゲート事件の調査報道をしたワシントン・ポストの記者ボブ・ウッドワードと密会するシーンがあり興味深かった。


長年FBIに貢献してきたにも関わらず次期長官になれなかった夫。そんな夫マークをなじる妻オードリー。

マーク・フェルトは95歳まで生き娘に看取られて亡くなったが、妻オードリーは46歳で自殺している。そしてフェルトの娘がヒッピーだったことが時代を感じる。


リーアム・ニーソンは「96時間/2008」以来アクション俳優に変身。「シンドラーのリスト/1993」の彼はどこへ?先週公開され鑑賞済みの「トレイン・ミッション/2018」でもまたまた同じパターンのキャラ。本作でのFBI副長官は中々似合っていた。

CIAエージェント役のエディ・マーサンはワンシーンにしか出てこなくて残念。


マーク・フェルトに「ラン・オールナイト/2015」のリーアム・ニーソン。

オードリー・フェルトに「ボンジュール、アン/2016」のダイアン・レイン。

L. パトリック・グレイに「ラビング 愛という名前のふたり/2016」のマートン・ソーカス。

アンジェロ・ラノに「スーサイド・スクワッド/2016」のアイク・バリンホルツ。

エド・ミラーに「メカニック/2011」のトニー・ゴールドウィン。

チャーリー・ベイツに「ポセイドン/2006」「リンカーン弁護士/2011」「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声/2014」のジョシュ・ルーカス。

サンディ・スミスに「パパが遺した物語/2015」「ゴールド/金塊の行方/2016」「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」ブルース・グリーンウッド。

ジョン・ディーンに「ペイチェック 消された記憶/2003」「キル・ユア・ダーリン/2013」のマイケル・C・ホール。

ロバート・カンケルにブライアン・ダーシー・ジェームズ。

ビル・サリバンに「救命士/1999」のトム・サイズモア。

CIAエージェントに「人生はシネマティック!/2016」のエディ・マーサン。

ボブ・ウッドワードにジュリアン・モリス。

監督、脚本、製作は「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間/2013」「コンカッション/2015」のピーター・ランデズマン。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて(4/6まで)



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# by margot2005 | 2018-04-06 20:44 | MINI THEATER | Trackback | Comments(0)

「あなたの旅立ち、綴ります」

The Last Word2017 USA

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ビジネスに成功し、リッチな老後を送るハリエットは新聞で他人の立派な訃報記事に目を留め自分の記事の内容を知りたいと思い立つ。縁のある地元新聞社に乗り込み交渉を始めたところ若手記者アン・シャーマンを紹介される。ハリエットの訃報記事の担当となったアンは取材を始め、彼女と関わりのある人物を尋ねて回るが、全ての人に嫌われている事実が判明する。真実を伝えたところハリエットは最高の訃報記事にするため自分を変えてみせる!と宣言する


生き方を変えることにしたハリエットは地域のコミュニティセンターで出会った女の子ブレンダに目をつけ行動を共にする。そしてアンお勧めのラジオ番組に乗り込み無償でDJをやりたい!と交渉し朝一のDJを始める


ビジネスで成功したとはいえハリエットには思い通りにならないことが多々あった。それは家庭生活においても同じ。しかし今は自分の思うように行動でき、おまけに自由である。

ある日、ハリエットはアンとブレンダを伴い娘エリザベスに会いに行く。何年も会っていなかったエリザベスは優秀な精神科医となり男の子の母親でもあった。しかしハリエットにとってエリザベスとの再会は惨めなものだった。精神分析された上、今の状態では孫に会わせられないと言われてしまったのだ。

夫エドワードと諍いの後離婚し、一人娘のエリザベスとは音信不通で、リッチな老後を送っているはずのハリエットの心は全くリッチではなかった。


アンはハリエットのお葬式でお別れの言葉を読みあげ、亡き人を絶賛する。そのラストはちょっと感動してウルウルしてしまった。

シャーリー・マクレーンってマジでクソババア(bitch)が似合う女優。記者役のアマンダ・セイフライドと、ブレンダ役のアンジュエルがとても良かった。アン・ヘッシュ懐かしい!


ハリエット・ローラーに「トレビの泉で二度目の恋を/2014」のシャーリー・マクレーン。

アン・シャーマンに「パパが遺した物語/2015」のアマンダ・セイフライド。

ブレンダにアンジュエル・リー。

ロビン・サンズに「わたしに会うまでの1600キロ/2014」のトーマス・サドスキー。

エドワードに「ゾディアック/2005」のフィリップ・ベイカー・ホール。

ロナルド・オドムに「ラ・ラ・ランド/2016」のトム・エヴェレット・スコット。

エリザベスに「ボルケーノ/1997」「6デイズ/7ナイツ/1998」のアン・ヘッシュ。

監督、製作は「プロフェシー/2002」のマーク・ペリントン。


シネスイッチ銀座にて



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# by margot2005 | 2018-04-03 23:24 | MINI THEATER | Trackback | Comments(2)

「グレイテスト・ショーマン」

The Greatest Showman2017 USA

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19世紀半ばのアメリカ。貧しい暮らしのP・T・バーナムはある日、仕立屋の父親と共に大富豪の家に赴く。屋敷のお嬢様チャリティに一目惚れしたバーナムは恋心を募らせ、大人になって結婚を申し込む。二人の娘が生まれ家庭生活は幸せそのものだったが、日々の暮らしは楽ではなかった。そんなある時、バーナムは娘の発案から前代未聞のショーを作ることを思いつく…


すっかり忘れていて見てから一ヶ月以上たってしまったけどまだ上映している。

上手いのは知っているけど、ヒュー&ザックの歌の上手さを再認識。キアラ・セトル&ゼンデイヤも上手い。レベッカ・ファーガソンは上手すぎ!と思っていたらやはり口パクだった。ミッシェルの歌声がとても素敵でと思ったけど「マリリン 7日間の恋/2011」でも素敵に歌っていたのを思い出した。

ヒューのダンスパフォーマンスは素晴らしくて見惚れる。


ミュージカル・エンタテインメントって滅多に見ることができない。本作は「ラ・ラ・ランド/2016」でアカデミー歌曲賞を受賞した作詞作曲家チームとタッグを組んで作られたそう。「ラ・ラ・ランド」も良かったけど、こちらもすごく良くて感動した。たまにいきなり歌いだすミュージカルを見ると気分が明るくなってgood

P・T・バーナムは実在の人物とのこと。彼は幼なじみのお嬢様チャリティ一筋!だった。ジェニー・リンドの誘惑にも負けなかったバーナムは心から妻を愛していたに違いない。

ヒューは最高だけどザック・エフロンもナイス!何と言っても彼はミュージカルが似合う俳優。


P・T・バーナムに「レ・ミゼラブル/2012」「イーグル・ジャンプ/2016」のヒュー・ジャックマン

チャリティ・バーナムに「マンチェスター・バイ・ザ・シー/2016」のミシェル・ウィリアムズ。

フィリップ・カーライルに「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「パークランド ケネディ暗殺、真実の4日間/2013」「ダーティ・グランパ/2016」のザック・エフロン。

ジェニー・リンドに「マダム・フローレンス! 夢見るふたり/2016」のレベッカ・ファーガソン。

アン・ウィーラーに「スパイダーマン:ホームカミング/2017」のゼンデイヤ。

レティ・ルッツにキアラ・セトル。

W・D・ウィーラーにヤーヤ・アブドゥル=マティーン二世。

監督はマイケル・グレイシー。 


TOHOシネマズ 新宿にて


オープンしたTOKYO MIDTOWN HIBIYA。このビルの4階にTOHOシネマズ日比谷がある。まだ外観しか見てないけどこれからこのシアターで映画を見るのが楽しみとなった(オープンの前日に撮影)。

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# by margot2005 | 2018-03-31 20:37 | USA | Trackback | Comments(4)

「聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア」

The Killing of a Sacred Deer2017 UK/アイルランド/USA

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心臓外科医のスティーブンは美しい眼科医の妻アナと二人の子供と共に郊外の豪邸に住んでいる。満たされた日常を送っているように見えるが、本当は家族に言えない悩みを抱えていた…


<”4つの悲劇を用意した--->ギリシャの奇才ヨルゴス・ランティモス描くサイコスリラー。

映画のオープニングはとてもリアルな心臓手術のシーン。やがて手術が終わり血の付いた手袋を脱ぎ捨てる心臓外科医スティーブンが映し出される。シーンは変わってスティーブンが少年マーティンに高価な腕時計をプレゼントしている。喜んだマーティンはハグして良い?と聞き抱きしめるが、スティーブンはどこかぎこちない。

別の日、マーティンがスティーブンの病院に姿を表す。麻酔科医マシューと鉢合わせしたスティーブンは彼は娘キムと同じ学校に通う高校生でドクターを目指していると紹介する。しかしそれは嘘で、突然思いついた言いわけだった。


映画のタイトル「聖なる鹿殺し」はギリシャ悲劇「アウリスのイピゲネイア」をモチーフとしている。女神アルテミスキムの逆鱗に触れたトロイアのアガメムノーンが長女イピゲネイアを生贄にささげなくてはならない事態に陥るという物語。ドラマの生贄はスティーブンの妻子。キムが学校で「イピゲネイア」のエッセイを書く件も用意されている。


ミヒャエル・ハネケの「ファニーゲーム/1997」のような展開になるのか?と想像していたが、そうではなく父親を殺された息子のリベンジ・ドラマだった。

ギリシャの奇才と言われる監督ヨルゴス・ランティモスの頭の中はどのようになっている?”と「ロブスター」のレビューに書いた。奇想天外さは前作よりましかも知れない。とも書いている。前作とは「籠の中の乙女/2009」のこと。でもやはり本作も奇想天外で強烈。


「ロブスター」に続き主演はコリン・ファレル。コリンは大好きな俳優なので、今月は「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」と本作を続けて見ることができて大満足。

コリン映画は「タイガーランド/2000」以来ほぼ全て見ていて、中でも一押しは「フォーン・ブース/2002」かな?


映画を見ていて逆立ちしてもコリンが心臓外科医に見えないで困ったのは事実。まぁアル中の心臓外科医ではあったけど

The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」に続いて共演はニコール・キッドマン。二人は夫婦役で、実際にはニコールの方が年上だからか?コリンはあごひげを生やしてかなり老け顔になっている。


異常者を演じるバリー・コーガンがぞっとするほどハマっていて、彼の存在がドラマを文句なしに盛り上げている。そして懐かしのアリシア・シルヴァーストーンの出演に驚き!


オフィシャルサイトに心理的に追いつめていく音楽とあるように、独特のMusicが恐怖心を一層盛り上げる。そう確かに恐怖心を盛り上げてはいるのだけど、あまりにも理不尽な4つの悲劇恐怖心を通り越して笑いを誘ってしまう。

ラスト近く、マーティン呪いストップさせることができないと知ったスティーブンが自暴自棄になり泣き出すシーンにも笑ってしまった。

完璧なまでに白けた雰囲気が漂うレストランでのラスト・シーン奇才には申しわけないけどやはり笑うしかなかった。

サイコスリラーって見ようによっては笑える?


スティーブンに「The beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ/2017」のコリン・ファレル。

アナに「The beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」のニコール・キッドマン。

マーティンに「ベルファスト71/2014」「ダンケルク/2017」のバリー・コーガン。

娘キムに「トゥモローランド/2015」のラフィー・キャシディ。

息子ボブにサニー・スリッチ。

マーティンの母に「タイムトラベラー/きのうから来た恋人/1999」「恋の骨折り損/1999」のアリシア・シルヴァーストーン。

マシューに「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)/2014」のビル・キャンプ。

監督、脚本、製作は「籠の中の乙女/2009」「ロブスター/2015」のヨルゴス・ランティモス。


新宿シネマカリテにて



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# by margot2005 | 2018-03-25 21:18 | UK | Trackback | Comments(2)

「The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ」

The Beguiled2017 USA

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1864年、南北戦争最中のアメリカ合衆国バージニア州。深い森の中にあるファーンズワース女子学園には校長のミス・マーサと教師のエドウィナ、そして5人の少女たちが暮らしている。ある日、キノコ狩りに出かけたエイミーが負傷した北軍兵士マクバニーを発見し学園に連れ帰る。やがてマクバニーは女性ばかりが暮らす学園の招かれざる客となる


エドウィナに愛している、結婚しよう!おまけに”今夜君の部屋に行く!”なんて言っておきながら、アリシアのベッドに潜り込んだマクバニー。女の園に男は自分だけ。よりどりみどりならそりゃ若い方が良いに決まっている。でもエドウィナに見つかってしまって階段から突き落とされた後はあれよあれよと言う間に足を切断され、最後は毒キノコを食べさせられてしまった。

マクバニーの遺体を包む布を縫うシーン…”ステッチは細かくねなんて指示するミス・マーサが魔女風で笑いそうだった。演じるキッドマンはモロ魔女の雰囲気でナイス・キャスティング。

笑えるドラマではないのだけど、俳優たちの真剣な表情を見ていると、あらゆるシーンでなぜか?笑えてマジで困った。


ソフィア・コッポラ映画はwowowで鑑賞したスティーヴン・ドーフ&エル・ファニングの「SOMEWHERE2010」以来。

本作は1971年のクリント・イーストウッド主演の「白い肌の異常な夜」のリメイクとのこと。しかしその映画を全く知らなかった。クリント・イーストウッドって監督としては素晴らしいのだが、俳優となるとどうも苦手で彼の映画は”ダーティハリー”シリーズとマカロニウエスタンくらいしかTVで見ていない。唯一「マディソン郡の橋/1992」はシアターで鑑賞している。


イーストウッドの役をコリン・ファレルが演じたなんてなんかしっくりこないけど、本作のマクバニー伍長コリンはナイス・キャスティングだったと思う。

「白い肌の異常な夜」は男性の視点から描いているが、こちらは女性側から描いている。監督&脚本女性だし

あの眉毛のせいなのか?顔つきのせいなのか?コリンは情けないキャラが実に似合う俳優。


本作はカンヌ国際映画祭2017で監督賞を受賞。19世紀の女性たちの衣装や館は美しく映像は素晴らしかったけど、ドラマはそれほどでもなかったかな?


ジョン・マクバニーに「ロブスター/2015」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅/2016」のコリン・ファレル。

ミス・マーサに「LION ライオン 25年目のただいま/2016」のニコール・キッドマン。

エドウィナに「ドリーム/2016」のキルステン・ダンスト。

アリシアに「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男/2015」「ネオン・デーモン/2016」のエル・ファニング。

エイミーに「サウスポー/2015」のウーナ・ローレンス。

ジェーンに「ナイスガイズ!/2016」のアンガーリー・ライス。

マリーにアディソン・リーケ。

エミリーにエマ・ハワード。

監督、脚本、製作は「マリー・アントワネット/2006」のソフィア・コッポラ。


TOHOシネマズ 新宿(既に上映終了/池袋シネマロサで上映中)にて


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# by margot2005 | 2018-03-24 21:03 | USA | Trackback(1) | Comments(4)

「シェイプ・オブ・ウォーター」

The Shape of Water2017 USA

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1962年、米ソ冷戦下のアメリカ合衆国。話すことができない孤独な女性イライザは政府の極秘研究所航空宇宙研究センターで清掃員として働いている。隣人でゲイのジャイルズと、一緒に働く黒人のゼルダに支えられ平穏な日々を送っているが、恋人がいない寂しさを抱えていた。そんなある日、研究所の水槽に閉じ込められている不思議な生きものを見つける


イライザが見つけた不思議な生きものは、アマゾンの奥地で原住民に神と崇められていたという。そういえばラストで、ストリックランドがお前は神か?というシーンがあった。


ある日、航空宇宙研究センターにホフステトラー博士が生物の入ったタンクを運び込んでくる。エリート軍人ストリックランドがタンクに入った不思議な生きものを粗末に扱ったところ、その生きものが怒りを爆発させ彼の指を食いちぎってしまう。そしてイライザは汚れた部屋を掃除するため呼ばれるのだった。


イライザはランチのゆで卵をそっと差し出し、レコードをかける。恋人がいない彼女は両生類のような半漁人のカレに心奪われてしまったのだ。カレに手話が通じるとはとても思えないがファンタジー・ラヴ・ロマンスとして見れば二人のシーンはとても素敵。


話すことができない孤独な女性と両生類の究極のラヴ・ストーリー。

本年度のオスカー作品賞と監督賞をゲットしたギレルモ・デル・トロは、授賞式で、話すことができない女性と両生類の恋物語の企画なんて通るのか?と思ったと語っていた。

よくは知らないけど、ダグ・ジョーンズってモンスター役俳優の第一人者らしい。IMDbによるとギレルモ・デル・トロ作品にしばしば出演とあり、どうやら監督のお気に入りの様子。

一方でサリー・ホーキンスはマイク・リー作品にしばしば出演している。憂いを帯びた悲しい表情が似合うサリー。唯一パディントンミセス・ブラウン役は明るいキャラで似合っていた。

残念ながらオスカーはフランシス・マクドーマンドに持って行かれたけど、本作のサリーはキュートだった。


イライザに「パディントン2/2017」のサリー・ホーキンス。

ストリックランドに「ノクターナル・アニマルズ/2016」のマイケル・シャノン。

ジャイルズに「親愛なるきみへ/2010」「スポットライト 世紀のスクープ/2015」のリチャード・ジェンキンス。

半漁人に「パンズ・ラビリンス/2006「ゲンズブールと女たち/2010」「クリムゾン・ピーク/2015」のダグ・ジョーンズ。

ゼルダに「gifted/ギフテッド/2017」のオクタヴィア・スペンサー。

ホフステトラー博士に「女神の見えざる手/2016」のマイケル・スタールバーグ。

フレミングに「猿の惑星:創世記(ジェネシス)/2011」のデヴィッド・ヒューレット。

ホイト元帥に「マネーボール/2011」のニック・サーシー。

監督、脚本、製作、原案は「パンズ・ラビリンス/2006」「パシフィック・リム/2013「クリムゾン・ピーク/2015」ギレルモ・デル・トロ。


シネリーブル池袋にて


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# by margot2005 | 2018-03-17 22:15 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(6)