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みんなのミュシャ


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最近渋谷での映画鑑賞が重なり時折目にするみんなのミュシャ”が気になっていたので見に行ってきた。

アルフォンス・ミュシャの絵画のモチーフは女性を中心に花や鳥、そして星が描かれているものが多く、ファンタジーぽくてとても美しい。

女優サラ・ベルナールのポスターの制作を依頼され描き上げたのが” Gismonda/ジスモンダ。作品をサラに絶賛されパリの街でも大評判となり、一躍ポスター界の寵児となった。


ギャラリー中ほどに、絵画から少し離れた場所から撮影OKスポットがあり驚き。美術館でこのようなことは決してないのだが、みんなのミュシャだから?と思った(下5枚)。

ミュシャからマンガへ__線の魔術とあるように、ミュシャの絵画は日本の漫画家にも影響を与えたようで、彼らの作品も飾られている。

アール・ヌーヴォーの世界を満喫した。

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Bunkamura ザ・ミュージアムで9/29まで開催中


# by margot2005 | 2019-09-14 22:12 | フランス | Comments(0)

「ロケットマン」

Rocketman2019 UKUSA/カナダ

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伝説的ロック・ミュージシャン、エルトン・ジョンの波瀾万丈の音楽人生を描いた音楽伝記ドラマ。


エルトンは70年代から聞いていたのでエルトン・ジョンの波瀾万丈の音楽人生を描く本作はとても楽しみにしていた。そして彼の曲は聞いていたけど不仲な両親のもとに生まれ、愛のない家庭に育った少年時代というのは全く知らなかった。おまけにピアノの才能がスゴい!クラシックを耳で聞いただけで弾けるなんて。アル中、ヤク中を克服したことも知らなくて、ド派手な衣装はエルトンを演じる最大の演出で、その下には弱い自分を隠していたなんて。アル中、ヤク中、過食症と闘ったエルトン。でも買い物依存症は今でも続いているそう。

そういや「キングスマン ゴールデン・サークル」でジュリアン・ムーアにエルトン!ガーシュウィン弾いて!って言われて演奏していたのを思いだした。


ミュージカルのような展開のドラマはとても見ごたえがある。”Your Song”が出来上がる過程が素敵。

バーニー・トーピン役のジェイミー・ベルや、ジョン・リードを演じるリチャード・マッデンもナイスキャスティング。ブライス・ダラス・ハワードがタロンのママ役とは少々驚いた。


オフィシャルHP多彩でカリスマ性を備えた演技と称賛しているように、タロン・エガートンは、英国のスキージャンプのオリンピック代表選手マイケル・エドワーズの伝記(半生)映画「イーグル・ジャンプ」でも主人公を熱演。本作ではエルトンの楽曲を大熱唱している。


多分wowowで放送していたグラミー賞の授賞式だったと記憶するが、エルトン&バーニーが出演。彼らの楽曲を有名シンガーが歌い、エルトン&バーニーを讃えていた。

映画の中で喧嘩したのは最初の一度だけ、ずっと上手くいっている。みたいな台詞があった。二人のコンビの長さはスゴい。

”Your Song”を始めとして、マリリンモンローに捧げた”Candle in the Wind”は後に亡くなったプリンセスダイアナにも。そしてこのメロディは素晴らしい。

クラシックから入った音楽家ならではのメロディメーカー、エルトンのナイスな楽曲あげたらきりがないけど可愛いダンサー/Tiny Dancer”Danielはお気に入りソング。


エルトン・ジョンに「キングスマン ゴールデン・サークル/2017」「ビリオネア・ボーイズ・クラブ/2018」のタロン・エガートン。

バーニー・トーピンに「リヴァプール、最後の恋/2017」のジェイミー・ベル。

ジョン・リードに「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット」のリチャード・マッデン。

シーラ・フェアブラザーに「ヴィレッジ/2004」「ピートと秘密の友達/2016」「ジュラシック・ワールド/炎の王国/2018」のブライス・ダラス・ハワード。

アイヴィーに「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期/2016」のジェマ・ジョーンズ。

監督は「サンシャイン/歌声が響く街/2013」「イーグル・ジャンプ/2016」「アニー・イン・ザ・ターミナル/2018:出演」の デクスター・フレッチャー。


TOHOシネマズ日比谷にて


# by margot2005 | 2019-09-12 21:54 | UK | Comments(2)

「ガーンジー島の読書会の秘密」

The Guernsey Literary and Potato Peel Pie Society」 2018 UK/フランス/USA

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1946年、英国ロンドン。街は第二次世界大戦終結の喜びに沸いていたが、作家のジュリエット・アシュトンは戦争で両親を亡くしていた。ある時、ひょんなことから一冊の本に出会ったジュリエットはガーンジー島の読書会のメンバーと手紙を交わすようになる。やがて読書会に興味を抱いた彼女は彼らを取材しようとガーンジー島を訪れる。大戦中ガーンジー島は英国で唯一ドイツ軍の占領下にあり、読書会の創設者エリザベスがナチに怯えるメンバーを支えていた。ガーンジー島に到着したジュリエットはエリザベスを訪ねるがそこに彼女の姿はなかった


物語が進むに連れてドイツ軍に占領されていた時のガーンジー島の読書会のメンバーの秘密が解き明かされて行く。

ロケされたデヴォン州のクロヴリー、ビディフォード、そしてコーンウオールの景色が素晴らしく美しくてドラマに引き込まれる。しかしながらこのドラマ結末が見え見えででも中々素敵なミステリーロマンだった。ついでながら原作はベストセラー小説。


長い原タイトルにある”Potato Peel Pie”。戦時中、食料不足に悩む人々がポテトの皮でアレンジしたユニークなパイ。食べたジュリエットも不味い!って言っていたけど。


ジュリエットを理解し支える編集者シドニー・スタークがナイスで、演じる最近少々冴えないマシューが素敵。

ジュリエットのアメリカ人のフィアンセ、マーク・レイノルズの存在はナシでも良いのではないのか?なんて思ったけど...。

おいしい役は全てミキール・ハースマンに行ってしまった感じ。

ミキール・ハースマンは「アデライン、100年目の恋」も素敵だったけど、「ゲーム・オブ・スローンズ 第5章&第6章/20152016」のダーリオ・ナハーリス役がゴージャス。

リリー・ジェームズは時代物が実に似合う。ということは顔が古風?


ジュリエット・アシュトンに「偽りの忠誠 ナチスが愛した女/2016」「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男/2017」のリリー・ジェームズ。

ドーシー・アダムズに「アデライン、100年目の恋/2015」「ゲーム・オブ・スローンズ 第六章:冬の狂風/2016」「夫の秘密/2018」のミキール・ハースマン。

シドニー・スタークに「セルフレス/覚醒した記憶/2015」「ベロニカとの記憶/2017」のマシュー・グード。

マーク・レイノルズに「ドリーム/2016」のグレン・パウエル。

エリザベス・マッケンナに「マイ ビューティフル ガーデン/2016」にジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。

アイソラ・プリビーに「パイレーツ・ロック/2009」のキャサリン・パーキンソン。

エベ・ラムジーに「さざなみ/2015」のトム・コートネイ。

アメリア・モーグリーに「ダウントン・アビー シリーズ/2010~2015」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のペネロープ・ウィルトン。

ホテルの女主人シャーロット・スティンプルに「男と女、モントーク岬で/2017」のブロナー・ギャラガー。

原作はメアリー・アン・シェイファー&アニー・バロウズの「ガーンジー島の読書会の秘密」。

監督は「モナリザ・スマイル/2003」「コレラの時代の愛/2007」のマイク・ニューウェル。


TOHOシネマズシャンテにて



# by margot2005 | 2019-09-09 23:00 | UK | Comments(0)

「アートのお値段」

The Price of Everything 2018 USA

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監督はナサニエル・カーン。


バンクシーが15000万円の絵を落札の瞬間に細断したり、ジェフ・クーンズのステンレス製のウサギの彫刻が存命のアーティストでは史上最高額の100億円で落札されたりと、日本でもアートオークションの話題がニュースを賑わすようになった。

このニュースは確かに見て知っている。しかし今回再びはっきりと「ステンレス製のウサギの彫刻」を見てあれが100億円?とびっくり仰天する。

ポスターの男性はラリー・プーンズ。彼の絵(うさぎの下)はジャクソン・ポロック風?そして晩年のモネの睡蓮の雰囲気。

ジデカ・アクーニーリ・ クロスビーの絵(ラリー・プーンズの下)が素敵だった。


安く買って高く売るアートは、株や不動産のように投資の対象となっているという。サザビーズでの白熱のオークションの様子がとても興味深くて面白い。

近代美術作家のアトリエでの制作過程も紹介され見ごたえがある。

たくさんの近代美術が紹介されたが、ドキュメンタリーのラストに映ったアートは、芸術作品として史上最高額の510億円で落札されたレオナルド・ダ・ビンチのあれ(上写真)だった。

ちなみにアンリ・マティスの絵画も200億円くらいと紹介されていた。


ニューヨーク在住のコレクター、ステファン・エドリスはスーパーリッチで自宅にはたくさんのコレクションがある。でも彼は孫がいないという理由でコレクションの一部をシカゴ美術館に寄贈。

アートが美術館にあれば金持ちもそうでない人も見ることができる/アートは美術館に展示される方が良いと言う美術評論家やアーティストに対して、サザビーズのやり手オークショナー、エイミー・カペラッツォはそこはまるで墓場よと反論。

カペラッツォがカタログ持参でリッチなコレクターを訪問し、女性コレクターにあなたはリッチよね!なんて言いまくってサザビーズのオークションに参加させようと躍起になっている姿が面白かった。


ユーロスペースにて


# by margot2005 | 2019-09-08 19:50 | USA | Comments(0)

「ドッグマン」

Dogman2018 イタリア/フランス

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マルチェロは海辺の街でトリミングサロンを営なみ、別れた妻とは今でも良い関係を保っている。時折、愛する一人娘アリダと過ごしたり、地元の仲間と飲んだりサッカーに興じたりするそんな時間がマルチェロにとって最高の楽しみとなっている。一方でマルチェロには暴力的な友人シモーネがいる。彼に支配され利用されているが、断ち切ることができない関係が長く続いている。シモーネのためにドラッグを調達し、強盗の手伝いをするマルチェロ。ある日、シモーネから儲け話を持ちかけられ、脅された末断ることができないマルチェロは盗みに加担してしまう


スキューバダイビングを楽しむマルチェロとアリダ。海が大好きな彼女はハワイやモルディブに行きたいと言う。マルチェロはアリダの願いを叶えることができたのだろうか?


これほどまでに気が弱くてお人好しな人間って存在する?と呆れる。シモーネに脅されるとマルチェロは決してノーと言えないのだ。

IMDb Taglines”Everyone has a breaking point./誰もが破壊点を持っているは絶妙。不条理極まるドラマは少々おぞましい。


オフィシャルHPに”あまりにも奇妙だが胸を打つ結末とは…”とある。あの結末は胸を打つ?

衝撃的なラストの後、エンドクレジットが始まってもシアターは静まり返り、席を立つ人はいなかった。

犬をこよなく愛すドッグマン、マルチェロ。ほとんど無名の俳優マルチェロ・フォンテがドッグマンを怪演。あのラストのマルチェロの歪んだ笑顔が全てを物語っている気がした。


舞台となるイタリアの寂れた海辺の街。そこにマルチェロの店がある。ロケされた寂れた海辺の街はイタリアの南西に位置するカステル・ヴォルトゥルノ。美しい景色が多々あるイタリアとは思えないくらい寂れた海辺でドラマにぴったり。


シモーネを演じるエドアルド・ペッシェも「神様の思し召し」の冴えない不動産屋とは打って変わったキャラで凄みを見せまくっている。

マッテオ・ガローネの「ゴモラ/2008」はイタリア映画祭2009で見ようかどうか迷ったが見なかった。その後一般公開もあったがやはり鑑賞には至らなかった。機会があれば見てみたい。


マルチェロにマルチェロ・フォンテ。

シモーネに「神様の思し召し/2015」のエドアルド・ペッシェ。

アリダにアリダ・カラブリア。

監督、脚本、原案、製作は「ゴモラ/2008「五日物語 3つの王国と3人の女/2015」のマッテオ・ガローネ。


ヒューマントラストシネマ渋谷にて


# by margot2005 | 2019-09-07 20:07 | イタリア | Comments(0)

「鉄道運転士の花束」

Dnevnik masinovodje…akaTrain Driver's Diary2016 セルビア/クロアチア

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イリヤは三代続く鉄道運転士としての仕事に誇りを持っている。しかしこれまでに28人も轢き殺してしまったという不名誉な記録を残して定年を迎えようとしている。事故はイリヤのせいではなく職業上やむを得ないことで罪に問われることもないが、彼にとってそれは大きなトラウマとなっていた。そんなイリヤにとって揺るぎない信頼関係にある心理カウンセラーのヤゴダは心の支えだった。一方で鉄道学校を卒業した養子のシーマが運転士になりたいと言い出しイリアは猛反対する


何とも風変わりなテーマのドラマは悲哀を込めたブラックコメディ。

孤児のシーマを養子にした優しいイリヤ。隣に住む鉄道運転士のドラガンと妻のシダとは家族同然。

そういえば彼らが住む家は列車で、ガーデニングをしている。イリヤは轢死した人の墓に詣で家族に謝罪し、自ら育てた花を手向ける。あのシーンを見て現実にあのようなことがあるのだろうか?と思ったけど


シーマが鉄道運転士として抱く不安と恐怖。それを助けようと奔走するイリヤの愛に感動する。

過去にイリヤの妻ダニカと、ドラガンとシダ夫婦の息子が鉄道事故で亡くなっている。ダニカはゴーストとして現れ、その姿はイリヤにしか見えない。何だかファンタジーのようなシーンはブラックコメディらしからぬ展開でナイスだった。


イリヤを演じるラザル・リストフスキーはセルビア生まれでバルカンを代表する俳優とのこと。飄々とした雰囲気がイリヤ役にぴったり。

ヤゴダ役のミリャナ・カラノヴィッチはサラエボ戦争を描いた2作品とは全く違った雰囲気で素敵だ。


イリヤに「アンダーグラウンド/1998」のラザル・リストフスキー。

シーマにペータル・コラッチ。

ヤゴダに「ライフ・イズ・ミラクル/2004」「サラエボの花/2006」「サラエボ、希望の街角/2010」のミリャナ・カラノヴィッチ。

シダにヤスナ・ジュリチッチ。

ドラガンにムラデン・ネレヴィッチ。

ダニカにニーナ・ヤンコヴィッチ。

監督、脚本はミロシュ・ラドヴィッチ。


新宿シネマカリテにて


# by margot2005 | 2019-09-04 21:10 | ヨーロッパ | Comments(0)

「ピータールー マンチェスターの悲劇」

Peterloo2018 UK

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1819年、英国マンチェスター。ある日、青年ジョゼフは長く続いたナポレオン戦争から帰還して来る。勝利を喜ぶ英国だったが、それも束の間で、徐々に経済状態が悪化し、腐敗した政治に抑圧される労働者階級の人々に職はなく皆飢えに苦しんでいた。その上彼らに選挙権はなく不満がつのる中、抗議活動が炸裂する


全ての成人男性に投票権を!と訴える活動家ヘンリー・ハント。やがて民衆は民主主義を求めるため平和的で非暴力のデモを行う。そして816日、マンチェスターのセントピーターズ広場で大々的な集会が開かれる。

ヘンリー・ハントの演説の最中武装する政府軍が突撃を開始し、女性や子供も混じった非武装の市民6万人に突入する。

多数の死傷者が出る悲劇となったピータールー事件”は、英新聞ガーディアン紙創刊のきっかっけとなったという。


群像劇なので主人公はいない。帰還兵ジョゼフとその家族、著名な活動家ヘンリー・ハント、そして政府の人間を中心に歴史ドラマは進む。

英国の舞台俳優が多く出演していて台詞を語るシーンは熱が入り素晴らしい。

映画の舞台背景や人々の衣装なども忠実に当時を再現している様子

上映時間は155分と長いが、別段長さは感じられなく、とても見ごたえのある歴史ドラマだった。


オフィシャルHPにマイク・リー監督最高傑作!とあり。確かに素晴らしい作品だった。テーマが全く異なるので比較はできないが、「ヴェラ・ドレイク/2004」も監督最高傑作!だと思っている。


ヘンリー・ハントに「ブロークン/2012」「007 スペクター/2015」のロリー・キニア。

ジョゼフにデヴィッド・ムーアスト。

ネリーにマキシン・ピーク。

ジョシュアにピアース・クイグリー。

メアリーにレイチェル・フィネガン。

リバプール卿(首相)にロバート・ウィルフォート。

シドマス卿(内務大臣)に「ナショナル・シアター・ライヴ2016/ハムレット」のカール・ジョンソン。

摂政殿下 「ノッティングヒルの恋人/1999」「SHERLOCK シャーロック 忌まわしき花嫁/2015」のティム・マッキナリー。

監督、脚本は「ターナー、光に愛を求めて/2014」のマイク・リー。


TOHOシネマズシャンテにて


# by margot2005 | 2019-09-01 23:45 | UK | Comments(0)

「カーライル ニューヨークが恋したホテル」

Always at The Carlyle2018 USA

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監督、製作は「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート」/2012」「ティファニー ニューヨーク五番街の秘密/2016」のマシュー・ミーレー。


ジョージ・クルーニーが妻と世界中のホテルに泊まったけどここは最高さ!と言ったり、アンジェリカ・ヒューストンが当時付き合っていたジャック・ニコルソンと宿泊したとか、ウディ・アレンはレストランでクラリネットを演奏していたそう。ウェス・アンダーソンは自身の映画「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」を語っていて、その映画を思いだした。きっと映画を作る時カーライルをイメージしていたに違いない。


セレブがどっさり語る中、ホテルの総支配人を始めとしてホテルマンたちが話すエピソードが興味深い。でも彼らは決して宿泊客の秘密は語らない。まあ当然なのだけど。インタビュアーが熱心に聞き出そうとしても皆口が固くて、さすが!一流のホテルマンだなと思う。


英国のウイリアム王子夫妻と、USオープン(現在開催中)の時は必ず家族と一緒に泊まるというロジャー・フェデラー。彼らを歓迎、接待する当時の総支配人がセレブ相手にものすごく興奮していて面白い。ちなみに総支配人はロジャー・フェデラーの大ファン。

フェデラーは今家族と宿泊中かな?


「ニューヨーク・バーグドルフ 魔法のデパート」「ティファニー ニューヨーク五番街の秘密」はwowowで鑑賞。セレブが語る「ティファニー」は面白かった。ティファニーやはりスゴい!


Bunkamura シネマにて


# by margot2005 | 2019-09-01 21:38 | USA | Comments(0)

「風をつかまえた少年」

The Boy Who Harnessed the Wind2019 UK/マラウイ

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アフリカ、マラウイ。中学校に通う14歳の少年ウィリアムは粗末な家に両親、姉、そして幼い弟と暮らしている。マラウイはアフリカの中でもとても貧しい国の一つで、2001年にその地を大干ばつが襲う。飢饉のせいでトライウェルは息子の学費が払えなくなり、ウィリアムは学校から退学を迫られる


学費が払えないから学校に行けないってなんと悲しいことだろう。しかし努力家のウィリアムは学校図書館の責任者エディスの助けにより本を読むことを許される。やがてエネルギーの利用という本を見つけたウィリアムは、風車で発電できれば地下水を汲み上げることが可能だと考える。

大事な、大事な父親の自転車を解体して風車を作り、地下水を汲み上げて畑に水を送ることに成功するシーンは胸が熱くなる。


独学で発電を学び自転車を利用しようと思いついたウィリアムってスゴい!

アフリカの貧しい国の少年が、風車で発電を起こして干ばつから村を救ったという実話の映画化。実話はいつも人を感動させる。

キウェテル・イジョフォーの初監督作品はとても良い映画だった。


ウィリアム・カムクワンバにマクスウェル・シンバ。

アグネス・カムクワンバに「ロシアン・ドールズ/2005」「ムード・インディゴ うたかたの日々/2013」のアイサ・マイガ。

アニー・カムクワンバにリリー・バンダ。

教師マイク・カチグンダにレモハン・ツィパ。 

村のチーフにジョセフ・マーセル。

チーフの息子ギルバート・ウィンベにフィルベール・ファラケザ。

エディス・スィケロにノーマ・ドゥメズウェニ。 

原作はウィリアム・カムクワンバ&ブライアン・ミーラー風をつかまえた少年

監督、脚本、出演(トライウェル・カムクワンバ)は「ドクター・ストレンジ/2016」のキウェテル・イジョフォー。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて


# by margot2005 | 2019-08-30 23:27 | UK | Comments(0)

「マイ・エンジェル」

Gueule d'ange…akaAngel Face2018 フランス

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南フランス、コート・ダジュール。シングルマザーのマルレーヌは8歳の娘エリーをマイ・エンジェル・フェイスと呼び愛情を注いでいる。そんなマルレーヌは奔放で男関係にだらしなく酒癖も悪い。その日暮らしの日々を送っていたが、ようやく再婚相手のジャンとの結婚にこぎつけ式を挙げる。しかし式後酔った勢いで男と関係を持ってしまう。それを知ったジャンは彼女から去って行く。そして再び新しい男を見つけたマルレーヌは彼と過ごすため、アパルトマンにエリーを置き去りにしてしまう


娘エリーをとてもとても愛しているのだけど、上手く接することができない母。ベッドにいるマルレーヌがエリーに眠れないから歌を歌ってと言うのだ。どちらが親で、どちらが子供?と思ってしまう。そうエリーはとても大人びた子供。でもそれは母が子供のようだから


トレーラーハウスで暮らす青年フリオとエリーとの出会いワケありで家族と断絶状態のフリオと、母に捨てられたと思っているエリー。二人は次第に心を通わせて行く。

自身の喜びを優先して子育て放棄の母親。学校でイジメにあっている娘。そして家族に無視される青年。とにかく3人はとてつもない孤独を抱えている。ラスト、フリオに助けを求めたマルレーヌは娘の心を取り戻せたのだろうか?


マリオン・コティヤールのこのような役柄は初めて見たと思うが、映画の脚本に魅せられたらしい。

8歳の少女エリー役のエイリーヌ・アクソイ=エテックスがスゴく可愛くて、おまけにとても大人びていて驚く。

上映館が有楽町だったのでマリオン、ファンのojisanが多かった。


マルレーヌに「愛を綴る女/2016」のマリオン・コティヤール。

エリーにエイリーヌ・アクソイ=エテックス。

フリオに「ザ・スクワッド/2015」のアルバン・ルノワール。

キアラにアメリ・ドール。

ジャンにステファーヌ・リドー。

監督、脚本はヴァネッサ・フィロ。


有楽町スバル座にて


# by margot2005 | 2019-08-29 23:39 | フランス | Comments(0)