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「マネーモンスター」

「Money Monster」2016 USA
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TV番組“マネー・モンスター”はリー・ゲイツの軽快なトークと財テク情報で高視聴率を稼いでいる。ある日、生放送中に銃を持った若者が乱入し、ゲイツを人質に番組をジャックしてしまう…

リー・ゲイツに「ヘイル、シーザー/2016」のジョージ・クルーニー。
パティ・フェンに「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~/2009」「食べて、祈って、恋をして/2010」「8月の家族たち/2013」「シークレット・アイズ/2015」のジュリア・ロバーツ。
カイル・バドウェルに「ベルファスト71/2014」のジャック・オコンネル。
ウォルト・キャンビイに「300<スリーハンドレッド>/2007」「パレードへようこそ/2014」のドミニク・ウェスト。
ダイアン・レスターにカトリーナ・バルフ。
キャプテン、パウエルに「ラビット・ホール/2010」のジャンカルロ・エスポジート。
監督は「インサイド・マン/2006」「ブレイブ・ワン/2007」「幸せの1ページ/2008」「おとなのけんか/2011」「エリジウム/2013」のジョディ・フォスター。

番組を乗っ取ったカイルは、銃を突きつけ、爆弾をセットしたベストを着るようゲイツに促す。そしてTVでゲイツが薦めたアイビス社の株を買って大損したとわめき、起爆装置のリモコンを見せつけて脅し始める。一方で番組のプロデューサー、パティは隠しマイクからゲイツに時間稼ぎするよう指示をだす。
生放送中に起きた事件はカイルの要望でそのまま放送が続けられ、やがて警察が現場に駆けつけ、交渉人やら、カイルの恋人やらが説得に現れる。

爆弾をセットしたベストを着せられたゲイツと、銃で脅すカイルにハラハラするが、茶目っ気たっぷりのゲイツと、なぜか憎めなさそうなカイルにそれほどの恐怖を感じさせない描き方が良いなぁと思った。
ラストでカイルが全財産をつぎ込んで買ったアイビス社の株の顛末が明かされる。短い時間なので“ストックホルム症候群”とまでは行かないけど、ゲイツとカイルの間に芽生える妙な連帯感がナイスだった。隠しマイクから指示を出すパティのプロデューサー魂も忘れてはならない。そして大ラスのゲイツとパティの友情あふれるシーンが素敵。

主演はジョージ・クルーニー、監督はジョディ・フォスター、そして「シークレット・アイズ」で久しぶりに見たジュリア・ロバーツ。この3人に加えて番組をジャックする若者役にUK人俳優ジャック・オコンネル。これはちょっと見てみたいなと思ってシアターへ行った。
いや中々面白い社会派ドラマだった。オロオロする情けない男たちに反して、女性たちがきびきびとして気持ちが良い。それはやはり監督がジョディ・フォスターだからに違いない。

TOHOシネマズ新宿にて
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by margot2005 | 2016-06-21 21:54 | USA | Trackback(5) | Comments(0)

「スノーホワイト/氷の王国」

「The Huntsman: Winter's War」2016 USA
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“スノーホワイト”を大胆にアレンジしたファンタジー・アクション。

エリックに「キャビン/2011」「マイティ・ソー2011」「スノーホワイト/2012」のクリス・ヘムズワース。
ラヴェンナに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード/2009」「ヤング≒アダルト/2011」「プロメテウス/2012」「マッドマックス 怒りのデス・ロード/2015」のシャーリーズ・セロン。
フレイヤに「ボーダーライン/2015」のエミリー・ブラント。
サラに「オデッセイ/2015」ジェシカ・チャスティン。
ニオンに「キンキー・ブーツ/2005」「パイレーツ・ロック/2009」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のニック・フロスト。
グリフに「イタリアは呼んでいる/2014」のロブ・ブライドン。
ウィリアムに「スノーホワイト」「あと1センチの恋/2014」のサム・クラフリン。
監督はセドリック・ニコラス=トロイアン。

邪悪なラヴェンナはスノーホワイトによって滅ぼされる。しかし彼女にはフレイヤという妹がいた。姉と違って心優しいフレイヤには愛する者たちがいたが、その幸せは突如破壊されてまう。やがて心を閉ざしたフレイヤは姉の下を離れ凍てつく北の大地で自分だけの“氷の王国”を築き始まる。村から子供たちを掠奪し、屈強な兵士に仕立て上げることがフレイヤの使命だった。“氷の王国”に“愛”は存在しない。それはかつてフレイヤが求めた“愛”に裏切られ傷ついたことが理由だった。

今回の物語ではスノーホワイトのラヴェンナ討伐に参加したハンター、エリックの少年時代が描かれる。時がたちフレイヤの兵士として成長したエリックと、共に訓練を重ねてきたサラ。二人は反撥し合いながらも恋に落ちる。やがて彼らが愛し合っていることを知ったフレイヤは怒りを爆発させ、魔力で二人を引き離してしまう。

シャーリーズ&エミリーがナイス・キャスティング。お気に入り俳優の一人クリス・ヘムズワースはゴージュアスだし、たまにこういった映画を見るのはとても気分転換になって楽しい。
そうそう映画を見て思ったのは...この映画の予告編にはかなり偽りあり!ってこと。“Huntsman/ハンター”が主人公なのにまるで邪悪な女王と、“氷の王国”に住む妹の物語のように宣伝されていた。邪悪な女王が限りなく似合うシャーリーズは最初と最後にしか出てこなかったのに...。そして“白雪姫”をモチーフにした映画のわりにおじさんが目立ったのはシャーリーズ、ファンたち?
監督はVFX出身だけあって氷のシーンなどは迫力満点!

新宿バルト9にて
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by margot2005 | 2016-06-15 23:21 | USA | Trackback | Comments(0)

「ボーダーライン」

「Sicario」…aka「Borderline」2015 USA
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FBIのケイト・メイサーは誘拐即応班を指揮する女性捜査官。ある日、上司のデイヴ・ジェニングスに呼び出され、メキシコの麻薬組織“ソノラ・カルテル”の破壊と、最高幹部マヌエル・ディアスの拘束という極秘任務の特別部隊の一員にスカウトされる。
チームの作戦リーダーはCIAのマット・グレイヴァー。そして麻薬カルテルの内幕に精通したコロンビア人で元検察官のアレハンドロがコンサルタントとして参加してくる。やがて一行はメキシコ警察に導かれフアレスへと向かう...

ケイト・メイサーに「イントゥ・ザ・ウッズ/2014」のエミリー・ブラント。
アレハンドロに「ジミーとジョルジュ 心の欠片を探して/2013」のベニチオ・デル・トロ。
CIAのマット・グレイヴァーに「アメリカン・ギャングスター/2007」「告発のとき/2007」「ミルク/2008」「ブッシュ/2008」「恋のロンドン狂騒曲/2010」「とらわれて夏/2013」のジョシュ・ブローリン。
ケイトの上司デイヴ・ジェニングスに「アルゴ/2012」のヴィクター・ガーバー。
警官テッドに「ゴーストライター/2010」「フューリー/2014」のジョン・バーンサル。
ケイトの相棒レジー・ウェインに「ビトレイヤー/2013」のダニエル・カルーヤ。
FBIのスティーヴ・フォーシングに「チェンジリング/2008」のジェフリー・ドノヴァン。
監督は「灼熱の魂/2010」「プリズナーズ/2013」「複製された男/2013」のドゥニ・ヴィルヌーヴ。

オープニングから凄まじい展開で、FBIのケイト・メイサーを演じるエミリー・ブラントはこの後ずっと闘いまくるのだろうか?なんて想像していたら、CIAのマット・グレイヴァーやアレハンドロが登場してきてそうはならなかった。
一癖も二癖も持ち合わせるベニチオ・デル・トロ&ジョシュ・ブローリンを相手にエミリー・ブラント頑張っている。
ドラマはとても衝撃的かつリアルに描かれている。フアレスへと向かう道路には見せしめの死体が吊るされている映像が映り、それらはかなり生々しくてぞっとする。

始まりはまるでホラー映画で、原タイトルは“暗殺者”。この原タイトルは絶妙かも知れない。
警官テッドに誘惑されたあげく殺されそうになったり、関わらない方が良い!と相棒レジーに詰め寄られても仕事人間で頑固一徹のケイトは引き下がろうとはしない。
結局、FBIということでチームの一員に選ばれ、都合良く利用されたケイト。正義も法も無視したやり方に怒りをにじませるがなす術はない。ラスト、反撥心を抑えつつアレハンドロの言葉に従ったケイトは呆然と立ち尽くすしかなかった。FBIながら正義を正すこともできない無念のケイトの姿が目に焼き付く。

この映画を見るきっかけとなったのはお気に入り俳優ベニチオ・デル・トロ&エミリー・ブラントの出演と、監督がドゥニ・ヴィルヌーヴで興味があった。
先月ベニチオ・デル・トロ主演の「エスコバル/楽園の掟/2014」が公開されていて見に行こうかと迷っていたらあっと言う間に上映が終わってしまって未見の作品となった。“コロンビア最大の麻薬カルテルを仕切る冷酷非情なボス”という役柄。本作でも謎のコロンビア人を怪演している。

角川シネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2016-04-23 23:41 | MINI THEATER | Trackback | Comments(0)

「砂上の法廷」

「The Whole Truth」 2016 USA
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ある日、富豪の大物弁護士ブーン・ラシターが殺害され、彼の息子で17歳の高校生マイクが容疑者として逮捕される。マイクの弁護をつとめるのはラシター家の敏腕顧問弁護士ラムゼイ。やがて裁判が始まるがマイクはラムゼイに対して沈黙を守り続ける…

リチャード・ラムゼイに「イルマーレ/2006」「フェイク シティ ある男のルール/2008」「50歳の恋愛白書/2009」のキアヌー・リーヴス。
ロレッタ・ラシターに「ミス・ポター/2006」「かけひきは、恋のはじまり/2008」のレニー・ゼルウィガー。
マイク・ラシターにガブリエル・バッソ。
ブーン・ラシターに「MR.デスティニー/1990」「ゴーストライター/2010」のジェームズ・ベルーシ。
ジャネルに「幸せの教室/2011」「ベル 〜ある伯爵令嬢の恋〜/2013」のググ・ンバータ=ロー。
監督は「フローズン・リバー/2008」のコートニー・ハント。

マイクが担当弁護士、それも一家の顧問弁護士と全く話さず心を開かないのが謎だった。しかし終盤でやはりそうだったのかと納得した。オープニングにラムゼイの独白がある。ラストに真実が明かされ、オープニングのラムゼイのシーンと被る。

ドラマは法廷でのシーンに加え実際に起こったシーンも織り込まれてる。
裁判が始まり証人たちの話を聞いた助手のジャネルは、皆が嘘をついていると確信する。確かに見ていて犯人はマイクではないとずっと感じていた。では誰が?母親か?と常に疑問に苛まれる。そしてあのラストにはまさか?とは思ったけどちょっと驚いた。正義は何処に??

私的には地味なドラマながら中々見応えがあった。本作の監督は「フローズン・リバー」のコートニー・ハント。法廷ものは大好きだし公開されたらすぐにと思っていたけど中々見に行けなくて、先週のサービス・デイに見に行ったらガラガラでびっくりした。キアヌーも過去の人?

キアヌー映画は「50歳の恋愛白書」以来のシアター鑑賞。wowowで「フェイク・クライム/2010」「47RONIN/2013」は見たけど、「キアヌ・リーブス ファイティング・タイガー/2013」は途中で挫折した。
レニー映画はジョージ・クルーニーと共演の、かなりつまらない「かけひきは、恋のはじまり」以来のシアター。
レニーに関しては2008年以来映画が公開されていない有様。“ブリジット・ジョーンズは何処へ?”といった状態。
以前ゴシップ記事写真でレニーの変貌ぶりに驚いたが、今やブリジットやポターとは別人の感じ。こんなに変化する人もいるんだと再び驚いた。
そうそうジェームズ・ベルーシのあんなキャラは初めて見たかも知れない。

キアヌーの一時劇太り姿もネットで見たが、本作ではスマートでクールなキアヌーに戻っていて安心した。
アル・パチーノ&シャーリーズ・セロンと共演した「ディアボロス/悪魔の扉/1997」はお気に入り映画の一つ。それはかれこれ20年前の映画でやはり弁護士役だったキアヌーがめちゃめちゃクールだったのを思い出す。キアヌーは弁護士役が似合う。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-04-17 23:12 | MINI THEATER | Trackback(5) | Comments(0)

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

「The Big Short」2015 USA
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マイケル・ルイスのベストセラー、ノンフィクション“世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち”を映画化した社会派金融群像ドラマ。

マイケル・バーリに「エクソダス:神と王/2016」のクリスチャン・ベール。
マーク・バウムに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014」のスティーヴ・カレル。
ジャレッド・ベネットに「ラースと、その彼女/2007」「ブルー・バレンタイン/2010」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のライアン・ゴズリング。
製作、出演(ベン・リカート)に「それでも夜は明ける/2013」「フューリー/2014」のブラッド・ピット。
ジェイミー・シプリーに「ニューヨーク 冬物語/2014」「ノア 約束の舟/2014」のフィン・ウィットロック。
チャーリー・ゲラーに「キャロル/2015」のジョン・マガロ。
シンシア・バームに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」「レスラー/2008」「Re:LIFE~リライフ~/2014」のマリサ・トメイ。
監督、脚本は「俺たちニュースキャスター/2004」「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク/2013」のアダム・マッケイ。

2005年のニューヨーク。金融トレーダー、マイケルはサブプライム・ローンが数年以内に債券不履行に陥る可能性があることに気づく。しかしマイケルの指摘にウォール街も投資家たちも全く耳をかそうとはしない。そんな折、マイケルは大銀行を回り、サブプライム・ローンの価値が暴落した時に巨額の保険金を手にできるCDSという金融取引と契約を結ぶべきだと投資銀行に力説する。
ウォール街の若き銀行家ジャレットはマイケルの企みに気付き、ヘッジファンド・マネージャー、マークにCDSに大金を投じるべきだと勧める。
一方で若き投資家のジェイミーとチャーリーの二人は、今この住宅バブルをチャンスにウォール街へ進出しようと燃えていた。未熟な二人は伝説の銀行家ベンに相談を持ちかける。やがてベンはジェイミーとチャーリーの挑戦に手助けする決意をする。

住宅バブル崩壊の後巨万の富を得たのはやはり銀行家で、家や職業を失ったのは低所得者だった。
本作見ようかどうか迷っていたが「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」を見ていたので少々興味を惹かれ見にいった。“社会派金融群像ドラマ”とは中々のネーミング。住宅バブル崩壊を察知した金融マンたちが右往左往する様はかなり興味深かった。

ウィル・フェレル主演のくだらないコメディを作った監督がこのような社会派ドラマを作るなんてかなりの驚き。そしてコメディ俳優だったはずのスティーヴ・カレルはすっかり性格俳優に変化してしまっている??
スティーヴ・カレルとライアン・ゴズリング両人の演技には凄みを感じた。ヘヴィメタル・ミュージックをこよなく愛するマイケル・バーリを演じるクリスチャン・ベールってカメレオン俳優かもしれない。ブラッド・ピットは貫禄たっぷり。  

TOHOシネマズ日劇にて
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by margot2005 | 2016-04-06 23:54 | USA | Trackback(5) | Comments(2)

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

「Star Wars: Episode VII - The Force Awakens」2015 USA
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“「スター・ウォーズ エピソードVI/ ジェダイの帰還」からおよそ30年後を舞台に、家族を待ち続ける孤独な女性レイと、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィンとの出会いが導く 壮大な冒険の始まりを描く。”

ハン・ソロに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」「小さな命が呼ぶとき/2010」「アデライン、100年目の恋/2015」のハリソン・フォード。
レイア・オーガナに「マップ・トゥ・ザ・スターズ/2013」のキャリー・フィッシャー。
ルーク・スカイウォーカーに「キングスマン/2014」のマーク・ハミル。
カイロ・レンに「フランシス・ハ/2012」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌/2013」「あなたを見送る7日間/2014」のアダム・ドライバー。
レイにデイジー・リドリー。
フィンにジョン・ボイエガ。
ポー・ダメロンに「アメリカン・ドリーマー 理想の代償/2014」のオスカー・アイザック。
マズ・カナタに「それでも夜は明ける/2013」「フライト・ゲーム/2014」のルピタ・ニョンゴ。
最高指導者スノークに「ホビット 思いがけない冒険/2012」のアンディ・サーキス。
ハックス将軍に「わたしを離さないで/2010」「シャドー・ダンサー/2011」「アンナ・カレーニナ/2012」「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」のドーナル・グリーソン。
監督、脚本、製作は「M:i:III/2006」「スター・トレック イントゥ・ダークネス/2013」のJ・J・エイブラムス。

観てからかなりの日々がたってしまって今頃…「Star Wars」は全てシアターで観ているファンの一人。そして「Star Wars」を観てハリソン・フォードのファンになったし…今回のシリーズにハリソンが出演しているのでとても観たかった。ハリソン70代にも関わらずかっこいい!
でもあのルークとレイのラストはかなり意味深。本シリーズは3部作とのことなので次回作で二人の関係が明かされるのかも知れない。

“遠い昔、はるか彼方の銀河系で…”で始まるオープニング。
何といってもミレニアム・ファルコンが懐かしい!チューバッカが懐かしい!C-3POとR2-D2も!そして帝国兵士の着る白い防護服!全体的に過去の作品を思い出すシーン満載。

ハンとレイアの間に生まれた息子カイロ・レンはフォースのダークサイドで生きてきた。かぶり物をつけていたので誰が?と思っていたらアダム・ドライバーだった。アダム・ドライバーは多彩なキャラを演じる俳優だなぁと感心する。ハックス将軍役のドーナル・グリーソンの悪役も初めて見たけど、この方穏やかな風貌ながら意外にも似合っていた。
オスカー・アイザック演じるポー・ダメロンが戦闘機を操縦するシーンはまるでルークが操縦しているように見えて懐かしいことこの上ない。
レイとフィンのコンビもナイスだし次回作が楽しみ。
ハン・ソロが息子との対決で命を落としたのは残念だったけど…。蘇ったりする??

TOHOシネマズ日劇にて
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by margot2005 | 2016-02-23 00:30 | USA | Trackback(4) | Comments(2)

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

「5 Flights Up」2014 USA
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ニューヨーク、ブルックリン。アレックスは画家でルースは元教師。40年住んでいる彼らの部屋からは ブルックリンが一望できる美しい眺めを持っている。しかし寄る年波には勝てず5階まで階段を登るのが辛い日々...

アレックス・カーヴァーに「最高の人生の見つけ方/2007」「ウォンテッド/2008」「インビクタス/負けざる者たち/2009」「ダークナイト ライジング/2012」「ラストベガス/2013」のモーガン・フリーマン。
ルース・カーヴァーに「幸せのポートレート/2005」「恋とスフレと娘とわたし/2007」「映画と恋とウディ・アレン/2011」のダイアン・キートン。
リリー・ポートマンに「セックス・アンド・ザ・シティ/2008」のシンシア・ニクソン。
若き日のルースにクレア・ヴァン・ダー・ブーム。
若き日のアレックスにコーリー・ジャクソン。
監督は「美しき家、わたしのイタリア/2003」「ウィンブルドン/2004」「ファイヤーウォール/2006」のリチャード・ロンクレイン。

アレックスとルースが40年も住むブルックリンのアパートメントは眺めは良いしとても気にいってるんだけど、悲しいことにエレベーターがない。このエレベーターがないというのはとても辛いと思う。若い頃は何でもなかった階段が立ちはだかる。アレックスもそうだが彼らの老愛犬も辛そう。そこで引っ越し話が持ち上がる。
ブルックリンが一望できる最高のスポットに建つアパートメントは誰もが住みたいと願う物件。どんどん売却を進め、仲介手数料ゲットを狙う不動産屋のリリーのラストが可笑しかった。

40年住んだ家を離れる決断をするのはかなりキツい。でもエレベーターがなくて5階分階段をあがるのもかなりキツいものがある。
ドラマのラストは想像どうりだった。大事なものは決して譲れないということ。しかしあの後もっと年をとったら二人はどうするのだろう?なんて余計な心配もした。長く住むと決めた家を買う時はエレベーターのないアパートメントを買ってはいけないのかも知れない。どんなに眺めが美しくても。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンは初共演とのこと。名優二人の織りなすドラマはなんとなくほのぼのとした雰囲気でナイス。
60歳過ぎて主演をはれる女優ってメリル・ストリープとヘレン・ミレンとダイアン・キートンくらい?
ダイアン・キートンは70歳。「アニー・ホール/1977」を彷彿させるファッションできめている彼女が若くて素敵だ。
老人映画ながらシアターは若い女性もいっぱい。鑑賞した日はレディース・ディってこともあり、金曜日がサービス・デイのこのシアターなら空いていると思っていたので驚いた。

シネスイッチ銀座にて
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by margot2005 | 2016-02-22 20:38 | MINI THEATER | Trackback(3) | Comments(2)

「ドリームホーム 99%を操る男たち」

「99 Homes」2014 USA
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シングルファーザーのデニス・ナッシュは不況のあおりを受け職を失ってしまう。サブプライムローンで手に入れた家に母親と息子の3人で暮らしているがローンの支払いが滞る日々。ある日、突然警察を伴って現れた不動産ブローカーに長年住み慣れた家を差し押さえられてしまう。全くもって納得できないデニスは“少し待ってくれ!”と懇願するが聞き入れてもらえない。転がるように自分の家から追い出されたデニスは母親リンと息子コナーを連れモーテルに身を寄せることになる…

デニス・ナッシュに「BOY A/2007」「大いなる陰謀/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」「Dr.パルナサスの鏡/2009」「ソーシャル・ネットワーク/2010」「わたしを離さないで/2014」のアンドリュー・ガーフィールド。
リック・カーバーに「ワールド・トレード・センター/2006」「その土曜日、7時58分/2007」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」「バッド・ルーテナント/2009」「マシンガン・プリーチャー/2011」「マン・オブ・スティール/2013」のマイケル・シャノン。
リン・ナッシュに「夫以外の選択肢/2004」 「ザ・マスター/2012」「きっと、星のせいじゃない/2014」「わたしに会うまでの1600キロ/2014」のローラ・ダーン。
コナー・ナッシュ「スマイル、アゲイン/2013」「セイフ ヘイヴン/2013」のノア・ロマックス。
監督、原案、製作、脚本は「グッバイ ソロ/2008」のラミン・バーラニ。

舞台はリーマンショック後のアメリカ、フロリダ州。
不動産ブローカーのリック・カーバーは法の抜け穴をかいくぐり、住宅ローン返済不能で差し押さえられた物件を売却して大もうけしている。
職探しがはかどらず途方に暮れるデニスにリック・カーバーが誘いをかけてくる。優秀な建設作業員だったデニスの腕をカーバーは金で買ったのだ。デニスは家を取り戻したい一心で、モラルを無視したカーバーの悪徳ビジネスに手を染めて行く。
デニスは金のため次第にカーバーの言いなりになるが、心のどこかで良心の呵責にも苛まれ始める。そして悪徳ビジネスで金を稼いでいることを母親や息子に言えない後ろめたさから、最後には善に目覚めるデニスにほっとする。ドラマはマジで辛くて重い。
家を取られた絶望から自殺する男のシーンから始まるドラマはなんとも身につまされるがかなり見応えはある。

アンドリュー・ガーフィールドの出演に惹かれて見に行った。「アメイジング・スパイダーマン」シリーズは見ていないのでシアターでは久しぶりのアンドリュー。ヒゲを伸ばした彼は父親役が似合っている。
顔のせいかワル役しかしないマイケル・シャノンが女好きで冷酷な男を演じていてもう完璧。

原タイトルに付く99とは“世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である”と言う説に由来する。
ドラマの中でリック・カーバーが自分も1%の中の一人と豪語していたのを思い出す。

新宿シネマカリテにて
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by margot2005 | 2016-02-13 22:38 | MINI THEATER | Trackback(3) | Comments(0)

「完全なるチェックメイト」

「Pawn Sacrifice」2014 USA
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アメリカの天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの数奇な人生を、描いた伝記ドラマ。

製作、出演(ボビー・フィッシャー)に「マイ・ブラザー/2009」「とらわれて夏/2013」のトビー・マグワイア。
神父ビル・ロンバーディに「エレジー/2008」「17歳の肖像/2009」「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー/2013」「ブルージャスミン/2013」のピーター・サースガード。
ボリス・スパスキーに「コレラの時代の愛/2007」「ディファイアンス/2008」「大統領の執事の涙/2013」「ジゴロ・イン・ニューヨーク/2013」のリーヴ・シュレイバー。
弁護士ポール・マーシャルに「ヒッチコック/2012」「ブルージャスミン」のマイケル・スタールバーグ。
ボビーの姉ジョーン・フィッシャーに「幸せのレシピ/2007」のリリー・レーブ。
ボビーの母親レジーナ・フィッシャーに「50歳の恋愛白書/2009」「セッションズ/2012」のロビン・ワイガート。
監督、製作は「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い/1994」「ラスト サムライ/2003」「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「ディファイアンス/2008」のエドワード・ズウィック。

子供の頃からチェスにのめり込み才能を開花させていったボビー・フィッシャー。やがて傲慢で自信家の男に成長した彼は母親とは不仲で恋人もなく姉のジョーンが唯一の理解者。そして元チェスプレイヤーの神父ロンバーディと弁護士マーシャルが支えだが、ことあるごとにボビーは彼らに不満をぶつけている。
1972年、アイスランドのレイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催される。当時米ソは冷戦下にあり、そんな折、ソ連の現チャンピオンのボリス・スパスキーにアメリカ代表のボビー・フィッシャーが挑戦することになる。

チェスの世界選手権がレイキャビクで行われるなんて全く知らなかった。対戦する会場には観客がおりTVカメラが試合の行方を撮影している。試合開始後、ボビーはカメラの回る音が気になると言い、あげくは観客が気になって集中出来ないと言い出す。とんでもないわがままに翻弄される周囲の人々。しかしボビーの言い分が聞き入れられピンポン台が置かれていた狭い部屋で試合に望むシーンはなんだか滑稽で、ボビーに対してボリスはなんと大人の男かと思った。
天才って奇怪な行動を取るのかも知れない。でもボビーはこの試合に勝ってアメリカで英雄に祭り上げられる。

「スパイダーマン」シリーズで有名になったトビー・マグワイアも既に40歳。この方童顔なので年齢より若く見える。映画でも始めはうーんと若い役を演じているし…。
トビー・マグワイアと言えば「サイダーハウス・ルール/1999」「シービスケット/2003」がナイス・キャスティングでとても良かった。ニ作とも物語もナイス。「華麗なるギャツビー/2013」のニック役も中々良かったけど、本作の彼は製作にも加わっているだけあって迫真の演技が光っている。
エドワード・ズウィック映画を見るのはホント久しぶり。

ドラマの中で一時期アメリカでチェス・ブームが起きたことが語られる。
昔(70〜80年代)チェスをしたことがある。“チェス入門”なる本も買い何度もトライしたが難し過ぎて、凡人の頭では無理なのかも知れない。今でもゲーム器は家にあるが全くしなくなった。

チェス映画で思い出深いのはジョン・タートゥーロ&エミリー・ワトソンの「愛のエチュード/2000」。それは切ないラヴ・ストーリでもある。本作の主人公はチェス一筋に生きた男の物語で、主人公は実在の人物。
チェスプレイヤーは天才的な頭脳を持つ。「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」で“エニグ マ”解読のために集められた天才的な頭脳を持つ面々の一人にチェスの英国チャンピオンが選ばれている。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-01-27 00:06 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(2)

「マイ・ファニー・レディ」

「She's Funny That Way」2014 USA
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ハリウッドの新進女優イジーことイザベラ・パターソンはニューヨークのとあるバーでインタビューを受けている。イザベラはコールガールから女優になったシンデレラ・ガール。インタビュアーの無遠慮な質問にも顔色一つ変えずに答える度胸の持ち主。そしてイザベラはある人物と出会ったことで自らの人生が変わっていったことを詳細に話始める...

アーノルドに「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合/2006」「ダージリン急行/2007」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「映画と恋とウディ・アレン/2011」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のオーウェン・ウイルソン。
イザベラに「ジェーン・エア/2011」「25年目の弦楽四重奏/2012」「フィルス/2013」「Mr.スキャンダル/2013」のイモージェン・プーツ。
デルタに「ホリデイ/2006」「LIFE!/ライフ/2013」のキャスリン・ハーン。
ジョシュアに「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅/2013」のウィル・フォーテ。
セスに「Jの悲劇/2004」「エリザベス:ゴールデン・エイジ/2007」「パイレーツ・ロック/2009]「もうひとりのシェイクスピア/2011」のリス・エヴァンス。
ジェーンに「ハニーVSダーリン 二年目の駆け引き/2006」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「モンスター上司/2011」のジェニファー・アニストン。
裁判官 ペンダーガストに「ビューティフル・マインド/2002」のオースティン・ペンドルトン。
イジーの母親に「ラスト・ショー/1971」「ワン・モア・タイム/1989」のシビル・シェパード。
イジーの父親に「リービング・ラスベガス/1995」のリチャード・ルイス。
探偵にジョージ・モーフォゲン。
インタビュアーに「ファクトリー・ガール/2006」のイリアナ・ダグラス。
監督、脚本は「ラスト・ショー/1971」「ペーパー・ムーン/1973」「マスク/1984」「カンヌ 愛と欲望の都/2002/出演」のピーター・ボグダノヴィッチ。

イザベラはコールガール時代にお客として演出家のアーノルドと出会う。彼はその時“この仕事を辞めるなら、君に3万 ドルをあげよう”と奇妙でいて寛大なオファーをする。驚きつつもそれを受け入れたイザベルは夢でもあった女優の仕事につくため舞台のオーディションにチャレンジする。
そしてあろうことかイザベラはオーディションで演出家のアーノルドと再会。彼の妻デルタは舞台劇の主演女優で相手役の売れっ子俳優セスとはただならぬ仲。結局イザベラはアーノルド以外の全員に気に入られオーディションに合格する。舞台脚本家のジョシュアはイザベラを絶賛し食事に誘う。しかしレストランでジョシュアの元カノのジェーンと遭遇…とかなりドタバタしていて面白い。
他にもコールガールのイザベラが大好きな裁判官 ペンダーガストや、彼が雇った探偵がジョシュアの父親だったり、イザベラの精神科医がジェーンだったりともうカオス状態。

ドラマはウディ・アレンが作ったのか?と思うほど雰囲気が似ている。ピーター・ボグダノヴィッチは遥か昔の人であることは確か。軽いタッチで描かれるドラマはホントにボグダノヴィッチ?と疑いたくなるくらい、彼の有名作品とは趣が異なっているように感じる。
でもとにかくスゴく良かった。このタッチのハリウッド映画ってあまり公開されないから尚更素敵に映る。
本人役で「イングロリアス・バスターズ/2009」のクエンティン・タランティーノ、ウエイトレス役で「ペーパー・ムーン/1973」のテイタム・オニールが出演している。そしてシビル・シェパードが実に懐かしい。
ヒロイン役のUK女優のイモージェン・プーツは目、鼻、口と全て大きいんだけどホントに可愛い。
オーウェン・ウイルソンも良い味だしてるし、リス・エヴァンスはひょうきんな雰囲気全開でコメディが似合う。コメディ女優ジェニファー・アニストンの存在も忘れてはならない。

新宿シネマカリテにて
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by margot2005 | 2016-01-11 23:47 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(0)