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グアム行きのコンチネンタルで「イントゥ・ザ・ブルー」

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「Into the Blue」2005 USA
主演は「ノエル/2004」のポール・ウオーカーとジェシカ・アルバ。
ポール・ウオーカー狙いで観たようなものだ。
ジェシカの映画は多分、初めて観た気がする。
監督はジョン・ストックウエル。ニック・ノルティとジャクリーン・ビセットの「ザ・ディープ/1977」のリメイクっぽいが?どうなのだろう?この映画、2005年の11月に日本で公開されたと言うが知らなかった。相当なる駄作なので話題にならなかったのだろうか?救いは、バハマでロケしたという海が美しく、ナイス・バディのポール・ウオーカーもかっこ良いし、もう一人のナイス・バディなジェシカもチャーミング。
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ジャレッド(ウオーカー)は、いつか財宝を見つけようと夢見ている、ダイビングのインストラクター。ある日沈没船を見つけたジャレッドは、恋人のサム(アルバ)、友人のブライス(スコット・カーン)と共に財宝探しを始める。
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いわゆる海洋アドベンチャー・ロマンなんだが、もうちょっとストーリーを掘り下げて欲しかった。それぞれの人物の描き方が短絡というのか...。アルバや、アマンダ役のアシュレイ・スコットが着替える水着を楽しむのには良い。ウオーカーとアルバがスタントなしで挑んだというダイビング・シーンは見応えがある。ひつこいようだが、バハマの海は素晴らしく奇麗である。
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by margot2005 | 2006-01-17 22:34 | USA | Trackback(1) | Comments(2)

「綴り字のシーズン」

a0051234_1554591.jpg「Bee Season」2005 USA
主演イライザ役はこの作品で長編デビューを飾ったフローラ・クロス。
イライザの両親をリチャード・ギア「Shall We Dance/2004」とジュリエット・ビノシュ「シェフと素顔と美味しい時間/2002」が演じている。
兄アーロンにマックス・ミンゲラ、彼はアンソニー・ミンゲラ「イングリッシュ・ペイシェント/1996/監督」の息子。
ケヴィン・スペイシー主演の「ビヨンド・ザ・シー/夢見るように歌えば」でサンドラ・ディー役を演じたケイト・ボスワースがアーロンと知り合う女性チャーリ役で出演している。
監督はスコット・マクギー&ディヴィッド・シーゲル。脚本はナオミ・フォナー・ギレンホールで、原作は全米でベストセラーになったというマイラ・ゴールドバーグの小説。
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原題の「Bee Season」というのは、アメリカには“national spelling bee”なる協会が存在し、毎年スペリング・コンテスト全国大会が行われるという...タイトルはここに由来する。

カリフォルニア州、オークランドに住むナウマン一家、父ソール(ギア)は宗教学者、母ミリアム(ビノシュ)は科学者、子供は、学業優秀な兄アーロン(ミンゲラ)と11才の妹イライザ(クロス)。
学校で開催されるスペリング・コンテスト発表会の招待状、イライザはこの手紙を父の部屋のドアにそっと差し込む。
忙しい大学教授の父は学校からの手紙に気がつかない。母も毎日忙しい日々を送っていた。イライザは兄アーロンに、学校に送ってと頼む。その日、そこでスペリング・コンテストが催されるのだ。そして、イライザが持ち帰った、優勝者に贈られるトロフィーを見て父は驚喜する。ここより父ソールの、娘イライザへのスペリング教育が始まるのである。
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この作品は自己中心的な父親ソールに対する警鐘である。彼は家族を愛してはいたが、常に自分が中心で、自分の思想をも家族に押し付けて来た。その事への罰であるように思える。エンディングで娘イライザは父に告げる...スペリングの世界で...。このラストが素晴らしい!
妻ミリアムの描き方がちょっと寂しかったが...ジュリエットもお年だなと感じる。ギアは年齢を感じさせない(老けてもSEXY)素晴らしい俳優だ。
フローラ・クロスはアンチ・ダコタ・ファニングとしてデビューした。イライザ役は断然フローラが良い!イライザ役、やはり当初はダコタ・ファニングのようだったが、ジュリエットに似ているフローラに変えたということ。フローラはマジでジュリエット似...。
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by margot2005 | 2005-12-28 02:20 | MINI THEATER | Trackback(11) | Comments(9)

クリスマスは終わったが...素敵なクリスマス映画...「もうひとつのメリー・クリスマス」

「Comfort and Joy」2002年作、アメリカのTV映画。監督はマギー・グリーンウォルド。出演俳優はほとんど観たことのない人ばかりだが、これが中々のgood movieというのか、最近観た「NOEL」にも奇跡が描かれていたが、これもしかり...ニコラス・ケイジとティア・レオーニの「天使のくれた時間/2000」の女性版。
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ニューヨークに住む独身のキャリア・ウーマン、ジェーン(ナンシー・マッキオン)は、忙しい中、イヴぎりぎりにクリスマス・プレゼントを買い求め、恋人のリチャード(グラント・ニッコールズ)と寿司のランチを済ませ、職場に直行。その前に、親友アリソン(マリア・ヘレーラ)から“このままの人生で良いの?家庭を持つことも又違った人生よ!”と諭されていた。仕事関係のパーテイに出席するため、雪道に車を走らせるジェーン...しかし地図に夢中で対向車とぶつかる寸前、ハンドルはスピンし...。
そしてここでタイム・トリップし、10年の歳月が流れる。ジェーンの車に駆け寄り、ドア越しに現れた男は、夫と名乗るサム(スティーヴン・エクホルド)...。
ジェーンは夫だけではなく、二人の子持ちのコネチカット在住abasanであった。

最初、ジェーン演じるマッキオンが、デザイナーズ・ブランド(多分)の洋服に、雪の中なのにピン・ヒール...この装いがなんか似合わないと思ったら、やはりというか...10年後のトレーナーにダサイ、スカートが似合う、似合う!
「天使のくれた時間」でも、演じるニコラス、ビジネス・スーツより、oyajiセーターの方が似合っていたと記憶する。夫サムを演じるスティーヴン・エクホルドが、誰かに似ていると思ったら...コリン・ファース似でナイスであった。
ハート・ウオーミング・ファンタジー・ストーリーは、ホント心を和ませてくれる...出演者かなり地味めだが素敵な映画。
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by margot2005 | 2005-12-26 02:05 | USA | Trackback | Comments(0)

「NOEL/ノエル」

a0051234_131994.jpg「NOEL」2004 USA
東京国際映画祭(2005)上映作品
舞台はニューヨーク、クリスマス・イヴ。
素敵な人間模様を描いたヒューマン・ドラマ。
主演ローズにオスカー女優「デッドマン・ウオーキング/1995」のスーザン・サランドン。
偶然に彼女と知り合うことになるニーナにペネロペ・クルス「赤いアモーレ/2004」。
ニーナのフィアンセ、マイクにポール・ウオーカー「タイム・ライン/2003」。
そして老人役でアラン・アーキン「ガタカ/1997」が出演している。
アンクレジットでロビン・ウイリアムスが出演している...なぜにアンクレジットにしたのか?謎??監督は俳優のチャズ・パルミンテリ「ユージュアル・サスペクツ/1995」で、これは彼の初監督作品。
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母親の看病で病院通いのローズ(サランドン)は離婚歴ありの中年女性。ふとした事で知り合ったニーナ(クルス)はフィアンセ、マイクの嫉妬深い愛にがんじがらめで息も出来ない。マイクはコーヒー・ショップのウエイター、アーティ(アーキン)に「君は妻の生まれ変わりだ!」と告げられ困惑する。
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サランドンはとてもパワフルな女優だ。この人大好き!サランドンの映画を観ると、彼女から元気をもらえるような気がする。「アルフィー」ではゴージャスなマダムの役だったが、この作品では看病に疲れた、独身の中年女性の哀しみが実に良く出ている。
ペネロペはキュートな役柄でとても可愛いが、この映画ではペネロペじゃなくともOK!?かもって感じ。
ポール・ウオーカーの映画は何本か観ているが「タイム・ライン」の彼しか記憶にない。これではNYPDの警官で、もてそうな、素敵な男の役だが...なんか華がないというか...。でもこのポールの地味めが、この映画では良いのかもしれない。とりあえず、サランドン映画なので...。
とにかくクリスチャンにとってクリスマス・イヴというのはとても大切な日で、必ず家族か、友人と一緒に過ごす特別の日のようだ。一人で過ごすのは、もうとんでもないくらい具合の悪いことのようである。
この映画を観てもしかり...。「リトル・ブッダ/1993」や「セヴン・イヤーズ・イン・チベット/1997」にも描かれている、転生(リーインカーネーション)の話も登場し、そういやイエスのお誕生日なんだと納得。全編を通じてクリスマス・ソングが流れて雰囲気はばっちりである。雪の舞い落ちるクリスマスのニューヨーク...b b b beautiful!! 行、行、行きたい!!!と言う事で、あの景色を見ることが出来ただけでも満足であった...私的に。
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by margot2005 | 2005-12-19 02:03 | MINI THEATER | Trackback(24) | Comments(4)

「SAYURI」

a0051234_2281477.jpg「Memoirs of a Geisha 」2005 USA
製作は、スティーヴン・スピルバーグ、監督はロヴ・マーシャル。原作はアーサー・ゴールデンの“Memoirs of a Geisha”。
ほとんど邦画は観ないのだが、とりあえずハリウッド映画なので観た。ここでちょっと難癖...まずキャスティングから...ヒロインのチャン・ツィイーを始めとして、ミシェル・ヨー、コン・リーは日本人ではないよぅ!であり...唯一の日本人である工藤夕貴も、悪いがゲイシャは似合わないのである(まぁ仕方ないが...)。そして、チャン、ミシェル、コン、3女性の着物がどうも...やはり日本人じゃないのね?のノリで、プロのゲイシャさんがこの映画観たら少々幻滅感じるかなと?思ったが、これはハリウッド映画、世界中に配給されて、着物の着付けなど知らない人々が多々観るのだから、まぁ仕方ないかな?と思った次第。しかし、ただ一人、置屋の女将、ミセス・新田役の桃井かおりさぁ〜ん!!素晴らしかったです!!!もうマジで存在感あり!...渡辺謙は言うまでもなく...役所広司も素晴らしい配役だと思った。でも、でも、やはり桃井かおり...彼女が素晴らしかった!!
なんだかんだ言いながら、ラストはちょっぴり感動してうるうるしてしまった。日本人でない人がゲイシャを演じて、着物の着付けも変?なのだけど、なぜか?物語に吸い込まれてしまったのは、全員が英語で喋っているから現実っぽくなく、おとぎ話のようで、変な?ところが脱ぐい去られたような、そんな気がしてならなかった。
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寒村の貧乏な家に生まれた少女二人、妹千代(大後寿々花)は置屋へ、姉の佐津(サマンサ・フターマン)は女郎屋へと、売られて行く。ここでこの映画の舞台は“都”と字幕にでるのだが、この都は京都のことである。後に千代が亀岡(京都の田舎)に疎開したり、大阪にある工場が危機に瀕しているとかのくだりがでてくるので...。
置屋の女将(桃井)に引き取られた千代は、下働きの女中となり、売れっ子ゲイシャの初桃(リー)に虐め抜かれる。けなげにも耐える千代。ある日置屋から抜け出した千代は会長(渡辺)と運命の出会いをする。姉佐津と再会し、“一緒に逃げよう!”の言葉も空しく、千代は置屋で毎日犬のように働かねばならなかった。両親が亡くなった事を知り、ようやく自分の置かれた立場を理解した千代は、自分も立派なゲイシャになれるよう心に誓う。15歳で花街デビューを飾った千代は“さゆり”と命名され本物のゲイシャとなる。
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さゆりのデビューに手をかす豆葉にミッシェル・ヨー。ゲイシャ嫌いだが、さゆりには魅せられる実業家、延役に役所広司。工藤夕貴は同じ置屋で、千代と一緒にゲイシャを目指し、先にデビューを飾るおかぼ役。
千代役の少女、大後寿々花がけなげで可愛くって演技がうまい!千代と佐津の父親役をMAKOが演じている。ミッシェル・ヨーは「トゥモロー・ネヴァー・ダイ/1997」でのピアース・ブロスナンのボンド・ガールのイメージがあったが、結構素敵な姐さんであった。でも一番の突っ込みはチャン・ツィイーのダンス(踊り)...とても素晴らしいのだが、「ラヴァーズ/2004」の場面とかぶって困った...そして、中国、マレーシア出身の3女性の帯の位置が余りにも高くて...着物って胴長の日本人(現在はそうでもない)に合わせた衣類なので、足が短く見える。それがいやだったのかお3人さん!?
ヨーヨー・マのチェロが物語を盛り上げている。
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by margot2005 | 2005-12-14 23:04 | USA | Trackback(46) | Comments(18)

ブラッド&アンジーの「Mr.&Mrs.スミス」

最近マイナー映画ばっかり観ているので、たまには...ましてやブラッド映画は映画館で観なきゃで...噂のアンジーとの共演作でもあるしで観て来た。映画の前批評にも“楽しめる!盛りだくさんな見せ場!”だったか?確かに盛りだくさんである。“そんなことあり得ないでしょぅが!?”場面も多々あったが、ストーリーは気にせず、まあ楽しんで観てください!映画である。

a0051234_20334971.jpg「Mr. & Mrs. Smith」2005 USA
監督はダグ・リーマ「ボーン・アイデンティティ/2002」。主演はブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー。アンジェリーナってほんとsexyである。そしてブラッド・ピットは誠に爽やかな青年(40才過ぎてるので、ホントは中年だが...)なのだ。この二人のコンビが絶妙だ。実際年齢はアンジェリーナがブラッドより12才くらい若い。二人の映画での設定年齢は解らないが、ブラッド・ピットは妻の尻にしかれた夫役が似合う、似合う。

ストーリーはいたって単純。ジョン・スミス(ピット)とジェイン・スミス(ジョリー)は互いにプロのヒットマンとは知らず、互いの親友の反対を押し切って結婚した。年月は経過して5年、いや6年たった。それぞれの仕事(行動)が気になる二人だが詳しいことは謎である。ある時、命ぜられた任務で二人は遭遇することになる。
とにかく、撃ち合い、刺し合い、殴り合い、カーチェイスありでスカっとすること請け合い!ラストのシーンでは、まさか?二人であれだけの殺し屋を...と突っ込みたくもなるが、まぁ良いではないか状態である。ブラッド・ピットはこんな派手なアクション映画に出演するのは初めてじゃぁないかな?彼のちょっと頼りなそうな、おっちょこちょい風シーンも出て来て笑える。これを観てブラッドもロマンティック・アクション・コメディOKかなと思った。
アルフレッド・ヒッチコックの「スミス夫妻/1941」のリメイクだとばっかり思っていたのだが、別映画ということである。
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by margot2005 | 2005-12-04 21:33 | USA | Trackback(42) | Comments(10)

「さよなら、さよならハリウッド」

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「Hollywood Ending」2002 USA
カンヌ国際映画祭(2002)オープニング作品!

ウディ・アレン・ムービーは映画館で観ることはない...ほとんどビデオかDVDで観て来た。あの軽妙な会話が素晴らしいお気に入りの映画監督である。 NYmanの彼が描く景色もお洒落だし...この映画の中に“成功したらパリに住もう!”と言う台詞がある。

やはりアレンの「世界中がアイ・ラヴ・ユー/1999」では、ゴールデン・ホーン演じるステッフとアラン・アルダ演じるボブ夫婦がクリスマス休暇にパリを訪問するストーリーで、ホテル・リッツ・パリやシャンゼリゼのネオン街、セーヌ湖畔で(寒かっただろうなぁ?)ダンスに興じるシーンもある。アレンもパリが好きなのかな?

主演の監督ヴァル・ワックスマンを演じるのはウディ・アレン。もちろん監督、脚本もアレンである。彼の元妻エリー役はティア・レオーニ「天使のくれた時間/2002」。ヴァルのエージェント アルに「フォー・ザ・ボーイズ/1991」「わかれ道/1994」の監督マーク・ライデル。エリーのフィアンセで、ハリウッドのメジャー映画会社ギャラクシー・ピクチャーズの大物プロデューサー ハル役にトリート・ウイリアムス「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ/1984」。ギャラクシーの重役エドにジョージ・ハミルトン(懐かし過ぎ...)。

ウディ・アレン映画は90%位が台詞でなりたっているように思えるのだが、これもそうで、ヴァルとアル、ヴァルとエリーの会話を中心に、ヴァルが推薦した中国人撮影カメラマン チャンの通訳(バーニー・チェン)との会話、撮影現場に出没するエクスクァイア・マガジーンの記者アンドレア(ジョディー・マーケル)との会話、会話の連続。

オスカーに二度輝いたヴァル・ワックスマン(アレン)、巨匠と呼ばれた時期もあったが、平たく言えば...ただの変人、わがまま人間。今や落ち目で、不本意ながら雪山で脱臭剤のコマーシャルを撮影している。自称シェイクスピア女優でオフ・オフ・ブロードウエイに出ているロリ(デブラ・メッシング)と同居中。彼が雪山から戻ったら、エージェントより脚本が届いていた。それは製作費6000万ドルのハリウッド・メジャー映画“眠りなき街”であり、この映画のプロデューサーは元妻エリー(レオーニ)であった。エリーはフィアンセ ハル(ウイリアムス)に、この作品を監督するのはヴァル以外にいないと断言していた。ヴァルは“エリーと組むのはとんでもないことだ!”と言う。しかしエージェントのアル(ライデル)は“返り咲くには絶好のチャンスだ”とヴァルに言い聞かす。そしていよいよヴァルとエリーの再会の日が来た。NYに集まったのは映画会社重役の、ハル、エド(ハミルトン)、エリー、エージェントのアル、そしてヴァル。案の定、映画製作に関して凝り性のヴァル...ああだ、こうだと注文を付ける。エリーとアルはヴァルの売り込みに必死だが、ハルは後日この映画の監督になる人に連絡すると言って立ち去った。しかし数日後、エージェントのアルより“監督は君だ!ギャラは 50万ドルとヒット収益の10%!”と言う電話が入る。エリーの取り計らいにより、ヴァルの注文である中国人カメラマン カオ・チャンが採用され撮影が始まった。しかしここでトラブル...ヴァルが失明するのである...それはストレス性で一時期的なものだという。困ったエージェント アルが考えついたのは...。

いやアレンの映画ってほんと笑える!!絶妙の会話連発!まあ映画の台詞だからかなりオーヴァーなのは否めないが、観ていて観客をぐいぐい引き込むのはやはり彼の技であろうか!?
映画の中、ハリウッド・セレヴ役ティア・レオーニのパンツ・ルックがスッゴイお洒落!ヴァルの若い恋人ロリは「誘惑のアフロディーテ/1995」のミラ・ソルヴィーノを彷彿とさせる...これもアレンお得意のパロディであろうか...。ウディ・アレンの風貌(とぼけた顔etc.)どうも好きではないのだが、ついつい観てしまう彼の映画...やはり人を引きつけてやまない才能の持ち主であるのかと脱帽する!
この映画は2002年に製作されたようだが、日本で公開されたのは2005 年??状態...やはり観客呼べなきゃダメだものね...偉そうに言うわたし自身もDVDで観ましたが...sorryウディ!
現在DVDになっている。
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by margot2005 | 2005-11-24 01:55 | MINI THEATER | Trackback(4) | Comments(6)

「ヴェニスの商人」

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「The Merchant of Venice 」2004 USA/イタリア/ルクセンブルグ/UK

監督は「イル・ポステーノ/1994」のマイケル・ラドフォード。
余りにも有名なウイリアム・シェイクスピアの戯曲であるが、なぜか?英語圏で長い間映画化されなかったらしい。
「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」は何度も映画化されているというのに??なぜに??
原作は戯曲であるため、映画の中でも、舞台で語るように俳優が演技しているのが素晴らしい!
アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズと役者揃いの中、ジョゼフ・ファインズが光っている。
この方恋する男を演じたら右に出る者はいないかと...彼のあの目が(パピー・ドッグの訴えるようなまなざしって感じも否めないが...)実に語るのである。この映画もジョゼフ狙いで観に行ったようなものだ...濃い系大好きなので...

主演の金貸しシャイロックにアル・パチーノ、富豪の女相続人ポーシャにテキサス出身の新星リン・コリンズ。リンは「エリザベス/1998」のケイト・ブランシェットを彷彿とさせる感じで古典にぴったり。賛否両論かどうか知らないが、私的には素敵なポーシャ役のリンである。
そしてシャイロックから3000ダカットを借りるはめになるアントーニオ役はジェレミー・アイアンズ「ダメージ/1992、永遠のマリア・カラス/2002」。
アントーニオの親友バッサーニオにジョゼフ・ファインズ「恋するシェークスピア/1998、キリングミー・ソフトリー/2002」。

16世紀のベニス、ユダヤ人たちはゲットーに隔離され、出かける時はユダヤ人と解るよう赤い帽子をかぶって出かけることが義務づけられていた。金貸し業を営むユダヤ人のシャイロック。ある日街中で貿易商アントーニオと出会う。挨拶をするシャイロックにつばを吐きかけ立ち去るアントーニオ...ここでシャイロックは恨み骨髄状態になるのか?アントーニオの親友である若きバッサーニオは、ポーシャに求婚するため、アントーニオに借金を申し込む。このあたりの映画の中での展開を思い返すと、バッサーニオの寝室での二人の会話、“My love!"とか言って二人は抱き合い、キスを交わす...この辺が新解釈なのであろうか?話はそれたが...愛するバッサーニオの頼みを断れるはずもなく、とりあえずキャッシュのないアントーニオはシャイロックにお金を借りるようバッサーニオに促す。

この映画の場合、余りにも有名なストーリーなのでネタばれも不問だと思うので、ここに続きを書く。ポーシャを無事妻にし、幸せの絶頂にいるバッサーニオは、アントーニオの手紙を受け取り呆然とする。アントーニオの所有する船が嵐に見舞われ、すべてが難破した。積み荷は海の藻くずと消え、彼は破産したのだった。3000ダカットの借金を3ヶ月以内に返済しない場合、シャイロックはアントーニオの肉1ポンドをいただくと言う条件を出していた。ラスト近く、裁判の場面で、ポーシャが男装役で登場する...今で言う弁護士か検事である、いわゆる法律に長けた博士役。「恋するシェイクスピア」でもグイネス・パルトロウ演じる男装のロミオが登場したが、リンは素晴らしい!結構男になりきっている。

このラストが見せ場で、シャイロックがアントーニオの胸にナイフを突き刺そうというその時、ポーシャが“ちょいと待てユダヤ人!”の台詞を放つ、その後“肉1ポンドきっかり!多くても、少なくてもダメだ!そして1滴の血を流してもならない!”の台詞。この物語はこれにつきるのである。ここでシャイロックは己の頑固さに愕然とする。血をたらさないで肉を切り刻むことが出来ようか?シャイロックは裁判に負けたのである。哀れなシャイロックに誰も同情しないが、パチーノが演じていると、なぜかシャイロック可哀想すぎ...と感じてしまう。パチーノさんどうも憎めないのである。

ポーシャがバッサーニオに送った指輪の話や、婚約者選びに、金、銀、鉛の箱を並べ、選ばせるという場面も登場する。この物語を読んだのは相当前なので細かい筋は憶えてないが、シャイロックの娘ジェシカについては記憶にない...新解釈なのか?とにかく映画は臨場感のある素晴らしいドラマ(劇)に仕上がっていて見応えがある。

ヴェニスでロケしたという映画の景色は素晴らしい!昨年の夏にシャークスピアの故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンを旅した際、街中にシェイクスピア劇場があってシェイクスピアものを上演していたのを思い出した。
この映画も「理想の女/2004」もルクセンブルグが参加しているが人件費安いのかな?とふと思った。
新宿のテアトル・タイムズ・スクエアの12f.HMV前の広場(狭いが...)に下写真のシャイロック、ポーシャ、バッサーニオ、それぞれの衣装が飾ってある。
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by margot2005 | 2005-11-08 21:43 | USA | Trackback(18) | Comments(6)

「ドア・イン・ザ・フロア」

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「The Door in the Floor」2004 USA

主演の夫婦役はジェフ・ブリッジス&キム・ベイシンガー。
二人の娘にダコタちゃんの妹のエル・ファニング。一夏の経験をする若者エディーに新星のジョン・フォスター。ジェフ演じるテッドの愛人ミセス・ヴォーンにトム・クルーズの元々妻であるミミ・ロジャース「誰かに見られてる/1987」といった配役である。
監督&脚本はトッド・ウイリアムス。原作はジョン・アーヴィングの小説「未亡人の一年」。この作品は本の初め半分未満を映画にしたということである。

「カレンダー・ガールズ/2003」や「スイミング・プール/2003」で熟女がnudeを披露しているが...これもその一つ。しかしミミ・ロジャースの役は...良くあんな役引き受けたというくらい凄まじい(気の毒というか...キムが美味し過ぎる役だから)。ジェフは「白と黒のナイフ/1985」の頃だろうか?抱かれたい男(滅茶SEXYでマッチョか?)のベストに入っていたというが、現在では余り見たくない状態...しかし彼もback nudeで女優陣にお返しをしている。エディ役のジョンは撮影時20才だったと思えるが、汚れを知らない?清々しいアメリカの若者!でもって役にピッタンコである。

基本的にネタばれは嫌いなので、細かなストーリーは書きたくない。高校生活最後の夏休み、有名な児童小説家テッド・コールの秘書として美しい海辺の屋敷にやって来たエディ。彼を船着き場まで迎えたのはコールの美しい妻ルースであった。この夫婦にはとても辛い過去があった。ストーリー的にはとても重い、哀しい物語なのだが、時にユーモアが入って...ちょっとコメディ過ぎやしないか??という場面もあり、全体的に素敵なドラマとなっている。キムがかすかにしか笑わない、殻に閉じこもった美しい人妻を好演している。
映画の中、夫婦の屋敷の廊下や、部屋に写真がいっぱい飾ってある。それがこの映画を語る大切な役割を果たしている。ラスト・シーンがnikui!

キムも撮影時はちょうど50才であろうか?「ナイン・ハーフ/1986」の頃と比べるとやはりお年か...。ジェフ&キムは「ナディーン/1968」の恋人役で共演している。
夫婦の幼い娘を演じたエル・ファニング。姉ダコタに負けず劣らず、妹エルの演技もあっぱれ。ファニング姉妹すごすぎ!
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by margot2005 | 2005-10-30 19:46 | MINI THEATER | Trackback(20) | Comments(15)

素敵な単館上映映画__「理想の恋人.com」

a0051234_2384039.jpg「Must Love Dogs」 2005  USA

監督ゲーリー・ディヴィッド・ゴールドバーグ。主演はお気に入りのダイアン・レイン&ジョン・キューザック「狂っちゃいないぜ/1999・セレンディピティ/2001」。ダイアンの姉にエリザベス・パーキンス、父親にクリストファー・プラマーが出演している。他にダーモット・マローニーやストッカード・チャニングも出演という豪華版。

映画のストーリーは至ってシンプル。離婚して落ち込んでいるヒロインに新しい恋人が見つかるよう、家族が取りはからうという物語。余計なお世話って感じもするのだが、まあ映画だから仕方がない。エンディングは解っているのだが...いいなあこういう映画って!!
この映画はダイアン主演の「トスカーナの休日/2003」とかぶる。それぞれの作品のヒロインが、夫に捨てられたばかりの寂しすぎる妻(決して若くはない)。ダイアンってこういった役が無茶似合うのだが...
それとだが、なんとなく「トスカーナの休日」とかぶるシーンも登場する。「トスカーナの休日」観てない方は是非ご覧あれ!

とにかくこの映画とってもお洒落なのに、単館上映なのである。昔からある古い映画館(sorry関係者の方たち)である東銀座の“東劇”でしか公開されてないって...やっぱし日本の配給会社ってなんてかたくななんだろうと思ってしまう。映画は人気のある(日本で)俳優の作品のみ大劇場で公開されるのだから...
粋な(これも個人の好みの問題だが...)映画は公開されずに、忘れられた頃にレンタル・ビデオ店に並ぶというケースもある。これってなんか変だと思うのだけど、仕入れて来ても売れなきゃ元取れないので仕方ないのであろう。

最近のダイアンはとってもチャーミングである。若い頃のダイアン「ストリート・オブ・ファイアー/コットン・クラブ・1984」って正直言って好きではなかった...やな女の子状態だった。しかし年を重ねたダイアンは実に魅力的な女性に変身!ロビン・ウイリアムスと共演した「ジャック/1996」のママ役や、ウエズリー・スナイプスと共演した「ホワイトハウスの陰謀/1997」のシークレット・サービス役以来ファンとなった。リチャード・ギアと夫婦を演じた「運命の女 / 2002」は最高!!
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by margot2005 | 2005-10-25 23:25 | MINI THEATER | Trackback(7) | Comments(6)