タグ:USA映画 ( 291 ) タグの人気記事

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

「The Big Short」2015 USA
a0051234_23425429.jpg

マイケル・ルイスのベストセラー、ノンフィクション“世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち”を映画化した社会派金融群像ドラマ。

マイケル・バーリに「エクソダス:神と王/2016」のクリスチャン・ベール。
マーク・バウムに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014」のスティーヴ・カレル。
ジャレッド・ベネットに「ラースと、その彼女/2007」「ブルー・バレンタイン/2010」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のライアン・ゴズリング。
製作、出演(ベン・リカート)に「それでも夜は明ける/2013」「フューリー/2014」のブラッド・ピット。
ジェイミー・シプリーに「ニューヨーク 冬物語/2014」「ノア 約束の舟/2014」のフィン・ウィットロック。
チャーリー・ゲラーに「キャロル/2015」のジョン・マガロ。
シンシア・バームに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」「レスラー/2008」「Re:LIFE~リライフ~/2014」のマリサ・トメイ。
監督、脚本は「俺たちニュースキャスター/2004」「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク/2013」のアダム・マッケイ。

2005年のニューヨーク。金融トレーダー、マイケルはサブプライム・ローンが数年以内に債券不履行に陥る可能性があることに気づく。しかしマイケルの指摘にウォール街も投資家たちも全く耳をかそうとはしない。そんな折、マイケルは大銀行を回り、サブプライム・ローンの価値が暴落した時に巨額の保険金を手にできるCDSという金融取引と契約を結ぶべきだと投資銀行に力説する。
ウォール街の若き銀行家ジャレットはマイケルの企みに気付き、ヘッジファンド・マネージャー、マークにCDSに大金を投じるべきだと勧める。
一方で若き投資家のジェイミーとチャーリーの二人は、今この住宅バブルをチャンスにウォール街へ進出しようと燃えていた。未熟な二人は伝説の銀行家ベンに相談を持ちかける。やがてベンはジェイミーとチャーリーの挑戦に手助けする決意をする。

住宅バブル崩壊の後巨万の富を得たのはやはり銀行家で、家や職業を失ったのは低所得者だった。
本作見ようかどうか迷っていたが「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」を見ていたので少々興味を惹かれ見にいった。“社会派金融群像ドラマ”とは中々のネーミング。住宅バブル崩壊を察知した金融マンたちが右往左往する様はかなり興味深かった。

ウィル・フェレル主演のくだらないコメディを作った監督がこのような社会派ドラマを作るなんてかなりの驚き。そしてコメディ俳優だったはずのスティーヴ・カレルはすっかり性格俳優に変化してしまっている??
スティーヴ・カレルとライアン・ゴズリング両人の演技には凄みを感じた。ヘヴィメタル・ミュージックをこよなく愛するマイケル・バーリを演じるクリスチャン・ベールってカメレオン俳優かもしれない。ブラッド・ピットは貫禄たっぷり。  

TOHOシネマズ日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2016-04-06 23:54 | USA | Trackback(5) | Comments(2)

「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」

「Star Wars: Episode VII - The Force Awakens」2015 USA
a0051234_012129.jpg

“「スター・ウォーズ エピソードVI/ ジェダイの帰還」からおよそ30年後を舞台に、家族を待ち続ける孤独な女性レイと、戦うことに葛藤するストームトルーパーの脱走兵フィンとの出会いが導く 壮大な冒険の始まりを描く。”

ハン・ソロに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官/2009」「小さな命が呼ぶとき/2010」「アデライン、100年目の恋/2015」のハリソン・フォード。
レイア・オーガナに「マップ・トゥ・ザ・スターズ/2013」のキャリー・フィッシャー。
ルーク・スカイウォーカーに「キングスマン/2014」のマーク・ハミル。
カイロ・レンに「フランシス・ハ/2012」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌/2013」「あなたを見送る7日間/2014」のアダム・ドライバー。
レイにデイジー・リドリー。
フィンにジョン・ボイエガ。
ポー・ダメロンに「アメリカン・ドリーマー 理想の代償/2014」のオスカー・アイザック。
マズ・カナタに「それでも夜は明ける/2013」「フライト・ゲーム/2014」のルピタ・ニョンゴ。
最高指導者スノークに「ホビット 思いがけない冒険/2012」のアンディ・サーキス。
ハックス将軍に「わたしを離さないで/2010」「シャドー・ダンサー/2011」「アンナ・カレーニナ/2012」「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」のドーナル・グリーソン。
監督、脚本、製作は「M:i:III/2006」「スター・トレック イントゥ・ダークネス/2013」のJ・J・エイブラムス。

観てからかなりの日々がたってしまって今頃…「Star Wars」は全てシアターで観ているファンの一人。そして「Star Wars」を観てハリソン・フォードのファンになったし…今回のシリーズにハリソンが出演しているのでとても観たかった。ハリソン70代にも関わらずかっこいい!
でもあのルークとレイのラストはかなり意味深。本シリーズは3部作とのことなので次回作で二人の関係が明かされるのかも知れない。

“遠い昔、はるか彼方の銀河系で…”で始まるオープニング。
何といってもミレニアム・ファルコンが懐かしい!チューバッカが懐かしい!C-3POとR2-D2も!そして帝国兵士の着る白い防護服!全体的に過去の作品を思い出すシーン満載。

ハンとレイアの間に生まれた息子カイロ・レンはフォースのダークサイドで生きてきた。かぶり物をつけていたので誰が?と思っていたらアダム・ドライバーだった。アダム・ドライバーは多彩なキャラを演じる俳優だなぁと感心する。ハックス将軍役のドーナル・グリーソンの悪役も初めて見たけど、この方穏やかな風貌ながら意外にも似合っていた。
オスカー・アイザック演じるポー・ダメロンが戦闘機を操縦するシーンはまるでルークが操縦しているように見えて懐かしいことこの上ない。
レイとフィンのコンビもナイスだし次回作が楽しみ。
ハン・ソロが息子との対決で命を落としたのは残念だったけど…。蘇ったりする??

TOHOシネマズ日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2016-02-23 00:30 | USA | Trackback(4) | Comments(2)

「ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります」

「5 Flights Up」2014 USA
a0051234_20295752.jpg

ニューヨーク、ブルックリン。アレックスは画家でルースは元教師。40年住んでいる彼らの部屋からは ブルックリンが一望できる美しい眺めを持っている。しかし寄る年波には勝てず5階まで階段を登るのが辛い日々...

アレックス・カーヴァーに「最高の人生の見つけ方/2007」「ウォンテッド/2008」「インビクタス/負けざる者たち/2009」「ダークナイト ライジング/2012」「ラストベガス/2013」のモーガン・フリーマン。
ルース・カーヴァーに「幸せのポートレート/2005」「恋とスフレと娘とわたし/2007」「映画と恋とウディ・アレン/2011」のダイアン・キートン。
リリー・ポートマンに「セックス・アンド・ザ・シティ/2008」のシンシア・ニクソン。
若き日のルースにクレア・ヴァン・ダー・ブーム。
若き日のアレックスにコーリー・ジャクソン。
監督は「美しき家、わたしのイタリア/2003」「ウィンブルドン/2004」「ファイヤーウォール/2006」のリチャード・ロンクレイン。

アレックスとルースが40年も住むブルックリンのアパートメントは眺めは良いしとても気にいってるんだけど、悲しいことにエレベーターがない。このエレベーターがないというのはとても辛いと思う。若い頃は何でもなかった階段が立ちはだかる。アレックスもそうだが彼らの老愛犬も辛そう。そこで引っ越し話が持ち上がる。
ブルックリンが一望できる最高のスポットに建つアパートメントは誰もが住みたいと願う物件。どんどん売却を進め、仲介手数料ゲットを狙う不動産屋のリリーのラストが可笑しかった。

40年住んだ家を離れる決断をするのはかなりキツい。でもエレベーターがなくて5階分階段をあがるのもかなりキツいものがある。
ドラマのラストは想像どうりだった。大事なものは決して譲れないということ。しかしあの後もっと年をとったら二人はどうするのだろう?なんて余計な心配もした。長く住むと決めた家を買う時はエレベーターのないアパートメントを買ってはいけないのかも知れない。どんなに眺めが美しくても。

モーガン・フリーマンとダイアン・キートンは初共演とのこと。名優二人の織りなすドラマはなんとなくほのぼのとした雰囲気でナイス。
60歳過ぎて主演をはれる女優ってメリル・ストリープとヘレン・ミレンとダイアン・キートンくらい?
ダイアン・キートンは70歳。「アニー・ホール/1977」を彷彿させるファッションできめている彼女が若くて素敵だ。
老人映画ながらシアターは若い女性もいっぱい。鑑賞した日はレディース・ディってこともあり、金曜日がサービス・デイのこのシアターなら空いていると思っていたので驚いた。

シネスイッチ銀座にて
[PR]
by margot2005 | 2016-02-22 20:38 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(2)

「ドリームホーム 99%を操る男たち」

「99 Homes」2014 USA
a0051234_20232055.jpg

シングルファーザーのデニス・ナッシュは不況のあおりを受け職を失ってしまう。サブプライムローンで手に入れた家に母親と息子の3人で暮らしているがローンの支払いが滞る日々。ある日、突然警察を伴って現れた不動産ブローカーに長年住み慣れた家を差し押さえられてしまう。全くもって納得できないデニスは“少し待ってくれ!”と懇願するが聞き入れてもらえない。転がるように自分の家から追い出されたデニスは母親リンと息子コナーを連れモーテルに身を寄せることになる…

デニス・ナッシュに「BOY A/2007」「大いなる陰謀/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」「Dr.パルナサスの鏡/2009」「ソーシャル・ネットワーク/2010」「わたしを離さないで/2014」のアンドリュー・ガーフィールド。
リック・カーバーに「ワールド・トレード・センター/2006」「その土曜日、7時58分/2007」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」「バッド・ルーテナント/2009」「マシンガン・プリーチャー/2011」「マン・オブ・スティール/2013」のマイケル・シャノン。
リン・ナッシュに「夫以外の選択肢/2004」 「ザ・マスター/2012」「きっと、星のせいじゃない/2014」「わたしに会うまでの1600キロ/2014」のローラ・ダーン。
コナー・ナッシュ「スマイル、アゲイン/2013」「セイフ ヘイヴン/2013」のノア・ロマックス。
監督、原案、製作、脚本は「グッバイ ソロ/2008」のラミン・バーラニ。

舞台はリーマンショック後のアメリカ、フロリダ州。
不動産ブローカーのリック・カーバーは法の抜け穴をかいくぐり、住宅ローン返済不能で差し押さえられた物件を売却して大もうけしている。
職探しがはかどらず途方に暮れるデニスにリック・カーバーが誘いをかけてくる。優秀な建設作業員だったデニスの腕をカーバーは金で買ったのだ。デニスは家を取り戻したい一心で、モラルを無視したカーバーの悪徳ビジネスに手を染めて行く。
デニスは金のため次第にカーバーの言いなりになるが、心のどこかで良心の呵責にも苛まれ始める。そして悪徳ビジネスで金を稼いでいることを母親や息子に言えない後ろめたさから、最後には善に目覚めるデニスにほっとする。ドラマはマジで辛くて重い。
家を取られた絶望から自殺する男のシーンから始まるドラマはなんとも身につまされるがかなり見応えはある。

アンドリュー・ガーフィールドの出演に惹かれて見に行った。「アメイジング・スパイダーマン」シリーズは見ていないのでシアターでは久しぶりのアンドリュー。ヒゲを伸ばした彼は父親役が似合っている。
顔のせいかワル役しかしないマイケル・シャノンが女好きで冷酷な男を演じていてもう完璧。

原タイトルに付く99とは“世界中の富の4分の1をたった1%の最富裕層が所有しており、残り99%は貧困である”と言う説に由来する。
ドラマの中でリック・カーバーが自分も1%の中の一人と豪語していたのを思い出す。

新宿シネマカリテにて
[PR]
by margot2005 | 2016-02-13 22:38 | MINI THEATER | Trackback(3) | Comments(0)

「完全なるチェックメイト」

「Pawn Sacrifice」2014 USA
a0051234_23284332.jpg

アメリカの天才チェスプレイヤー、ボビー・フィッシャーの数奇な人生を、描いた伝記ドラマ。

製作、出演(ボビー・フィッシャー)に「マイ・ブラザー/2009」「とらわれて夏/2013」のトビー・マグワイア。
神父ビル・ロンバーディに「エレジー/2008」「17歳の肖像/2009」「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー/2013」「ブルージャスミン/2013」のピーター・サースガード。
ボリス・スパスキーに「コレラの時代の愛/2007」「ディファイアンス/2008」「大統領の執事の涙/2013」「ジゴロ・イン・ニューヨーク/2013」のリーヴ・シュレイバー。
弁護士ポール・マーシャルに「ヒッチコック/2012」「ブルージャスミン」のマイケル・スタールバーグ。
ボビーの姉ジョーン・フィッシャーに「幸せのレシピ/2007」のリリー・レーブ。
ボビーの母親レジーナ・フィッシャーに「50歳の恋愛白書/2009」「セッションズ/2012」のロビン・ワイガート。
監督、製作は「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い/1994」「ラスト サムライ/2003」「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「ディファイアンス/2008」のエドワード・ズウィック。

子供の頃からチェスにのめり込み才能を開花させていったボビー・フィッシャー。やがて傲慢で自信家の男に成長した彼は母親とは不仲で恋人もなく姉のジョーンが唯一の理解者。そして元チェスプレイヤーの神父ロンバーディと弁護士マーシャルが支えだが、ことあるごとにボビーは彼らに不満をぶつけている。
1972年、アイスランドのレイキャビクでチェスの世界王者決定戦が開催される。当時米ソは冷戦下にあり、そんな折、ソ連の現チャンピオンのボリス・スパスキーにアメリカ代表のボビー・フィッシャーが挑戦することになる。

チェスの世界選手権がレイキャビクで行われるなんて全く知らなかった。対戦する会場には観客がおりTVカメラが試合の行方を撮影している。試合開始後、ボビーはカメラの回る音が気になると言い、あげくは観客が気になって集中出来ないと言い出す。とんでもないわがままに翻弄される周囲の人々。しかしボビーの言い分が聞き入れられピンポン台が置かれていた狭い部屋で試合に望むシーンはなんだか滑稽で、ボビーに対してボリスはなんと大人の男かと思った。
天才って奇怪な行動を取るのかも知れない。でもボビーはこの試合に勝ってアメリカで英雄に祭り上げられる。

「スパイダーマン」シリーズで有名になったトビー・マグワイアも既に40歳。この方童顔なので年齢より若く見える。映画でも始めはうーんと若い役を演じているし…。
トビー・マグワイアと言えば「サイダーハウス・ルール/1999」「シービスケット/2003」がナイス・キャスティングでとても良かった。ニ作とも物語もナイス。「華麗なるギャツビー/2013」のニック役も中々良かったけど、本作の彼は製作にも加わっているだけあって迫真の演技が光っている。
エドワード・ズウィック映画を見るのはホント久しぶり。

ドラマの中で一時期アメリカでチェス・ブームが起きたことが語られる。
昔(70〜80年代)チェスをしたことがある。“チェス入門”なる本も買い何度もトライしたが難し過ぎて、凡人の頭では無理なのかも知れない。今でもゲーム器は家にあるが全くしなくなった。

チェス映画で思い出深いのはジョン・タートゥーロ&エミリー・ワトソンの「愛のエチュード/2000」。それは切ないラヴ・ストーリでもある。本作の主人公はチェス一筋に生きた男の物語で、主人公は実在の人物。
チェスプレイヤーは天才的な頭脳を持つ。「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」で“エニグ マ”解読のために集められた天才的な頭脳を持つ面々の一人にチェスの英国チャンピオンが選ばれている。

TOHOシネマズ・シャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2016-01-27 00:06 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(2)

「マイ・ファニー・レディ」

「She's Funny That Way」2014 USA
a0051234_23265064.jpg

ハリウッドの新進女優イジーことイザベラ・パターソンはニューヨークのとあるバーでインタビューを受けている。イザベラはコールガールから女優になったシンデレラ・ガール。インタビュアーの無遠慮な質問にも顔色一つ変えずに答える度胸の持ち主。そしてイザベラはある人物と出会ったことで自らの人生が変わっていったことを詳細に話始める...

アーノルドに「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合/2006」「ダージリン急行/2007」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「映画と恋とウディ・アレン/2011」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のオーウェン・ウイルソン。
イザベラに「ジェーン・エア/2011」「25年目の弦楽四重奏/2012」「フィルス/2013」「Mr.スキャンダル/2013」のイモージェン・プーツ。
デルタに「ホリデイ/2006」「LIFE!/ライフ/2013」のキャスリン・ハーン。
ジョシュアに「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅/2013」のウィル・フォーテ。
セスに「Jの悲劇/2004」「エリザベス:ゴールデン・エイジ/2007」「パイレーツ・ロック/2009]「もうひとりのシェイクスピア/2011」のリス・エヴァンス。
ジェーンに「ハニーVSダーリン 二年目の駆け引き/2006」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「モンスター上司/2011」のジェニファー・アニストン。
裁判官 ペンダーガストに「ビューティフル・マインド/2002」のオースティン・ペンドルトン。
イジーの母親に「ラスト・ショー/1971」「ワン・モア・タイム/1989」のシビル・シェパード。
イジーの父親に「リービング・ラスベガス/1995」のリチャード・ルイス。
探偵にジョージ・モーフォゲン。
インタビュアーに「ファクトリー・ガール/2006」のイリアナ・ダグラス。
監督、脚本は「ラスト・ショー/1971」「ペーパー・ムーン/1973」「マスク/1984」「カンヌ 愛と欲望の都/2002/出演」のピーター・ボグダノヴィッチ。

イザベラはコールガール時代にお客として演出家のアーノルドと出会う。彼はその時“この仕事を辞めるなら、君に3万 ドルをあげよう”と奇妙でいて寛大なオファーをする。驚きつつもそれを受け入れたイザベルは夢でもあった女優の仕事につくため舞台のオーディションにチャレンジする。
そしてあろうことかイザベラはオーディションで演出家のアーノルドと再会。彼の妻デルタは舞台劇の主演女優で相手役の売れっ子俳優セスとはただならぬ仲。結局イザベラはアーノルド以外の全員に気に入られオーディションに合格する。舞台脚本家のジョシュアはイザベラを絶賛し食事に誘う。しかしレストランでジョシュアの元カノのジェーンと遭遇…とかなりドタバタしていて面白い。
他にもコールガールのイザベラが大好きな裁判官 ペンダーガストや、彼が雇った探偵がジョシュアの父親だったり、イザベラの精神科医がジェーンだったりともうカオス状態。

ドラマはウディ・アレンが作ったのか?と思うほど雰囲気が似ている。ピーター・ボグダノヴィッチは遥か昔の人であることは確か。軽いタッチで描かれるドラマはホントにボグダノヴィッチ?と疑いたくなるくらい、彼の有名作品とは趣が異なっているように感じる。
でもとにかくスゴく良かった。このタッチのハリウッド映画ってあまり公開されないから尚更素敵に映る。
本人役で「イングロリアス・バスターズ/2009」のクエンティン・タランティーノ、ウエイトレス役で「ペーパー・ムーン/1973」のテイタム・オニールが出演している。そしてシビル・シェパードが実に懐かしい。
ヒロイン役のUK女優のイモージェン・プーツは目、鼻、口と全て大きいんだけどホントに可愛い。
オーウェン・ウイルソンも良い味だしてるし、リス・エヴァンスはひょうきんな雰囲気全開でコメディが似合う。コメディ女優ジェニファー・アニストンの存在も忘れてはならない。

新宿シネマカリテにて
[PR]
by margot2005 | 2016-01-11 23:47 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(0)

「Re:LIFE~リライフ~」

「The Rewrite」2014 USA
a0051234_20245737.jpg

若い頃、アカデミー賞脚本賞を受賞したキース・マイケルズは、その後15年もの間ヒット作が書けていない。もはやハリウッドから声がかからなくなったキースを心配したエージェントのエレンは彼にある仕事を紹介する…

キース・マイケルズに「ノッティングヒルの恋人/1999」「ラブソングができるまで/2007」「噂のモーガン夫妻/2009」「コードネームU.N.C.L.E./2015」のヒュー・グラント。
ホリー・カーペンターに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」「レスラー/2008」「リンカーン弁護士/2011」のマリサ・トメイ。
カレン・ギャブニーに「ダーク・シャドウ/2012」のベラ・ヒースコート。
ハロルド・ラーナー学科長に「サンキュー・スモーキング/2006」「JUNO/ジュノ/2007」「バーン・アフター・リーディング/2008」「マイレージ、マイライフ/2009」「グッド・ドクター 禁断のカルテ/2011」「とらわれて夏/2013」「セッション/2014」のJ.K.シモンズ。
ジム・ハーパー教授に「メリーに首ったけ/1998」クリス・エリオット。
メアリー・ウェルドン教授に「JUNO/ジュノ/2007」「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~/2011」のアリソン・ジャネイ。
エレンに「ビヨンド the シー ~夢見るように歌えば~/2004」のキャロライン・アーロン。
監督、脚本は「トゥー・ウィークス・ノーティス/2002」「ラブソングができるまで/2007」「噂のモーガン夫妻/2009」のマーク・ローレンス。

エレンに紹介されたのはL.A.から遠く離れたニューヨーク州にあるビンガムトンという地味な街にある大学の教師。大学はキースにシナリオコースの講師を用意する。しかし全くやる気のないキースは受講生を顔で選び、授業は適当に…。おまけに生徒の一人でチャーミングなカレンを部屋に連れ込んだりしてもうやりたい放題。

売れなくなったハリウッドの脚本家は妻に逃げられ一人息子とも会えず孤独な日々。人生に行き詰まった男が自らを見つめ直し、新し人生をゲットするハッピー・エンディングは、かなりありきたりながらヒューが演じると素敵になる。
最近こういったちょっと軽めの映画を見る事がほとんどないので、見終わってしばし幸せな気分になった。ハリウッドが作るロマンティック・コメディって結構好き。一昔前はこのような映画がいっぱい公開されていた気がするが今はそうではない。若者たちに受けないのかも知れない。

今年55歳になったヒュー・グラントのロマンティック・コメディはもう終わりか?なんて思っていたけど、やはり健在だった。
こういうキャラ(頼りなくていい加減で適当)他に演じる俳優いる?と言うくらいヒューの世界。サンドラ・ブロックと共演の「トゥー・ウィークス・ノーティス/2002」同様ヒューのはまり役。
ヒュー・グラントとマリサ・トメイのカップルがスゴく良い。マリサ・トメイは「いとこのビニー/1992」以来のお気に入りハリウッド女優。笑顔が美しくて素敵な女優。
涙もろいハロルド・ラーナー学科長に、隣人でもある良い人のジム・ハーパー教授に、ジェーン・オースティンに夢中のメアリー・ウェルドン教授らの存在がナイス。

TOHOシネマズ・シャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2015-12-27 20:36 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(0)

「マイ・インターン」

「The Intern」2015 USA
a0051234_0502.jpg

インターネットのファッション通販で大成功を納めたジュールスは多忙極まる日々を送っている。ある日、福祉事業の一環としてシニアのインターン制度を始め、70歳のベンが採用される。シニア相手は苦手と及び腰のジュールスに対し、カ ルチャー・ギャップなどなんのその、あっという間に若者ばかりの会社に溶け込んだベンはオフィスの人気者になってしまう...

ベンに「グッド・シェパード/2006」「昼下がり、ローマの恋/2011」「レッド・ライト/2012」「世界にひとつのプレイブック/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」のロバート・デ・ニーロ。
ジュールスに「インターステラー/2014」「ブルックリンの恋人たち/2014」のアン・ハサウェイ。
フィオナに「ナイトクローラー/2014」のレネ・ルッソ。
夫マットにアンダース・ホルム。
監督、脚本、製作は「ハート・オブ・ウーマン/2000」「恋愛適齢期/2003」「ホリデイ/2006」「恋するベーカリー/2009」のナンシー・マイヤーズ。

舞台がファッション通販の会社ということで、ジュールスのファッションがオシャレ!彼女の家のインテリアなんかもオシャレだし、こういったドラマは目を楽しませてくれる。
あっという間にオフィスの人気者となったベンながら待っていてもボスから仕事が来ない。そこで自ら志願しお抱え運転手となった彼はジュールスの私生活をも知ることになる。
朝から何も食べていないと言えば、チキンスープが用意され、マットや娘までが彼を気に入り、ジュールズはベンの存在が少々疎ましいなんて思い始める。しかしベンの存在はジュールズにとって大きな支えであることが次第にわかってくる。

ナンシー・マイヤーズの映画は大好きなのでロバート・デ・ニーロとアン・ハサウェイのコンビも面白そうで見てみようかと思いシアターへ…。
いつもラストはハッピー・エンディングになるナンシー・マイヤーズの作品。ジュールスとマット、ベンとフィオナのラストは想像どうり。最近こういったドラムを見ることが殆どないので、見終わって温かい気持ちになる。
自分のキャリアを捨ててまで家庭に入る夫マット。あれは絶対あり得ない。ドラマの展開は現実の世界ではまず起こりえないだろうな?と思えるほどでき過ぎながら良しとしてしまった。
ロバート・デ・ニーロおじいちゃん役が似合う。
「ナイトクローラー」とは打って変わったキャラのレネ・ルッソがナイス。

丸の内ピカデリーにて
[PR]
by margot2005 | 2015-10-23 00:01 | USA | Trackback(2) | Comments(2)

「アメリカン・ドリーマー 理想の代償」

「A Most Violent Year」2014 USA/アラブ首長国連邦
a0051234_20155710.jpg
a0051234_2015498.jpg

1981年、ニューヨーク。移民のアベルはオイルカンパニーを経営する実直な男で、美しい妻アナと娘に囲まれ幸せな日々を送っている。ある日、アベルは事業を拡大するため全財産を一時金にして土地を購入するが、30日以内に残金を支払わなければ頭金は戻らない。そこで残金支払いのため銀行から融資を受ける。そんな折、アベルの会社のトラックが何ものかに襲われオイルと共に消えてしまう。トラック運転手のジュリアンは傷を負い入院。そしてトラックは再び襲われ、アベルの家にも脅しがかけられる…

アベル・モラレスに「マリア/2006」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ロビン・フッド/2010」「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」「インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌/2013」「ギリシャに消えた嘘/2014」のオスカー・アイザック。
妻のアナに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「英雄の証明/2011」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「ラブストーリーズ エリナーの愛情/2013」「ラブストーリーズ コナーの涙/2013」のジェシカ・チャステイン。
アベルの腹心アンドリューに「タクシードライバー/1976」「あなたの死後にご用心!/1991」「ドライヴ/2011」のアルバート・ブルックス。
ローレンス検事に「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「大統領の執事の涙/2013」「グローリー/明日への行進/2014」のデヴィッド・オイェロウォ。
ピーター・フォレンテに「GOAL!/ゴール!/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」「ココ・アヴァン・シャネル/2009」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」「デビルズ・ノット/2013」「グローリー/明日への行進」のアレッサンドロ・ニヴォラ。
トラック運転手のジュリアンに「ビトレイヤー/2013」のエリス・ガベル。
監督、脚本、製作は「オール・イズ・ロスト 最期の手紙/2013」のJ・C・チャンダー。

オイルのタンクローリーが何度か盗まれる事件が起きた時、ひょっとしてアベルの狂言?なんてとんでもないことを想像したが、アベルは真面目一筋の人間だったようだ。ローレンス検事から脱税疑惑を受けたのも元はと言えばアナのせいだし…。

アナの父親はギャング。組合のメンバーであるピーター・フォレンテもギャングで、豪邸に住んでいる。南米からの移民であるアベルとフォレンテ。そして土地持ちのユダヤ人や、韓国人の金貸しが登場するニューヨークは間違いなく人種のるつぼである。
アベルに雇われるトラック運転手ジュリアンもやはり移民者。成功した者と、アメリカン・ドリームをつかむことができなかった者のラストが哀れに映る。
ギャングの娘で、しばし過激な行動に出る妻に対し冷静で暴力を好まない夫...相反する夫婦が興味深い。

アルバート・ブルックスの出演が懐かしい。
シアターで見逃しwowowで見た「インターステラー/2014」にも出演していたジェシカ・チャステインは今ハリウッドで一番売れる女優かも知れない。ドラマの中で彼女が纏う80年代のファッションはジョルジオ・アルマーニのデザインとエンドクレジットに記されていた。とにかくスゴくゴージャス!
しかしながら、アナはとてもオシャレなのにアベルがいつも同じキャメル色のコートを着ているのが不思議だった。夫は着るものに無頓着だったのか?それとも製作者の意図なのか?理由はわからない。アベルのコート目に焼き付いてしまっている。

1981年のアメリカは原タイトルにあるように“最も暴力的な年”で統計史上犯罪が最も多い年だったらしい。
映画のシーンほとんど冬。雪が舞い、積もる寒々しいニューヨークの街が物語を盛り上げている。
ちょっと気になる俳優オスカー・アイザックとアレッサンドロ・ニヴォラの出演に興味を注がれ、シアターで予告編も何度か見て期待は高まった。サスペンスフルなタッチで進行する社会派ドラマはとても見応えがあった。

TOHOシネマズ・シャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2015-10-16 22:08 | MINI THEATER | Trackback(4) | Comments(2)

「ボーイ・ソプラノ ただひとつの歌声」

「Boychoir」2014 USA
a0051234_2343298.jpg

母子家庭に育つ少年ステットはトラブル・メーカーの問題児。ある日、彼の通う学校に国立少年合唱団がやって来る。それは校長のミス・スティールがステットの歌の才能を見込み合唱団のオーディションを手配したのだった。しかし土壇場になってステットは逃げ出してしまう。そんな折、母親が車の事故で亡くなってしまう…

ステットにギャレット・ウェアリング。
カーヴェルに「主人公は僕だった/2006」「新しい人生のはじめかた/2006」「シェフ 三ツ星フードトラック始めました/2014」「靴職人と魔法のミシン/2014」のダスティン・ホフマン。
国立少年合唱団の付属学校長に「P.S.アイラヴユー/2007」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで2008」「しあわせの隠れ場所/2009」「わたしの可愛い人-シェリ/2009」「バレンタインデー/2010」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」のキャシー・ベイツ。
教師ドレイクに「ワルキューレ/2008」のエディ・イザード。
同じくウーリーにケヴィン・マクヘイル。
ジェラルドに「ポセイドン/2006」「リンカーン弁護士/2011」のジョッシュ・ルーカス。
校長のミス・スティールに「レイチェルの結婚/2008」「29歳からの恋とセックス/2012」のデブラ・ウィンガー。
監督は「シルク/2007」のフランソワ・ジラール。

ステットは母親の葬儀で初めて自分の父親と顔を合わせる。父親のジェラルドは裕福だが家庭があるためステットの引き取りを拒み、ミス・スティールに里親探しを依頼する。しかしミス・スティールはステットを国立少年合唱団に入れるようジェラルドに頼み込む。やがてジェラルドは臨時の入学は認められないながらも、金の力でステットを国立少年合唱団の付属学校に入学させる。そしてそこでステットを待っていたのはカーヴェルの厳しい指導と、クラスメートの執拗なイジメだった。
母子家庭の貧困生活。でも類いまれなる“ボーイ・ソプラノ”の才能を持つ少年ステット。ドラマは少々出来過ぎながらもラストに感動する。

“ボーイ・ソプラノ”は神からのギフトで、ある朝突然その美しい声は消滅してしまうと言う。大人の声に変わってしまった少年がその後、アルト等の声楽家に転向しても成功する保証はないらしい。まさに一定時期だけの“天使の歌声”。
オスカー俳優ダスティン・ホフマン&キャシー・ベイツや、ちょっとお気に入りのハリウッド俳優ジョッシュ・ルーカスとデブラ・ウィンガーの出演が豪華。

TOHOシネマズ・シャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2015-09-28 23:10 | MINI THEATER | Trackback | Comments(0)