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「フィフティ・シェイズ・ダーカー」

Fifty Shades Darker2017 USA

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大学を卒業し、念願だった出版社に就職したアナは巨大企業の若きCEOクリスチャン・グレイに“戻ってきて欲しい!”と懇願され受け入れる。そしてルールと秘密のない関係を要求する...


クリスチャン・グレイに「マリー・アントワネット/2006」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ/2015」ジェイミー・ドーナン。

アナスタシア・スティールに「ブラック・スキャンダル/2015」「胸騒ぎのシチリア/2015」ダコタ・ジョンソン。

ジャック・ハイドにエリック・ジョンソン。

ミア・グレイに「サウスポー/2015」のリタ・オラ。

エリオット・グレイにルーク・グライムス。

ケイト・キャヴァナーにエロイーズ・マンフォード。。

レイラ・ウィリアムズに「Re:LIFE~リライフ~/2014」「高慢と偏見とゾンビ/2016」のベラ・ヒースコート。

ホセに「ヘイヴン/堕ちた楽園/2004」ヴィクター・ラサック。

テイラーに「パシフィック・リム/2013」のマックス・マーティーニ。

Dr.グレース・トレヴェリアン・グレイに「トレビの泉で二度目の恋を/2014」「マジック・イン・ムーンライト/2014」マーシャ・ゲイ・ハーデン。

エレナ・リンカーンに「ドア・イン・ザ・フロア/2004」「あの日、欲望の大地で/2008」「ナイスガイズ!/2016」キム・ベイシンガー。

監督は「パーフェクト・ストレンジャー/2007」のジェームズ・フォーリー。


アナはクリスチャンとヨリを戻し“No more rules”を主張する。しかしながらこの女性やはりマゾヒスト以外の何ものでもない。クリスチャンはサディストなのだから二人は正にパーフェクト・カップル。

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ”から始まる3部の原作は長編小説。一作目は中々素敵な展開だったが、とぎれとぎれに描かれる本作は冴えなくて全くキレがなかった。


1作目にでてきたアナの両親(実母と義父)が全く登場しないのが摩訶不思議だった。

長編小説を2時間のドラマにするにはやはり無理がある。物語は端折り過ぎて切れ切れになっている様子。このドラマはTVシリーズで延々と描いた方が良かったのじゃないかな?。


ジャック・ハイド、エレナ・リンカーン、レイラ・ウィリアムズ以外は全て前作に出演している。

キム・ベイシンガーは「ナイスガイズ!」では若い!と思ったけど本作ではもうおばあさんの風貌(現実にそうだけど)で、エレナ・リンカーン役はちょっと無理があったかも?でも1年間で女性ってあんなに変化するってちょっとばかりショック。


今年の2月上旬にアメリカ、カナダやヨーロッパ、南米、アジアで公開された。しかしなぜか?日本では公開されず先週ようやく公開。アメリカではもちろんTop10入りした。マミーポルノと呼ばれる本作ながら、若い女性は少なくシアターは男性が多くてちょっと驚いた。前作は女性でいっぱいだったのに…。公開1週間で既にシアターはガラガラ(平日夕方の回)。TOHOシネマズのポイントで鑑賞したけどお金払っていたらきっと許せなかったに違いない。来年、続の公開はあるのかな?

TOMATOMETER前作の24%よりはるかに少なくて何と10%

TOHOシネマズ・シャンテにて


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by margot2005 | 2017-07-01 23:28 | USA | Trackback | Comments(2)

「キング・アーサー」

King Arthur: Legend of the Sword2017USA

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中世のイングランド。アーサーは王ユーサー・ペンドラゴンの一人息子でありその後継者だったが、叔父ヴォーティガンに父を殺されてしまう。しかしからくも生き延びスラムで育ったアーサーは逞しい青年に成長する…


アーサーに「パシフィック・リム/2015「クリムゾン・ピーク/2015」のチャーリー・ハナム。

ベディヴィアに「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「テンペスト/2010」「ターザン:REBORN/2016」ジャイモン・フンスー。

メイジに「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉/2011」のアストリッド・ベルジュ=フリスベ。

ビルに「シャドー・ダンサー/2011」「ブリッツ/2011」「ある神父の希望と絶望の7日間/2014」のエイダン・ギレン。

ヴォーティガンに「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/2015」ジュード・ロウ。

ユーサーに「ミュンヘン/2005」「ラッキー・ユー/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」エリック・バナ。

監督、脚本、製作は「ロックンローラ/2008」「コードネームU.N.C.L.E./2015」ガイ・リッチー。


アーサー王伝説を現代的かつスタイリッシュに描いたアクション・ファンタジー・ドラマ。

ガイ・リッチーお得意のスローモーションあり、瞬間ストップありの後、怒濤の早回しが続き見ているものを飽きさせない。そして何といってもCGがスゴい!オープニングでの巨大なゾウと建物のシーンはとてつもない迫力!だった。


聖剣エクスカリバーを引き抜いたことにより自らの出自を知ったアーサーは父ユーサー王の敵討ちを誓う。激しい闘いの後アーサーが王となりあの円卓が登場してエンディングを迎える。

ロケされた北ウェールズの景色が神秘的で美しい。


アーサーを演じるチャーリー・ハナムはもちろん、恐怖政治を貫く暴君が似合うジュード・ロウと、王が限りなく似合うエリック・バナがナイス・キャスティング。アーサーと共に戦うベディヴィア役のジャイモン・フンスーと、ビルを演じるエイダン・ギレンも良かったな。


アーサー王”をテーマにした映画は色々とあるが、本作はスラムで育ったアーサー王になるまでを描いたドラマで、映像もBackMusicも迫力たっぷりでまるでゲームの世界だった。


丸の内ピカデリーにて


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by margot2005 | 2017-06-19 23:22 | USA | Trackback | Comments(2)

「メッセージ」

Arrival」2016 USA

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ある日、宇宙からやって来た巨大な楕円形の飛行体が地球の12ヵ所に現れる。攻撃もせずただ上空にふんわりと浮かんだまま動かない。目的は?何のために地球にやって来た?やがて世界中に動揺と不安が広がリ始める。

言語学者ルイーズ・バンクスは一人娘ハンナを亡くした孤独な女性。ある夜、訪ねて来たアメリカ軍のウェバー大佐に言語学者として米政府の仕事をして欲しいと頼まれる。基地に到着すると、同じく依頼を受けてやって来た理論物理学者のイアンを紹介される…


ルイーズ・バンクスに「ビッグ・アイズ/2014」エイミー・アダムス。

イアン・ドネリーに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ハート・ロッカー/2008」「ザ・タウン/2010」「アメリカン・ハッスル/2013」「エヴァの告白/2013」「ヘンゼル&グレーテル/2013」のジェレミー・レナー。

ウェバー大佐に「バンテージ・ポイント/2008」「大統領の執事の涙/2013」「96時間/レクイエム/2014」フォレスト・ウィテカー。

ハルペーンに「完全なるチェックメイト/2015」「スティーブ・ジョブズ/2015」「トランボ ハリウッドに最も嫌われた男/2015」「ドクター・ストレンジ/2016」マイケル・スタールバーグ。

マークス大尉にマーク・オブライエン。

シャン上将に「チェーン・リアクション/1996」「ラッシュアワー/1998」のツィ・マー。

監督は「複製された男/2013」「ボーダーライン/2015」ドゥニ・ヴィルヌーヴ。

原作はテッド・チャンの「あなたの人生の物語」。


広大な農地に霧が立ちこめる中、巨大なフットボールが姿を見せる。それは地球にやって来た飛行体で良く見ると丸くはなく平べったい殻のような形をしている。

あのシーンは素晴らしく美しくてうなりそうだった。密かにおぉ!って言ったかも知れない。

本作を見たのはwowowで放送しているハリウッドの最新映画情報番組で何度も紹介されていたから。映像の美しさにこれはシアターで見る映画とインプットした。アカデミー作品賞にも、監督賞にもノミネートされていたし


今迄とはちょっと違ったテイストの宇宙映画はとても見応えがあった。元々UFO映画好きだし。原作のタイトルが「あなたの人生の物語」と知ってますます普通のUFOものではないと思ったし、世界各地に現れた飛行体の数が12個とは何かとても宗教的雰囲気。異星人が7本足で吐き出す墨のようなモノを使って、”書”のような絵(文字)を書き出す様もタコの墨で描いているように見えて面白い。


ルイーズとイアンは自分たちの名前を告げた後、ツインの異星人にお笑いコンビ”アボットとコステロ”と命名しコンタクトを始める。その様はとても興味深かった。

そしてこんなに美しい宇宙映画は初めて見た。

前から読んでも後ろから読んでも同じアルファベットが並ぶルイーズの娘ハンナ(Hannah)の名前はドラマの展開と重なって素敵だ。

主演のエイミー・アダムスが好演している。


ドゥニ・ヴィルヌーヴは作品ごとに違った世界を描く多彩な監督。「灼熱の魂/2010」は初めて見たヴィルヌーヴ映画で素晴らしかった。その後全く違ったジャンルの「プリズナーズ/2013」の後も複製された男」「ボーダーライン」と続き今回はSF。次作「ブレードランナー 2049/2017」の公開も楽しみとなった。


ちょっとネタバレ…


ルイーズと娘のエピソードはオープニングに描かれる。

ドラマが進む中、ルイーズの頭の中で何度も何度もハンナの映像がフラッシュバックしていたように見えたが、あれは過去ではなく未来に起こることだったわけ。そして大ラスでルイーズとイアンの未来が映し出され納得する。


allcinemaで映画「メッセージ」を検索したらロマン・デュリスが人の死期が分かる主人公を演じる「メッセージ そして、愛が残る/2008」のタイトルも...人の死期が分かる自分の未来がわかるの差はあるが何か共通のイメージを感じる。


TOHOシネマズ日本橋にて



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by margot2005 | 2017-05-25 00:10 | USA | Trackback(3) | Comments(4)

「スウィート17モンスター」

The Edge of Seventeen2016 USA

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イケてない17歳の女子高生の自己嫌悪の日々を描く青春コメディ。


ネイディーンに「トゥルー・グリット/2010「はじまりのうた/2013」「ピッチ・パーフェクト2/2015」のヘイリー・スタインフェルド。

クリスタにヘイリー・ルー・リチャードソン。

ダリアンにブレイク・ジェナー。

モナに「フェノミナン/1996「崖っぷちの男/2011」「ロスト・イン・マンハッタン 人生をもう一度/2014」のキーラ・セジウィック。

ミスター・ブルーナーに「2012/2009」「ハンガー・ゲーム シリーズ/20122015」「ファーナス/訣別の朝/2013」のウディ・ハレルソン。

アーウィンにヘイデン・セットー。

ニックにアレクサンダー・カルヴァート。

監督、脚本はケリー・フレモン・クレイグ。


親友クリスタがよりにもよってイケメンでモテモテの兄ダリアンと付き合い始めたと知り、ネイディーンはもう耐えられないほど落ち込んでしまう。クリスタはネイディーンにとってただ一人の友達だったのに…。裏切られた思いのネイディーンは“ダリアンを選ぶか私を選ぶか決めて!”とクリスタに迫る。クリスタは二人のどちらかを選ぶなんて出来っこない。クリスタに宣戦布告したネイディーンだったが、結局孤独と絶望に打ちひしがれ自暴自棄に陥ってしまう。


幼い頃に最大の理解者だった父親を亡くし母親とも兄ともうまくいっていないネイディーンは、一人ぼっちになってしまったと感じたのだ。成り行きは実に少女っぽいがネイディーンの気持ちは理解できる。

映画の主人公は高校生ながら元高校生の大人が見ても共感してしまう青春ドラマ。


はじまりのうた」でも超反抗的な女の子が似合っていたヘイリー・スタインフェルドはちょっと太めで可愛い。「トゥルー・グリット」のヘイリーが見てみたい。そしてこんなにナイスなウディ・ハレルソン初めて見た。主人公のママ、モナ役のキーラ・セジウィックもナイス・キャスティング。


高校生ネイディーンと教師ミスター・ブルーナーの関係が実にユニーク。ネイディーンにとってミスター・ブルーナーは崖っぷちの人を救う駆け込み寺的存在。ネイディーンに毒舌を浴びせられても終始冷静なミスター・ブルーナーがスゴ過ぎる。

ネイディーンが夢中になるニックと、ネイディーンに夢中のアーウィンが違い過ぎて面白い。


未亡人のママが終末に男に会いに出かけるのを“楽しんできてね!”のノリで見送る娘ネイディーン。一方で憧れの男ニックにスマホから性的なメッセージを送ってしまって焦りまくり、ミスター・ブルーナーに相談に行く生徒ネイディーン。sexに関する会話が平然と交わされる様がVeryアメリカン。


シネマカリテにて



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by margot2005 | 2017-05-24 00:05 | MINI THEATER | Trackback | Comments(0)

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

Manchester by the Sea 2016 USA

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ボストンの住宅街で便利屋として生計をたてるリー・チャンドラー孤独で短気な性格の男。ある日、兄のジョーが心臓発作で倒れたとの知らせを受け病院に向かう…


リー・チャンドラーに「オーシャンズ13/2007」「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ザ・ブリザード/2016」「トリプル9 裏切りのコード/2015」のケイシー・アフレック。

ジョー・チャンドラーに「アルゴ/2012」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「キャロル/2015」カイル・チャンドラー。

パトリックに「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」「とらわれて夏/2013」ルーカス・ヘッジズ。

ランディに「フランス組曲/2014」ミシェル・ウィリアムズ。

ジョージに「最高の人生のはじめ方/2012」「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う/2015」のC・J・ウィルソン。

エリーズ・チャンドラーに「ベティ・ペイジ/2005」「3時10分、決断のとき/2007」のグレッチェン・モル。

ジェフリーに「いとしい人/2007」マシュー・ブロデリック。

監督、脚本は「マーガレット/2011」のケネス・ロナーガン。


リーは兄ジョーが倒れたとの報告を受けて故郷マンチェスター・バイ・ザ・シーに戻るが、彼は既に帰らぬ人となっていた。医師やジョーの友人ジョージと葬儀の相談をした後、アイスホッケーの練習試合をしているジョーの息子パトリックを迎えに行く。そして弁護士からパトリックの後見人にリーが選ばれていたことを知らされる。


後見人になるには未成年の甥パトリックを引き取らなくてはならない。しかしリーはマンチェスター・バイ・ザ・シーに住むことはできないのでボストンで一緒に暮らそうと考える。一方でパトリックは学校を変わることも友人と別れることも考えられない。やがてリーは決断を下す。

“今のアパートじゃ狭いから部屋を探している”なぜ?”と聞くパトリックに”おまえが訪ねてくるかもしれないから…”と答えるリー。あの会話からパトリックを愛しているリーの気持ちが伝わってきて、とても素敵なシーンだった。続くエンディング…ボートに乗って釣り糸を垂れる二人の姿に引込まれた。


ドラマではたくさんの死”が描かれ、主人公は深い悲しみを抱えているが、見ているものはそれほど辛くはない。それは所々に織り込まれるちょっとしたユーモアがあるから...。

冬の穏やかな海、道路には雪があり、空は澄んでいる。そんな映像はとても美しかった。


アカデミー主演男優賞をゲットしたケイシー・アフレックの演技は想像以上に素晴らしかった。アカデミー賞の授賞式で、弟ケイシーが主演男優賞に輝いたことを兄のベンが自分のことの様に喜び、ハグをし祝福のキスをしていたシーンがとても感動的だったことを思い出す。やっぱりベンよりケイシーの方が演技派?


本作の予告編はシアターで何度も、何度も繰り返し見た。リーとランディが交わす会話から、この二人はとてつもない悲しみを味わったのだと伝わってくる。映画を見て想像以上に過酷な出来事を体験した二人に驚いた。

ミニシアター公開がちょっと寂しい。


ケイシー・アフレック映画は殆どwowowで鑑賞。「ゴーン・ベイビー・ゴーン/2007」「セインツ -約束の果て-/2013」「ファーナス/訣別の朝/2013」とか見たけど印象に残った映画はない。記憶に残ったのはシアターで見た「ジェシー・ジェームズの暗殺」くらい。でもこの映画でケイシー・アフレックの印象は深く残るに違いない。


シネスイッチ銀座にて



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by margot2005 | 2017-05-17 20:39 | MINI THEATER | Trackback(8) | Comments(4)

「はじまりへの旅」

Captain Fantastic2016 USA

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普通じゃない奇妙な一家が織りなすヒューマン・コメディ。

ベンに「約束の地/2014」ヴィゴ・モーテンセン。

ジャックに「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー/2012」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」フランク・ランジェラ。

ハーパーに「ホリデイ/2006」「LIFE!/ライフ/2013」「マイ・ファニー・レディ/2014」キャスリン・ハーン。

デイヴに「サンシャイン・クリーニング/2008」「ダラス・バイヤーズ・クラブ/2013」スティーヴ・ザーン。

ボウドヴァン(ボウ)に「ディファイアンス/2008」「サンシャイン/歌声が響く街/2013」「パレードへようこそ/2014」ジョージ・マッケイ。

キーラーにサマンサ・イズラー。

ヴェスパーにアナリース・バッソ。

レリアンに「虹蛇と眠る女/2015」のニコラス・ハミルトン。

サージにシュリー・クルックス。

ナイにチャーリー・ショットウェル。

監督、脚本は「フェイス/オフ/1997」「 アビエイター/2004」の俳優マット・ロス。


見てから随分と日にちがたってしまってレビューを書くのはやめようかと思いながらシアターをチェックしていたら今だ上映中。4/1に公開され既に1ヶ月以上上映している。ヴィゴ主演なので人気あるのかな?

私はヴィゴ・モーテンセンの熱烈なファンではないが、独特の魅力を放つ俳優だからか彼にはファンが多い。オスカーにノミネートされたちょっと変なオヤジ役が実に似合う。


ベン一家は文明から閉ざされた大自然の山奥に住み、生活は自給自足で子供たちは学校へは通わず父親が教師。ベンはアメリカ合衆国の哲学者(言語哲学者、社会哲学者、論理学者でもある)ノーム・チョムスキーの信奉者で文武両道に優れた才能を持つ男。

野生動物を獲って食べることはあってもハンバーガーを食べたことがない。恋愛は本で学んだが異性との接し方は知らない。全くもって普通じゃない子供たちが父親に連れられて山奥から都会へとやって来る。


亡くなった母レスリーの葬儀に出席するため、山奥から2400km離れたニューメキシコに自家用バスに乗ってやって来た一家は、ベンの妹夫婦デイヴとハーパー家に滞在する。彼らの息子たちは変な?ベンの子供たちに興味しんしん。そして子供たちは従兄弟のTVゲームに興味しんしん。違和感ありまくりのベン一家は妹夫婦の家の庭に一泊して去って行く。


やがて一般常識からかけ離れた思想を持つベンは、折り合いが悪い彼女の父親ジャックと対決することになる。ジャックはこのままでは子供たちが社会に全く順応できないで大人になってしまうと、変人の父親に育てられる彼らが心配でならない。結局ベンはジャックに諭され子供たちを祖父母に預けようと決心するが...結末は素敵だった。


ボウがハーバート大学やイエール大学からの誘いを断ってアフリカのナミビアに行くあたりはやはり蛙の子は蛙かも?

仏教徒だったレスリーをキリスト教の教会から救い出す件はちょっとやり過ぎ?墓を掘るなんてありえない!やはりこの一家は奇妙!

原タイトルの“Captain Fantastic”がナイス。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2017-05-12 22:28 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(2)

「カフェ・ソサエティ」

Café Society 2016 USA

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1930年代のハリウッド。ある日、業界の大物エージェントのフィルはニューヨークに住む姉ローズからの電話を受け、次男のボビーがハリウッドで働きたいと言っているので面倒をみてやってくれないかと頼まれる。ハリウッドにやって来たボビーは叔父のフィルから秘書のヴォニーを紹介され一目惚れしてしまう...


ローズに「いちご白書/1970」のジーニー・バーリン。

フィルに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」のスティーヴ・カレル。

ボビーに「ハンティング・パーティ/2007」「ソーシャル・ネットワーク/2010」「ローマでアモーレ/2012」「エージェント・ウルトラ/2015」のジェシー・アイゼンバーグ。

ヴェロニカに「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「50歳の恋愛白書/2009」「ザ・タウン/2010」「野蛮なやつら/SAVAGES/2012」「アデライン、100年目の恋/2015」「ロスト・バケーション/2016」のブレイク・ライヴリー。

ヴェロニカ(ヴォニー)に「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」「オン・ザ・ロード/2012」「アリスのままで/2014」「アクトレス ~女たちの舞台~/2014」クリステン・スチュワート。

ラッド「スーパーマン・リターンズ/2006」「ブロークン・イングリッシュ/2007」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」「教授のおかしな妄想殺人/2015」パーカー・ポージー。

ベンに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」「ダーク・プレイス/2015」コリー・ストール。

マーティに「ホビット シリーズ/20122014「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011」のケン・ストット。

監督、脚本は「教授のおかしな妄想殺人/2015」ウディ・アレン。


ハリウッドの街を案内してくれたヴォニーにすっかり心奪われたボビーは恋心を打ち明けるが残念なことに彼女には恋人がいた。謎の恋人の存在は気になるがヴォニーを忘れることもできない。しかし紆余曲折の末ヴォニーと別れたボビーはニューヨークへ戻ってくる。ギャングの兄ベンが経営するナイトクラブで働き始めたボビーはやがて支配人となりクラブは大反響を呼ぶ。そんな折、ヴェロニカという名前の美しい女性と出会い恋に落ちる。


ヴォニーはヴェロニカのニックネーム。美しい二人のヴェロニカの間を彷徨うモテモテのボビー。あの切ないラストの続きは?


「教授のおかしな妄想殺人」が全く面白くなかったので期待しないで見に行ったところ中々面白くて大満足。単なる恋愛映画で終わらないところがウディ・アレン流。

ユダヤ人、ギャング、殺し屋、ジャズ、そしてハリウッドとNYのナイトクラブなんて正にウディ・アレンの世界!で、映画を楽しむことができた。


30年代のハリウッド・セレヴのゴージャスな邸宅や衣装を見ているだけでも楽しめる。

ヴォニーのフェミニンと言うのか、ガーリーっぽいファッションがとても素敵。クリステン・スチュワートが上手く着こなして似合っている。そしてブレイク・ライヴリーにはゴージャスなシャネルが似合う。

時折ヘブライ語でぶつくさ言うユダヤ人一家のママ、ローズと、ギャングのベンの存在が何となくアレン映画を盛り上げているような気がした。


TOHOシネマズ みゆき座にて



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by margot2005 | 2017-05-11 00:02 | USA | Trackback(4) | Comments(4)

「ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命」

Jackie2016 USA/チリ/フランス

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19631122日、ジョン・F・ケネディ大統領は訪問先のダラスで狙撃され命を落とす。しかし妻のジャッキーには悲しみに暮れている暇などなかった。エアーフォースワンで次期大統領リンドン・B・ジョンソンの宣誓式に立ち会った後、夫の葬儀の準備や、父親が亡くなったことを子供たちに知らせなければならない使命が待っていた…



ジャクリーン・ケネディ(ジャッキー)に「ブラック・スワン/2010」「聖杯たちの騎士/2015」ナタリー・ポートマン。

ロバート・F・ケネディ(ボビー)に「エレジー/2008」「17歳の肖像/2009」「素敵な相棒 フランクじいさんとロボットヘルパー/2013」「ブルージャスミン/2013」「完全なるチェックメイト/2015」「ブラック・スキャンダル/2015」ピーター・サースガード。

ジャーナリストに「M:i:III/2006」「グッド・シェパード/2006」「ウォッチメン/2009」「パブリック・エネミーズ/2009」「君が生きた証/2014「スポットライト 世紀のスクープ/2015」ビリー・クラダップ。

ナンシー・タッカーマンに「ローマでアモーレ/2012」「フランシス・ハ/2012」のグレタ・ガーウィグ。

神父に「リミッツ・オブ・コントロール/2009」「メランコリア/2011」「裏切りのサーカス/2011」「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ/2013」ジョン・ハート。

ビル・ウォルトンに「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」リチャード・E・グラント。

ジョン・F・ケネディにキャスパー・フィリップソン。

監督は「NO/2012」のパブロ・ラライン。


JFKの妻ジャクリーン・ケネディが主人公ということで少々興味があり見に行ってしまった。ナタリー・ポートマン苦手なのに。しかしダラスでの暗殺から国葬が執り行われるまでの4日間を描くドラマは真に迫るものがあった。4日間を描く間に記者の取材に答えるジャッキーと、ファースト・レディが自らの住まいであるホワイトハウスを紹介する当時のTV番組が織り込まれる。


暗殺されたリンカーンの様に、夫が偉大な大統領としてその名を歴史に残せるかどうかを考え実行した妻ジャッキー。血のりの付いたピンクのスーツを着たジャクリーン・ケネディの姿は目に焼き付くほど何度も見ている。夫を殺害した犯人に見せてつけてやる!とピンクのスーツを着替えなかったジャッキー。政府専用機内でジョンソン次期大統領の就任宣誓式の立ち会いにも汚れたスーツのまま。


ホワイトハウスに戻り、自室で涙を流しながら血に染まったスーツを脱ぐジャッキーの姿は怒りと悲哀がないまぜになっている。

彼女には父親が亡くなったことを二人の子供たちに知らせなければならない辛い使命があり、おまけに国葬に向かって入念な計画をたてなくてはならない。強い決意で立ち向かうジャッキー、演じるポートマンの形相は気迫に迫る。


過去にBSでドキュメンタリーとして作られたのジャクリーン・ケネディの物語を見たことがある。ナタリー・ポートマンはかなり研究した様子で、顔は似ていないが成りきりぶりがスゴい。スローな話し方はジャッキーそっくり。

ボビー役のピーター・サースガードは少々イメージが違っていたけど、他にいなかった?


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2017-04-14 00:11 | USA | Trackback(3) | Comments(2)

「ムーンライト」

Moonlight2016 USA

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内気な少年シャロンはシングルマザーのポーラとマイアミの貧困地域に暮している。麻薬中毒の母親はほぼ育児放棄で、学校では“リトル”と呼ばれて虐められている。ある日、いじめっ子に追いかけられるシャロンはフアンという男に助けられる…


シャロン(ブラック)にトレヴァンテ・ローズ。

シャロン(10代)にアシュトン・サンダーズ。

シャロン(リトル)にアレックス・ヒバート。

ケヴィンに「42 ~世界を変えた男~/2013「グローリー/明日への行進/2014」のアンドレ・ホランド。

10代のケヴィンにジャハール・ジェローム。

ポーラに「マイアミ・バイス/2006」「フェイク シティ ある男のルール/2008」「おじいさんと草原の小学校/2010」「007 スカイフォール/2013」「007 スペクター/2015」「マンデラ 自由への長い道/2013」「われらが背きし者/2016」ナオミ・ハリス。

フアンに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」マハーシャラ・アリ。

テレサにジャネール・モネイ。

監督、脚本はバリー・ジェンキンズ。


ドラマはシャロンの少年期、青年期、成人期の3つのパートに分けて描いている。

シャロンはフアンと出会って以来、彼と恋人のテレサから大切にされ、母親からは与えてもらえなかった温もりを感じ始める。しかし高校生になってもシャロンは相変わらず虐められていた。そんな中、幼い頃からの唯一の友達ケヴィンに友情以上のものを抱き始める。


自らのセクシャリティに悩むシャロンは、フアンが麻薬密売人で、その上、麻薬中毒の母親に薬を売っていたことを知り愕然となるが、大人になった時、彼も又麻薬密売人になっていた。

ラスト、シャロンはかつて唯一の友達だったケヴィンと再会する。そしてケヴィンに心の内を告白する。これってラヴ・ストーリーなのかも知れない。

映画を見る前なぜタイトルが「ムーンライト」なのか?気になっていたが...なるほど。


オスカー作品賞に輝いた作品で巷では話題になっているし、シアターも満席で期待度は増すばかり。ものすごく感動するってほどではなかったけど、小さな感動を覚えるヒューマン・ドラマだった。

オスカー助演男優賞をゲットしたマハーシャラ・アリは青年期からの出演がない。短い出演ながらフアンを好演している。ナオミ・ハリスも今迄のイメージとは全く違った役柄を力演しているし、シャロンを演じる3人の俳優たちも良かった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2017-04-08 00:12 | USA | Trackback(4) | Comments(4)

「パッセンジャー」

「Passengers」2016 USA

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近未来。5000人の乗客を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号は地球から遠く離れた移住地へ向かっている。乗客は目的地に到着するまでの120年間を冬眠ポッドの中で安全に眠り続けるはずだったが、一つのポッドが不具合を起こし、中にいたエンジニアのジムが目覚めてしまう。やがて地球を後にしてまだ30年しかたっていないこと、自分以外に目覚めた人間は誰もいないことが判明する。ジムは宇宙船の中を駆け巡りバーカウンターに一人の男を見つけるが、それはアンドロイドのアーサーだった…


オーロラ・レーンに「あの日、欲望の大地で/2008」「世界にひとつのプレイブック/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」「X-MEN:アポカリプス/2016」のジェニファー・ローレンス。

ジム・プレストンに「マネーボール/2011「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」her/世界でひとつの彼女/2013」のクリス・プラット。

アーサーに「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「クィーン/2006」「フロスト×ニクソン/2008」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」マイケル・シーン。

ガスに「M:i:III/2006」「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」「マン・オブ・スティール/2013」ローレンス・フィッシュバーン。

キャプテン・ノリスに「モディリアーニ 真実の愛/2004「オーシャンズ13/2007」のアンディ・ガルシア。

監督は「ヘッドハンター/2011」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」モルテン・ティルドゥム。


シアターやwowowのHollywood Expressで見た予告編の映像がとても綺麗だったので少々気になっていた。で、なんとなく見に行ってしまった。ところが意外にもナイスなSFアドベンチャーで、ロマンスものでもある。とにかく宇宙船のセットがスゴかった。そして監督が「ヘッドハンター」や「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥムということも後で知った次第。

ヒロインの名前がオーロラ(眠れる森の美女のプリンセス)というのも中々素敵。ジムが蘇生の後生き返りキスで目覚めた?なんて台詞はとてもロマンティック。満天の星を見ながら泳ぐオーロラ。プールのシーンはとても美しく幻想的。


豪華宇宙船内ではゴールドの乗客(オーロラ)と並の乗客(ジム)に朝食の差をつけていたりして面白い。

アンドロイドがサービスするフレンチや和食のレストランがあり、ガーデニングで薔薇まで栽培している宇宙船なんてあり?


ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの二人しか登場しない映画「ゼロ・グラビティ/2013」を彷彿とする宇宙空間のシーンも美しかった。

3人目に目覚めたのはパッセンジャーじゃなくてクルーのガス。ガスが目覚めなかったらオーロラとジムはどうなっていたことやら?そうそう、ジムがエンジニアで良かった。


ちょっとネタバレ...

宇宙船の中で二人が同時に目覚めるとばかり思っていたけど、ジムがオーロラを無理矢理起こしたなんて...。オーロラが怒るのも当然!

教訓!アンドロイドを信用してはならない。全くもって口が軽いから。


TOHOシネマズ日劇にて



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by margot2005 | 2017-03-30 00:03 | USA | Trackback(6) | Comments(4)