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「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

「Bridget Jones's Baby」2016 アイルランド/UK/フランス/USA

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TVの敏腕プロデューサーであるブリジットは43歳になった。キャリアは順調だが今だシングル。ある日、事故で亡くなった元カレ、ダニエルの葬儀に参列し、妻を伴ったもう一人の元カレのマークと鉢合わせしてしまう。

ある時、アラサーの同僚でキャスターのミランダに誘われ野外ロック・フェスに行くハメになる。そこでイケメン実業家ジャックと出会い、酔った勢いで一夜を共にしてしまう。数日後、ブリジットは洗礼式でマークと再会する。やがてマークから“妻カミラとは別れた!”との告白を聞いて気分が高揚しベッドインしてしまう。数ヶ月後、妊娠していることが明らかになるが、生まれてくる子供の父親はジャックなのか?マークなのか?わからない。ブリジットは二人に真実を告げることに…


ブリジットに「ミス・ポター/2006」「かけひきは、恋のはじまり/2008」「砂上の法廷/2016」レニー・ゼルウィガー。

マークに「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/2016」コリン・ファース。

ジャックに「フリーダム・ライターズ/2007」「魔法にかけられて/2007」「近距離恋愛/2008」「バレンタインデー/2010」パトリック・デンプシー。

ドクター・ローリングスに「ラヴ・パンチ/2013」「ウォルト・ディズニーの約束/2013」「二ツ星の料理人/2015」エマ・トンプソン。

ブリジットの父に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」「ウイークエンドはパリで/2013」「パディントン/2014」「ブルックリン/2015」「ターザン:REBORN/2016」ジム・ブロードベント。

ブリジットの母に「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ヒステリア/2011」のジェマ・ジョーンズ。

ミランダに「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」サラ・ソルマニ。

監督は「ブリジット・ジョーンズの日記/2001」「ブローン・アパート/2008」のシャロン・マグアイア。


ドラマの中に「ブリジット・ジョーンズの日記」の映像も織り込まれ、クリスマスにトナカイのセーターを着たマーク、いやコリンの若いこと!“ブリジット・ジョーンズ”のマーク・ダーシー、コリンは実にゴージャス!

もちろんレニーも若くてチャーミング。彼女は笑顔が良い。笑顔がなかった「砂上の法廷」のレニーの別人?状態を思い出す。

本作映倫指定はG。4文字言葉炸裂なのでR指定でも良いんじゃないか思った。英国の女性って子供の前でsexの話するわけ?ちょっと不謹慎。おまけに男に飢えてる女性ばかり...それはドラマの中だけと思いたい。


「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」から12年。「ブリジット・ジョーンズの日記」からは、なんと15年の歳月が流れている。どちらの映画もシアターで見た。本作はちょっと迷ったけどコリン見たさにシアターへ…。


43歳の歳で元カレと新しいカレに出会い、子供まで授かるなんてブリジットはなんと幸せな女性なのだろうと思わずにいられない。現実ではこのような最後のモテ期が来るとは思えないが、小説/映画だからどうにでもなる。ブリジットの生き方って30代から40代の女性の憧れのような人生かも知れない。

若い上司に首を言い渡されてもめげないブリジット。“一番高いベビーカー!を買ってやる!!”と意気込むブリジットがナイス!あのようにブリジットのめげない姿に女性たちは共感を呼ぶのだろう。でもレニーのブリジットは最後にして欲しい。


TOHOシネマズ日劇にて


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by margot2005 | 2016-11-19 19:11 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「奇蹟がくれた数式」

「The Man Who Knew Infinity」2015 UK

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1914年のインド、マドラス。妻、母親と共に暮す事務員のラマヌジャンは数学に魅せられ独学で学んでいる。ある時、自らの研究成果を英国の大学に認めてもらおうと著名な数学者に手紙を送るが全く相手にしてもらえない。そんな中、ただ一人名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授が手紙の内容に興味を持ち、ラマヌジャンを大学に招聘する。彼は妻を残して行くことにためらいを感じながらも研究発表できる喜びを胸に海を渡るのだった…


ラマヌジャンに「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のデヴ・パテル。

G・H・ハーディに「ある天文学者の恋文/2016」ジェレミー・アイアンズ。

ラマヌジャンの妻ジャナキにデヴィカ・ビセ。

ジョン・リトルウッドに「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「フロスト×ニクソン/2008」「ブッシュ/2008」「裏切りのサーカス/2011」トビー・ジョーンズ。

サー・フランシス・スプリングに「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム/2011」のスティーヴン・フライ。

バートランド・ラッセルに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」「われらが背きし者/2016」ジェレミー・ノーサム。

監督、脚本、製作はマシュー・ブラウン。


ラマヌジャンが英国に渡ったのは第一次世界大戦下の激動の時代。当時インドは英国の植民地だった。植民地からやって来た学歴のないラマヌジャンに周囲の人々は偏見の目を向ける。その上、招いてくれたハーディは数式の証明の必要性を力説するばかり。直感でひらめくラマヌジャンにとって証明は難しかった。そんな中、リトルウッドだけがラマヌジャンに優しく接し、彼のだだならぬ才能を評価していた。

やがて戦争が激化し、孤独と食料不足に耐えねばならないラマヌジャンはとうとう病気になってしまう。


数学は苦手なのでラマヌジャンが解き明かす天文学的な数式はチンプンカンプンだったがドラマには惹き付けられた。G・H・ハーディが想像以上に良い人で、ジョン・リトルウッドの存在は一服の清涼剤。


熱い国からやって来たラマヌジャンは最初素足だった。肉(牛/豚)は食べないし、線香を灯しての日々の信仰はかかせない。そして雪を見て感激するラマヌジャン。

ハーディはキリスト教徒ながら信仰心がない。それゆえ、神を信じ直感でひらめくと言うラマヌジャンを信じることは難しい確かに...ましてや数学者だし...。


思想も文化も宗教も違うラマヌジャンとハーディ。年齢や肌の色を越え互いに理解し合った二人の友情物語は素晴らしかった。

撮影されたケンブリッジ大学トリニティ・カレッジは1世紀前と同じたたずまいだなんて、さすが英国の名門大学!

「マリーゴールド・ホテル シリーズ」でのお調子者のイメージが焼き付いているデヴ・パテルながら、意外や偉大なる数学者が似合っている。

ジェレミー・アイアンズは相変わらずの貫禄で大学教授にぴったり。そういえば「ある天文学者の恋文」でも大学教授を演じていた。


角川シネマ有楽町にて


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by margot2005 | 2016-11-11 00:39 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「ジェイソン・ボーン」

「Jason Bourne」2016 UK/USA

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世間から姿を隠し静かに人生を送っていたジェイソン・ボーンは全ての記憶を取り戻していた。ある日、ギリシャに潜伏しているボーンに元同僚のニッキーが接触を試みる。ニッキーはCIAのサーバーから秘密情報を盗み出し “トレッドストーン計画”の全貌とそれに関わったボーンの父親の情報も手にしていた。しかしニッキーの足取りを追跡したCIA長官デューイはギリシャに凄腕アサシン、アセットを送り込む…


ジェイソン・ボーンに「オデッセイ/2015」マット・デイモン。

ヘザー・リーに「アンナ・カレーニナ/2012」「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮/2012」「ガンズ&ゴールド/2013」「エクス・マキナ/2015」「コードネームU.N.C.L.E./2015」「リリーのすべて/2015」 「二ツ星の料理人/2015」アリシア・ヴィキャンデル。

ロバード・デューイに「告発のとき/2007」「カンパニー・メン/2010」「リンカーン/2012」のトミー・リー・ジョーンズ。

アセットに「美女と野獣/2014」「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」ヴァンサン・カッセル。

ニッキー・パーソンズに「ボーン・アルティメイタム/2007」「世界にひとつのプレイブック/2012」ジュリア・スタイルズ。

監督、脚本、製作は「ボーン・スプレマシー/2004」「ボーン・アルティメイタム/2007」「キャプテン・フィリップス/2013」のポール・グリーングラス。


帰って来たジェイソン・ボーン!「ボーン・アルティメイタム/2007」から9年。ジェレミー・レナーの「ボーン・レガシー/2012」を見たけどマジでつまらなかった。やはりジェイソン・ボーンはマット・デイモンでなくては…とは言いつつ「ボーン・アルティメイタム」のレビューにはあまり面白くなかったなんて書いている。そう、今回のジェイソン・ボーン再登場にはあまり期待しないでおいた。

でもかつて読んだロバート・ラドラムの“暗殺者”のファンでもあるのでこのシリーズには思い入れがあり、マットもお気に入り俳優だし...。


このシリーズは世界中を飛び回るジェイソン・ボーンと、彼の強さが楽しめる娯楽作品。

ロケーションで今回スゴかったのはラスベガスのシーン。解体する前のホテルで撮影されたというシーンはかなりの迫力。ジェイソン・ステイサムの“トランスポーター・シリーズ”のノリで、あり得ない場面もあったが…。他にも毎回登場するヨーロッパ諸国でも撮影されている。


シリーズに欠かせなかったニッキーがあっさりと殺されてしまって可哀想だったけど、次回に続くヘザーの登場がナイス!

キーラ・ナイトレイの「アンナ・カレーニナ」や、デンマーク、スウェーデン合作の「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」で始めお目にかかったスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。オスカーもゲットし今や引っ張りだこの彼女は、クラシックな作品も現代物も未来ものも全てOK。本作ではCIA若手エージェントがこれまた良く似合っている。

ワルが完璧にまで似合うヴァンサン・カッセルの出演も良かったな。トミー・リー・ジョーンズも然り。


ボーン追跡を任された若手エージェント、ヘザー・リーとCIA長官デューイとのやり取りが何気に面白い。アリシアは作品ごとに素敵な女優になっていく。

ラスト、ジェイソン・ボーンとヘザー・リーが対決??次作が楽しみとなった。


TOHOシネマズ・スカラ座にて



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by margot2005 | 2016-11-06 00:36 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「われらが背きし者」

「Our Kind of Traitor」2016  UK/フランス

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ロンドン大学で教鞭をとるペリーは弁護士のゲイルとモロッコ旅行を計画する。結婚して10年になる二人の間にはすきま風が吹き、関係の修復のための旅だった。しかしゲイルとの仲は冷えきったまま。そんなある夜、ペリーはレストランでロシア人のディマと偶然出会い、彼に誘われるまま一時を過ごすことに...。次第にペリーとディマの間に友情のようなものが芽生え始め、英国人の大学教授ペリーを信頼したディマは、自分がロシアン・マフィアで、マネー・ロンダリングも担当していたが今では組織から命を狙われる身であり、家族の安全のため英国に亡命したいと話し始める。やがてディマは組織の情報が入ったUSBメモリーをM16に渡して欲しいとペリーに依頼する…



ディマに「しあわせはどこにある/2014」ステラン・スカルスガルド。

ヘクターに「ロンドン・ヒート/2012」のダミアン・ルイス。

オーブリイ・ロングリッグに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」ジェレミー・ノーサム。

監督は「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ/2010」「パレーズ・エンド/2012」のスザンナ・ホワイト。

原作、製作総指揮は「ナイロビの蜂/2005」「裏切りのサーカス/2011」「誰よりも狙われた男/2013」ジョン・ル・カレ。


ショッキングなオープニングで始まるジョン・ル・カレのドラマはとても重厚でスリリングで惹き付けられた。主演はお気に入りのユアン・マクレガーだし…。

平凡な大学教授のペリーと妻ゲイルが組織を裏切ったロシアン・マフィア、ディマの家族を助けるため奔走する。次から次へと問題が起き、見ている者をぐいぐいと引き込んで行く手法は中々のもの。


ディマに懇願されUSBメモリーを預かってしまったペリー。このペリーと言う人物は本当に善い人なんだと思う。断ることもできたかと思うが、ディマの家族の命がかかっていることを知り受け入れてしまう。

ロンドンに戻り、妻に責められた上、M16のヘクターに執拗に問いつめられるペリーが気の毒でならなかった。

演じるユアンはナイス・キャスティング。善い人が似合うのだ。ワルも似合うけど…。


ディマに“銃は使えるか?”と聞かれ“ノー!”と答えるペリー。普通の生活で大学教授が銃をぶっ放すなんてことないだろうし...なんて思ったけど、不安げに銃を握りしめながらもその後のペリーの活躍は大したもの。人間いざとなったら普段やらないこともできてしまうのかも知れない。

とんでもないことに巻き込まれたペリーとゲイル夫婦。でもその試練によって二人の関係が修復され、ドラマのラストも爽快だった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-11-02 00:25 | UK | Trackback(4) | Comments(2)

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」

「Genius」2016 UK/USA


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1929年のニューヨーク。ある日、編集者マックス・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフが原稿を持って訪ねてくる。原稿を読んだパーキンズはウルフの才能を見抜き出版すると約束する。ウルフは何件もの出版社からノーと言われ続けていたためパーキンズの言葉に喜びを隠せない。大喜びするウルフにパーキンズは一つ条件をつける。それは持ち込まれた膨大な原稿を大幅に削ること。しかし納得いかないウルフは最初抵抗を試みるが、パーキンズと議論を重ねながら編集作業を始めて行くのだった…


マックス・パーキンズに「キングスマン/2014」コリン・ファース。

トマス・ウルフに「ブラック・シー/2014」ジュード・ロウ。

アリーン・バーンスタインに「シークレット・アイズ/2015」ニコール・キッドマン。

ルイーズ・パーキンズに「アメリカを売った男/2007」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「最終目的地/2009」「私が愛した大統領/2012」「ハドソン川の奇跡/2016」ローラ・リニー。

F・スコット・フィッツジェラルドに「ハート・ロッカー/2008」「ザ・ロード/2009」「英国王のスピーチ/2010」「アニマル・キングダム/2010」「プロメテウス/2012」「あなたとのキスまでの距離/2013」ガイ・ピアース。

アーネスト・ヘミングウェイに「300<スリーハンドレッド>/2007」「パレードへようこそ/2014」「マネーモンスター/2016」ドミニク・ウェスト。

ゼルダ・フィッツジェラルドに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」「世界一キライなあなたに/2016」ヴァネッサ・カービー。

監督、製作は「英国万歳!/1994」のマイケル・グランデージ。


お気に入り英国人俳優コリン&ジュードの共演を楽しみにしていた一作。

マックス・パーキンズはもちろん、トマス・ウルフは名前しか聞いたことがない作家。パーキンズはドラマにも登場するF・スコット・フィッツジェラルドとアーネスト・ヘミングウェイを発掘した偉大なるカリスマ編集者。パーキンズは名もない作家を有名にするだけではなく、彼らの人生の助言者でもあった心優しい人物。


カリスマ編集者マックスには愛する妻ルイーズと5人の娘がいるが、トマスは独身で愛人アイリーンと暮らしている。トマスはマックスに才能を認めてもらい、共同で編集作業をするうち彼の家に足しげく通うようになる。それを知ったアイリーンは嫉妬心をむき出しにし、トマスを攻め立てるのだった。


コリンとジュードはそれぞれに素晴らしい配役。ジュードは「ブラック・シー」のレビューに“かつてモテる男の代名詞的存在だった。”と書いたけど、年々深みのある俳優になっており素敵だ。

人情家で包容力たっぷりのマックス・パーキンズを演じるコリンも貫禄たっぷり。もはや名優の域か?


女性二人…ルイーズとアイリーンが対照的で面白い。アイリーン役のニコール・キッドマンは魔女のように見える?どうもキッドマンは苦手な女優で、年を重ねるにつれ魔女化しているように映るのだが…。ルイーズを演じるローラ・リニーも夫の仕事を尊重しつつ家庭を守る穏やかな優しい女性を好演している。


1938年に37歳の若さで亡くなったトマス・ウルフ。カリスマ編集者と天才作家の短くも熱く深い友情物語は素晴らしかった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-10-30 22:36 | UK | Trackback | Comments(0)

「世界一キライなあなたに」

Me Before You2016 UKUSA

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ルーはイギリスの田舎町に暮らす26歳の女性。ある日、働いていたカフェが閉店し失職してしまう。父親も失業中のためすぐにでも仕事を見つけなければならない。そしてようやく見つけた仕事は車椅子生活を送る大富豪の世話係だった


ルイーザ(ルー)・クラークに「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ20112016」のエミリア・クラーク。

ウィル・トレイナーに「ダークエイジ・ロマン 大聖堂/2010「ハンガーゲーム シリーズ20132015「あと1センチの恋/2014」「スノーホワイト/氷の王国/2016」サム・クラフリン。

ウィルの母親カミーラに「アルバート氏の人生/2011」「ハンナ・アーレント/2012」「パパが遺した物語/2015」ジャネット・マクティア。

ウィルの父親スティーブンに「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「タロット・カード殺人事件/2006」「ドラキュラzero/2014」「黄金のアデーレ 名画の帰還/2015」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」チャールズ・ダンス。

エイミーの父親バーナードに「ダウントン・アビー シリーズ 20102015」のブレンダン・コイル。

ウィルの介護師ネイサンにスティーヴン・ピーコック。


青年実業家のウィルはロンドンで交通事故に遭い脊髄を損傷して四肢麻痺になってしまう。やがて実家に戻り車椅子で介護を受けることになる。ウィルは生きる希望も何もなく完全に心を閉ざしていた。そんな折、6ヶ月の期間限定で、天真爛漫で奇抜なオシャレが大好きなルーが世話係としてやって来る。やがてルーの悪戦苦闘の日々が始まる。


本作は世界中で大ヒットしたラヴ・ストーリーで、ラストは世界的な社会問題を感じさせる内容でとても興味深かった。ハッピーエンディングで終わらないラストは見る人によって、あれで良いのか?悪いのか?と賛否両論に分かれるだろうけど私的にはあの結末は良かったと思う。邦題は難ありかと思えるけど


サム・クラフリンはスゴくヒットした「あと1センチの恋」で女性を胸きゅんさせたハンサム・ボーイ。

テーマは暗くて辛いが、終始笑顔を見せるルーの存在は圧倒的。演じるエミリア・クラークはホントに笑顔がキュート。

ルーはフォーマルなドレスの選び方は素敵なのに、日常の服装はド派手でチャラチャラしたファッションばかり。どうにかならないのか?なんて思ったけど、ハンサムな大富豪とあか抜けない田舎娘の組み合わせなので、ウィルや彼の母親とのミスマッチは良かったのかも知れない。

ウェールズで撮影された城も美しい。


新宿バルト9にて



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by margot2005 | 2016-10-09 19:32 | UK | Trackback(4) | Comments(2)

「ハイ・ライズ」

「High-Rise」2015 UK/ベルギー
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1970年代のロンドン郊外。高層マンションに引っ越してきたラングは、下の階に住むシャーロットからパーティに誘われる。酒、ドラック、セックスと何でもありの派手なパーティを楽しむラングは新生活に期待が高まるのだった...

ロバート・ラングに「戦火の馬/2011」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ/2013」「クリムゾン・ピーク/2015」のトム・ヒドルストン。
アンソニー・ロイヤルに「リスボンに誘われて/2013」のジェレミー・アイアンズ。
シャーロット・メルヴィルに「アルフィー/2004」「カサノバ/2005」「フォックスキャッチャー/2014」「二ツ星の料理人/2015」のシエナ・ミラー。
リチャード・ワイルダーに「タイタンの戦い/2010」「ブリッツ/2011」「インモータルズ -神々の戦い-/2011」「推理作家ポー 最期の5日間/2012」「ドラキュラzero/2014」のルーク・エヴァンス。
ヘレン・ワイルダーに「噂のモーガン夫妻/2009」「オン・ザ・ロード/2012」「ニュースの真相/2015」のエリザベス・モス。
パングボーンに「ROME [ローマ]/2005〜2007」「ジョン・カーター/2012」のジェームズ・ピュアフォイ。
アン・ロイヤルに「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」「バンク・ジョブ/2008」のキーリー・ホーズ。
フェイに「ニンフォマニアック Vol.1/2013」「ニンフォマニアック Vol.2/2013」のステイシー・マーティン。
監督、編集は「サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~/2012」のベン・ウィートリー。

最高に危険で野蛮でモラルに欠けたドラマ。タイトルは「Chaos/カオス」として欲しかった。原作はSF小説とのこと。
医師のラングが脳の解剖をするシーンを始めとして、全編グロテスクな描写が多く、暴力だらけで
血がダラダラながらホラーではない。サスペンスでもないのでジャンル的にはブラック・コメディ??

トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンス、シエナ・ミラーと出演者がとても豪華。このキャストに惹かれて見に行った人は多いことかと想像する。私自身もその理由で見に行ったから…。主演は「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」で妖しい魅力を振りまいたトム・ヒドルストン。彼もちょっと気になる英国人俳優の一人。

映画のオープニングは荒れ果てた部屋にいる、汚れ果てたラング。やがてドラマは3ヶ月前に戻り、颯爽として美しいラングが登場する。
その後上層階と下層階の間に大きな階級格差が存在することから暴動が起こり、バトルが繰り広げられ、住民の理性が崩れ始める。何が起きても警察は来ないのか?と思っていたら、ペントハウスに住む建築家(タワーの設計者)が現れて警官を追い払ってしまうのだ。

トム・ヒドルストンはどうも顔が繊細なのか?どうかわからないがあまりsexyさを感じない俳優。逆にルーク・エヴァンスは強いイメージそのままでスゴくクールでダーティなキャラが似合う。だらしなくて奔放なシャーロット役のシエナ・ミラーはぴったりの配役で、ジェレミー・アイアンズも貫禄たっぷり。パングボーン役のジェームズ・ピュアフォイもふてぶてしいキャラが実に似合う。
しかしながらトムのスーツ姿は最高にゴージャス。
シャーロットが“このタワーの中でラングが一番素敵なamenity(字幕では備品)だわ”と言ったのはズバリだった。
かなり変わった趣の映画で、見る人限られるかなぁ?と思っていたが観客は想像以上に多かった(7階の一番小さなシアター/昼の回)。

ヒューマントラストシネマ渋谷にて
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by margot2005 | 2016-08-25 00:03 | UK | Trackback(4) | Comments(0)

「シング・ストリート 未来へのうた」

「Sing Street」2016 アイルランド/UK/USA
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1985年、大不況下のダブリン。14歳の少年コナーは父親の失業のせいで優秀な私立高校から荒れた公立高校に転校させられてしまう。学校へ行けば悪ガキのイジメにあい、家に帰れば両親の大喧嘩が待っている。そんなコナーの楽しみは音楽狂いの兄のブレンダンとTVで放送されるMVを見ることだった…

コナーにフェルディア・ウォルシュ=ピーロ。
ラフィーナに「ミス・ポター/2006」のルーシー・ボーイントン。
父親ロバートに「ブリッツ/2011」「シャドー・ダンサー/2011」「ある神父の希望と絶望の7日間/2014」のエイダン・ギレン。
母親ペニーに「THE TUDORS ~背徳の王冠~/2007~2010」「ビザンチウム/2012」「おやすみなさいを言いたくて/2013」のマリア・ドイル・ケネディ。
兄ブレンダンに「マクベス/2015」「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」のジャック・レイナー。
姉アンにケリー・ソーントン。
ダーレンにベン・キャロラン。
エイモンにマーク・マッケンナ。
校長バクスターに「ヴェロニカ・ゲリン/2003」のドン・ウィチャリー。
監督、脚本、原案、製作、オリジナルソングスは「ONCEダブリンの街角で/2006」「はじまりのうた/2013」のジョン・カーニー。

TVでブレンダンと見たデュラン・デュランのMV。デュラン・デュランを絶賛するブレンダン同様、コナーもそのバンドに夢中になる。学校で友達になったダーレンにブレンダンからの受け売りを喜々として語るコナー。やがて彼はバンドを立ち上げると宣言する。コナーがバンドを立ち上げる決心をしたのは、学校の真ん前の施設に住むラフィーナに恋をしたからだった。

ブリティッシュ・ロックは大好きなのでとても楽しく見ることができた。
少年、少女が主人公ながらかつて少年、少女だった人が見るとバッチリ楽しい映画で、シアターも元少年、少女の人たちでにぎわっていた。本作はとても評判らしくて、公開3週目に見たのにシアターはかなりの入り(4列目より後ろは満席)で驚いた。
あの二人は無事ロンドンに行けた?と少々心配にもなるラストは爽快!“全ての兄弟に捧げる!”とメッセージした監督がナイス。

アイルランド全土の数千人の中から選ばれたというフェルディア・ウォルシュ=ピーロがキュートで、物語が進むにつれだんだんと上手くなっていく歌声も素晴らしい。
コナーの化粧した顔を見てカルチャー・クラブの若い頃(80年代)のボーイ・ジョージを思い出した。コナー役のフェルディアの方がハンサムだけど…。
ブレンダンが家でゴロゴロしている様は不景気な時代を現していて気の毒ながら面白い。

80年代に“ベストヒットUSA”という番組があり、それで初めて海外のMTVを見たはず。この番組は今でもBSで放送されていて、海外のアーティストのMTVを紹介する小林克也が頑張っている。wowowで放送している”洋楽主義“のMTVは最高!

ヒューマントラストシネマ有楽町にて
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by margot2005 | 2016-08-06 22:48 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「ダーク・プレイス」

「Dark Places」2015 UK/フランス/USA
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“一家惨殺事件で生き残った少女 あの夜、彼女がみなかったものとは”...シャーリーズ・セロン主演のダークなサスペンス・ドラマ。

リビー・デイに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード/2009」「ヤング≒アダルト/2011」「プロメテウス/2012」「マッドマックス 怒りのデス・ロード/2015」「スノーホワイト/氷の王国/2016」のシャーリーズ・セロン。
ライルに「アバウト・ア・ボーイ/2002」「タイタンの戦い/2010」「シングルマン/2009」「X-MENシリーズ/2011〜2016」のニコラス・ホルト。
若き日のディオンドラに「キャリー/2013」「イコライザー/2014」「アクトレス ~女たちの舞台~/2014」のクロエ・グレース・モレッツ。
若き日のベンに「ツリー・オブ・ライフ/2011」のタイ・シェリダン。
き日のリビーに「最高の人生のつくり方/2014」のスターリング・ジェリンズ。
ベン・デイに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~/2014」「あなたを見送る7日間/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」のコリー・ストール。
リビーの母親パティ・デイに「ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)/2011」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のクリスティナ・ヘンドリックス。
リビーの父親ラナー・デイに「かけがえのない人/2014」「ルーム/2015」のショーン・ブリジャース。
ディオンドラにアンドレア・ロス。
監督、脚本は「サラの鍵/2010」のジル・パケ=ブランネール。

リビー・デイの過去と現在が行ったり来たりする。
1985年、カンザス州の田舎町。ある日、母親と二人の姉妹が殺害される事件が起こる。しかし姉妹の一番下のリビーが生き残り、姉妹の兄であるベンが容疑者として逮捕される。ベンが容疑者となったのはリビーの証言からだった。やがてベンは終身刑の判決を受ける。

母親の保険金や、有名な殺人事件の遺族として書いた自伝の出版などで金を得たリビーは定職にも就かず長年自堕落な日々を送っていた。しかし事件から28年たった今、金も底をつき孤独で貧乏な日々を余儀なくされている。そんな折、過去の有名な殺人事件の再検証を行う“殺人クラブ”という団体のメンバーであるライルから誘いを受け会合に出席する。金目当てに…。

ライルに促され再検証を行うことにしたリビーは刑務所に足を運び、久しぶりに兄と対面する。そして面会中ベンの腕にある“ディオンドラ”のタトゥーを見てリビーの記憶が蘇り始める。“ディオンドラ”はかつてベンが愛した女性の名前だった。
パズルのピースが埋まって行くように事実がどんどん明らかになって行く。

サスペンスは誰が犯人なのか?なぜ殺害したのか?と見ている間、疑問が頭の中に渦巻く。でもあの結末は全く考えられなくて衝撃的。ベンの取った行動はこの上なく愛情深いというのか、少々愚かかな?とも思った。
何はともあれ“殺人クラブ”の存在には驚かされた。

原作は「ゴーン・ガール/2014」のギリアン・フリンの世界的ベストセラー“冥闇”だそう。
「ゴーン・ガール」ほどわくわくするミステリーではないが、主演のシャーリーズ・セロン頑張っている。彼女は全編ほとんどスッピンで汚いジーンズに破れたTシャツを着ていてもとても美しい。
“美人は中身のある役を貰えない”とGQマガジンのインタビューで語る彼女がお気の毒。

脇役のニコラス・ホルトが良かった。「アバウト・ア・ボーイ」でヒュー・グランドと張り合ったニコラス。「シングルマン」ではコリン相手にゲイの大学生役を熱演し、現在に至っている。彼も素敵なお気に入り英国俳優の一人。
クロエ・グレース・モレッツは「キャリー」を彷彿とさせる形相でワルを演じていて似合っている。

今月は所用が多くてシアターに行ったのは3回。普段は平均すると1ヶ月に10本は見ているというのに、そろそろ7月も終わってしまいそう。そして本作は初日に観たのに今頃レビューを書いている始末。

TOHOシネマズみゆき座にて(本日で上映終了)
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by margot2005 | 2016-07-21 22:35 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「ブルックリン」

「Brooklyn」2015 UK/カナダ/アイルランド
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アイルランドの小さな町エニスコーシーで姉と母と3人で暮らす少女エイリシュはより良い生活を求めて単身アメリカへ渡る。やがてニューヨーク、ブルックリンのミセス・キーオの邸宅で同郷の女性たちとの寮生活が始まり、高級デパートで働き始めるが孤独に苛まれ新生活に中々馴染めないでいた。そんな折、ダンス・パーティで知り合ったイタリア移民のトニーと出会う…

エイリシュに「つぐない/2007」「ウェイバック -脱出6500km-/2010」「ビザンチウム/2012」「グランド・ブタペスト・ホテル/2013」のシアーシャ・ローナン。
トニーに「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のエモリー・コーエン。
ジムに「わたしを離さないで/2010」「シャドー・ダンサー/2011」「アンナ・カレーニナ/2012」「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」「スター・ウォーズ/フォースの覚醒/2015」「エクス・マキナ/2015」のドーナル・グリーソン。
フラッド神父に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」「ウイークエンドはパリで/2013」「パディントン/2014」のジム・ブロードベント。
ミセス・キーオに「ジェイン・オースティンの秘められた恋/2007」「パディントン」のジュリー・ウォルターズ。
ミス・ケリーに「シャドー・ダンサー/2011」のブリッド・ブレナン。
エイリシュの姉ローズに「ハリウッド式 恋のから騒ぎ/2008」のフィオナ・グラスコット。
母親メアリーにジェーン・ブレナン。
友人ナンシーにアイリーン・オヒギンズ。
監督は「ダブリン上等!/2003」「BOY A/2007」のジョン・クローリー。

エイリシュの日常を淡々と描いていて最初は少々つまらないなぁなんて思っていたが、運命のいたずらでエイリシュがアイルランドに戻った辺りからストーリーが変化して行って惹きこまれた。
ちょっとネタバレ...
姉の死によってアイルランドに戻ったエイリシュにとって、一人暮らしとなった母親の側にいることはとても安心なことだった。友人ナンシーの結婚式に出席するために滞在を延長。そしてナンシーに紹介されたジムとつきあい始め心は揺らぐ。エイリシュはトニーから届いたエアー・メールに返事も書かず引き出しにしまいこむばかり。確かにトニーにどのように返事を書けばわからなかったに違いない。ジムと会っている事実を知らせるわけにもいかないし…。もし意地悪なミス・ケリーに詰問されなかったたらエイリシュはアイルランドに残ったのだろうか?

エイリシュの人生に関わる、新天地で出会ったおしゃべりで善人のミセス・キーオと、愛する故郷の意地悪なミス・ケリーの存在が真逆でなんとも興味深い。
1950年代のファッションを纏うエイリシュ。最初はダサイが次第に洗練されて行く過程がとても素敵に映る。シアーシャ・ローナンはまだ20歳を過ぎたばかりの年齢ながら妙に落ち着いた雰囲気の女性。少々憂い顔のせいかも知れない。ヒロイン役にはナイス・キャスティング。
トニーを演じたエモリー・コーエンは「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命」でブラッドリー・クーパーの息子役。今回イメージが全く違って最初誰だかわからなかった。本作でのエモリー・コーエンは中々素敵だ。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-07-17 00:55 | UK | Trackback(4) | Comments(4)