タグ:ペネロペ・クルス ( 8 ) タグの人気記事

「悪の法則」

「The Counselor」2013 USA/UK
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カウンセラーに「プロメテウス/2012」のマイケル・ファスベンダー。
ローラに「ローマでアモーレ/2012」のペネロペ・クルス。
マルキナに「ホリデイ/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」「私の中のあなた/2009」「運命のボタン/2009」「モネ・ゲーム/2012」のキャメロン・ディアス。
ライナーに「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のハビエル・バルデム。
ウェストリーに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「ワールド・ウォーZ/2012」のブラッド・ピット。
アムステルダムのダイヤモンド・ディーラーに「愛を読むひと/2008」「バーダー・マインホフ 理想の果てに/2008」「アンノウン/2011」のブルーノ・ガンツ。
ブロンドに「カサノバ/2005」「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」のナタリー・ドーマー
製作、監督は「プロヴァンスの贈りもの/2006」「アメリカン・ギャングスター/2007」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ロビン・フッド/2010」「プロメテウス」のリドリー・スコット。

カウンセラーはなぜ悪の道を選んだのか?それはもちろん金意外の何ものでもないだろうが、ちょっとした出来心で有能な弁護士がこのような裏社会のビジネスに関わろうとするのか?その辺の説明は全くない。あれよあれよという間にカウンセラーは裏社会のビジネスにはまり込んでしまっている。

トマトメーターは35%と寂しい。
会話がとても哲学的でリドリー・スコットらしくない?リドリー・スコットって単純明快なものが多いから...こちらも複雑な展開ってわけではないのだが、ドラマの中で交わされる会話がこねくり回している感じ。
顔をくしゃくしゃにして、鼻水たらし泣きじゃくるマイケル・ファスベンダーも頑張っているが今一つだったかな?
“Have you been bad?/字幕では浮気した?”なんて可愛いく尋ねるローラ。ペネロペにはこの役柄は似合わない。
ブラッド・ピットの出番は少ない。レビューは書いていないけど「ジャッキー・コーガン/2012」同様ヤクザな男が似合う。フランス行きの飛行機で見た「ワールド・ウォーZ」は小さな画面なのでつまらなくて途中でやめた。
“サスペンス/犯罪”というジャンルでなおかつ出演陣はとても豪華ながら物語は面白くない。しかしこのドラマで一人精彩を放ったのはキャメロン・ディアス。男を手玉に取り一人勝ちするマルキナ役は完璧。キャメロンて軽い役柄のものばかりでつまらない女優のイメージだが、本作で彼女を見直した。纏うジョルジオ・アルマーニのドレスもキャメロンにぴったり。マイケルのスーツはエンポリオ・アルマーニ。この方ホントにスーツが似合う。ハビエル・バルデムもド派手なコスチュームがハマってナイスだった。
衣装や豪華な屋敷…そんなことだけが記憶に残る映画だったかな?

アメリカでは弁護士のことをカウンセラーと呼ぶ。カウンセラーに名前はなく皆彼をカウンセラーと呼んでいた。恋人のローラは“Baby!”と呼んでいたし…。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了/TOHOシネマズ有楽座にて上映中)
下写真はパリの地下鉄ポスター。フランス版のタイトルはズバリ麻薬「CARTEL」。
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by margot2005 | 2013-12-16 00:07 | USA | Trackback(15) | Comments(2)

「ローマでアモーレ」

「To Rome with Love」2012 USA/イタリア/スペイン
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ローマ、ヴェネチア広場にあるヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂近くで交通整理する警察官の語りからドラマは始まる。やがてアメリカからやって来た旅行者ヘイリーがカンピドーリオ広場でローマに住むミケランジェロに道を尋ねる。道案内を申し出たミケランジェロと急接近したヘイリーはローマで恋に落ちる…
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監督、脚本。出演(ジェリー)に「映画と恋とウディ・アレン/2011」のウディ・アレン。
フィリスに「地球は女で回っている/1997」「マリー・アントワネット/2006」のジュディ・デイヴィス。
ミケランジェロに「ミラノ、 愛に生きる/2009」のフラヴィオ・パレンティ。
ヘイリーに「ミルク/2008」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」のアリソン・ピル。
ジョンに「グッド・シェパード/2006」「ディパーテッド/2006」「私の中のあなた/2009」「恋するベーカリー/2009」のアレック・ボールドウィン。
レオポルドに「ライフ・イズ・ビューティフル/1998」「人生は、奇跡の詩/2005」のロベルト・ベニーニ。
アンナに「NINE/2009」のペネロペ・クルス。
ジャックに「ハンティング・パーティ/2007」「ソーシャル・ネットワーク/2010」のジェシー・アイゼンバーグ。
サリーに「ミスター・アーサー/2011」のグレタ・ガーウィグ。
モ ニカに「JUNO/ジュノ」2007」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」のエレン・ペイジ。
アントニオにアレッサンドロ・ティベリ。
ミリーにアレッサンドラ・マストロナルディ。
ミケランジェロの父親役でオペラ・シンガーのファビオ・アルミリアート、そしてホテルの強盗役で「輝ける青春/2003」「西のエデン/2008」「あしたのパスタはアルデンテ/2011」「昼下がり、ローマの恋/2011」のリッカルド・スカマルチョが出演している。

ローマの街で突如恋に落ちたミケランジェロとヘイリーのカップル。そしてアメリカからやって来たヘイリーの両親ジェリーとフィリス。
ローマに住むミケランジェロの父親は葬儀屋を営んでいるがシャワーを浴びながらオペラを歌うのが最大の趣味。ジェリーは元オペラ演出家で、彼の歌声に魅せられ売り出すそうと考える。

ローマに観光客としたやって来たアメリカ人建築家のジョンは、若い頃住んでいたトラストテヴェレを訪れるが右も左も分らない。しかしそこでローマに住むアメリカ人ジャックと出会い道案内してもらう。
一方でジャックは恋人サリーと同居中。そこへ突然サリーの友人で売れないアメリカ人女優のモニカが現れる。

アントニオとミリー夫婦は田舎から親戚を訪ねローマへとやって来る。ホテルへ落ち着いたもののミリーは美容院へ出かけ一人残される。そんなアントニオの部屋にコールガールのアンナがやって来る。

レオポルドはローマに住む一市民。ところがある日突然TV局のカメラの放列を浴び、何がなんだか分らないまま一日にして有名人になってしまう。

オムニバスではないので4つの物語は絡まないで互いに並行し同時進行して行く。スペイン階段近くにオープニングに登場したローマっ子の警察官が再び現れエンディングを迎える。
ローマ好きにはたまらない一作。

ウディ・アレンお得意のドタバタ・コメディ復活。夫婦役のアレンとデイヴィスの掛け合いが絶妙。
レオポルドのある日突然有名人…というのは良く分からないが、演じるベニーニは相変わらずうるさいoyajiでスクリーンでは懐かしい。
いつも背後霊のようにジャックの側に現れるジョンの存在も面白いし、演じるアレック・ボールドウインってとても癖のある俳優。
オペラ・シンガーのファビオ・アルミリアートが劇中シャワーを浴びながら歌うシーンには大いに笑えた。
アレンのミューズ、ペネロペ・クルスのナイス・バディ(少々太った…)にはマジで圧倒される。
ミケランジェロを演じたフラヴィオ・パレンティは実にゴージャスで、今回お気に入りヨーロッパ人俳優の仲間に入れた。

ロケーションはカンピドーリオ広場コロッセオ・トレヴィの泉テルミニ駅トラストテヴェレ/ヴィッラ・ディ・クインティーリ/ボルケーゼ公園/ヴェネト通り/スペイン階段...またローマに行きたくなった。

渋谷 Bunkamura ル・シネマにて
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by margot2005 | 2013-07-01 00:12 | MINI THEATER | Trackback(15) | Comments(6)

「NINE」

「Nine」 2009 USA/イタリア
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グイドに「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド/2007」のダニエル・デイ・ルイス。
ルイザに「世界でいちばん不運で幸せな私/2003」「ラヴ・イズ・イン・ジ・エアー/2005」「プロヴァンスの贈りもの/2006」「エディット・ピアフ~愛の讃歌~/2007」「パブリック・エネミーズ/2009」のマリオン・コティヤール。
カルラに「NOEL ノエル/2004」「ボルベール/帰郷/2006」「それでも恋するバルセロナ/2008」「恋愛上手になるために/2007」「エレジー/2008」「抱擁のかけら/2009」のペネロペ・クルス。
リリーに「007/慰めの報酬/2008」のジュディ・デンチ。
ステファニーに「ル・ディヴォ―ス/パリに恋して/2003」「トラブル・マリッジ カレと私とデュプリーの場合/2006」のケイト・ハドソン。
クラウディアに「インベージョン/2007」「オーストラリア/2008」のニコール・キッドマン。
ママに「昨日・今日・明日/1963」「ひまわり/1970」のソフィア・ローレン。
サラギーナに「ポセイドン/2006」のファーギー(ステイシー・ファーガソン)。
監督、製作に「シカゴ/2002」「SAYURI/2005」のロブ・マーシャル。
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世界的な映画監督グイドは新作“ITARIA”が撮影開始直前だと言うのに脚本は未完成。監督意外のスタッフは既に準備が整い、制作発表記者会見が開催される。なんとか記者会見を乗り切ったグイドだったがプレッシャーは限界を超えてしまう。撮影所から逃げ出した彼は愛人カルラ、妻ルイザ、ママと、愛する女性に慰めを求め、混乱した頭は幻想の世界へと入りこんでしまう…

先月は観たい映画がたくさん公開され、時間ある限り観には行ったがレビューを書く時間がない。この映画も観てからかれこれ3週間近く経過した模様。今月に入ってからもやはり映画を観続けているのでますますレビューがたまる。備忘録として観た映画は全て書きたいが、だんだん無理っぽくなってきて哀しい。

「8 1/2/1963」をベースに描かれたトニー賞受賞のブロードウェイ・ミュージカルの映画化。記憶に残るフェデリコ・フェリーニの「8 1/2」は、思い悩むマルチェロ・マストロヤンニと、優しい妻アヌーク・エーメしか思い出せなくて、クラウディア・カルデイナーレが女優クラウディア役だったこともトンでいる。今一度ぜひ見て見たい。
オスカー俳優がわんさと出演し、ニコール・キッドマン、マリオン・コティヤール、ペネロペ・クルス、ケイト・ハドソンと、皆歌上手過ぎで驚くばかり。ファーギーのパフォーマンスは圧巻で、フランス語で歌うジュディ・デンチがキュート、そしてオスカー女優たちに囲まれてのケイト・ハドソンの歌とダンスのパフォーマンスはスゴいパワフル!
一緒に観た友曰く“肉食べてるから皆パワフルよね!”ときたがズバリその通り。

イタリア男は妻以外に愛人+母親も必要な人種??
母親に“会いたかったよ!”なんて台詞日本人には言えないだろうな?一度息子に言わせてみたいものだ。
情けない男グイド役のダニエル・デイ・ルイスはどう見ても英国人だが、この役柄は似合っていてさすがの役者。グイドのママを演じたソフィア・ローレンのゴージャスさにはただただ脱帽。
女優たちのパフォーマンスが皆パワフルたが、ペネロペのダンスは妖艶で、この方の映画を観に行くといつもいるペネロペ、ファンおじさま…丸の内ってこともありおじさま族多し。
ミュージカルは結構好きなので「シカゴ」もそうだったけどとても楽しめて、気分転換に持ってこいの映画だった。
丸の内ピカデリーにて
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by margot2005 | 2010-04-12 20:52 | USA | Trackback(9) | Comments(0)

「抱擁のかけら」

「Los abrazos rotos」...aka「Broken Embraces」「Broken Hugs」 2009 スペイン
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レナに「ノエル/2004」「ボルベール/帰郷/2006」「恋愛上手になるために/2007」「エレジー/2008」「それでも恋するバルセロナ/2008」のペネロペ・クルス。
ハリー・ケイン(マテオ・ブランコ)に「バッド・エデュケーション/2004」のルイス・オマール。
ジュディット・ガルシアに「アラトリステ/2006」「宮廷画家ゴヤは見た/2006」のブランカ・ポルティージョ。
エルネスト・マルテルに「宮廷画家ゴヤは見た」のホセ・ルイス・ゴメス。
ライ・Xに「チェ 39歳別れの手紙/2008」のルーベン・オチャンディアーノ。
ジュディットの息子ディエゴに「海を飛ぶ夢/2004」のタマル・ノバス。
レナの母に「靴に恋して/2002」「題名のない子守唄/2006」「ひばり農園/2007」のアンヘラ・モリーナ。
「ボルベール/帰郷」のロラ・ドゥエニャスがエルネストに雇われた読唇術師役で出演している。
監督、脚本に「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」「トーク・トゥ・ハー/2002」「バッド・エデュケーション」「ボルベール/帰郷」のペドロ・アルモドバル。
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2008年のマドリード。かつて映画監督だったマテオ・ブランコは14年前に起こった事件により視力を失っていた。彼は過去を完全に封印しハリー・ケインという名前で脚本家として違う人生を生きていた。そんなある日ハリーの前にライ・Xと名乗る男が現れ、自分が監督する映画の脚本を書いて欲しいと依頼する。公私共にハリーの面倒を見るジュディットはハリーがライ・Xの依頼を受ける事に反対する....
1994年のマドリード。大富豪の実業家エルネストの愛人レナは新進監督マテオのオーディションに現れる。美しいレナに心奪われたマテオ、やがて恋に落ちた二人はエルネストの執拗なまでの嫉妬に翻弄されて行く...

こういった展開のLove Storyはとても好み。
時系列で描かれてなく、2008年と1994年が行ったり来たりして少々観づらいがストーリーが解らなくなるといった事は全くない。
盲目の脚本家ハリー・ケインとレナとの過去が語られるあたりから物語は俄然面白くなって行く。
若い女を永遠に所有したいと望む年老いた男の惨めさと、理由は解るが金が目的で年老いた男に取り入った女のしたたかさがが哀れである。
盲目となったハリーを誠心誠意で面倒観るジュディット親子。監督マテオ・ブランコの時代プロデューサーだったジュディットも彼を愛した一人。ラストで語られるマテオ、ジュディット、ディエゴの関係、そして母子の間で内緒にされる事実にジーンと来る。
マテオ、エルネストそしてレナ、ジュディット。考えてみると三角関係が見事に描かれていて感心する。
観ている時はそれほどでもなかったけど、観終わってからジワジワと来るサスペンスも絡めた素敵なラヴ・ドラマだった。
オーディションに現れたレナを“美し過ぎる女”と評したジュディット。妖艶かつキュートな魅力満載のペネロペはホントに美しくレナ役が似合っている。ウイッグを付けてカメラにポーズするレナに“オードリー(H)にそっくり”と言われるシーンはマジでオードリーに似ていた。
しかしながら老人の嫉妬って怖い...階段突き落とし&読唇術によって二人の会話を探るなんて...。
レナの着るドレスがとてもカラーフルかつファッショナブルで印象的。そしてペネロペ・クルスにはやはりスペイン映画が似合う。
ワーナーマイカル・シネマズ板橋にて
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by margot2005 | 2010-02-28 01:06 | スペイン | Trackback(12) | Comments(4)

「エレジー」

「Elegy」2008 USA

イザベル・コイシェが奏でる、ベン・キングズレー&ペネロペ・クルスによる“男と女の愛の物語”。
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コンスエラ・カスティーリョに「ノエル/2004」「ボルベール/帰郷/2006」「恋愛上手になるために/2007」のペネロペ・クルス。
デヴィッド・ケペシュに「ガンジー/1982」「シンドラーのリスト/1993」「砂と霧の家/2003」のベン・キングズレー。
キャロラインに「あぁ、結婚生活/2007」「幸せのレシピ/2007」のパトリシア・クラークソン。
ジョージに「イージー・ライダー/1969」「ハートに火をつけて/1989」のデニス・ホッパー。
デヴィッドの息子ケニーに「ニュースの天才/2003」「フライト・プラン/2005」のピーター・サースガード。
監督は「死ぬまでにしたい10のこと/2003」「パリ、ジュテーム/2006」のイザベル・コイシェ。
原作はフィリップ・ロスの“The Dying Animal”。

デヴィッド・ケペシュはTVやラジオに出演する名の知れた大学教授。老人の域に達する彼だが、かつての教え子キャロラインを愛人に持ちsexを謳歌する日々。ある日、彼の授業に現れたラティン美人に目を奪われるデヴィッド。彼女はスペイン系キューバ移民である富豪の娘コンスエラ・カスティーリョ。言葉巧みに30歳も年下のコンスエラを誘い出すデヴィッド。やがてデヴィッドは完璧に美しい肉体を持つコンスエラに夢中になって行く...
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シンプル、かつ下品に表現すれば、30才も若い、美しい娘の肉欲に溺れたエロ大学教授の恋物語。
しかし原作はアンソニー・ホプキンス主演の「ヒューマン・ステイン(白いカラス)/2003」を書いたピュリッツァー賞作家フィリップ・ロス。陳腐なストーリーであるワケがない。
劇中、デヴィッドの親友で詩人のジョージを、ピュリッツァー賞作家という設定で登場させているのは原作者の意図なのだろうか?
女性監督が描いたラヴ・ストーリーならではのメイク・ラヴのシーン...ベートーヴェンやバッハのピアノ曲が流れ、オペラもバックに使われている。ひたすら美しく、美しく描いている。
そして、何度か登場する恋人たちの海のシーンが哀しくも美しくて印象に残る。
「ガンジー」でオスカーをゲットしたベン・キングズレーって苦手な俳優だけど、名作に多々出演しているので、彼の映画はいっぱい観ている。例によって予告を何度も、何度も観て、なんとなく観たいなぁと思いシアターに行ってしまった。やはりシアターにはペネロペ映画には欠かせないojisamaたちがいた。
デヴィッドが“着衣のマハ”の絵をコンスエラに見せ“君に似ている”と言うシーンがある。ペネロペは映画「裸のマハ/1999」でも絵のモデルではなかったかな?
“裸のマハ”ポーズのトップレスのペネロペは同性から見てもとても、とても美しい!
恋愛=sexを信条に生きて来たデヴィッドはsex相手の女に嫉妬することなどなかった。しかし若いコンスエラに嫉妬心を燃やし、若い男と会ってないかと妄想する。それには老いた男の哀れさがにじみ出ていて悲しい。
パトリシア・クラークソン演じる、愛人のキャロライン。互いに干渉しないでsexだけで繋がっている間柄。しかしキャロラインも又、部屋に自分以外の女がいた証拠を見つけデヴィッドに詰め寄る。仕事に成功し、自由に生きている中年女性のキャロラインも又デヴィッドの影の女の存在に嫉妬している。
人間って“老い”を感じると、現在進行形のものが“最後の恋”と思い嫉妬深くなるのかも知れない。
シアターで観るのは、キアヌーの「スピード/1994」の爆弾男以来か?デニス・ホッパーが懐かしかった。
“老いて朽ちていく男と、病に冒されていく女...”予告で何度も語られたこのフレーズ。感情は肉欲に勝るラストが素敵。
日比谷シャンテ・シネにて...
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by margot2005 | 2009-01-27 22:44 | MINI THEATER | Trackback(14) | Comments(2)

「恋愛上手になるために」

「The Good Night」2007 USA/UK/ドイツ

夢の中に登場する美女に夢中になる冴えない男のラヴ・ファンタジー。
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アンナ(メロディア)に「ノエル/2004」「ボルベール 帰郷/2006」のペネロペ・クルス。
CM作曲家ゲリーに「ラブ・アクチュアリー/2003」「こわれゆく世界の中で/2006」のマーティン・フリーマン。
ゲリーの恋人ドーラに 「抱擁/2002」「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」のグイネス・パルトロウ。
怪しい夢講座を主催するメルに「僕のニューヨーク・ライフ/2003」のダニー・デヴィート。
ゲリーの上司ポールに「M:i:III/2006」サイモン・ペッグ。
作家アラン・ワイゲルトに「華麗なる恋の舞台で/2004」「グッド・シェパード/2006」のマイケル・ガンボン。
監督、脚本はグイネスの弟のジェイク・パルトロウ。

かつては一世を風靡したバンドのメンバーだったゲリー。今はCM作曲家として生計をたてているが、同居中の恋人ドーラとは倦怠期真っ最中。
そんなある夜、ゲリーの夢の中に絶世の美女アンナが現れ”愛している!”と囁かれる。夢の続きが見たいゲリーは本屋で夢関係の本をあさり、夢講座を開いている怪しいメルの教室に出向く。思惑通り夢の続きが見られたゲリーは夢の中のアンナに夢中になって行く...
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UK俳優人が多くて英国が舞台なのかな?と思いつつ観ていたら舞台はNY。
ペネロペ・クルスは白一色に身を包んだ“Goddess(女神/絶世の美人)”役が似合う。
アンナが実在の女と知ったゲリーがポールの計らいで彼女と会う事になる。出会ったアンナはモデルのメロディ。服装はパンクぽくってゲリーは気に入らない。この落差が実に良い。
ブロンドのグイネスがダーク・ブラウンに髪を染めている。ブラウン・ヘアーの彼女はとっても、とってもおばさんに見えて...妖艶なるアンナ役のペネロペと差をつけるためにおばさんぽくしたのかも知れない。でも「スライディング・ドア/1997」や「恋におちたシェイクスピア/1998」から10年も経っているし、かつてのキュートなグイネス・パルトロウも二人の子持ちだし無理もないか...
冴えない男が似合うゲリー役のマーティン・フリーマンはナイス・キャスティング。
名プロデューサーでもあるダニー・デヴィートは、映画の中の隠し味って感じの名脇役。
中々面白い思いつきのストーリーで楽しめる。
ペネロペ映画ってペネロペ ファンのおじさまが必ず観に来ている。同じ列のおじさまは満足できたかな?
例によってスゴイ邦題。この邦題に惹かれて“恋愛上手になる〜”なんて想像して観に行く人は残念ながら何のメリットもない。原タイトルの“The Good Night”は意味が深くてナイスなのに...
渋谷シアターTSUTAYAにて...
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by margot2005 | 2008-11-08 01:44 | MINI THEATER | Trackback(7) | Comments(4)

「ボルベール/帰郷」

a0051234_054415.jpg「Volver」2006 スペイン
カンヌ国際映画祭(2006)/監督賞(ペドロ・アルモドバル)&女優賞(ペネロペ・クルス)受賞作品。
監督は「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」「トーク・トゥ・ハー/2002」のペドロ・アルモドバル。
主演は「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」「ノエル/2004」のペネロペ・クルス。
監督の故郷でもあるスペイン/ラ・マンチャを舞台に描く3世代の女たちの物語。
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職を失った夫と15才の娘パウラ(ヨアンナ・コボ)と暮らすライムンダ(クルス)は生活のためあくせく働く日々。
ある日父親に犯されそうになった娘パウラは、抵抗の末父親を刺し殺してしまう。事実を知った母ライムンダは、娘を守ろうと誓う。
一方でライムンダの叔母が死んだとの知らせが入る。ライムンダは姉ソーレ(ロラ・ドゥエニャス)に叔母の葬式には出られないと告げ、夫の死体を隠すため奔走する。
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ペネロペ・クルスはスペイン映画が似合う!スペイン人なので当たり前だが、ハリウッド映画「すべての美しい馬/2000」でマット・デイモンと共演して以来...コレはかなりの駄作だったが...トム・クルーズ、ニコラス・ケイジ、ジョニー・デップ、そしてマシュー・マコニヒー...どれも今イチだった。
ヴァンサン・ペレーズと共演したフランス映画「花咲ける騎士道/2003」も観たが、やはりペネロペはスペイン映画が似合うのかな?? 
ペネロペ作品でお勧めはイタリア映画の「赤いアモーレ/2004」。とても見応えのある作品。
そして、ハリウッド・ブレイク前のペネロペ作品、お勧めは「ベル・エポック/1992」&「裸のマヤ/1999」。
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監督のペドロ・アルモドバル。彼の「オール・アバウト・マイ・マザー/1998」や「トーク・トゥ・ハー/2002」は余り好きではないがこの作品は中々良かった。
主要な役の男優はゼロの女性映画。スペインの肝っ玉母さんというのだろうか?スペイン女は強そう。
しかしスペイン人て親族が互いに挨拶する時キス攻めで疲れないのだろうか??
この作品ではnudeのペネロペは拝めない。しかし、胸の谷間を強調するショット多々あり。
映画の中で、ママがペネロペ演じるライムンダに“あんたの胸って前からそんなに大きかった?何(手を加えたという意味か??)かしたんじゃない?”という台詞には笑える。
ソーレ役のロラ・ドゥエニャスは「靴に恋して/2002」に出演している。
映画を観終わって一緒に観た友人の第一声...“ペネロペ以外皆(姉を始めとして、ママ、娘、アグスティナ)美人じゃないよね?”...確かに言えてる。
コレはわざとだろうか?監督&主演ペネロペの陰謀だろうか?今や世界的な女優となったペネロペ主演映画かなと?感じないではいられない。
スペイン映画にも関わらず単館公開どころか、全国展開している、コレもペネロペの人気を物語っている。
小雨模様の昼下がり、ペネロペ狙いのojisamaが目立った気がした。
有楽座にて...
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by margot2005 | 2007-07-12 00:31 | スペイン | Trackback(36) | Comments(20)

「NOEL/ノエル」

a0051234_131994.jpg「NOEL」2004 USA
東京国際映画祭(2005)上映作品
舞台はニューヨーク、クリスマス・イヴ。
素敵な人間模様を描いたヒューマン・ドラマ。
主演ローズにオスカー女優「デッドマン・ウオーキング/1995」のスーザン・サランドン。
偶然に彼女と知り合うことになるニーナにペネロペ・クルス「赤いアモーレ/2004」。
ニーナのフィアンセ、マイクにポール・ウオーカー「タイム・ライン/2003」。
そして老人役でアラン・アーキン「ガタカ/1997」が出演している。
アンクレジットでロビン・ウイリアムスが出演している...なぜにアンクレジットにしたのか?謎??監督は俳優のチャズ・パルミンテリ「ユージュアル・サスペクツ/1995」で、これは彼の初監督作品。
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母親の看病で病院通いのローズ(サランドン)は離婚歴ありの中年女性。ふとした事で知り合ったニーナ(クルス)はフィアンセ、マイクの嫉妬深い愛にがんじがらめで息も出来ない。マイクはコーヒー・ショップのウエイター、アーティ(アーキン)に「君は妻の生まれ変わりだ!」と告げられ困惑する。
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サランドンはとてもパワフルな女優だ。この人大好き!サランドンの映画を観ると、彼女から元気をもらえるような気がする。「アルフィー」ではゴージャスなマダムの役だったが、この作品では看病に疲れた、独身の中年女性の哀しみが実に良く出ている。
ペネロペはキュートな役柄でとても可愛いが、この映画ではペネロペじゃなくともOK!?かもって感じ。
ポール・ウオーカーの映画は何本か観ているが「タイム・ライン」の彼しか記憶にない。これではNYPDの警官で、もてそうな、素敵な男の役だが...なんか華がないというか...。でもこのポールの地味めが、この映画では良いのかもしれない。とりあえず、サランドン映画なので...。
とにかくクリスチャンにとってクリスマス・イヴというのはとても大切な日で、必ず家族か、友人と一緒に過ごす特別の日のようだ。一人で過ごすのは、もうとんでもないくらい具合の悪いことのようである。
この映画を観てもしかり...。「リトル・ブッダ/1993」や「セヴン・イヤーズ・イン・チベット/1997」にも描かれている、転生(リーインカーネーション)の話も登場し、そういやイエスのお誕生日なんだと納得。全編を通じてクリスマス・ソングが流れて雰囲気はばっちりである。雪の舞い落ちるクリスマスのニューヨーク...b b b beautiful!! 行、行、行きたい!!!と言う事で、あの景色を見ることが出来ただけでも満足であった...私的に。
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by margot2005 | 2005-12-19 02:03 | MINI THEATER | Trackback(24) | Comments(4)