タグ:ブラッド・ピット ( 10 ) タグの人気記事

「マリアンヌ」

Allied 2016 UK/USA

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1942年、モロッコのカサブランカ。マックスはイギリスの特殊作戦執行部に所属するカナダの諜報員で、ナイトクラブで偽装妻と落ち合う極秘任務を受けていた。偽装妻役はフランスの女性レジスタンス、マリアンヌ。夫婦を装った二人にはドイツ大使暗殺という過酷な任務が用意されていた


マックスに「白い帽子の女/2015」ブラッド・ピット。

マリアンヌに「マクベス/2015」マリオン・コティヤール。

フランクに「ブーリン家の姉妹/2003」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト/2013」「コードネームU.N.C.L.E./2015」ジャレッド・ハリス。

ブリジットに「127時間/2010」リジー・キャプラン。

役人に「マジック・イン・ムーンライト/2014」「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション/2015」サイモン・マクバーニー。

ホバーに「青い棘/2004」「ヒトラーの贋札/2007」「ブッデンブローク家の人々/2008」「イングロリアス・バスターズ/2009」「リスボンに誘われて/2013」アウグスト・ディール。

ガイに「マッチポイント/2005」「敬愛なるベートーヴェン/2006」「ウォッチメン/2009」「シングルマン/2009」「イノセント・ガーデン/2013」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」「セルフレス/覚醒した記憶/2015」マシュー・グード。

監督、製作は「フォレスト・ガンプ/一期一会/1994」「キャスト・アウェイ/2000」「フライト/2013」のロバート・ゼメキス。


愛しい娘を生んでくれた美しい妻は二重スパイなのか?と悩む夫。悩むブラッド・ピットが最高!

アンジーと共演の「白い帽子の女」は最悪だったけど本作は素晴らしい!アンジーとの相性は悪かったのかも?別れて正解??


wowowで放送のハリウッドの映画情報番組で盛んに宣伝していて、なんだかとても素敵な映画のイメージで興味があった。

ブラッド・ピットのロマンスものって「レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い/1994」と「ジョー・ブラックによろしく/1998」しか思い浮かばない。久方ぶりに見た彼のロマンス映画はとても良かった。戦争を背景に描くロマンス映画って最近全く作られないので、変に?新鮮でありながらも懐かしくてドラマにどっぷりと浸かってしまった。


ブラッドが若い!おそらく30代の男性を演じているのだろうけど違和感なし。そしてマリオンが美しい!絵になる二人がドラマを盛り上げている。マリオンが纏う40年代のファッションもゴージャス!

「白い帽子の女」でブラッド・ピットがフランス語を話しているのは違和感ありだったけど...初めて聞いたからかも知れない...でも本作での彼のフランス語は素敵に聞こえる。


イケメンのマシュー・グードが誰かわからないほどの醜い顔(特殊メイクってスゴい!)でワンシーンに出演。そして元イケメンのアウグスト・ディールは最近見る影もない。「青い棘」の美青年は何処へ?


TOHOシネマズ日本橋にて



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by margot2005 | 2017-02-17 23:09 | UK | Trackback(6) | Comments(6)

「白い帽子の女」

「By the Sea」2015 フランス/マルタ/USA

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ある日、アメリカ人の小説家ローランドが妻のヴァネッサを伴いフランスの避暑地にやって来る。終始物思いに沈むヴァネッサはホテルの部屋に閉じこもり、ローランドは小説の執筆にのらなくて朝から酒を飲んでいる。そんな折、隣の部屋にフランス人のハネムーン・カップルがやって来る...


監督、脚本、製作、出演(ヴァネッサ)に「Mr.&Mrs.スミス/2005」「グッド・シェパード/2006」「マイティ・ハート/愛と絆/2007」「ウォンテッド/2008」「チェンジリング/2009」「マレフィセント/2014」のアンジェリーナ・ジョリー。

製作、出演(ローランド)に「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」ブラッド・ピット。

レアに「リスボンに誘われて/2013」メラニー・ロラン。

フランソワに「わたしはロランス/2012」 「皇帝と公爵/2012」メルヴィル・プポー。

ミシェルに「潜水服は蝶の夢を見る/2007」「サラの鍵/2020」「予言者/2009」「フェアウェル/哀しみのスパイ/2009」「戦火の馬/2011」「パリよ、永遠に/2014」ニエル・アレストリュプ。


ある時、ヴァネッサは部屋の壁に穴を見つけ、隣のカップルの様子を観察し始める。そしてとうとうローランドもその穴を見つけることになる。冷えきった夫婦が隣のハネムーン・カップル、レアとフランソワの部屋を覗き見するシーンは好奇心をかき立てる。


ドラマの三分の一くらいの台詞はフランス語で、ローランド役のブラッド・ピットはニエル・アレストリュプ演じるカフェの主人ミシェルとフランス語で会話している。

アル中の夫とウツの妻が主人公ゆえ全編アンニュイなモードが漂う。

ブラッド&アンジーがハネムーンに訪れたマルタ島で撮影された模様。


映画のオフィシャル・サイトに

“すれ違ってしまった夫婦が粘り強い愛によって自分たちを取り戻し、

お互いを受け入れるようになるまでを描く映画です。

アンジェリーナ・ジョリー・ピット”と記されている。


現実ではつい最近別れることになった二人が映画のようにはいかなかったのか?と彼らの破局にはかなりの驚き。セレヴ・カップルは上手く行かない??


ドラマの時代設定が1970年代なのはとても良かったと思う。

でも主演の二人にどうもアンニュイなモードが似合わない。全く笑わないブラッド・ピットは魅力がないし...。

ドラマが素敵だったのは美しいマルタの景色と、70年代のアンジーの衣装のみ。

今年一番の駄作としたい。


シネスイッチ銀座にて


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by margot2005 | 2016-10-10 23:52 | フランス | Trackback | Comments(0)

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

「The Big Short」2015 USA
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マイケル・ルイスのベストセラー、ノンフィクション“世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち”を映画化した社会派金融群像ドラマ。

マイケル・バーリに「エクソダス:神と王/2016」のクリスチャン・ベール。
マーク・バウムに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014」のスティーヴ・カレル。
ジャレッド・ベネットに「ラースと、その彼女/2007」「ブルー・バレンタイン/2010」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のライアン・ゴズリング。
製作、出演(ベン・リカート)に「それでも夜は明ける/2013」「フューリー/2014」のブラッド・ピット。
ジェイミー・シプリーに「ニューヨーク 冬物語/2014」「ノア 約束の舟/2014」のフィン・ウィットロック。
チャーリー・ゲラーに「キャロル/2015」のジョン・マガロ。
シンシア・バームに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」「レスラー/2008」「Re:LIFE~リライフ~/2014」のマリサ・トメイ。
監督、脚本は「俺たちニュースキャスター/2004」「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク/2013」のアダム・マッケイ。

2005年のニューヨーク。金融トレーダー、マイケルはサブプライム・ローンが数年以内に債券不履行に陥る可能性があることに気づく。しかしマイケルの指摘にウォール街も投資家たちも全く耳をかそうとはしない。そんな折、マイケルは大銀行を回り、サブプライム・ローンの価値が暴落した時に巨額の保険金を手にできるCDSという金融取引と契約を結ぶべきだと投資銀行に力説する。
ウォール街の若き銀行家ジャレットはマイケルの企みに気付き、ヘッジファンド・マネージャー、マークにCDSに大金を投じるべきだと勧める。
一方で若き投資家のジェイミーとチャーリーの二人は、今この住宅バブルをチャンスにウォール街へ進出しようと燃えていた。未熟な二人は伝説の銀行家ベンに相談を持ちかける。やがてベンはジェイミーとチャーリーの挑戦に手助けする決意をする。

住宅バブル崩壊の後巨万の富を得たのはやはり銀行家で、家や職業を失ったのは低所得者だった。
本作見ようかどうか迷っていたが「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」を見ていたので少々興味を惹かれ見にいった。“社会派金融群像ドラマ”とは中々のネーミング。住宅バブル崩壊を察知した金融マンたちが右往左往する様はかなり興味深かった。

ウィル・フェレル主演のくだらないコメディを作った監督がこのような社会派ドラマを作るなんてかなりの驚き。そしてコメディ俳優だったはずのスティーヴ・カレルはすっかり性格俳優に変化してしまっている??
スティーヴ・カレルとライアン・ゴズリング両人の演技には凄みを感じた。ヘヴィメタル・ミュージックをこよなく愛するマイケル・バーリを演じるクリスチャン・ベールってカメレオン俳優かもしれない。ブラッド・ピットは貫禄たっぷり。  

TOHOシネマズ日劇にて
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by margot2005 | 2016-04-06 23:54 | USA | Trackback(5) | Comments(2)

「ツリー・オブ・ライフ」

「The Tree of Life」 2011 USA
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オブライエンに「イングロリアス・バスターズ/2009」のブラッド・ピット。
ミセス・オブライエンにジェシカ・チャスティン。
ジャック(中年)に「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「ミルク/2008」のショーン・ペン。
祖母に「ブラック・ダリア/2006」のフィオナ・ショウ。
長男ジャックにハンター・マクラケン。
次男R.L.にララミー・エップラー。
三男スティーヴにタイ・シェリダン。
監督、脚本に「ニュー・ワールド/2005」のテレンス・マリック。
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かなり前に観た映画で、レビュー書くのはやめておこうと思っていた。しかし某新聞のデカイ映画宣伝のページに“早くもアカデミー賞の呼び声高く!”なんて記事発見。カンヌ映画祭パルムドール受賞作品(2011)だったし、なんて思いながら…。

“力こそ成功の道だ…”と信じる厳格な父親と、盲目的な愛で子供たちを包む母親。

“生き方には2つある…世俗に生きるか、神に委ねるか、どちらか選ばなくては…”と…父親と母親は全く違った生き方(考え方)の持ち主。そんな二人に育てられる子供ってとても困惑するのではないだろうか?“ぼくの中で二人が争っている。これからもずっと…。”と感じる長男ジャックは父親と、母親の間で常に葛藤を覚えていたに違いない。

マリック映画は過去に「天国の日々/1978」と「シン・レッド・ライン/1998」を観た。「ツリー・オブ・ライフ」は素晴らしい!映像美であったが、今から思えば「ニュー・ワールド」の映像も美しかったことを思い出す。「ニュー・ワールド」もテレンス・マリックの世界だったが、本作はスゴい!とにかく映像がめちゃめちゃ美しい!!のだ。そしてmusicも。

しかしながらあまりにも哲学的、あまりにも宗教的で、ビッグバン、マグマ、海藻、くらげ、そして川にダイナソーが出て来たあたりから、このような展開で大丈夫か?なんて思い始めた。そういや、前の席に座っていた男性は、席を立ったまま戻って来なかったな。
わたし自身はダイナソー出現の頃は寝そうだったが、その後オブライエン一家の物語が始まり、映画に集中した。

庭で長男と一緒の折、隣の家との境界線にやたらこだわる父親。そして息子に“隣の家は遺産相続で金持ちだ。”などと恨みがましい言葉を吐く。そうオブライエンは偏見を持つイヤミな男なのだ。ブラッド・ピットは小心者のくせに、やたら妻や子供たちに威厳を保つ怖い父親役を好演している。
ミセス・オブライエン役のジェシカ・チャスティンが素敵だ。
オーディションで選ばれた3兄弟役のボーイズも素晴らしかった。

映画を観る前ブラッド・ピットとショーン・ペンが親子??そんなの??と思っていたら、ペンは中年になったジャックを演じ、その頃父親は結構な年になっていただろうが、おじいさんの姿は見せず、終盤は若いままのオブライエン夫婦と、若きジャックと、亡くなった次男と末息子、そこに中年のジャックが溶け込んで…ラストのビーチのシーンは神秘的で素晴らしかった。

映像はとても美しく、オブライエン一家のストーリーも興味深かったが、テレンス・マリックの世界はあまり好みではない。
2時間18分と上映時間は長かったが、美しいマリックworldが全体の20%、いやもっとあったかな?

丸の内ルーブルにて
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by margot2005 | 2011-09-11 00:34 | USA | Trackback(10) | Comments(0)

「イングロリアス・バスターズ」

「Inglourious Basterds」 2009 USA/ドイツ
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アルド・レイン中尉に「Mr.&Mrs.スミス/2005」「バベル/2006」「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「オーシャンズ13/2007」「バーン・アフター・リーディング/2008」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」のブラッド・ピット。
ハンス・ランダ大佐に「私が愛したギャングスター/2000」のクリストフ・ヴァルツ。
ショシャナ・ドレフュスに「パリ/2008」のメラニー・ロラン。
ユダヤの熊ドニー・ドノウィッツに「デス・プルーフ in グラインドハウス/2007」のイーライ・ロス。
ドイツ人将校ヒューゴ・スティーグリッツに「キング・アーサー/2004」のティル・シュヴァイガー。
英国軍のアーチー・ヒコックス中尉に「エンジェル/2007」「300/2007」のマイケル・ファスベンダー。
ドイツ人女優ブリジット・フォン・ハマーシュマルクに「戦場のアリア/2005」「敬愛なるベートーヴェン/2006」「マンデラの名もなき看守/2007」「ハンティング・パーティ/2007」のダイアン・クルーガー。
兵士フレデリック・ツォラーに「青い棘/2004」「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「戦場のアリア」「サルバドールの朝/2006」「ボーン・アルティメイタム/2007」「パリ、恋人たちの2日間/2007」「クラバート - 謎の黒魔術/2008」のダニエル・ブリュール。
アルドの部下でユダヤ人のスミッソン・ウティヴィッチにB・J・ノヴァク。
ディーター・ヘルストロム少佐に「青い棘」「ヒトラーの贋札/2007」「ブッデンブローク家の人々/2008」のアウグスト・ディール。
アドルフ・ヒトラーにマルティン・ヴトケ。
ヨーゼフ・ゲッベルスに「わが教え子、ヒトラー/2007」のシルヴェスター・グロート。
居酒屋の経営者エリクに「ワルキューレ/2008」のクリスチャン・ベルケル。
英国軍のエド・フェネシュに「オースティン・パワーズ/1997」のマイク・マイヤーズ。
ナレーションはサミュエル・L・ジャクソン(ノークレジット)。
監督、脚本に「パルプ・フィクション/1994」「ジャッキー・ブラウン/1997」「キル・ビル/2003」のクエンティン・タランティーノ。
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1941年、フランス、ナンシー。“ユダヤ・ハンター”と呼ばれる冷血なるハンス・ランダ大佐により家族を皆殺しにされた少女ショシャナは、ハンスの追跡から逃れ一人生き延びる。
一方で、連合軍の極秘部隊“イングロリアス・バスターズ(名誉なき野郎ども)”と呼ばれ、ユダヤ系アメリカ人を率いるアルド・レイン中尉は、カリスマ的な指導の下ナチスの敵兵を血祭りにあげている。
1944年、ショシャナはミミューと名を変えパリで叔母から引き継いだ映画館を経営している。ある日、彼女はドイツ人兵士フレデリックに言寄られる。やがて無理矢理ゲッペルズに引き合わされ、家族を皆殺しにした憎き敵ハンス・ランダ大佐と再会するハメになる...

面白くなかったら返金!と言ったタランティーノ。いやいやすっごく!!面白かった!!マイベストに入れたい!!
血がドバ!!もそうだし、Musicは正にタランティーノの世界!!無着苦茶なストーリーも許せちゃちゃうし最高!!これはタランティーノの傑作!!!
むちゃくちゃ極まりないナチス・ドイツの物語にたくさんのドイツ人俳優が出演しているのもご機嫌。
タランティーノ映画はジョン・トラボルタが復活した「パルプ・フィクション」しかシアターで観た事がない。「フォー・ルームス/1995」「ジャッキー・ブラウン」は良かった。「キル・ビル」はあまりのくだらなさに呆れた。しかしながらこの映画を観てタランティーノの才能を再認識した感じ。
カンヌ映画祭で最優秀男優賞を獲得したクリストフ・ヴァルツの怪演は大いに映画を盛り上げている。ドイツ語、フランス語、英語を操りながら冷酷な笑いを浮かべ、この映画には欠かせないコメディアンぶりもさすが!である。
オープニング、ショシャナの家族を匿うナンシーの酪農家でのシーンや、パリのレストランでミミューと名乗っているショシャナとケーキを食べるシーンは見事。
今やInternational俳優となった兵士フレデリック・ツォラー役のダニエル・ブリュールや、ハンスに絞め殺されちゃう人気女優ブリジットを演じたダイアン・クルーガーも今だかつてない面白さで楽しめる。
どのシーンも見応えがあるが、ラストは血祭りになる事請け合いの居酒屋でのシーンは素晴らしかった!こちらではクリストフ・ヴァルツに負けぬ怪演ぶりのヘルストロム少佐演じるアウグスト・ディールが見事。
ヒトラーとゲッベルス役の両者による成りきりぶりは語るまでもないし、「わが教え子、ヒトラー」で笑えるゲッベルスを演じたシルヴェスター・グロートはタランティーノの世界でもイケてる。
今年の12月で46歳になるブラッド・ピットも年を重ねる毎に味な俳優になって行く。
ワーナー・マイカルシネマズ板橋にて
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by margot2005 | 2009-11-29 22:26 | USA | Trackback(33) | Comments(0)

「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」

「The Curious Case of Benjamin Button」 2008 USA

80歳で生まれどんどん若返って行く男ベンジャミンの姿を描いた、感動のファンタジー・ドラマ。

ベンジャミン・バトンに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」のブラッド・ピット。
ディジーに「エリザベス:ゴールデン・エイジ/2007」のケイト・ブランシェット。
エリザベス・アボットに「フィクサー/2007」のティルダ・スウィントン。
キャロラインに「チェ 28歳の革命/2008」のジュリア・オーモンド。
ベンジャミンの育ての母クイニーに「ハッスル&フロウ/2005」のタラジ・P・ヘンソン。
監督は「セヴン/1995」「ファイト・クラブ/1999」「ゾディアック/2006」のデヴィッド・フィンチャー。
原作はF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説“The Curious Case of Benjamin Button”。
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第一次世界大戦終結時のニューオーリンズ。富豪のバトン家に男の子が生まれる。夫に“赤ん坊を育てて!”と頼み妻は亡くなる。生まれた男の赤ちゃんの風貌は80歳の老人。とても育てられないと感じた父親は老人ホームの玄関に捨て子する。老人ホームで働くクイニーは、玄関で見つけた捨て子をベンジャミンと名付け育てようと決心する...
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公開されたら一番に観に行くつもりが、香港旅行もあったのでシアターに行けずやっと観る事が出来た。
最近ハリウッド大作は東武練馬のワーナーマイカル板橋で観ることが殆ど。しかしこの作品上映時間が長いせいか、最終上映が仕事帰りに間に合わず、時間の合う有楽町で観た。お勤め帰りの若い女性が圧倒的で、観終わって彼女たちの会話が聞こえて来た...“ダラダラしてちょっと長かったわね。途中で寝てたかも...”なんて...でも分る、分る。確かに長かった。私的にはブラッド ファンなので飽きることはなかったけど、主人公がブラッド・ピットじゃなきゃ私も途中で居眠りしたかも知れない。
ディヴィッド・フィンチャーらしからぬ、人間ドラマ+ラヴ・ストーリーで楽しめた。ブラッド・ピットもとっても良かったな。デイジーと娘を残し家を出たベンジャミンが突然戻って来る。ディジーが“またこんなに若くなって...”というシーンは「ジョー・ブラックをよろしく/1998」のブラッドそのもの。
ベンジャミンがどんどん若くなって行くのに反してディジーはどんどん老けて行く。娘キャロラインに見守られながら死の床に付くディジーのオープニングで始まるこの物語。20代〜80代の彼女を演じるケイト・ブランシェットはさすがの演技。しかし彼女に南部のニューオーリンズ女は似合わない。ダンサーって役もしっくり来ないし。
ベンジャミンがロシアで出会う英国人女性エリザベスとのエピソードがとても良い。エリザベスを演じたティルダ・スウィントンは言うまでもなく素晴らしい。
物語的には実の父親が偶然にベンジャミンを見つけ、彼に全ての財産を残し死んで行く展開が少々出来過ぎだが、お葬式のシーンが幾度か登場するこの物語は“生と死”をテーマにした感動のドラマと感じる。
丸の内ピカデリーにて...
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by margot2005 | 2009-02-22 22:53 | USA | Trackback(23) | Comments(2)

「ジェシー・ジェームズの暗殺」

a0051234_20274715.jpg「The Assassination of Jesse James by the Coward Robert Ford 」 2007 USA
19世紀、西部開拓時代に生きたアウトロー、ジェシー・ジェイムズと、彼を暗殺した若者ロバート・フォードの物語。
ジェシー・ジェイムズに「バベル/2006」のブラッド・ピット。
彼に憧れ、最後はジェシー暗殺犯人となるロバート・フォードに「オーシャンズ13/2007」のケーシー・アフレック。
ジェシーの兄フランクに「アメリカ,家族のいる風景/2005」のサム・シェパード。
「フライド・グリーン・トマト/1991」のメアリー・ルイーズ・パーカーがジェシーの妻ジーを演じている。
監督、脚本はアンドリュー・ドミニク。
長ったらしい原タイトル...ロバート・フォードの前に“臆病な(勇気のない)”と付いているのがニクい。
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1881年、アメリカ、ミズーリ州。
南北戦争から戻って以来、15年もの間、兄フランク(シェパード)を始めとした仲間と共に、銀行や、列車強盗を重ねてきたジェシー(ピット)は34才になっていた。
長い逃亡生活に疲れた彼はフランクと共に最後の列車強盗を計画していた。
ある日、フランクの元へロバート(アフレック)という青年が現れ仲間に入れて欲しいと懇願する。ロバートは19才。フランクに軽くあしらわれたロバートは、めげずにジェシーに仲間に入れて欲しいと頼んだところ、ジェシーの答えは”Yes!”だった。
ジェシーはロバートが幼い頃から憧れる、彼の中でのヒーロー...しかし、仲間になったロバートはその後思いもよらぬ運命に翻弄されていくのだった...
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アメリカ人にとっては伝説のヒーローで、ロビン・フッドのように例えられることもあるようだが、日本人=アジア人(ヨーロッパで彼は知られているのだろうか??)にとっては殆ど知らない人に属し...映画に描かれたジェシー・ジェイムズ...なぜに?ヒーローなの?と軽い疑問...
2001年にコリン・ファレルがジェシー・ジェイムズを演じた「アメリカン・アウトロー」という作品がある。これでのジェシーは農民たちのヒーローとして描かれていて中々かっこ良かった。
しかし、ブラッド・ピットが演じた本作は、15年もの間強盗を繰り返した後、34才になったジェシーが名前を変え、職業を偽って逃亡する日々を描いている。
なのでかっこ良いジェシーは登場しない。疲れ果てたジェシーだけ...
いつ仲間に裏切られるのか?いつ暗殺されるか?と心配の日々を送るジェシー晩年の姿を描いた世界なので、ストーリー展開ははっきり言ってつまらない...それとだが、2時間40分の上映時間は長過ぎる...
“描かれるのは英雄の偶像ではなく実像だ。”と某新聞の映画解説欄に書いてあったのも頷ける。
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ヴェネチア国際映画祭(2007)で主演男優賞をゲットしたブラッド・ピット。
罪も無い少年を羽交い締めにして脅したり、自分に嘘をついていると直感した相手に、背後から容赦なく銃を向け殺してしまう。
そんな情け容赦ない極悪人を演じるブラッド・ピットも中々good。
ブラッド・ピット狙いで観る映画ではない。連休中、レイトショーではあったが、女性客は殆どいなく、oyajiのみ...
ロバートを演じるケーシー・アフレックの苦悩する姿が真に迫る。
「フライド・グリーン・トマト」のイジー役もナイスだったが、メアリー・ルイーズ・パーカーって時代物似合う。
ブラッド・ピットはミズーリ州で育ったらしい...この映画の舞台となったミズーリは、彼にとって庭みたいなものかと想像したが、撮影場所はカナダ、アルバータ州。
池袋シネマ・サンシャインにて...
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by margot2005 | 2008-01-15 23:18 | USA | Trackback(22) | Comments(4)

「オーシャンズ13」

a0051234_22281151.jpg「Ocean's Thirteen」2007 USA
ジョージ・クルーニーが映画の宣伝に来日。
彼のコメント...次作は作らない...良かった...これ以上作らないで欲しい。
「11」も「12」ももちろん観ているが、どんどんひどくなって行く。
ハリウッドの大スターである3人、ジョージ・クルーニー、ブラッド・ピット、マット・デイモン「ディパーテッド/2006」はお遊びで出演しているのかなぁなんて思ってしまうハリウッド娯楽映画。
「 ヴェニスの商人 /2004」のアル・パチーノがホテル王バンク役で出演している。
監督はステーヴン・ソダーバーグ「オーシャンズ11/2001」「オーシャンズ12/2004」。
ジョージ・クルーニー&マット・デイモンの「シリアナ/2005」は素晴らしかったし...ブラッド・ピットの「バベル/2006」もgoodだったけど...
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前作2本と同じくラスベガスが舞台。
“オーシャンズ”のメンバー ルーベン(エリオット・グールド)はホテル王バンク(パチーノ)に裏切られ、自身のホテルを奪われる。そのショックで心筋梗塞になったルーベンのため“オーシャンズ”は再び結束し、バンクのホテルから大金を盗む計画を立てる...
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某新聞の映画批評欄にこの映画の記事があった。
“このシリーズの最大の魅力は出演陣の豪華さだろう...パチーノも加わったし...エピソード満載で無理がある展開を勢いで見せてしまうのは監督ソダーバーグの手腕。”のような記事が掲載されていた。が...ちょっと待って!と言いたい!
ソダーバーグであろうと、なかろうと、“オーシャンズ”ってどんどん増えたり、変わったりする出演者。おまけにめまぐるしく変化する場面に観客が付いて行けないのではないだろうか??なんて気もしたりするが如何なものか??
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かれこれ20年前に、アル・パチーノ&エレン・バーキン コンビの「シー・オブ・ラブ/1989」というお洒落な映画があった。バーキンはあの頃とちっとも変わっていない...50代になったというのに恐るべし...
バーキンを媚薬で惑わすマット・デイモンは“つけ鼻”しても貫禄ないし...パチーノの役も素敵ではない...カリスマ的な魅力も今一つといった所。
前作にも出演していたアンディ・ガルシアと、今回はほんの少しの出番だが、ヴァンサン・カッセルの存在感はスゴイなぁと思う。
しかし餃子をかじっている姿もクールなブラッド・ピットって、いつ見てもゴージャス。
池袋シネマ・サンシャインにて...
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by margot2005 | 2007-08-15 22:54 | USA | Trackback(12) | Comments(4)

「バベル」

a0051234_23463838.jpg「Babel」USA/フランス/メキシコ
タイトル“バベル”とは旧約聖書“バベルの塔”に由来する。
モロッコ、サンディエゴ(USA)、メキシコ、東京(日本)と、4つの地域で物語は同時進行する。
とにかく話題満載映画で、予告も何度も、何度も観て...でもやはりスゴイ映画だった。
監督は「21グラム/2003」のメキシコ出身アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。
彼の「21グラム」は観たが「アモーレ・ペレス/ 1999」は未見。機会があれば観てみたい「アモーレ・ペレス」。
「21グラム」の監督という事で、この映画も暗いのではないかとイメージしていたが、それほどでもなく...いやとにかくスゴイ映画で感動してしまった。
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モロッコに旅行中のアメリカ人夫婦リチャードとスーザンに、ブラッド・ピット「Mr.&Mrs.スミス/2005」と「エリザベス/1998」「ヴェロニカ・ゲリン/2003」のケイト・ブランシェット。
リチャード夫婦の子供たちの乳母アメリアにアドリアナ・バラーザ。
アメリアの甥サンチャゴに「キング 罪の王/2005」のガエル・ガルシア・ベルナル。
東京に住む、母を亡くした少女チエコに菊地凛子。チエコの父ヤスジローに役所広司。
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ある出来事をきっかけに、離れそうになった絆を取り戻そうと、二人っきりでモロッコにやって来たアメリカ人夫婦、リチャード(ピット)とスーザン(ブランシェット)。
羊飼いの少年が発砲した銃弾が、二人を乗せた観光バスの窓ガラスを一撃する。そして、その銃弾はスーザンの肩に命中していた。
一方で、サンディエゴに残して来たリチャードとスーザンの子供たちマイク(ネイサン・ギャンブル)とデビー(エル・ファニング)の乳母アメリア(バラーザ)の元へ、モロッコにいるリチャードから電話がかかる。アメリアは母国メキシコで息子の結婚式に帰郷する予定だったが、二人の子供たちを預けるあてもなく、メキシコに連れて行くはめになる。
アメリアを迎えに来た甥サンチャゴ(ベルナル)は、アメリカ人の子供たちをメキシコに連れて行くことにためらいを見せるが...
また一方で、東京麻布の高層マンションに住む聾唖者であるチエコ(菊池)は最近母を亡くしたばかり。母の死因は自殺であった。父親ヤスジロー(役所)とはぎくしゃくした毎日。おまけに聾唖者であるが故に化け物扱いされたチエコは満たされない日々に苦悶する。
やがて、モロッコで起きた発砲事件のライフルは、かつてヤスジローが所有していたと言うことが判明する。
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それぞれのエピソードが上手く繋がって...いやホント上手く繋げたなと感嘆する。
リチャードとスーザン夫婦を演じたブラッド・ピット&ケイト・ブランシェットのコンビが滅茶ナイス!
ブラッド・ピットという俳優は年月を経るごとに素敵な俳優になっていく。
目のあたりに出来たシワと白髪のブラッド・ピットってかなり素敵なんだが...
彼のファンになったのはロバート・レッドフォードが監督した「リヴァー・ランズ・スルー・イット/1992」以来で、ブラッド映画は殆ど観ているかと思える。
この作品では二人の子供の父親役。
モロッコから電話で息子と話すシーンにはジーンと来る。
ガエル・ガルシア・ベルナルと言う俳優にもスゴイ!ものがある。彼の作品も多々観ているが、それぞれの作品で、それぞれにかなりな存在感ありで、やはりスゴイ俳優なのかな...なんて思ってしまう。
ケイト・ブランシェットは大好きな女優の一人で、どんな役を演じても素晴らしい!
オスカーにノミネートされた菊池凛子、高校生には見えなくて困ったが、オーラのある女優だなと感じる。今後の彼女に期待したい!
高層ビルが林立する夜の東京の街の映像が美しい!
見慣れた渋谷の街も、映像で観るとなんとなく美しく感じるのはなぜ?
今日、たまたま渋谷で映画を観て、この映画の”Sibuya”を思いだした。
エンディングに流れるギター曲も物語の余韻に浸れて素晴らしい!
日比谷スカラ坐にて...
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by margot2005 | 2007-04-29 23:57 | USA | Trackback(41) | Comments(8)

ブラッド&アンジーの「Mr.&Mrs.スミス」

最近マイナー映画ばっかり観ているので、たまには...ましてやブラッド映画は映画館で観なきゃで...噂のアンジーとの共演作でもあるしで観て来た。映画の前批評にも“楽しめる!盛りだくさんな見せ場!”だったか?確かに盛りだくさんである。“そんなことあり得ないでしょぅが!?”場面も多々あったが、ストーリーは気にせず、まあ楽しんで観てください!映画である。

a0051234_20334971.jpg「Mr. & Mrs. Smith」2005 USA
監督はダグ・リーマ「ボーン・アイデンティティ/2002」。主演はブラッド・ピット&アンジェリーナ・ジョリー。アンジェリーナってほんとsexyである。そしてブラッド・ピットは誠に爽やかな青年(40才過ぎてるので、ホントは中年だが...)なのだ。この二人のコンビが絶妙だ。実際年齢はアンジェリーナがブラッドより12才くらい若い。二人の映画での設定年齢は解らないが、ブラッド・ピットは妻の尻にしかれた夫役が似合う、似合う。

ストーリーはいたって単純。ジョン・スミス(ピット)とジェイン・スミス(ジョリー)は互いにプロのヒットマンとは知らず、互いの親友の反対を押し切って結婚した。年月は経過して5年、いや6年たった。それぞれの仕事(行動)が気になる二人だが詳しいことは謎である。ある時、命ぜられた任務で二人は遭遇することになる。
とにかく、撃ち合い、刺し合い、殴り合い、カーチェイスありでスカっとすること請け合い!ラストのシーンでは、まさか?二人であれだけの殺し屋を...と突っ込みたくもなるが、まぁ良いではないか状態である。ブラッド・ピットはこんな派手なアクション映画に出演するのは初めてじゃぁないかな?彼のちょっと頼りなそうな、おっちょこちょい風シーンも出て来て笑える。これを観てブラッドもロマンティック・アクション・コメディOKかなと思った。
アルフレッド・ヒッチコックの「スミス夫妻/1941」のリメイクだとばっかり思っていたのだが、別映画ということである。
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by margot2005 | 2005-12-04 21:33 | USA | Trackback(42) | Comments(10)