タグ:フランソワ・ベルレアン ( 7 ) タグの人気記事

「恋のベビーカー大作戦」

「La stratégie de la poussette」…aka「The Stroller Strategy」2012 フランス
a0051234_23393148.jpg

a0051234_23395718.jpg

a0051234_23394927.jpg

a0051234_23394025.jpg

a0051234_2340936.jpg

トマに「ぜんぶ、フィデルのせい/2006」「スペシャル・フォース/2011」「アンナ・カレーニナ/2012」「黒いスーツを着た男/2012」のラファエル・ペルソナ。
マリーにシャルロット・ルボン。
ポールにジェローム・コマンドゥール。
バ レリーに「PARIS (パリ)/2008」「ミックマック/2009」「さすらいの女神(ディーバ)たち/2010」「ハートブレイカー/2010」のジュリー・フェリエ。
メラニーにカメリア・ジョルダナ。
ジャン=リュックに「オーケストラ!/2009」のフランソワ・ベルレアン。
監督、脚本はクレモン・ミシェル。

あるパーティで出会ったトマとマリーは急速に惹かれ合い、やがてトマのアパルトマンで二人の同居生活が始まる。そして二人が出会って1年がたった頃、マリーに“子供が欲しい!”と言われたトマはうろたえてしまう。それはフリーのイラストレーターで家族を養う自身がなかったから…やがてマリーはトマを捨てて去って行く。その後、1年が経過したがトマはマリーを忘れる事が出来ない。そんな折、ひょんなきっかけでアパルトマンの上の階に住むメラニーの赤ちゃんレオを一時的に預かることになる...

元カノを取り戻そうと悪戦苦闘する男のコメディ・ドラマ。
トマはメラニーの赤ちゃんレオを自分の子供と偽りマリーにアプローチをかける。それは子供好きなマリーを振り向かせる手段だった。
トマのやり口はかなり卑怯だ。マリーを取り戻すため、子供をダシにしてしまうのだから。しかしながらトマが人なつこく、愛嬌のある人間で憎めない。
演じるラファエルがトレビアン!!ラファエルは前作「黒いスーツを着た男」とは全く違ったキャラで、彼にコメディが似合うとは思いもよらなかった。

ニモ(ファインディング・ニモ)の着ぐるみでパリの街をとぼとぼと歩く姿が可笑しく、可笑しくて多いに笑った。おまけにデミ・ムーアと、今は亡きパトリック・スウェイジの大ヒット映画「ゴースト/ニューヨークの幻/1990」のパロディに爆笑。
メラニーに“ぼくに恋してもダメだよ。”なんて言ったら“あなはた私のタイプじゃないし、イケメンじゃない!”と返されてクサる勘違い男トマがいたりして、大いに笑えるフレンチ・コメディに大満足だった。

フランスで大ヒットを飛ばしたのは当然かと。日本では未公開ながらwowowで見ることが出来た。

ヒューマントラストシネマ渋谷にて上映中(11/5〜11/11迄午後一回)。
[PR]
by margot2005 | 2013-10-02 23:52 | フランス | Trackback | Comments(0)

「引き裂かれた女」

「La fille coupée en deux」...aka「 A Girl Cut in」2007 フランス/ドイツ
a0051234_020272.jpg

ガブリエル・ドネージュに「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール/2001」「情痴アヴァンチュール/2005」「パリ、ジュテーム/2006」「モリエール 恋こそ喜劇/2007」「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」のリュディヴィーヌ・サニエ。
シャルル・サン・ドニに「コーラス/2004」「ナルコ/2004」「オーロラ/2006」「トランスポーター3 アンリミテッド/2008」「オーケストラ/2009」のフランソワ・ベルレアン。
ポール・ゴダンスに「石の微笑/2004」「裏切りの闇で眠れ/2006」のブノワ・マジメル。
シャルルの個人秘書カプシーヌ・ジャメに「ジャッカル/1997」のマチルダ・メイ。
シャルルの妻ジュヌヴィエーヴ・ゴダンスに「日曜日が待ち遠しい!/1982」「エディット・ピアフ~愛の讃歌~/2007」のカロリーヌ・シオル。
ガブリエルの母マリー・ドネージュに「コーラス」「ルパン/2004」「サン・ジャックへの道/2005」のマリー・ビュネル。
監督は「パリことろどころ/1965」「肉屋/1969」「石の微笑」のクロード・シャブロル。
a0051234_0195347.jpg
a0051234_0194588.jpg
a0051234_0193735.jpg

フランス、リヨン。高名なる初老の作家シャルル・サン・ドニは自らのサイン会でローカルTV局のお天気キャスター、ガブリエルと出会い、若くてキュートな彼女に一目惚れしてしまう。誘われるがままにシャルルのアパルトマンで一夜を過ごしたガブリエル。そして彼女もまた彼に恋をしてしまう。一方で、偶然出会った金持ちの御曹司ポールに言い寄られ、追い回されるが、ガブリエルの心はシャルル一筋。しかしガブリエルはある日突然シャルルに捨てられてしまう...

20世紀初頭にアメリカで実際に起きた殺人事件が元になっているそうで、3度目(1も2も全く知らない)の映画化らしい。あまり期待せず観に行ったこの映画、想像以上に面白い展開で、久々のフランス版ラヴ・サスペンスを堪能した。4年もの間公開されなかったのが不思議。

シャルルは一時の遊びのつもりだったが、ガブリエルは経験豊かな男との“アムール”にのめり込んでしまう。金持ちの御曹司ポールはキュートなガブリエルに夢中になり、つれない彼女を追い回し始める。そして結末は…

シャルルには心から愛する美しい妻と、魅力的な個人秘書がいる。秘書とも関係あるだろうな?と想像しそうなシャルルの態度。そしてまるで娘のように若いガブリエルを口説き始める。この男は正真正銘の女たらしであろう。そんな男の虜になるガブリエルはまだまだうぶなマドモアゼル。映像は映らないがシャルルがガブリエルを伴って訪れる”秘密クラブ”はマジで怪しそうな匂い。
一時の楽しみを終えたシャルルに捨てられたガブリエルは深く傷き寝込んでしまう。やがて彼女はウザイくらいにつきまとって離れなかったポールとやけくそで結婚。しかしポールとて愛ゆえに彼女と結婚したわけではなかった。ポールの母親も最高に嫌みで強烈だったし...見終わってなんと気の毒な女性かと同情してしまったが、自業自得って言えば可哀想?

映画ではガブリエルはポールの妻になるが、実際は愛人関係だったそう。
舞台はフランス第二の都市リヨンだが、映画の中で景色が堪能出来るほどのシーンはなくて残念。ポルトガル、リスボンの街を旅するポールとガブリエルのシーンはトレヴィアンだった。

3人の俳優...コメディが似合うフランソワ・ベルレアンが若い娘を虜にする中年プレイボーイ役で密かに笑えるし、マザコンのブルジョワ青年ポールを演じるブノワ・マジメルがヤワでキュートで見ていてキモいのだ。ヒロイン役のリュディヴィーヌ・サニエはお天気キャスター役が実に似合っていた。
監督のクロード・シャブロルは2010年に亡くなっているが、今月公開予定の「ゲンズブールと女たち/2010」に出演している。
渋谷 シアター・イメージフォーラムにて
[PR]
by margot2005 | 2011-05-05 00:33 | フランス | Trackback | Comments(0)

「オーケストラ!」

「Le Concert」 2009 フランス/イタリア/ルーマニア/ベルギー
a0051234_1153911.jpg

アンドレイ・フィリポフにアレクセイ・グシュコフ。
アンヌ・マリー・ジャケに「パリ/2007」「イングロリアス・バスターズ/2009」のメラニー・ロラン。
劇場支配人オリヴィエ・デュプレシスに「ナルコ/2004」「コーラス/2004」「オーロラ/2006」「トランスポーター3 アンリミテッド/2008」のフランソワ・ベルレアン。
アンヌ・マリーのマネージャー、ギレーヌに「恋愛睡眠のすすめ/2005」「輝ける女たち/2006」「華麗なるアリバイ/2007」のミュウ・ミュウ。
アレクセイの同士サシャにドミトリー・ナザロフ。
監督、脚本に「約束の旅路/2005」のラデュ・ミヘイレアニュ。
a0051234_1161896.jpg
a0051234_1162883.jpg
a0051234_1164065.jpg
a0051234_1164916.jpg

ロシア、モスクワのボリショイ交響楽団の掃除夫アンドレイは冴えない中年オヤジだが、彼はかつて天才指揮者と呼ばれていた。共産主義だった30年前、国家によってユダヤ人排斥の政策が強硬され、ユダヤ系の演奏家たちが排斥される中、半旗を掲げたアンドレイたちは楽団を解雇され、今ではしがない労働者に甘んじる日々。しかし常に再起を窺っていたアンドレイは、ある日、パリの劇場から届いたファックスを観てあることを思いつく…
a0051234_1154966.jpg
a0051234_116893.jpg

今年のフランス映画祭で上映された作品の中で一早く公開された映画。
モーツァルトのピアノ協奏曲で始まり、ラスト、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲は圧巻!!CDを持っているので家に帰るなり大音響で聞いた。
哀愁を帯びたヴァイオリンの調べが素晴らしく美しい!と改めて感じたチャイコフスキーの協奏曲。
パリのコンサート会場…指揮者アンドレイとヴァイオリニスト、アンヌ・マリーの感極まる姿にこちらまで感動してしまって泣きそうだった。
感動のドラマながらとてもユーモアたっぷりに描かれ、劇場支配人役のオリヴィエ・デュプレシスの存在も見逃せない。
パリへ出発の日、集合した寄せ集め楽団員たち。チャーター・バスが来なくてとぼとぼと歩いて空港へ行くはめになったり、空港の出発ロビーで偽造パスポートを受け取ったりと、むちゃくちゃな展開が多いに映画を笑わせてくれる。
パリに到着した途端あくどいビジネスを始めるユダヤ人親子の姿はなんとなくありそうな気もしたけど…。

フランスでマイケル・ジャクソンの「THIS IS IT/2009」よりヒットしたなんて宣伝されているが、全然違った分野なので比較するのもなんだか?と思ったりした。
人気ヴァイオリニスト、アンヌ・マリーを演じるメラニー・ロラン。彼女は「イングロリアス・バスターズ」のイメージが強くて「パリ」でのパリジェンヌ役が飛んでしまっているが、こちらではスタイリッシュなマドモアゼルを演じていてとてもキュート。
観る前、映画のラストはどんな展開になるのだろう?と全くわからなかったが、「約束の旅路」の監督であり、脚本も書いたラデュ・ミヘイレアニュらしい感動のエンディングだった。この監督は観るものを感動させるのが実に上手い!
初日最終回、シアターはかなりの入りだった。
シネスイッチ銀座にて...
[PR]
by margot2005 | 2010-04-25 01:32 | フランス | Trackback(32) | Comments(5)

「トランスポーター3 アンリミテッド」

「Transporter 3」2008 フランス
a0051234_22143777.jpg

運び屋フランク・マーティンに「トランスポーター/2002」「トランスポーター2/2005」「バンク・ジョブ/2008」のジェイソン・ステイサム。
ヴァレンティーナにナタリア・ルダコーワ。
インスペクター、タルコニに「ナルコ/2004」「コーラス/2004」「オーロラ/2006」のフランソワ・ベルレアン。
ジョンソンに「ヒットマン/2007」のロバート・ネッパー。
監督はオリヴィエ・メガトン。
製作、脚本に「96時間/2008」のリュック・ベッソン。
a0051234_22141778.jpg

運び屋フランク・マーティンは依頼主ジョンソンから、20メートル以上車から離れると爆破装置が働くブレスレットをはめられていた。同乗者はやはりブレスレットをはめられた謎の美女ヴァレンティーナ。フランクはヴァレンティーナと共にジョンソンの指令を受け目的地へと向かうが、そこには陰謀が隠されていた...

「TAXi」シリーズと「トランスポーター」シリーズには似通ったところがあるように思える。それはひとえに同じ人が書いた脚本ということで...そして「96時間」もリュック・ベンソンの脚本。「96時間」の展開は上二つのシリーズを彷彿させるものがあった。
「トランスポーター」は舞台が南フランスで、ジェイソン・ステーサムのKARATEもカー・チェイスもストーリーもスゴく良かった。二作目には子供が登場してきてストーリーが思ったよりつまらなく、もうシリーズは観ないと思っていた。しかしながらジェイソン大好きなのでついついシアターに足が向いてしまって、一作目には適わないが面白かった。
鍛え上げた鋼鉄のようなバディのジェイソン・ステーサムが闘うシーンは1作どおり見応えがある。
走る列車に車がジャンプ...なんてあり得ないシーンも登場するが、フランクが活躍するので許してしまった。
ウクライナ人を演じたヴァレンティーナ役のナタリア・ルダコーワは旧ソ連出身でニューヨーク在住。ベッソンが発掘したらしい。彼の元妻ミラ・ジョヴォヴィッチのようにスーパー・モデルかと思っていたらそうではなく、今回初めての映画出演。しかしながらナタリアの長〜い足は半端じゃない。
今迄観たジェイソン映画の中でラヴ・シーンて記憶にない。彼にラヴ・シーンは似合わないが、この映画ではちょっぴり登場する。
インスペクター、タルコニのおっとり&飄々とした姿が、フランクとは真逆でこのシリーズには欠かせない存在。演じるフランス俳優フランソワ・ベルレアンもぴったりの役どころ。
ところで「Transporter 4」って作るのかな?あのエンディングには少々終わりを予感した。
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて...
[PR]
by margot2005 | 2009-09-09 22:20 | フランス | Trackback(11) | Comments(0)

「ナルコ」

a0051234_182844.jpg「Narco」...aka「The Secret Adventures of Gustave Klopp」2004 フランス
「戦場のアリア/2005」「美しき運命の傷痕/2005」のギョーム・カネ主演奇想天外フランス・コメディ。
怪しいグループ・セラピー精神科医ププキン役のギョーム・ガリエンヌは、ヴァンサン・ペレーズ&ペネロペ・クルスの「花咲ける騎士道/2003」に出演していたのを思い出した。
もう一人の怪しいエンターテーナー ギイに「コーラス/2004」「オーロラ/2006」のフランソワ・ベルレアン。
ギョーム・カネ演じるギュスのパパ役ジャン・ピエール・カッセルはヴァンサン・カッセルの実際のパパ。
監督はトリスタン・オリエ&ジル・ルルーシュ。
ジル・ルルーシュはカネが主演の「世界でいちばん不運で幸せな私/2003」や「輝ける女たち/2006」に出演している俳優。
a0051234_217131.jpg

所構わず発作的に眠ってしまうと言う病気“ナルコレプシー”に子供の頃から悩まされているギュス(カネ)。
母親にも見放されフランク・シナトラかぶれのパパ(カッセル)と同居中。
高校生の時、運命の女性と思ったパム(ザブー・ブライトマン)。
やがて彼女と結婚し、パムの連れ子、父親の3人でパリ郊外に買った家に住んでいる。
しかし“ナルコレプシー”という病気を持つギュスは、どんな仕事に就いても眠ってしまい常にクビになり、定職がない。
パムはそんなギュスを責め立てるが、どうすることも出来ないギュス。
ある夜、彼は眠っている間に自分が見た夢を絵に描き始める。元々絵を描くのは得意だったギュスは、自分の書いた夢の中の絵をコミック・ブックにしようと思いつく...
a0051234_2153714.jpg

フランス映画にも関わらず、かなりチープなハリウッドB級映画のノリで楽しめる。
夢に出て来る車のナンバーが“No fucking job=職なし”とか、ギュスのパパが滅茶シナトラかぶれだったり...ギュスの親友でKarate師範(多分)のレニー(ブノワ・ポールヴールド)が、崇拝するジャン・クロード・バンダム(カメオ出演)に説教されたりして...
パムを演じたザブー・ブライトマンはフランスのベテラン女優で1959年生まれとのこと。なんか老けてるなぁと思いながら見てはいたが、いやいやパメラ凄いゴージャス!
主人公のギョーム・カネは、この映画の後、シリアスな作品2本(日本公開作品)に出演しているが、このようなコメディの方が似合う。
後にハリウッド映画で有名になるダイアン・クルーガー(一時期ギョームの妻だった)が出演しているようだが、どの役か判らずじまい...
メタボリック状態のお腹回りのギョーム(役に合わせた感じ)もとてもキュート。
突然睡魔に襲われるギュス役のギョーム・カネ。いきなり倒れるシーン満載で、身体に痣できてたかも??
しかしこの映画の舞台って何処なの?と思うくらい田舎のイメージだが、パリから40km位の所に位置する、お城も存在するシャンティイ(もちろん映画ではお城は無し)が撮影に使われた模様。
まるでアメリカの砂漠地帯の大田舎のように映る感じが、この作品の狙いだったのかもしれない?
ジャン・クロード・ヴァン・ダムが懐かしい!
劇中ギュスの親友レニーが崇拝しているヴァン・ダムの「ダブル・インパクト/1999」の話が出て来る。
ヴァン・ダムはベルギー人だが、フランスではやはりヒーローだったんだなぁとしみじみ感じる。彼の映画って「ダブル・インパクト」以来多々観ているが、どれも記憶になし...sorryヴァン・ダムさん!
International公開時のタイトル“ギュスターヴ・クロップの秘密の冒険”も中々ナイス!
渋谷ユーロスペースにて...
a0051234_2161146.jpg

[PR]
by margot2005 | 2007-10-25 22:43 | フランス | Trackback(4) | Comments(4)

「オーロラ」

a0051234_1554865.jpg「Aurore 」2006 フランス
マルゴ・ハトリエとニコラ・ル・リッシュを始めとした“パリ・オペラ座”のトップ・ダンサーたちが奏でるバレエ・ファンタジー。
IMDbのユーザー・コメントの“boring dancing show/うんざりするダンス・ショー”が可笑しい。まぁ確かにいきなり歌いだすミュージカルのように、いきなりベッドで寝起きに...オーロラが踊りだすダンス(バレエ)映画ではある。
a0051234_1513348.jpg

お城、プリンセス、バレエ...と三拍子揃ったので観に行きゃなきゃ作品であった。
プリンセス、オーロラ役にマルゴ・ハトリエ。
王に「トランスポーター/2002」「コーラス/2004」のフランソワ・ベルレアン。
王妃役は「美しき運命の傷痕/2005」のキャロル・ブーケ。
宮廷画家に「エトワール/2000」のニコラ・ル・リッシュ。
監督は同じく「エトワール/2000」のニルス・タヴェルニエ。
a0051234_1504693.jpg

踊りを禁じられた王国のプリンセス、オーロラ(ハトリエ)は生まれながらの踊り子であった。城の庭で踊りにふけるオーロラを見るたび頭を抱える王(ベルレアン)。オーロラのダンス好きは王妃(ブーケ)から受け継がれたものであった。王妃は元ダンサーで、王妃となって以来、王にダンスを禁じられていた。
やがて財政困難に陥った王国は、金持ちの王子とオーロラの政略結婚を考え、出会いの舞踏会を開催しようとする。舞踏会のための見合い肖像画を描く宮廷画家(リッシュ)が城に呼ばれるが、あろうことかオーロラは彼に恋をしてしまう。
a0051234_1511636.jpg

上に書いたIMDb評はかなりうなずけるかと思える。間違っても万人に受ける映画ではない。私的には予告を何度も観せられ...観に行かなきゃ、行かなきゃ...状態であったが...
いやでももうちょいバレエのシーン充実して欲しかったと思う。オーロラを演じたマルゴ・ハトリエは最初からバレエを見せてくれたが、宮廷画家を演じた著名ダンサー、ニコラ・ル・リッシュはラストにパフォーマンスを演じただけで、少々不満が残った。ちょい中途半端かな?と感じたバレエ・ファンタジー。
a0051234_1514837.jpg
a0051234_2352082.jpg

[PR]
by margot2005 | 2007-01-07 01:59 | フランス | Trackback(9) | Comments(5)

「コーラス」

a0051234_20592348.jpg「Les Choristes 」2004 フランス/スイス/ドイツ
2005年4月に公開された時に観たのだが、今回DVDになり又観てしまった。フランスで7人に一人が観たという感動の音楽ドラマ。主演の舎監件音楽教師クレマン・マチューにジェラール・ジュニョ。この映画には無くてはならない存在の、校長ラシャンにフランソワ・ベルレアン「トランスポーター/2002」。そしてサン・マルク合唱団のソリスト、ジャン・バティスト・モニエが問題児モランジュ役。監督と共同脚本はクリストフ・バラティエ。
映画のプロデューサーでもある往年の王子様役俳優ジャック・ペラン「ロバと王女/1970/2004」がモランジュの大人役を演じている。
a0051234_20595387.jpg

世界的指揮者のピエール・モランジュ(ペラン)はアメリカで公演中、母が亡くなった知らせを聞く。葬儀に参列するため帰郷したモランジュの元を訪れたのは、子供時代同じ寄宿舎学校で生活を共にしたペピーノ(ディディエ・フラマン)であった。ペピーノは一冊の日記をモランジュに手渡す。それは彼らの音楽教師であったクレモン・マチューが書いた、彼の遺品であった。そして時代は1949年に戻る...。マチュー(ジェラール・ジュニョ)は、戦争で親を亡くした子や、問題児を収容する”池の底”と呼ばれる寄宿舎に赴任して来る。血も涙もない冷酷な校長ラシャン(ベルレアン)は、問題を起こした子供に体罰を与える事しか脳がなかった。そこでマチューは自身がなし得なかった音楽で、子供たちの心を開かせようと必死の努力をする。やがて問題児のモランジュ(モニエ)が素晴らしい歌声の持ち主であると確信し、マチューは歌で彼の心を開かせようとする。
a0051234_2101116.jpg

監督は「リュミエールの子供たち」を作っているが未見である。マチューを演じるジェラール・ジュニョが、施設にいる子供たちを泥沼から、なんとかはい出してやろうと努力する姿が実に美しい!モランジュ役のモニエは本当に天使のような(映画の中で“天使のような顔をしたワル”という台詞が出て来る)歌声で観客を魅了する。校長のラシャンもハマり役。子供時代のペピーノを演じるのはジャック・ペランの息子マクサンス・ペラン。マチューがモランジュの母ヴィオレット(マリー・ブネル)に仄かな思いを寄せるシーンもあり、大人も魅了する素晴らしいドラマに仕上がっている。マリー・ブネルは観た顔だと思ったら「ルパン/2004」に出演していた。
ジェラール・ジュニョが監督、脚本、主演の「バティニョールおじさん」は未見である。是非観てみたい!
a0051234_2102776.jpg

[PR]
by margot2005 | 2006-01-22 01:13 | フランス | Trackback(13) | Comments(6)