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「奇蹟がくれた数式」

「The Man Who Knew Infinity」2015 UK

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1914年のインド、マドラス。妻、母親と共に暮す事務員のラマヌジャンは数学に魅せられ独学で学んでいる。ある時、自らの研究成果を英国の大学に認めてもらおうと著名な数学者に手紙を送るが全く相手にしてもらえない。そんな中、ただ一人名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授が手紙の内容に興味を持ち、ラマヌジャンを大学に招聘する。彼は妻を残して行くことにためらいを感じながらも研究発表できる喜びを胸に海を渡るのだった…


ラマヌジャンに「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のデヴ・パテル。

G・H・ハーディに「ある天文学者の恋文/2016」ジェレミー・アイアンズ。

ラマヌジャンの妻ジャナキにデヴィカ・ビセ。

ジョン・リトルウッドに「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「フロスト×ニクソン/2008」「ブッシュ/2008」「裏切りのサーカス/2011」トビー・ジョーンズ。

サー・フランシス・スプリングに「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム/2011」のスティーヴン・フライ。

バートランド・ラッセルに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」「われらが背きし者/2016」ジェレミー・ノーサム。

監督、脚本、製作はマシュー・ブラウン。


ラマヌジャンが英国に渡ったのは第一次世界大戦下の激動の時代。当時インドは英国の植民地だった。植民地からやって来た学歴のないラマヌジャンに周囲の人々は偏見の目を向ける。その上、招いてくれたハーディは数式の証明の必要性を力説するばかり。直感でひらめくラマヌジャンにとって証明は難しかった。そんな中、リトルウッドだけがラマヌジャンに優しく接し、彼のだだならぬ才能を評価していた。

やがて戦争が激化し、孤独と食料不足に耐えねばならないラマヌジャンはとうとう病気になってしまう。


数学は苦手なのでラマヌジャンが解き明かす天文学的な数式はチンプンカンプンだったがドラマには惹き付けられた。G・H・ハーディが想像以上に良い人で、ジョン・リトルウッドの存在は一服の清涼剤。


熱い国からやって来たラマヌジャンは最初素足だった。肉(牛/豚)は食べないし、線香を灯しての日々の信仰はかかせない。そして雪を見て感激するラマヌジャン。

ハーディはキリスト教徒ながら信仰心がない。それゆえ、神を信じ直感でひらめくと言うラマヌジャンを信じることは難しい確かに...ましてや数学者だし...。


思想も文化も宗教も違うラマヌジャンとハーディ。年齢や肌の色を越え互いに理解し合った二人の友情物語は素晴らしかった。

撮影されたケンブリッジ大学トリニティ・カレッジは1世紀前と同じたたずまいだなんて、さすが英国の名門大学!

「マリーゴールド・ホテル シリーズ」でのお調子者のイメージが焼き付いているデヴ・パテルながら、意外や偉大なる数学者が似合っている。

ジェレミー・アイアンズは相変わらずの貫禄で大学教授にぴったり。そういえば「ある天文学者の恋文」でも大学教授を演じていた。


角川シネマ有楽町にて


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by margot2005 | 2016-11-11 00:39 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「ある天文学者の恋文」

「La corrispondenza」…aka「Correspondence」2016 イタリア

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ホテルで逢瀬を重ねるエドワードとエイミー。“またしばらく会えない。手紙を書くよ。”と言って去って行くエドワード。エイミーはスタントマンのアルバイトをしながら大学に通っている。そんなある日、大学で担当教授からエドワード・フィーラム教授が亡くなったと告げられる。ショックを受けたエイミーがエドワードの携帯に電話をかけると留守番メッセージが流れてきた...

エドワード・フィーラム教授に「栄光のランナー/1936ベルリン/2016」ジェレミー・アイアンズ。

エイミー・ライアンに「パリ、ジュテーム/2006」「007/慰めの報酬/2008」「故郷よ/2011」「陰謀のスプレマシー/2012」「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のオルガ・キュリレンコ。

エドワードの娘ヴィクトリアに「フィルス/2013」のショーナ・マクドナルド。

島の船乗りオッタヴィオに「副王家の血筋/副王家の一族/2007」「いつだってやめられる/2014」パオロ・カラブレージ。

島の女アンジェラにアンナ・サヴァ。

エイミーの母親にイリーナ・カラ。

監督、脚本は「題名のない子守唄/2006」 「シチリア!シチリア!/2009」「鑑定士と顔のない依頼人/2013」のジュゼッペ・トルナトーレ。

亡くなったはずの人間からメールや手紙やプレゼントが送られて来る。なぜ?ドラマの中盤で謎が解き明かされる。

著名な天文学者の大学教授とその教え子が恋愛関係にある。物語が進むにつれ教授の妻は亡くなっている様子で、これは不倫ではないと分ったり、教え子エイミーと、教授エドワードの娘は同じ年齢と言うことが判明する。スゴい年齢差ながら大学教授とその教え子が恋に落ちるって良くあることなのだろうか?

エドワードが亡くなった事実を受け入れられないエイミーは、なんとか彼にコンタクトを取ろうとするが、電話からは常に留守番のメッセージが返ってくるばかり。エイミーは思案の末エドワードの住まいのあるスコットランド、エジンバラへと赴く。彼の家の前にやっては来たが訪ねることに躊躇し、道路にたたずみ家の様子を見ることしかできない。

エドワードは亡くなっているのにエイミーの元に手紙や小包が届くのだ。その中にはPCから語りかけるエドワードの映像も含まれていて、ある時届いた小包の中には鍵が...それは二人が共に過ごしたオルタ・サン・ジューリオの屋敷の鍵だった。

ミステリーってわけでもないけど、何となくミステリーっぽい雰囲気が漂うこのような展開のドラマは初めて見たかも?エドワードが天文学者という設定がドラマにマッチしているし、エイミーがスタントマンのアルバイトをしている設定も面白い。時折、映画の撮影でスタントマンを演じるエイミーのシーンが挿まれる。

ジェレミー・アイアンズは60代後半ながら男としての魅力があふれる俳優で本作の役柄にはぴったり。

ドラマにはそれほど惹かれなかったけど、舞台となるイタリア、ピエモンテ州のオルタ・サン・ジューリオや、スコットランド、エジンバラでロケされた景色が美しい。特にオルタ・サン・ジューリオは美しく神秘的でドラマを盛り上げている。

TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-10-07 23:36 | イタリア | Trackback | Comments(0)

「栄光のランナー/1936ベルリン」

「Race」2016 カナダ/ドイツ
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1934年のアメリカ合衆国。貧しい家庭に生まれたジェシー・オーエンスは高校時代に陸上で驚異的な記録をだしオハイオ州立大学に進学する。そして名コーチ、ラリー・スナイダーと出会い、彼の指導の下さらなる記録を打ち出して行く。
一方でアメリカオリンピック委員会の委員長エレミア・マホニーと、メンバーであるアベリー・ブランデージ(後のIOC/国際オリンピック委員会の会長)が議論を闘わせベルリン・オリンピックに参加するか否かの投票を行う。そして投票の結果は参加に決まる。
しかしアメリカ国内では、人種差別を打ち出しているナチスに反対してオリンピックをボイコットすべきだという世論が高まっていた..

ジェシー・オーエンスに「グローリー/明日への行進/2014」のステファン・ジェームズ。
ラリー・スナイダーに「幸せのセラピー/2007」「モンスター上司/2014」のジェイソン・サダイキス。
ルース・ソロモンにシャニース・バントン。
アベリー・ブランデージに「ハイ・ライズ/2015」ジェレミー・アイアンズ。
エレミア・マホニーに「ニューヨーク 冬物語/2014」のウィリアム・ハート。
レニ・リーフェンシュタールに「ブラックブック/2006」「ワルキューレ/2008」のカリス・ファン・ハウテン。
カール・ロングに「クラバート - 謎の黒魔術/2008」「愛を読むひと/2008」「戦火の馬/2011」のデヴィッド・クロス。
ヨーゼフ・ゲッベルスにバーナビー・メッチェラート。
監督、製作は「ゴースト&ダークネス/1996」「リーピング/2007」のスティーヴン・ホプキンス。

ジェシーには恋人ルースと二人の間に生まれた女の子がいる上、両親にも仕送りをしなければならず、大学生活は困難極まるものだった。そんなジェシーの境遇を知ったコーチは、さらに記録を伸ばすなら援助をしようと持ちかける。
ジェシーとコーチ、ラリー、そしてジェシーとドイツ人陸上選手カール・ロングの人種を超えた友情が素晴らしい。ナチスの宣伝大臣ゲッベルスとドイツ人TVプロデューサー、リーフェンシュタールの密かなる闘いも痛快だった。

ジェシー・オーエンスのコーチを演じるジェイソン・サダイキスの映画はコメディしか見たことがないが、シリアスな役柄も中々似合っている。
ジェレミー・アイアンズのアベリー・ブランデージも貫禄たっぷりでナイス・キャスティング。

ジェシー・オーエンスという名前はなんとなく聞いたことがある。でも本作を見て、偉大なる記録を持つ陸上選手であり、さらにベルリン・オリンピックで地元ドイツ人選手に打ち勝ち、あのヒトラーを怒らせた人でもあることを知った。
ジェシー・オーエンスはベルリン・オリンピックで4個の金メダルを獲得したが、帰国しても賞賛されることはなく、長い間彼の業績は認められなかったと言う。
原タイトルの“RACE/競争と人種二つの意味がある”が意味深い。

ドイツでもベルリン・オリンピック開催の年にはナチスによる人種差別が始まっていたため、出場予定だったアメリカ代表のユダヤ人リレー選手は走れなくなる。そこでリレー選手の代わりにジェシー・オーエンスが走り優勝したというからスゴい。
このような史実があったなんて全く知らなかったのでとても興味深く見ることができた。
オリンピック・イヤーにタイムリーに公開されたジェシー・オーエンスの実話ドラマは感動を呼ぶ。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2016-09-05 23:41 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(0)

「ハイ・ライズ」

「High-Rise」2015 UK/ベルギー
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1970年代のロンドン郊外。高層マンションに引っ越してきたラングは、下の階に住むシャーロットからパーティに誘われる。酒、ドラック、セックスと何でもありの派手なパーティを楽しむラングは新生活に期待が高まるのだった...

ロバート・ラングに「戦火の馬/2011」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ/2013」「クリムゾン・ピーク/2015」のトム・ヒドルストン。
アンソニー・ロイヤルに「リスボンに誘われて/2013」のジェレミー・アイアンズ。
シャーロット・メルヴィルに「アルフィー/2004」「カサノバ/2005」「フォックスキャッチャー/2014」「二ツ星の料理人/2015」のシエナ・ミラー。
リチャード・ワイルダーに「タイタンの戦い/2010」「ブリッツ/2011」「インモータルズ -神々の戦い-/2011」「推理作家ポー 最期の5日間/2012」「ドラキュラzero/2014」のルーク・エヴァンス。
ヘレン・ワイルダーに「噂のモーガン夫妻/2009」「オン・ザ・ロード/2012」「ニュースの真相/2015」のエリザベス・モス。
パングボーンに「ROME [ローマ]/2005〜2007」「ジョン・カーター/2012」のジェームズ・ピュアフォイ。
アン・ロイヤルに「ハウエルズ家のちょっとおかしなお葬式/2007」「バンク・ジョブ/2008」のキーリー・ホーズ。
フェイに「ニンフォマニアック Vol.1/2013」「ニンフォマニアック Vol.2/2013」のステイシー・マーティン。
監督、編集は「サイトシアーズ ~殺人者のための英国観光ガイド~/2012」のベン・ウィートリー。

最高に危険で野蛮でモラルに欠けたドラマ。タイトルは「Chaos/カオス」として欲しかった。原作はSF小説とのこと。
医師のラングが脳の解剖をするシーンを始めとして、全編グロテスクな描写が多く、暴力だらけで
血がダラダラながらホラーではない。サスペンスでもないのでジャンル的にはブラック・コメディ??

トム・ヒドルストン、ジェレミー・アイアンズ、ルーク・エヴァンス、シエナ・ミラーと出演者がとても豪華。このキャストに惹かれて見に行った人は多いことかと想像する。私自身もその理由で見に行ったから…。主演は「オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ」で妖しい魅力を振りまいたトム・ヒドルストン。彼もちょっと気になる英国人俳優の一人。

映画のオープニングは荒れ果てた部屋にいる、汚れ果てたラング。やがてドラマは3ヶ月前に戻り、颯爽として美しいラングが登場する。
その後上層階と下層階の間に大きな階級格差が存在することから暴動が起こり、バトルが繰り広げられ、住民の理性が崩れ始める。何が起きても警察は来ないのか?と思っていたら、ペントハウスに住む建築家(タワーの設計者)が現れて警官を追い払ってしまうのだ。

トム・ヒドルストンはどうも顔が繊細なのか?どうかわからないがあまりsexyさを感じない俳優。逆にルーク・エヴァンスは強いイメージそのままでスゴくクールでダーティなキャラが似合う。だらしなくて奔放なシャーロット役のシエナ・ミラーはぴったりの配役で、ジェレミー・アイアンズも貫禄たっぷり。パングボーン役のジェームズ・ピュアフォイもふてぶてしいキャラが実に似合う。
しかしながらトムのスーツ姿は最高にゴージャス。
シャーロットが“このタワーの中でラングが一番素敵なamenity(字幕では備品)だわ”と言ったのはズバリだった。
かなり変わった趣の映画で、見る人限られるかなぁ?と思っていたが観客は想像以上に多かった(7階の一番小さなシアター/昼の回)。

ヒューマントラストシネマ渋谷にて
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by margot2005 | 2016-08-25 00:03 | UK | Trackback(3) | Comments(0)

「リスボンに誘われて」

「Night Train to Lisbon」2013 ドイツ/スイス/ポルトガル
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ライムント・グレゴリウスはスイスの高校で古典文献学を教える教師で、妻と離婚以来孤独な日々を送っている。そんなある日、学校へ向かう途中、橋から飛び降りようとしている女性を助ける。そして小雨降る中行くあてもない彼女を学校へ連れて行く。しかし彼女は突然教室から飛び出し、その後ライムントは残された本に挟まれていたリスボン行きの切符を発見し駅へと向かう...

ライムント・グレゴリウスに 「ヴェニスの商人/2004」 「華麗なる恋の舞台で/2004」「カサノバ/2005」「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「ザ・ワーズ 盗まれた人生/2012」のジェレミー・アイアンズ。
エステファニアに「PARIS(パリ)/2008」「イングロリアス・バスターズ/2009」「オーケストラ/2009」「黄色い星の子供たち/2010」「人生はビギナーズ/2010」「複製された男/2013」のメラニー・ロラン。
アマデウ・デ・プラドに「アメリカン・ハッスル/2013」のジャック・ヒューストン。
マリアナに「善き人のためのソナタ/2006」「クララ・シューマンの愛/2008(クララ・シューマン 愛の協奏曲)」「バーダー・マインホフ 理想の果てに/2008」のマルティナ・ゲデック。
年老いたジョアンに「モネ・ゲーム/2012」のトム・コートネイ。
ジョルジェに「青い棘/2004」「ヒトラーの贋札/2007」「ブッデンブローク家の人々/2008」「イングロリアス・バスターズ/2009」「詩人、愛の告白/2012」のアウグスト・ディール。
アドリアーナに「家の鍵/2004」「エンジェル/2007」「彼が二度愛したS/2008」「ある公爵夫人の生涯/2008」「わたしを離さないで/2010」「メランコリア/2011」「17歳/2013」のシャーロット・ランプリング。
年老いたジョルジェに「愛を読むひと/2008」「バーダー・マインホフ 理想の果てに」「アンノウン/2011」「悪の法則/2013」のブルーノ・ガンツ。
年老いたエステファニアに「カサノバ」「愛を読むひと/2008」「リメンバー・ミー/2010」「ヒプノティスト-催眠-/2012」のレナ・オリン。
バルトロメウ神父に「吸血鬼ドラキュラ/1958」「ダーク・シャドウ/2012」のクリストファー・リー。
若いジョアンにマルコ・ダルメイダ。
若いアドリアーナにベアトリス・バタルダ。
監督は 「レ・ミゼラブル/1998」「マンデラの名もなき看守/2007」のビレ・アウグスト。
原作はパスカル・メルシエの「リスボンへの夜行列車」。

映画を観終わってまず本作の原作小説を読みたいと思った。小説は世界的ベストセラーということを知ってますます読みたくなる。
授業を放り出し列車に乗るなんて常識じゃ考えられない。そしてエンディングも小説にありそうな展開で素敵だった。
授業を放り出すのもスゴいが、いきなりリスボン行きの列車に乗ってしまうなんて…やがて本の作者を探してリスボンの街をさまようことになる。
上にも書いたように本に導かれてやってきたリスボンで素敵な出会あいが待っているところなどライムントのラヴ・ストーリーでもあるのかな?ドラマの軸はポルトガル独裁政権下の物語で、エステファニアとアマデウの短くも激しい恋が描かれている。

舞台はスイスとポルトガル。主演はUK俳優のジェレミー・アイアンズ。ポルトガルでの出演陣はドイツ、UK、フランスととてもInternational。独裁政権下のポルトガルと現在のポルトガルを交差させながらドラマは進んで行く。ポルトガルの独裁政権なんて全く知らないながらドラマには惹き付けられる。
ジェレミー・アイアンズ映画を初めて観たのはメリル・ストリープ主演の「フランス軍中尉の女/1981」。その後「戦慄の絆/1988」「運命の逆転/1990」や「ダメージ/1992」などなどいずれもドラマティックな作品の彼は素晴らしい俳優だと思った。TVシリーズ「ボルジア家 愛と欲望の教皇一族」のロドリーゴ・ボルジア役もハマっている。

「青い棘」で美青年だったアウグスト・ディールは作品ごとにおじさん化してしまってもはや過去の面影はないのが実に残念。シャーロット・ランプリングは相変わらずの貫禄で、クリストファー・リーの健在ぶりに驚き。

退屈な日々から逃れるように列車に乗り、自分を取り戻す旅に出たライムント。路面電車が走るリスボンの街が美しくて...ライムントがリスボンに惹かれたのもスゴく分る。彼は眼科医のマリアナにも出会えたし...。

Bunkamura ル・シネマにて
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by margot2005 | 2014-10-27 00:03 | ドイツ | Trackback(5) | Comments(0)

「ザ・ワーズ 盗まれた人生」

「The Words」 2012 USA
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売れない作家のローリーはハネムーンで訪れたパリのアンティーク・ショップで使い込まれた古い鞄を見つける。そしてその中には未発表の小説が隠されていた...
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ローリー・ジャンセンに「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「世界にひとつのプレイブック/2012」のブラッドリー・クーパー。
ドーラ・ジャンセンに「ヘイヴン/堕ちた楽園/2004」「バンテージ・ポイント/2008」「アバター/2009」のゾーイ・サルダナ。
クレイ・ハモンドに「デイ・アフター・トゥモロー/2004」「バンテージ・ポイント」のデニス・クエイド。
old manに 「ヴェニスの商人/2004」 「華麗なる恋の舞台で/2004」「カサノバ/2005」「エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜/2005」のジェレミー・アイアンズ。
young manに「ナルニア物語/第2章:カスピアン王子の角笛/2008」のベン・バーンズ。
ダニエラに「スリーデイズ/2010」のオリヴィア・ワイルド。
セリアに「幸せはシャンソニア劇場から/2008」のノラ・アルネゼデール。
監督、脚本、出演(Jason Rosen)にブライアン・クラグマン&リー・スターンサール。

本作は期間限定レイトショーのみで、観ている人はあまりいないかと思える。とにかくストーリー展開がとてもミステリアスで大満足だった。

簡単にストーリーを書くと…作家志望のローリー・ジャンセンが偶然未発表の小説を発見する。他人が書いたと知りながら自身の作品として発表したところベストセラー小説となり、ローリーは富と名声を手に入れる。一方で作家クレイ・ハモンドが作品を発表する。その小説の主人公は売れない作家のローリー・ジャンセン…。

見終わって最初??だった。というのも少々ややこしい…ローリー・ジャンセン、ローリーが自作として発表した小説を書いたold man(young manは同一人物)、そしてクレイ・ハモンド…
ある時、セントラルパークでold manはローリーの後をつけ自己紹介する。彼は第二次世界大戦後のパリでyoung manだった頃小説を執筆していた。それには愛するセリアとの愛と別れがドラマティックに綴られていた。
40年代のパリに生きるyoung manと妻のセリア。現代のニューヨークに生きるローリーと妻のドーラ。作家のクレイ・ハモンドは二つの時代を交差させ、今この小説を世に送りだそうとしている。
40年代の二人がロマンティックながら結末は哀しいという非常に美しいドラマで語られる。そしてそれを小説にしたのだからベストセラーになるのは当然のこと。

主演がブラッドリー・クーパーということで観に行ったが、いやいやとても引き込まれる面白いドラマだった。で、ブラッドリー・クーパーはもちろんゴージャスだった。
二つのカップルからなるラヴ・ストーリー。ストーリー展開は作家が語る手法で進んで行く。こういった展開は中々珍しい。引き込まれたのはそれに尽きる。40年代の二人のシーンが哀しくも美しくて印象に残る。
クレイに近づく謎めいた女性ダニエルの存在は今イチだったな。
ジェレミー・アイアンズのおじいさんぶりに驚きだった。

全く印象が違っていたのでエンドクレジットで配役を知ったベン・バーンズはナルニア物語でのカスピアン王子。
素敵な映画を作ったブライアン・クラグマンはJason Rosen役で出演。しかし全く記憶がない。UK俳優のジョン・ハナーも出演していたみたいだけど、こちらも記憶無しで残念。
そしてブライアン・クラグマン&リー・スターンサールは初監督作品だそう。

ヒューマントラスト渋谷にて(既に上映終了)
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by margot2005 | 2013-04-02 00:58 | MINI THEATER | Trackback(3) | Comments(2)

「エリザベス1世 〜愛と陰謀の王宮〜」

a0051234_2352127.jpg「Elizabeth I 」2005 USA/UK
エミー賞を受賞したTV映画。
NHKBSで放送した時見れなくてDVDになったので見る事が出来た。
「クィーン/2006」でエリザベス2世を演じたヘレン・ミレンがエリザベス1世を演じている。
エリザベスの愛人レスター伯ロバート・ラドリー役には「ヴェニスの商人/2004」「華麗なる恋の舞台で/2004」「カサノバ/2005」のジェレミー・アイアンズ。
ラドリーの義理の息子で、やはりエリザベスの若き愛人となるエセックス伯ロバート・デヴァルーに「ルワンダの涙/2005」で海外青年協力隊の英語教師ジョー役で印象深いヒュー・ダンシー。
C・ブランシェットの「エリザベス/1998」ではジョセフ・ファインズがレスター伯を演じている。
監督はトム・フーパー。
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ヘンリー8世とアン・ブーリンの間に生まれたエリザベス(ミレン)は1558年イングランド女王に即位する。
そして20年後、プロテンスタントのイングランドは、スペインやスコットランドなどカトリック勢力に狙われていた。
ある日、やはりカトリック国であるフランスのアンジュー公(Jérémie Covillault)が政略結婚の相手としてやって来る。エリザベスはアンジュー公を気に入り、結婚を望むが、愛人レスター伯(アイアンズ)の反対に合う。
しかしレスター伯には恋人がおり、彼女はレスター伯の子供を身ごもっていた。それを知ったエリザベスは怒り狂いレスター伯を宮殿から追放する。
だが結果的には国民の反対に合い、アンジュー公との結婚はならなかった。
数年後、ローマ教皇から異端者として破門されたエリザベスは、信頼に値するレスター伯を再び宮殿に呼び戻す。
やがて、レスター伯を始めとしたエリザベスの側近は、スコットランド女王メアリー(バーバラ・フリン)を処刑してしまう。
それは、メアリーがイングランド王位継承権を持っている人物であることに所以する。
1588年、スペイン艦隊からの攻撃を受けるイングランドだったが、戦いは勝利に終わる。
戦いから戻って来たレスター伯は、義理の息子エセックス伯(ダンシー)をエリザベスに引き合わせ亡くなるのだった。
年甲斐もなく若きエセックス伯に夢中になって行くエリザベス。
わがまま放題の彼はエリザベスの寵愛を受け、王宮での地位を高めて行くのだった...
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ヨーロッパ歴史もの大好きなので、エリザベスの結婚相手としてのアンジュー公など興味深い。彼はフランス、ヴァロワ家のアンリ2世(マルグリット・ド・ヴァロワ/margotの父親でもある)とカトリーヌ・ド・メディチの一番下の息子。
スコットランド女王メアリーは、やはりアンリ2世とカトリーヌ・ド・メディチの息子フランソワ2世の妻である。
物語の中でも語られるが、小国イングランドを守るため、フランス人と結婚すれば、フランスに吸収される。愛するレスター伯と結婚すればエリザベスは貴族の妻となる。
そういった事が許せなかった(叶わなかった)時代でもある。
政略結婚相手のアンジュー公との出会いは、エリザベスに恋心をかき立てたようだが、それも国のため叶わぬ恋だったのかも知れない。
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エセックス伯の若き恋人に子供が出来た事が解り、エリザベスが怒り狂うシーンがある。1533年生まれのエリザベスに対して、エセックス伯は1566年生まれ。33才年下の愛人だったため、エリザベスは嫉妬に炎を燃やしたことだろう。
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エリザベスを演じたヘレン・ミレンは素敵な女優だ。
若き愛人エセックス伯役のUK俳優ヒュー・ダンシー。
彼は中々キュートで、「キング・アーサー/2004」の役での記憶はないが、「ルワンダの涙」はちょっと前にDVDで見たのでジョー役を思い浮かべてしまった。
1969年にジュヌヴィエーヴ・ビジョルドがアン・ブーリンを演じた「1000日のアン」が又また見たくなってしまった。
ケイト・ブランシェットの出世作となった「エリザベス」の続編、「エリザベス・ゴールデン・エイジ/2007」が日本では来年2月に公開される(予告始まる)予定。
益々楽しみになって来た「エリザベス・ゴールデン・エイジ」。
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by margot2005 | 2007-11-08 00:50 | USA | Trackback(1) | Comments(2)

「華麗なる恋の舞台で」

a0051234_043732.jpg「Being Julia」2004 カナダ/USA/ハンガリー/UK
監督はハンガリー出身のイシュトヴァン・サボー。
イシュトヴァン・サボーは、レイフ・ファインズ主演、ハンガリーを舞台に、歴史に翻弄されるユダヤ人の壮絶なる人生を描いた「太陽の雫/1999」の監督。
「太陽の雫」は過去に観た事があり、これは全く違ったテイストの作品なのでとても楽しみにしていた。
ジュリア役のアネット・ベニング最高!で素晴らしい映画である!!
ジュリアの夫マイケルに 「ヴェニスの商人/2004」 のジェレミー・アイアンズ。
ジュリアの大ファン、トムにショーン・エヴァンス。
ウイリアム・サマセット・モームの“劇場”がベースになっている。
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1938年、ロンドン、ウエスト・エンドにかかる劇場の人気女優ジュリア(ベニング)は45才。彼女の夫マイケル(アイアンズ)は元俳優だが、今ではジュリアのプロデューサー。
ある日マイケルの友人の、友人の息子である、アメリカ人のトム(エヴァンス)が訪ねて来る。
トムはジュリアの大ファンだと言い、ジュリアに“僕のアパートに来ませんか?”と誘いをかける。まるで自分の息子ロジャー(トム・スターリッジ)と同年代のトムの誘いに戸惑うが、誘いを受けるジュリア。
来る日も、来る日も、舞台でパフォーマンスすることしかないジュリアは疲れ果て、嫌気もさしてやけっぱちになっていたが、トムとの出会いが刺激となり、心ときめく日々が今や始まろうとしていた。
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アネット・ベニングはこの作品でオスカー主演女優賞(2004年度)にノミネートされ、ゴールデン・グローヴ/女優賞(2004年度)に輝いている。
アネットは「アメリカン・ビューティ/1999」で有名な女優だが、ハリソン・フォードと共演の「心の旅/1991」や、マイケル・ダグラスと共演した「アメリカン・プレジデント/1995」でも素晴らしい彼女を観る事が出来る。
そして、アネットは本国で舞台に出演し、喝采を浴びた女優のようだが...コレを観て納得!
ジュリアの夫マイケル役のジェレミー・アイアンズは相変わらずゴージャスで素敵。
この作品今頃日本で公開?...いつものことだが...
原題の「Being Julia」のごとく、ラストの舞台でのパフォーマンスが最高!!
もうラストはとにかく最高でシアター中で笑った感じ。
私的には拍手を送りたいくらいだったが...
ウイーク・ディの午後、渋谷bunkamuraのシアターはほぼ満員。
今月初め、このシアターでジュディ・デンチの「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」
を観たが、最近bunkamuraって中高年御用達シアターと化しているような気がする。
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by margot2005 | 2007-02-28 00:38 | MINI THEATER | Trackback(16) | Comments(14)

「カサノバ」

a0051234_23335122.jpg「Casanova」2005 USA
監督は「サイダー・ハウス・ルール/1999」「シッピング・ニュース/2001」のスエーデン人ラッセ・ハルストレム。ハルストレムの作品は少々暗いイメージがあるが、コレは滅茶軽快なドタバタ・ラヴ・コメディ(IMDbによると、アドベンチャー、ロマンス、ドラマ、コメディとの事)。
”カサノバ”にヒース・レジャー。
カサノバに絡む人物に「アルフィー/2004」のシエナ・ミラー、 「ヴェニスの商人/2004」の ジェレミー・アイアンズ、オリヴァー・プラット、おまけで大好きなレナ・オリン(監督夫人)も出演している。
過去にヒース・レジャーが主演した、14世紀フランスが舞台の「ロック・ユー/2001」を思い出してしまった。
ヒースは以外に?時代もの似合う。
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映画のサイト観ないで映画観る習慣なので...でも想像以上にコメディ度が激しくびっくりした...なにせ監督が、監督なので...
18世紀イタリア、ヴェネチアが舞台。かれこれ250年前が舞台なのだが、撮影場所(景色)は現在と同じというのには驚き!
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この作品はヒースが好きか?ヨーロッパの景色(ヴェネチア)が見たいか?古典もの(仮面舞踏会etc.)ファンか?以上、好みでない人にはおすすめではない。
私的には来月念願のイタリア旅行に行くのでヴェネチアの下見って感じであった。
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巷で噂のジャコモ・カサノバ(レジャー)は修道女との“愛”の現場を役人に見つかり捕らえられる。が、総督(ティム・マッキナリー)の計らいで無罪となる。しかし総督は“そろそろ良家の子女と身を固めれば...”とカサノバに促す。その後ひょんな事から出会った、剣の達人で、密かに小説も書いているフランチェスカ(ミラー)。彼女にマジで惚れてしまうカサノバだったが...
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ストーリーはかなりハリウッド的なんだろうか??...本当の“カサノバ”物語はどうなんだろう??まぁでもこれはこれでハリウッド映画なのだから許してしまおうと思った。
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やはりヴェネチアが舞台の、キャサリーン・マコーミック主演の「娼婦ベロニカ/1998」を思い出したが、“ベロニカ”が生きた時代は16世紀ということで、この映画の時代より2世紀も前の設定だったことに驚き!
2世紀たってもイタリアの女性はちっとも進歩していない(進歩させてもらえないが正解だが...)
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by margot2005 | 2006-06-18 00:06 | USA | Trackback(31) | Comments(18)

「ヴェニスの商人」

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「The Merchant of Venice 」2004 USA/イタリア/ルクセンブルグ/UK

監督は「イル・ポステーノ/1994」のマイケル・ラドフォード。
余りにも有名なウイリアム・シェイクスピアの戯曲であるが、なぜか?英語圏で長い間映画化されなかったらしい。
「ハムレット」や「ロミオとジュリエット」は何度も映画化されているというのに??なぜに??
原作は戯曲であるため、映画の中でも、舞台で語るように俳優が演技しているのが素晴らしい!
アル・パチーノ、ジェレミー・アイアンズと役者揃いの中、ジョゼフ・ファインズが光っている。
この方恋する男を演じたら右に出る者はいないかと...彼のあの目が(パピー・ドッグの訴えるようなまなざしって感じも否めないが...)実に語るのである。この映画もジョゼフ狙いで観に行ったようなものだ...濃い系大好きなので...

主演の金貸しシャイロックにアル・パチーノ、富豪の女相続人ポーシャにテキサス出身の新星リン・コリンズ。リンは「エリザベス/1998」のケイト・ブランシェットを彷彿とさせる感じで古典にぴったり。賛否両論かどうか知らないが、私的には素敵なポーシャ役のリンである。
そしてシャイロックから3000ダカットを借りるはめになるアントーニオ役はジェレミー・アイアンズ「ダメージ/1992、永遠のマリア・カラス/2002」。
アントーニオの親友バッサーニオにジョゼフ・ファインズ「恋するシェークスピア/1998、キリングミー・ソフトリー/2002」。

16世紀のベニス、ユダヤ人たちはゲットーに隔離され、出かける時はユダヤ人と解るよう赤い帽子をかぶって出かけることが義務づけられていた。金貸し業を営むユダヤ人のシャイロック。ある日街中で貿易商アントーニオと出会う。挨拶をするシャイロックにつばを吐きかけ立ち去るアントーニオ...ここでシャイロックは恨み骨髄状態になるのか?アントーニオの親友である若きバッサーニオは、ポーシャに求婚するため、アントーニオに借金を申し込む。このあたりの映画の中での展開を思い返すと、バッサーニオの寝室での二人の会話、“My love!"とか言って二人は抱き合い、キスを交わす...この辺が新解釈なのであろうか?話はそれたが...愛するバッサーニオの頼みを断れるはずもなく、とりあえずキャッシュのないアントーニオはシャイロックにお金を借りるようバッサーニオに促す。

この映画の場合、余りにも有名なストーリーなのでネタばれも不問だと思うので、ここに続きを書く。ポーシャを無事妻にし、幸せの絶頂にいるバッサーニオは、アントーニオの手紙を受け取り呆然とする。アントーニオの所有する船が嵐に見舞われ、すべてが難破した。積み荷は海の藻くずと消え、彼は破産したのだった。3000ダカットの借金を3ヶ月以内に返済しない場合、シャイロックはアントーニオの肉1ポンドをいただくと言う条件を出していた。ラスト近く、裁判の場面で、ポーシャが男装役で登場する...今で言う弁護士か検事である、いわゆる法律に長けた博士役。「恋するシェイクスピア」でもグイネス・パルトロウ演じる男装のロミオが登場したが、リンは素晴らしい!結構男になりきっている。

このラストが見せ場で、シャイロックがアントーニオの胸にナイフを突き刺そうというその時、ポーシャが“ちょいと待てユダヤ人!”の台詞を放つ、その後“肉1ポンドきっかり!多くても、少なくてもダメだ!そして1滴の血を流してもならない!”の台詞。この物語はこれにつきるのである。ここでシャイロックは己の頑固さに愕然とする。血をたらさないで肉を切り刻むことが出来ようか?シャイロックは裁判に負けたのである。哀れなシャイロックに誰も同情しないが、パチーノが演じていると、なぜかシャイロック可哀想すぎ...と感じてしまう。パチーノさんどうも憎めないのである。

ポーシャがバッサーニオに送った指輪の話や、婚約者選びに、金、銀、鉛の箱を並べ、選ばせるという場面も登場する。この物語を読んだのは相当前なので細かい筋は憶えてないが、シャイロックの娘ジェシカについては記憶にない...新解釈なのか?とにかく映画は臨場感のある素晴らしいドラマ(劇)に仕上がっていて見応えがある。

ヴェニスでロケしたという映画の景色は素晴らしい!昨年の夏にシャークスピアの故郷ストラットフォード・アポン・エイヴォンを旅した際、街中にシェイクスピア劇場があってシェイクスピアものを上演していたのを思い出した。
この映画も「理想の女/2004」もルクセンブルグが参加しているが人件費安いのかな?とふと思った。
新宿のテアトル・タイムズ・スクエアの12f.HMV前の広場(狭いが...)に下写真のシャイロック、ポーシャ、バッサーニオ、それぞれの衣装が飾ってある。
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by margot2005 | 2005-11-08 21:43 | USA | Trackback(18) | Comments(6)