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「ダーク・プレイス」

「Dark Places」2015 UK/フランス/USA
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“一家惨殺事件で生き残った少女 あの夜、彼女がみなかったものとは”...シャーリーズ・セロン主演のダークなサスペンス・ドラマ。

リビー・デイに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード/2009」「ヤング≒アダルト/2011」「プロメテウス/2012」「マッドマックス 怒りのデス・ロード/2015」「スノーホワイト/氷の王国/2016」のシャーリーズ・セロン。
ライルに「アバウト・ア・ボーイ/2002」「タイタンの戦い/2010」「シングルマン/2009」「X-MENシリーズ/2011〜2016」のニコラス・ホルト。
若き日のディオンドラに「キャリー/2013」「イコライザー/2014」「アクトレス ~女たちの舞台~/2014」のクロエ・グレース・モレッツ。
若き日のベンに「ツリー・オブ・ライフ/2011」のタイ・シェリダン。
き日のリビーに「最高の人生のつくり方/2014」のスターリング・ジェリンズ。
ベン・デイに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~/2014」「あなたを見送る7日間/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」のコリー・ストール。
リビーの母親パティ・デイに「ケイト・レディが完璧(パーフェクト)な理由(ワケ)/2011」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のクリスティナ・ヘンドリックス。
リビーの父親ラナー・デイに「かけがえのない人/2014」「ルーム/2015」のショーン・ブリジャース。
ディオンドラにアンドレア・ロス。
監督、脚本は「サラの鍵/2010」のジル・パケ=ブランネール。

リビー・デイの過去と現在が行ったり来たりする。
1985年、カンザス州の田舎町。ある日、母親と二人の姉妹が殺害される事件が起こる。しかし姉妹の一番下のリビーが生き残り、姉妹の兄であるベンが容疑者として逮捕される。ベンが容疑者となったのはリビーの証言からだった。やがてベンは終身刑の判決を受ける。

母親の保険金や、有名な殺人事件の遺族として書いた自伝の出版などで金を得たリビーは定職にも就かず長年自堕落な日々を送っていた。しかし事件から28年たった今、金も底をつき孤独で貧乏な日々を余儀なくされている。そんな折、過去の有名な殺人事件の再検証を行う“殺人クラブ”という団体のメンバーであるライルから誘いを受け会合に出席する。金目当てに…。

ライルに促され再検証を行うことにしたリビーは刑務所に足を運び、久しぶりに兄と対面する。そして面会中ベンの腕にある“ディオンドラ”のタトゥーを見てリビーの記憶が蘇り始める。“ディオンドラ”はかつてベンが愛した女性の名前だった。
パズルのピースが埋まって行くように事実がどんどん明らかになって行く。

サスペンスは誰が犯人なのか?なぜ殺害したのか?と見ている間、疑問が頭の中に渦巻く。でもあの結末は全く考えられなくて衝撃的。ベンの取った行動はこの上なく愛情深いというのか、少々愚かかな?とも思った。
何はともあれ“殺人クラブ”の存在には驚かされた。

原作は「ゴーン・ガール/2014」のギリアン・フリンの世界的ベストセラー“冥闇”だそう。
「ゴーン・ガール」ほどわくわくするミステリーではないが、主演のシャーリーズ・セロン頑張っている。彼女は全編ほとんどスッピンで汚いジーンズに破れたTシャツを着ていてもとても美しい。
“美人は中身のある役を貰えない”とGQマガジンのインタビューで語る彼女がお気の毒。

脇役のニコラス・ホルトが良かった。「アバウト・ア・ボーイ」でヒュー・グランドと張り合ったニコラス。「シングルマン」ではコリン相手にゲイの大学生役を熱演し、現在に至っている。彼も素敵なお気に入り英国俳優の一人。
クロエ・グレース・モレッツは「キャリー」を彷彿とさせる形相でワルを演じていて似合っている。

今月は所用が多くてシアターに行ったのは3回。普段は平均すると1ヶ月に10本は見ているというのに、そろそろ7月も終わってしまいそう。そして本作は初日に観たのに今頃レビューを書いている始末。

TOHOシネマズみゆき座にて(本日で上映終了)
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by margot2005 | 2016-07-21 22:35 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「スノーホワイト/氷の王国」

「The Huntsman: Winter's War」2016 USA
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“スノーホワイト”を大胆にアレンジしたファンタジー・アクション。

エリックに「キャビン/2011」「マイティ・ソー2011」「スノーホワイト/2012」のクリス・ヘムズワース。
ラヴェンナに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード/2009」「ヤング≒アダルト/2011」「プロメテウス/2012」「マッドマックス 怒りのデス・ロード/2015」のシャーリーズ・セロン。
フレイヤに「ボーダーライン/2015」のエミリー・ブラント。
サラに「オデッセイ/2015」ジェシカ・チャスティン。
ニオンに「キンキー・ブーツ/2005」「パイレーツ・ロック/2009」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のニック・フロスト。
グリフに「イタリアは呼んでいる/2014」のロブ・ブライドン。
ウィリアムに「スノーホワイト」「あと1センチの恋/2014」のサム・クラフリン。
監督はセドリック・ニコラス=トロイアン。

邪悪なラヴェンナはスノーホワイトによって滅ぼされる。しかし彼女にはフレイヤという妹がいた。姉と違って心優しいフレイヤには愛する者たちがいたが、その幸せは突如破壊されてまう。やがて心を閉ざしたフレイヤは姉の下を離れ凍てつく北の大地で自分だけの“氷の王国”を築き始まる。村から子供たちを掠奪し、屈強な兵士に仕立て上げることがフレイヤの使命だった。“氷の王国”に“愛”は存在しない。それはかつてフレイヤが求めた“愛”に裏切られ傷ついたことが理由だった。

今回の物語ではスノーホワイトのラヴェンナ討伐に参加したハンター、エリックの少年時代が描かれる。時がたちフレイヤの兵士として成長したエリックと、共に訓練を重ねてきたサラ。二人は反撥し合いながらも恋に落ちる。やがて彼らが愛し合っていることを知ったフレイヤは怒りを爆発させ、魔力で二人を引き離してしまう。

シャーリーズ&エミリーがナイス・キャスティング。お気に入り俳優の一人クリス・ヘムズワースはゴージュアスだし、たまにこういった映画を見るのはとても気分転換になって楽しい。
そうそう映画を見て思ったのは...この映画の予告編にはかなり偽りあり!ってこと。“Huntsman/ハンター”が主人公なのにまるで邪悪な女王と、“氷の王国”に住む妹の物語のように宣伝されていた。邪悪な女王が限りなく似合うシャーリーズは最初と最後にしか出てこなかったのに...。そして“白雪姫”をモチーフにした映画のわりにおじさんが目立ったのはシャーリーズ、ファンたち?
監督はVFX出身だけあって氷のシーンなどは迫力満点!

新宿バルト9にて
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by margot2005 | 2016-06-15 23:21 | USA | Trackback | Comments(0)

「プロメテウス」

「Prometheus」 2012 USA/UK
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エリザベス・ショウに「ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女/2009」「ミレニアム2 火と戯れる女/2009」「ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士/2009」のノオミ・ラパス。
デヴィッドに「ジェーン・エア/2011」のマイケル・ファスベンダー。
メレディス・ヴィッカーズに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード」「ヤング≒アダルト/2011」のシャーリーズ・セロン。
船長ヤネックに「ロックンローラ/2008」のイドリス・エルバ。
チャーリー・ホロウェイにローガン・マーシャル・グリーン。
ピーター・ウェイランドに「ハート・ロッカー/2008」「ザ・ロード/2009」「英国王のスピーチ/2010」「アニマル・キングダム/2010」のガイ・ピアース。
エリザベスの父親に「リトル・チルドレン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「パッセンジャーズ/2008」「ヤング≒アダルト」のパトリック・ウイルソン。
監督、製作は「エイリアン/1979」「ブレードランナー/1982」「グラディエーター/2000」「プロヴァンスの贈りもの/2006」のリドリー・スコット。
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2089年、科学者のエリザベス・ショウは“招待状”に誘われて、巨大企業ウェイランド社が出資した宇宙船プロ メテウス号に乗り込む。そしてが目指す遥かかなたの惑星にたどり着いたのは2093年。人工冬眠から目覚めたエリザベスはパートナーのチャーリーや精巧に作られたアンドロイドのデヴィッドらと共に調査を開始する…

先先行ロードショーで3Dを、そして再び2Dを鑑賞。
二度も観たのはマイケル・ファスベンダーが出演してたから…。
壮大なる宇宙船とエリザベスたちが調査する洞窟の中のシーンはスゴい迫力だ。そして3Dじゃなくとも2Dで十分見応えあると思った。

アンドロイド、デヴィッドを演じるにあたってデヴィッド・ボウイーにインスピレーションを得たとIMDbに記してある。そして彼の素敵な声は”Calm Voice”というらしい。確かにあの声は“Calm/穏やかな”だ。
ブロンド・ヘアーも一緒だし、若い頃のデヴィッド・ボウイーに雰囲気良く似ている。それとデヴィッドが映画を見るシーン...あれは「アラビアのローレンス」?とにかくピーター・オトゥールが出ているシーンで、デヴィッドがオトゥールのヘヤー・スタイルをまねたりするのだ。若き日のピーター・オトゥールもデヴィッドの雰囲気だった。
デヴィッドとメレディス・ヴィッカーズの雰囲気が何となく似ているのも興味深くて面白い。そういや“君はアンドロイドか?”なんて船長に突っ込まれて憤慨していた。

映画のタイトルとなっている”プロメテウス”を調べてみた。それはギリシャ神話に登場する神だそうで、“一説によると、人間を創造したのはプロメテウスだったという…”という文章を読んでタイトルに納得。でも映画のタイトルは“エイリアン6”“エイリアン7”?かも…でも良かったのじゃないかな?
エリザベス・ショウとリプリーが被る。そしてラスト…絶対、続がありそうな気配。
遥か彼方の惑星に行くには4年もかかるとはスゴい!オープニングの映像が素晴らしく雄大で美しかったがアイスランドでロケされたそう。

デヴィッドは意図的にチャーリーに隠し持っていたアレ…エイリアンのたまご??(ネバネバ状のもの)を酒にいれて飲ませている。あの根拠は?彼をエリザベスと引き離すためだった?嫉妬して?ロボットなのに…。結局エリザベス以外皆死んでしまったけど…。
既に死んでいるウェイランドに“Have a good journey Mr.Weyland!”というデヴィッドが可笑しかった。
アンドロイドの彼は“Certainly!”などと答える従僕で、きちんとsirやma'amを使い、丁寧な言葉で会話するところが実にニクい。S.W.のロボットたちも丁寧語使っていたのを思い出す。

エリザベス・ショウを演じたノオミ・ラパスがハリウッド・マネー映画「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム/2011」に出演していた。シアターで観たがレビューは書いていない。「シャーロック~」の時「ミレニアム・シリーズ」のリスベット・サランデルとは別人で驚き。彼女はとてもチャーミングな女性だ。
同じくレビューは書いてないけどシャリーズ・セロンは前作「スノーホワイト/2012」同様無慈悲な役が似合っている。

ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて
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by margot2005 | 2012-08-31 00:06 | USA | Trackback(15) | Comments(2)

「ヤング≒アダルト」

「Young Adult」 2011USA

メイビスに「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」「ザ・ロード/2009」のシャーリーズ・セロン。
マットに「レミーのおいしいレストラン/2007」のパットン・オズワルド。
バディに「リトル・チルドレン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「パッセンジャーズ/2008」「ウォッチメン/2009」のパトリック・ウイルソン。
ベスに「幸せのポートレート/2005」「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」のエリザベス・リーサー。
監督、製作は「サンキュー・スモーキング/2006」「JUNO/ジュノ/2007」「マイレージ、マイライフ/2009」のジェイソン・ライトマン。
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メイビスは少女向け小説“ヤングアダルト”のゴーストライター。本のネタを考える際、ショップで洋服を選んでいる時も、レストランで食事をしている時も周辺から聞こえて来る若い女の子の話に耳を傾けている。そして家に帰りPCにそれらを取り込むのだ。かなりのグッドアイデアかと感心する。少女向け小説を書くメイビスの頭はきっと少女趣味なのだろうと想像する。しかし現実はアラフォーの妖艶なる美女。このギャップがかなり笑える。そういった意味でシャーリーズ・セロンはナイス・キャスティングだ。好みの色がピンクで、愛犬はポメラニアンとくれば、少女趣味以外の何ものでもない。

離婚の後酒浸りになったメイビスは元夫に未練があったのだろうか?その辺も良く分からないけど…両親の家にはメイビスと元夫の結婚式の写真が今だ飾られている。メイビスの母は“彼は良い人だった…”なんて言ったりして今だ娘の夫が忘れられない様子。“あんな良い人となんで別れたの?”と言われているみたいで娘はツライに違いない。

昔懐かしさで故郷に戻ったメイビスは、周りに全く溶け込めてないで浮きまくっている。メイビスって空気が読めない女性なのだろうか?空気を読めない人ってハタ迷惑で困る。本人は全く分かっていないからなおさらだ。
妻子を全力でを愛する元恋人のバディを誘惑し、再び恋人にしたいなんて考えるメイビスの頭は“ヤングアダルト”そのもので実に滑稽だった。
メイビスと対照的な良き妻、良き母親のベスは万人から愛されるだろうが、個人的にはベスのような女性は好きじゃない。空気が読めない点は困るが、メイビスの方が可愛いげがある。

バディに全く相手にされない上、ベスに同情されてキレてしまったメイビスが、落ちこぼれのマットに慰みを求めるシーン...マットのアンダーシャツの匂いをかぐなんて、屈辱って言葉をこの女性は知らないのか?哀れ過ぎて、可笑しくて最高だった。

酒浸りで、メイクも落とさずに毎晩ベッドに突っ伏すことは美容に悪いことこの上ない。でもメイビスを演じるシャーリーズ・セロンはいつも驚くばかりに奇麗なのだ。ヴェルサイユ宮殿で撮影された“dior j’adore”のシャーリーズがフラッシュバックする。
「ディボロス/悪魔の扉/1997」で初めて観たシャーリーズ・セロンは魅力的な女優だと切に感じたが、私的にだんだんイヤな女優になっていく。で、この映画ではイヤな女がぴったりハマり素晴らしかった。
バディ役のパトリック・ウイルソンもどうも苦手な俳優。我ながらなぜこの映画を観てしまったのか?それは日比谷で上映していたから…シャンテにはなぜか足が向いてしまう。

アーロン・エッカートの「サンキュー・スモーキング」とジョージ・クルーニーの「マイレージ、マイライフ」はとても興味を惹かれた作品だったが、ジェイソン・ライトマンの作る映画は好きか、キライ(「JUNO/ジュノ」は中々良く出来た映画だったが好きではない...)か激しく別れてしまう。

TOHOシネマズシャンテにて(4/13まで上映)
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by margot2005 | 2012-04-01 23:01 | MINI THEATER | Trackback(11) | Comments(0)

「ザ・ロード」

「The Road」2009 USA
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男に「アラトリステ/2006」のヴィゴ・モーテンセン。
息子にコディ・スミット・マクフィー。
老人に「サンキュー・スモーキング/2006」「アンダーカヴァー/2007」「ラッキー・ユー/2007」「クレージー・ハート/2009」のロバート・デュヴァル。
男の妻に「告発のとき/2007」「あの日、欲望の大地で/2008」のシャーリーズ・セロン。
ラスト、男の息子が出会う“善い人”に「ハート・ロッカー/2008」のガイ・ピアースが扮している。
監督にジョン・ヒルコート。
原作小説”ザ・ロード”は「すべての美しい馬/2000」「ノーカントリー/2007」のコーマック・マッカーシー。

現代アメリカを代表する作家コーマック・マッカーシーのピュリツァー賞受賞作の映画化作品。これは本で読めば素晴らしいのではないかと思える。しかしながら映画はダメだった。途中でシアターを出ようかと思ったくらい…。
天地異変なのか?核戦争なのか?原因はいっさい明かされないでストーリーは進んで行く。空はどこまでも暗く灰色で、破壊された家々に餓死した人々の死体が転がり、家の中にはいっさい食べ物はない。そして人食いギャングが銃を携えてあたりを伺っている。
人間食べる物が無くなったら、人間を食べるしか方法がない。物語の中で息子は“僕らはどんなにお腹が空いても人を食べないよね?”と父親に聞く。“もちろん。”と答える父親。しかし彼は自分が死んでしまった後息子が一人で生き延びられるかどうか心配している。息子は、息子で父親が死んでしまったらどうしようと不安でいっぱいなのだ。
息子の存在が生きる(希望)糧になり、父親の子供を思う気持ちが感動的に描かれている。ヴィゴ・モーテンセンの鬼気迫る演技は素晴らしい!が映画的にはどうも今一つ。
男の妻に扮するシャーリーズ・セロン。出番は少ないが、この方は存在感のある女優だ。妻は精神的に追いつめられて息子を出産後家を出て自殺してしまう。餓死するか、人食いギャングに食べられるくらいなら死んだ方がましと自殺してしまった妻を救えなかった男がなんとなく情けなく映る。
こちらも何度も、何度も予告を観て気になっていた。とてつもなく暗い映画かと想像していたが、暗いだけじゃなくワケが分からない“人類最後の日”ストーリー。
ただ、海辺で男の息子が“善い人”の家族と出会うエンディングには少々感動。コディ・スミット・マクフィーの熱演が光る。
日比谷 TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2010-07-18 00:13 | MINI THEATER | Trackback(10) | Comments(0)

「あの日、欲望の大地で」

「The Burning Plain」 2008 USA/アルゼンチン
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シルヴィアに「告発のとき/2007」「ハンコック/2008」のシャーリーズ・セロン。
ジーナに「ドア・イン・ザ・フロア/2004」「セルラー/2004」のキム・ベイシンガー。
ジーナの娘マリアーナにジェニファー・ローレンス。
サンティアゴの友人カルロスにホセ・マリア・ヤスピク。
サンティアゴにダニー・ピノ。
サンティアゴの娘マリアにテッサ・イア。
少年時代のサンティアゴにJ・D・パルド。
サンティアゴの父親ニックに「チェ 39歳別れの手紙/2008」のヨアキム・デ・アルメイダ。
レストランのコック ジョンに「マイ・ビッグ・ファット・ウェディング/2002」 「フェイク シティ ある男のルール/2008」のジョン・コーベット。
マリアーナの父親ロバートにブレット・カレン。
監督は「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬 /2005」「「バベル/2006」の脚本家ギジェルモ・アリアガ。
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アメリカ、ポートランド。海辺の街の高級レストランで働くシルヴィアは有能なマネージャー。しかし私生活では心に大きな傷を抱かえ、行きずりのセックスに身を任せる日々。そんな折、カルロスと名乗るメキシコ人男性が12歳の少女マリアと共に現れる。そしてマリアはシルヴィアの娘だと告白するのだった...

「バベル」もそうだけど、時系列で描かれないこの作品。最初は少々戸惑ったが、キム演じるジーナの娘マリアーナがシルヴィアの少女時代だと分ったあたりから、物語に引き込まれて行った。
少女マリアーナが犯した罪はラスト、シルヴィアによって語られる。決して許される事ではないが、その罪を償うかのようなラスト・シーンにはジーンと来る。
ジーナ、シルヴィア/マリアーナ、マリア...と三世代の女性たちの運命を描いた愛憎ドラマ。それぞれに演じる女優たちが皆素晴らしい!
母ジーナの浮気現場を見つけたマリアーナには想像に絶する怒りと哀しみが芽生えたに違いない。やがてマリアーナは母の不倫相手だったニックの息子サンティアゴと許されぬ恋に落ちる。この展開は非情に驚いた。そのマリアーナを演じたジェニファー・ローレンスがヴェネチア国際映画祭新人賞に輝いたのは大納得。
シャーリーズ・セロンは「ディアボロス/悪魔の扉/1997」でブレークして以来ハリウッド ヒット作品に多々出演し、「モンスター/2003」ではオスカーもゲットした演技派美人女優。「ディアボロス/悪魔の扉」もスゴかったけど、この方の脱ぎっぷりには脱帽。
50代(1953年生まれ)のキム・ベイシンガー。何歳になっても“恋”が似合う女優て彼女の他にいるだろうか?思い浮かばない。
銀座で観たため会社帰りの男性が多くて、多くて...きっと皆シャーリーズ・セロン狙いだったに違いない。
美しい3世代の女性を中心に、壮大な景色もとても美しく、ギジェルモ・アリアガの世界を堪能した。
邦題の「あの日、欲望の大地で」はストレート過ぎて好きじゃない。
銀座テアトル・シネマにて
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by margot2005 | 2009-10-09 00:20 | MINI THEATER | Trackback(10) | Comments(0)

「告発のとき」

a0051234_032392.jpg「In the Valley of Elah」2007 USA
イラク戦争から帰還した兵士が行方不明になり、彼を探すため奔走する父親の姿を描いたサスペンス・ドラマ。

元軍人の父親ハンクに「歌え!ロレッタ愛のために/1980」「メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬/2005」のトミー・リー・ジョーンズ。
母親ジョアンに「魔法にかけられて/2007」のスーザン・サランドン。
刑事エミリーに「「ディアボロス・悪魔の扉/1997」「スタンドアップ/2005」のシャーリーズ・セロン。
息子マイクにジョナサン・タッカー。
カークランダー警部補に「スリーパーズ/1996」「迷宮のレンブラント/1997」のジェイソン・パトリック。
カーネリー軍曹に「トリスタンとイゾルデ/2006」のジェームス・フランコ。
チーフ ブシュワルドに「アメリカン・ギャングスター/2007」のジョッシュ・ブローリン。
監督、脚本は「クラッシュ/2004」のポール・ハギス。

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2004年11月、元軍人ハンクの元へ、息子マイクが行方不明だという知らせが入る。父親も、兄も軍人という家で育ったマイク。そんな息子マイクがイラクから帰還後、無断離隊なんてあり得ないと思った父親ハンクは、基地のあるニューメキシコ フォート・ラッドへ車を走らす。しかし、マイクと同じ隊にいた仲間に話を聞いても何もわからない。地元警察に駆け込んだが、話も聞いてもらえない始末。
やがて、地元モーテルに宿泊しているハンクは、マイクが焼死体で発見された事実を知らされる。
その後地元警察のエミリーがハンクに協力し、真相究明に立ち上がるのだった...
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原タイトルは旧約聖書のダビデとゴリアテが戦ったイスラエルの“エラの谷”。
ハンクがエミリーの息子デイビッドに語って聞かせるシーンに登場する。
映画の中に登場するアメリカ合衆国の星条旗が意味ありげで印象的。
監督が「クラッシュ」のポール・ハギスというのが興味深かったのと、出演者がとても豪華。
イラクへ派遣された兵士が帰還後に不幸に見舞われる。戦争によって精神がおかしくなってしまった若者の姿を描いているが、事実を元に映画化したという真実に衝撃を受ける。
余りにも、余りにも哀しい映画で観ていて辛くなる。
息子の死を解明しようと奔走する父親の姿が哀れ過ぎて...おまけにあの結末は哀し過ぎる。
戦場に行った息子を二人とも亡くした母親が“どちらか一人でも生きていて欲しかった!”と泣き崩れる姿は、息子を持つ同じ母親として胸に迫る。
父親を演じるトミー・リー・ジョーンズと、出番は少ないながらも母親を演じるスーザン・サランドンの演技が光る。
サランドンは「アルフィー/2004」の華やかなマダムや「魔法にかけられて」の魔女とは全く違った田舎の主婦役。この方もカメレオン女優かも知れない。
T.L.ジョーンズは終始顔をこわばらせながら、取り憑かれたように事件に関わっていく姿を熱演していてナイス!
シャーリーズ・セロンが演じる役って「スタンドアップ」もそうだったが、やはりあの美しさは男が放っておかないのか、これでも然りである。
彼女の一番素敵な作品は「ディアボロス・悪魔の扉」かな?
有楽座にて...
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by margot2005 | 2008-07-05 00:48 | MINI THEATER | Trackback(15) | Comments(4)