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「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

「Bridget Jones's Baby」2016 アイルランド/UK/フランス/USA

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TVの敏腕プロデューサーであるブリジットは43歳になった。キャリアは順調だが今だシングル。ある日、事故で亡くなった元カレ、ダニエルの葬儀に参列し、妻を伴ったもう一人の元カレのマークと鉢合わせしてしまう。

ある時、アラサーの同僚でキャスターのミランダに誘われ野外ロック・フェスに行くハメになる。そこでイケメン実業家ジャックと出会い、酔った勢いで一夜を共にしてしまう。数日後、ブリジットは洗礼式でマークと再会する。やがてマークから“妻カミラとは別れた!”との告白を聞いて気分が高揚しベッドインしてしまう。数ヶ月後、妊娠していることが明らかになるが、生まれてくる子供の父親はジャックなのか?マークなのか?わからない。ブリジットは二人に真実を告げることに…


ブリジットに「ミス・ポター/2006」「かけひきは、恋のはじまり/2008」「砂上の法廷/2016」レニー・ゼルウィガー。

マークに「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/2016」コリン・ファース。

ジャックに「フリーダム・ライターズ/2007」「魔法にかけられて/2007」「近距離恋愛/2008」「バレンタインデー/2010」パトリック・デンプシー。

ドクター・ローリングスに「ラヴ・パンチ/2013」「ウォルト・ディズニーの約束/2013」「二ツ星の料理人/2015」エマ・トンプソン。

ブリジットの父に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」「ウイークエンドはパリで/2013」「パディントン/2014」「ブルックリン/2015」「ターザン:REBORN/2016」ジム・ブロードベント。

ブリジットの母に「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ヒステリア/2011」のジェマ・ジョーンズ。

ミランダに「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」サラ・ソルマニ。

監督は「ブリジット・ジョーンズの日記/2001」「ブローン・アパート/2008」のシャロン・マグアイア。


ドラマの中に「ブリジット・ジョーンズの日記」の映像も織り込まれ、クリスマスにトナカイのセーターを着たマーク、いやコリンの若いこと!“ブリジット・ジョーンズ”のマーク・ダーシー、コリンは実にゴージャス!

もちろんレニーも若くてチャーミング。彼女は笑顔が良い。笑顔がなかった「砂上の法廷」のレニーの別人?状態を思い出す。

本作映倫指定はG。4文字言葉炸裂なのでR指定でも良いんじゃないか思った。英国の女性って子供の前でsexの話するわけ?ちょっと不謹慎。おまけに男に飢えてる女性ばかり...それはドラマの中だけと思いたい。


「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」から12年。「ブリジット・ジョーンズの日記」からは、なんと15年の歳月が流れている。どちらの映画もシアターで見た。本作はちょっと迷ったけどコリン見たさにシアターへ…。


43歳の歳で元カレと新しいカレに出会い、子供まで授かるなんてブリジットはなんと幸せな女性なのだろうと思わずにいられない。現実ではこのような最後のモテ期が来るとは思えないが、小説/映画だからどうにでもなる。ブリジットの生き方って30代から40代の女性の憧れのような人生かも知れない。

若い上司に首を言い渡されてもめげないブリジット。“一番高いベビーカー!を買ってやる!!”と意気込むブリジットがナイス!あのようにブリジットのめげない姿に女性たちは共感を呼ぶのだろう。でもレニーのブリジットは最後にして欲しい。


TOHOシネマズ日劇にて


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by margot2005 | 2016-11-19 19:11 | UK | Trackback(2) | Comments(2)

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」

「Genius」2016 UK/USA


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1929年のニューヨーク。ある日、編集者マックス・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフが原稿を持って訪ねてくる。原稿を読んだパーキンズはウルフの才能を見抜き出版すると約束する。ウルフは何件もの出版社からノーと言われ続けていたためパーキンズの言葉に喜びを隠せない。大喜びするウルフにパーキンズは一つ条件をつける。それは持ち込まれた膨大な原稿を大幅に削ること。しかし納得いかないウルフは最初抵抗を試みるが、パーキンズと議論を重ねながら編集作業を始めて行くのだった…


マックス・パーキンズに「キングスマン/2014」コリン・ファース。

トマス・ウルフに「ブラック・シー/2014」ジュード・ロウ。

アリーン・バーンスタインに「シークレット・アイズ/2015」ニコール・キッドマン。

ルイーズ・パーキンズに「アメリカを売った男/2007」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「最終目的地/2009」「私が愛した大統領/2012」「ハドソン川の奇跡/2016」ローラ・リニー。

F・スコット・フィッツジェラルドに「ハート・ロッカー/2008」「ザ・ロード/2009」「英国王のスピーチ/2010」「アニマル・キングダム/2010」「プロメテウス/2012」「あなたとのキスまでの距離/2013」ガイ・ピアース。

アーネスト・ヘミングウェイに「300<スリーハンドレッド>/2007」「パレードへようこそ/2014」「マネーモンスター/2016」ドミニク・ウェスト。

ゼルダ・フィッツジェラルドに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」「世界一キライなあなたに/2016」ヴァネッサ・カービー。

監督、製作は「英国万歳!/1994」のマイケル・グランデージ。


お気に入り英国人俳優コリン&ジュードの共演を楽しみにしていた一作。

マックス・パーキンズはもちろん、トマス・ウルフは名前しか聞いたことがない作家。パーキンズはドラマにも登場するF・スコット・フィッツジェラルドとアーネスト・ヘミングウェイを発掘した偉大なるカリスマ編集者。パーキンズは名もない作家を有名にするだけではなく、彼らの人生の助言者でもあった心優しい人物。


カリスマ編集者マックスには愛する妻ルイーズと5人の娘がいるが、トマスは独身で愛人アイリーンと暮らしている。トマスはマックスに才能を認めてもらい、共同で編集作業をするうち彼の家に足しげく通うようになる。それを知ったアイリーンは嫉妬心をむき出しにし、トマスを攻め立てるのだった。


コリンとジュードはそれぞれに素晴らしい配役。ジュードは「ブラック・シー」のレビューに“かつてモテる男の代名詞的存在だった。”と書いたけど、年々深みのある俳優になっており素敵だ。

人情家で包容力たっぷりのマックス・パーキンズを演じるコリンも貫禄たっぷり。もはや名優の域か?


女性二人…ルイーズとアイリーンが対照的で面白い。アイリーン役のニコール・キッドマンは魔女のように見える?どうもキッドマンは苦手な女優で、年を重ねるにつれ魔女化しているように映るのだが…。ルイーズを演じるローラ・リニーも夫の仕事を尊重しつつ家庭を守る穏やかな優しい女性を好演している。


1938年に37歳の若さで亡くなったトマス・ウルフ。カリスマ編集者と天才作家の短くも熱く深い友情物語は素晴らしかった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-10-30 22:36 | UK | Trackback | Comments(0)

「キングスマン」

「Kingsman: The Secret Service」 2014 UK
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ロンドン、サヴィル・ロウの高級テーラー“キングスマン”の仕立て職人ハリーは、どの国にも属さない諜報機関のエージェントで、仲間からはギャラハットと呼ばれている。ある日、同じくエージェントのランスロットが殺され、新人をスカウトしようと立ち上がる…

ハリー/ギャラハットに「リピーテッド/2014」のコリン・ファース。
ゲイリー・“エグジー”にタロン・エガートン。
マーリンに「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」「リピーテッド」のマーク・ストロング。
ロキシーにソフィー・クックソン。
アーサーに「スルース/2007」「ダークナイト ライジング/2012」のマイケル・ケイン。
リッチモンド・ヴァレンタインに「アヴェンジャーズ2012」「ジャンゴ 繋がれざる者/2012」のサミュエル・L・ジャクソン。
ガゼルにソフィア・ブテラ。
ランスロットに「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト/2006」「パイレーツ・ロック/2009」のジャック・ダベンポート。
アーノルド教授に「SWシリーズ/1977~1983」のマーク・ハミル。
監督、製作は「レイヤー・ケーキ/2004」「キック・アス/2010」「X-MEN:ファースト・ジェネレーション/2011」のマシュー・ヴォーン。

ハリーがスカウトした新人は貧困家庭で無駄な人生を送る若者エグジー。彼の父親はかつてキングスマンのエース・エージェントだった。キングスマンの新人テストに挑んだエグジーは、教官マーリンの下に紅一点のロキシーらと共に過酷な訓練に耐えに耐える。しかし選ばれるのランスロットの代わりのただ一人。この訓練がブラック・ジョークたっぷりで面白い。

教会での殺戮シーンと、天才IT富豪のリッチモンド・ヴァレンタイ ンの砦でのエグジーの奮闘はかなり盛り上がり楽しめる。ガゼルのキャラも強烈ながら面白い。
スパイの秘密兵器...靴の先から飛び出すナイフは“007ロシアより愛をこめて/19563”で見た記憶がある。あの傘は?レイフ・ファインズのスパイ映画「アベンジャーズ/1998」であのような傘がでてきたような記憶が…定かではない。
エグジーの犬J.Bもジェームズ・ボンドやジェイソン・ボーンからヒントを得たのじゃなくて、TVシリーズ「24ーTWENTY FOURー」のジャック・バウアーとは実にクール。とにかく色んなスパイ映画のパロディが盛り込まれていて楽しめる。

ジェームズ・ボンドのスーツはサヴィル・ロウの高級テーラーで仕立てるらしい。ハリー役のコリンとジェームズ・ボンドがダブって見える。あり得ないけどコリン・ファース、ボンドってナイスかも?
ボスの名前がアーサーで.ランスロットやギャラハット、マーリンとアーサー王伝説に登場する人物の名前が粋だ。円卓はなかったけど...。
マーク・ストロングが訓練生のお父さんみたいでナイス。

コリンとマークの出演に初日に見に行ったところスゴく混んでいて驚いた。血だらけの凄まじい殺し合いに“痛快バイオレンス・スパイ・アクション”はものすごく面白かった。R15+なのでマジで大人が楽しめるスパイ・アクション映画。
ボディダブルはありだろうけど、コリンのアクションがスゴい。そしてウエールズ出身のタロン・エガートンがキュートなのだ。
ジャック・ダベンポート好きなのだけど、あっという間に殺されてしまってがっくり。
ルーク・スカイウォーカー、マーク・ハミルの出演に驚き。と言ってもエンドクレジットで知った。アレじゃ見てもわからない。
あの結末から続はなし?でも続があればとても嬉しい。

日比谷 みゆき座にて
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by margot2005 | 2015-09-19 22:34 | UK | Trackback(19) | Comments(2)

「リピーテッド」

「Before I Go to Sleep」2014 UK/USA/フランス/スウェーデン
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記憶障害の女性に襲いかかる恐怖を描いた心理サスペンス・ドラマ。

クリスティーンに「オーストラリア/2008」「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「イノセント・ガーデン/2013」「レイルウェイ 運命の旅路/2013」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」のニコル・キッドマン。
夫ベンに「マジック・イン・ムーンライト/2014」のコリン・ファース。
ドクター、ナッシュに「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」のマーク・ストロング。
友人クレアに「マグダレンの祈り/2002」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ/2009」のアンヌ・マリー・ダフ。
監督、脚本は「28週後…/2008」「ラスト・ターゲット/2010」の脚本家ローワン・ジョフィ。
原作はS.J.ワトソンの”わたしが眠りにつく前に”。

舞台は英国、ロンドン。

C:“あなたは誰?”
B:“わたしは君の夫…ベン。”
C:“何ですって?”
B:“わたしたちは1999年に結婚した。14年前だ。クリスティーン、君は40歳になる。”
B:“君は事故にあった。とても酷い事故だったんだ。そして君は記憶に問題を抱えている。”
C:“どういう問題なの?どんな?”
B:“朝、目をさますとそれまでの記憶が全て消えてしまっている。そして20代前半の君に戻る。でも大丈夫だ。ただ、わたしを信じてくれ。”
C:“怖いわ。”

上はオープニング近く、ベッドルームにいるクリスティーンとベンの台詞。そしてこの会話が二人の間で毎日交わされる。
ポスターの“誰も信じてはならない”と、IMDbのTaglins:“あなたは誰を信じる?”が興味深い。

ニコル・キッドマン苦手ながら、お気に入りUK俳優コリン&マークの出演にとても見たかった一作。ドラマは期待以上に面白くてゾクゾクした。
記憶障害をテーマにした映画はガイ・ピアースの「メメント/2000」とか、ドリュー・バリモアの「50回目のファースト・キス/2004」を思いだす。「メメント」は10分しか記憶することができないので、主人公は記憶を手に記していた。それはとても怖いドラマだった。「50回目のファースト・キス」はロマンティック・コメディで中々面白い。
本作のクリスティーンはドクター・ナッシュの指示によりカメラに自身の映像と記憶を残す手段を取っている。何れにしろドラマはクリスティーンが追いつめられてとても怖い。でも大ラスにほっとする。

コリン・ファースのこのような役柄は初めて。彼が悪役を演じると顔がスゴくコワいことが判明した。
しかしながらマーク・ストロングってたくさんの映画に出演しているなぁと感嘆する。
ニコル・キッドマンは40歳の役を演じている。この方今年48歳。異常なくらい若いのだけど…年下のアンヌ・マリー・ダフのシワの方が気になる。

新宿バルト9にて
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by margot2005 | 2015-06-07 20:59 | UK | Trackback(7) | Comments(0)

「マジック・イン・ムーンライト」

「Magic in the Moonlight」2014 USA/UK
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1928年のドイツ、ベルリン。スタンリーは中国人の扮装をし華麗なるイリュージョンを披露する英国人の天才マジシャン。ある日、友人ハワードがやって来て、コート・ダジュールに住む大富豪が夢中になっているアメリカ人占い師ソフィーの占いが本物か、それとも偽物か見極めて欲しいと依頼する…

スタンリーに「デビルズ・ノット/2013」のコリン・ファース。
ソフィに「ラブ・アゲイン/2011」「ヘルプ ~心がつなぐストーリー~/2011」「アメイジング・スパイダーマン/2012&2014」のエマ・ストーン。
おばヴァネッサに「いつか眠りにつく前に/2007」「新しい人生のはじめかた/2008」「ロビン・フッド/2010」のアイリーン・アトキンス。
ソフィの母ベイカー夫人に「イントゥ・ザ・ワイルド/2007」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ/2015」のマーシャ・ゲイ・ハーデン。
ブライスに「42 ~世界を変えた男~/2013」のハミッシュ・リンクレイター。
ブライスの母グ レースに「アニマル・キングダム/2010」「世界にひとつのプレイブック/2012」「イノセント・ガーデン/2013」のジャッキー・ウィーヴァー。
スタンリーの友人ハワード・バーカンに「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ある公爵夫人の生涯/2008」「ジェーン・エア/2011」「裏切りのサーカス/2011」「博士と彼女のセオリー/2014」のサイモン・マクバーニー。
スタンリーの恋人オリヴィアに「娼婦ベロニカ/1998」「スパイ・ゲーム/2001」「28週後…/2007」のキャサリン・マコーマック。
監督、脚本は「ブルージャスミン/2013」「ジゴロ・イン・ニューヨーク/2013」のウディ・アレン。

南フランス、コート・ダジュールに乗り込んだ皮肉屋で頑固ものの英国人スタンリーは若くて美しい占い師ソフィーを紹介される。自分が披露するマジックには必ず仕掛けがあり、スタンリーは、いわゆる魔法や、超能力などこの世に決して実在しないと信じている。しかし“あなたには東洋のイメージが浮かぶ”など次々と透視能力を発揮するソフィーに度肝を抜き、彼女の笑顔に魅せられてしまう。
死んだ人間を呼び出し死者と会話するシーン…あのシーンは他の映画でも見たことがある。一番記憶にあるのはデミ・ムーア主演でスゴくヒットした「ゴースト/ニューヨークの幻/1990」。
本作のテーマは霊を呼び出すオカルトのせい?それとも1920年代のせい?で、今回のロマンティック・コメディは今一つだった。
タイトル「Magic in the Moonlight」は二人が雨宿りする天文台からきていると思うが、あのシーンもそれほどロマンティックかなぁ?といった趣き。前作「ブルー・ジャスミン」はとても良かったのに…。そしてロマンティックと言えば「ミッドナイト・イン・パリ/2011」が一番。パリが舞台だけでロマンティックになってしまうのかも?
でも思い起こせばアレン映画にはオカルトが良く登場する。本作ロマンティック・コメディと言う分野では今一つなのかも知れない。

ヴァネッサを演じるアイリーン・アトキンスが貫禄たっぷり。この女優が一番1920年代にマッチしていて素晴らしい。スゴく久しぶりでお目にかかったキャサリン・マコーマックながら出番は少しで残念。
そして20年代の衣装や調度品が美しい。あの豪邸はもちろんのこと。コート・ダジュールの景色もナイス。

一風変わった趣向ではあるが、ロマンティック・コメディを作り続けるウディ・アレンは今年80歳。そして50代半ばの歳で恋する男を演じ、違和感ないのはコリンとリチャード・ギアくらいのもの。と言うことはこの二人に共通するものがある。それは両者共に家庭的な雰囲気が感じられないのかも知れない?何れにしても二人の大ファン。
コリン・ファースの大ファンなので楽しみにしていた本作ながら少々マンネリズム感が漂っていて…エマ・ストーンもとてもキュートなんだけど…コリン&エマのファンじゃなければおすすめではない。
初日に観に行って、同じシアターで上映していた「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は満席ながら、こちらは半分くらいの入り。偶然ながらどちらの作品にもエマ・ストーンが出演している。
次のウディ・アレン作品に期待したい。次は(2015製作)再びエマ・ストーンが出演のサスペンス?

シネ・リーブル池袋にて
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by margot2005 | 2015-04-17 23:35 | MINI THEATER | Trackback(12) | Comments(2)

「デビルズ・ノット」

「Devil's Knot」2013 USA
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1993年、アメリカ、アーカンソー州ウエスト・メンフィス。ある日、3人の少年が行方不明になり、その後、うっそうとした緑に囲まれる“ロビン・フッドの森”と呼ばれる場所で死体となって発見される。やがて地元警察で猟奇殺人として捜査が始まる…

ロン・ラックスに「レイルウェイ 運命の旅路/2013」のコリン・ファース。
パム・ホッブスに「恋人たちのパレード/2011」のリース・ウィザースプーン。
パムの夫テリー・ホッブスに「GOAL!/ゴール!/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」「ココ・アヴァン・シャネル/2009」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」のアレッサンドロ・ニヴォラ。
バーネット判事に「華麗なる恋の舞台で/2004」「カポーティ/2005」「デジャヴ/2006」「アイム・ノット・ゼア/2007」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のブルース・グリーンウッド。
ダミアン・エコールズにジェームズ・ウィリアム・ハムリック。
ジェイソン・ボールドウィンにセス・メリウェザー。
ジェシー・ミスケリー・Jr.にクリストファー・ヒギンズ。
クリス・モーガンに「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「クロニクル/2012」のデイン・デハーン。
ヴィッキー・ハッチソンに「ワールド・ウォー Z/2013」のミレイユ・イーノス。
ロンの妻マーガレット・ラックスに「チェンジリング/2008」のエイミー・ライアン。
ジョン・マーク・バイヤーズに「ロビン・フッド/2010」「フルートベール駅で/2013」 「ノア 約束の舟/2014」のケヴィン・デュランド。
監督は「秘密のかけら/2005」「クロエ/2009」のアトム・エゴヤン。

映画を観てから少々時間が経っているのでウェブサイトを覗いた。そこに“相関図”があり、人物関係を思い浮かべる。
コリン・ファースが演じるロン・ラックスは事件の弁護人ではなく私立探偵。しかし裁判に出席し、ダミアン、ジェイソン、ジェシーは冤罪ではないか?との疑問を募らせていく。
近所に住むシングル・マザー、ヴィッキーや、少年たちにアイスキャンディーを売っていた青年クリスの証言。そしてマスコミに吠える少年クリストファーの継父ジョンや、無関心な態度を取るパムの夫(少年スティーヴィーの継父)など、怪しい人物が多々登場する。登場した中で一番怪しいのはレストランの女性トイレにこもった血だらけのアフリカン・アメリカンの男。ダミアン、ジェイソン、ジェシーの3人は近所の悪ガキということで逮捕されたに過ぎないのだから。
ラストでの犠牲者の母親パムと私立探偵ロンのやり取りが実に興味深い。

コリン・ファース&アトム・エゴヤン作品ということで観に行った次第。
ドラマはウェブサイトによると…“今なお真犯人は野放しになっ ていると囁かれている。”とあり、ベストセラー・ノンフィクションを原作としている。本作を見れば一目瞭然。なぜに?彼らを犯人と決めつけるのだろうか?と誰しもが疑問に思うこと間違いない。
事件解明に私立探偵のロンがもう少し何かをするか...とも思ったけど意外や無しで...離婚調停中の妻とのシーンなど織り込んであるのがどうも不可解。
とても陰鬱ですっきりとしない、後味の悪いドラマだった。なので上映期間(4週間)も短かったのかも知れない。

リース・ウィザースプーン映画は「クルーエル・インテンションズ/1999」以来何作か観ているが全てwowowで…シアターで観たい!と思うほどの映画に出演しないし、それほど魅力も感じない女優だし…。
パムの夫役のアレッサンドロ・ニヴォラはちょっと気になる俳優の一人。コリンは大好きな俳優ながら本作ではどうってことなかったな。

TOHOシネマズ・シャンテにて(既に上映終了)
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by margot2005 | 2014-12-13 23:40 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(0)

「レイルウェイ 運命の旅路 」

「The Railway Man」2013 オーストラリア/UK
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エリック・ローマクスに「モネ・ゲーム/2012」のコリン・ファース。
パトリシア・ローマクスに「オーストラリア/2008」「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」「イノセント・ガーデン/2013」のニコル・キッドマン。
若きエリックに「戦火の馬/2011」のジェレミー・アーヴァイン。
フィンレイに「宮廷画家ゴヤは見た/2006」「天使と悪魔/2009」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」「メランコリア/2011」のステラン・スカルスガルド。
若きフィンレイに「もうひとりのシェイクスピア/2011」のサム・リード。
永瀬隆に「上海の伯爵夫人/2005」「最終目的地/2009」の真田広之。
若き永瀬に石田淡朗。
原作はエリック・ローマクスの“泰緬鉄道 癒される時を求めて”。

鉄道オタクのエリック・ローマクスは偶然列車で出会った女性パトリシアと恋に落ち結婚する。新居に落ち着いた二人は幸せな日々を送っていた。しかしエリックにには誰にも、もちろんパトリシアにも話せないトラウマを抱えていた...

第二次世界大戦で捕虜となったエリックは計り知れないトラウマに今だ苦しめられている。ある日、それを知ったパトリシアは退役軍人会のフィンレイを訪ね彼らの恐ろしい過去を知る。英国軍兵士だったエリックはシンガポールの戦いで日本軍に破れ捕虜となる。そしてタイとビルマ(ミャンマー)を結ぶ“泰緬(たいめん)鉄道”建設に駆り出され悪夢のような労働を課せられる。
ある日、機械に強いエリックはラジオを作ろうと思い立ち、盗んだ車の部品でそれを作り上げる。エリックはフィンレイたちと懐かしい英語の放送に耳を傾け、しばしの安らぎを見いだしていた。そしてそれはもちろん彼らの秘密だった。しかしエリックたちの秘密をスパイ行為と判断した日本人将校は永瀬に通訳をさせ、真実を語らせるため拷問にかける。

捕虜になり捕らえられたエリックたち。日本兵に“並んで番号を言え!”と命令され“one,tow three,...ten”まで言った次、elevenという代わりにJack,Queen…と続けるのだ。捕虜となってもユーモアを忘れない英国人のウイットには感服する。

互いに中年になってから再会したエリックと永瀬。エリックは憎悪をむき出しにするが、永瀬はただの通訳に過ぎなく、命令に背く事はできなかったと懇願する。過去に拷問を受けた場所で永瀬に復讐するはずだったエリックも、あまりにも長い年月が経ち永瀬を許すしかなかった。
エンディングで永瀬が亡くなるまでエリック・ローマクスとの交流が続いたと記されていた。

ニコル・キッドマンはダメなんだけど、大好きなコリン・ファースが主演なので観たかった一作。戦争のため憎しみを覚えた一人の男と、憎しみの引き金となった一人の男、時を経た二人の和解の重厚なドラマ。邦画は一切見ないがジャパニーズ・アクター真田広之が光る。

角川シネマ有楽町にて(5/23で上映終了)
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by margot2005 | 2014-05-25 22:09 | UK | Trackback(6) | Comments(0)

「モネ・ゲーム」

「Gambit」2012 USA
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ハリー・ディーンは英国在住の美術鑑定士。大富豪のシャバンダーに雇われる身だが、常に無能呼ばわりされ、日々仕返しを狙っていた。やがて巨匠モネの代表作“積みわら”の連作には消えた一枚があった…と贋作を使い完璧なる詐欺計画を思いつく...
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ハリー・ディーンに「裏切りのサーカス/2011」のコリン・ファース。
PJ・プズナウスキーに「ホリデイ/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」「私の中のあなた/2009」「運命のボタン/2009」のキャメロン・ディアス。
大富豪シャバンダーに「ダイ・ハード/1988」「ラヴ・アクチュアリー/2003」のアラン・リックマン。
ハリーの相棒ネルソン少佐に「カルテット!人生のオペラハウス/2012」のトム・コートネイ。
美術鑑定士マーティンに「プラダを着た悪魔/2006」「ジュリー&ジュリア/2009」のスタンリー・トゥッチ。
監督は「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」のマイケル・ホフマン。
脚本は「パリ、ジュテーム/2006」「ノーカントリー/2007」「バーン・アフター・リーディング/2008」のジョエル&イーサン・コーエン。

大好きなコリン・ファース主演なので少々期待したが…これってなぜか印象に残らない、どうってことのない映画で寂しかった。観てからかなりの時間が経過し、レビュー書くのはやめにしようかとも思ったけど…。
モネの“積みわら”はパリのオルセーで見た記憶があるが、連作はヨーロッパやアメリカの美術館にあり、個人所有者もいるらしい。だから贋作を考える輩が登場するのだろう。

クライム・コメディに分類される本作。クライム(犯罪)ながらそれほどワルでもないし、コメディのワリには笑えないしで…映画は中途半端でどうってことなかったがコリン・ファースは相変わらずゴージャス!
ドラマの中でコリンがキャメロンに“Young Lady!”なんて呼びかけるシーンがあり、少々ひいてしまった。昨今のキャメロンはYoung Lady!”にはちょっと無理がある?
大富豪シャバンダーの存在もはっきりしないし、演じるアラン・リックマンも好きじゃない。反対にハリーの相棒ネルソン少佐の存在は良かった。観たけどレビューは書いていない「カルテット!人生のオペラハウス」でのレジー役が素敵だったトム・コートネイ。

元映画のシャーリー・マクレーンとマイケル・ケイン競演の「泥棒貴族」は60年代傑作コメディとある。機会があれば見てみたい。

新宿 シネマカリテにて(既に上映終了)
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by margot2005 | 2013-06-20 00:18 | MINI THEATER | Trackback(12) | Comments(2)

「裏切りのサーカス」

「Tinker Tailor Soldier Spy」2011 UK/フランス/ドイツ
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ジョージ・スマイリーに「ザ・ウオーカー/2010」のゲイリー・オールドマン。
ビル・ヘイドンに「英国王のスピーチ/2010」のコリン・ファース。
パーシー・アレリンに「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「フロスト×ニクソン/2008」「ブッシュ/2008」のトビー・ジョーンズ。
ロイ・ブランドに「ミュンヘン/2005」「マリア/2006」「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド/2007」のキアラン・ハインズ。
トビー・エスタヘイスにデヴィッド・デンシック。
ジム・ブリドーに「ロックンローラ/2008」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「シャーロック・ホームズ/2009」「ロビン・フッド/2010」のマーク・ストロング。
ピーター・ギラムに「つぐない/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」「戦火の馬/2011」のベネディクト・カンバーバッチ。
リッキー・ターに「ロックンローラ/2008」のトム・ハーディ。
コントロールに「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「リミッツ・オブ・コントロール/2009」「メランコリア/2011」のジョン・ハート。
オリヴァー・レイコンに「ワールド・オブ・ライズ」「ある公爵夫人の生涯/2008」のサイモン・マクバーニー。
イリーナにスヴェトラーナ・コドチャンコワ。
コニー・サックスに「家族のかたち/2002」のキャシー・バーク。
監督は「ぼくのエリ 200歳の少女/2008」のトーマス・アルフレッドソン。
原作“ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ”は「ナイロビの蜂/2005」のジョン・ル・カレ。
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予告を何度観ても、オフィシャル・サイトには行かないと決めている。そして映画を観た後必ずオフィシャル・サイトに直行する。この映画のオフィシャル・サイトに“必読”という案内があった。それには“鑑賞前:ご一読下さい”の文字…
そこには…“本作の徹底した<リアル>を楽しんでいただくため
以下の情報を鑑賞前にご一読頂くことをお勧めいたします。
…とあった。

“裏切りものは誰か?”と確信に迫って行く中…どうも俳優の顔と演じる名前が一致しない。それはティンカーやテイラー、ソルジャー、プアマン…と皆コードネームなのだ。お気に入り俳優のコリンがビルということは分かるんだけどコードネームまで覚えられず、コリン以外の俳優も誰が誰だか??
映画が終わりエレベーターに乗り込むと大学生らしき男女5人組がいて、その中の一人の女性が”誰が誰だか全然分からなかったわ。”と言うではないか。“同感!”と言いたいのをぐっと我慢してエレベーターを降りた。

映画の出演陣が素晴らしい。主演のゲイリー・オールドマンを筆頭にお気に入り俳優のコリン・ファースとマーク・ストロング。「エレファント・マン/1980」の名優ジョン・ハートやトビー・ジョーンズ、キアラン・ハインズ、ベネディクト・カンバーバッチとUK俳優がわんさか出演していて大満足だった

スパイ映画は大好きで、小説も大好き。でも昨今のスパイ映画はスパイ映画ではない。許せるのは”007シリーズ'”だけかな?本作はオールド・スタイルのスパイ映画だ。派手なアクションはいっさい登場しない。銃をぶっ放すのは実働部隊のジムくらい。拷問のシーンも出て来るが詳細には描かれない。スパイ映画はひたすらとても静かに、静かにストーリーが育まれるのだ。
トーマス・アルフレッドソンの冷静かつ繊細な描き方に終始引き込まれ、久方ぶりに本物のスパイ映画を堪能した。

“鑑賞前:ご一読下さい”
にこのような解説もあった…“展開、付線、結末ー鑑賞は頭脳戦になる。”と...。
たまには徹底的に頭を使って映画を観るのも良いものだ。

ゲイリー・オールドマンにはかつてエキセントリックという言葉がとても似合った。それは遥か昔のこと。ゲイリーの映画をシアターで観たのは「ダークナイト/2008」以来で、本作での重厚な演技に感動した。オスカーにノミネートされたがフランス人がゲットしてしまって…でもフランス人のオスカーは当然だし、ゲイリーは実に残念だった。
“ハリー・ポッター・シリーズ”を観ないのでゲイリー・オールドマンと言えば「ドラキュラ/1992」や「不滅の恋/ベートーヴェン/1994」「レオン/1994」「エアフォース・ワン/1997」などの強烈な役柄ばかり。寡黙で静かなゲイリー・オールドマンは素晴らしい!
原作者のジョン・ル・カレが“サーカス”のクリスマス・パーティのゲストで出演していたらしい(記憶になし)。

日比谷TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2012-05-01 00:22 | UK | Trackback(15) | Comments(2)

「英国王のスピーチ」

「The King's Speech」 2010 UK/オーストラリア/USA
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ジョージ6世に「シングルマン/2009」のコリン・ファース。
ライオネル・ローグに「ミュンヘン/2005」「キャンディ/2006」「エリザベス:ゴールデン・エイジ/2007」のジェフリー・ラッシュ。
エリザベスに「ファイト・クラブ/1999」「カンバセイションズ/2005」のヘレナ・ボナム・カーター。
エドワード8世に「L.A.コンフィデンシャル/1997」「ハート・ロッカー/2008」「ザ・ロード/2009」のガイ・ピアース。
ウィンストン・チャーチルに「美しき家、わたしのイタリア/2003」「魔法にかけられて/2007」のティモシー・スポール。
大司教コスモ・ラングに「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ/2005」のデレク・ジャコビ。
ローグ夫人に 「抱擁/2002」「高慢と偏見/1995」のジェニファー・イーリー。
ジョージ5世に「華麗なる恋の舞台で/2004」「グッド・シェパード/2006」「恋愛上手になるために/2007」のマイケル・ガンボン。
監督に「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」のトム・フーバー。
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幼い頃から吃音というコンプレックスに悩まされてきたジョージ。彼は父ジョージ5世に命じられ様々な式典でスピーチをするが、どれもこれも悲惨なものに終わる。妻エリザベスはなんとか夫を救おうと、ロンドンの街中に住むスピーチ矯正の専門家ライオネルを訪ねる…

コリン・ファースがアカデミー主演男優賞をゲットした。授賞式の中継をwowowで見た際、オスカー像を手にしたコリンが“嬉しくてダンスを踊りそう!”と言い、ホントに踊りだすのか?なんて思ったけど…そうはならず残念だった。

英国の人々も良く知らなかったというジョージ6世の逸話。私的にジョージ6世の存在とは現エリザベス二世の父親だったことくらい。逆に”王冠をかけた恋”で有名な兄エドワードの方が知っているし、ジョージの妻で、101歳まで生きたエリザベス皇太后も知っている。なぜジョージ6世を良く知らないのかと思ったら、1952年に56歳で亡くなっていた。しかしジョージ6世は英国では人気のあった国王だそうだ。
ジョージ5世の次男ジョージ。彼には長男エドワードがいるため次期国王になる予定は全くなかった。しかしエドワードが王位を捨て民間人と結婚してしまい、ひょんなことから王位を継がねばならない境遇に陥ってしまう。その時のプレッシャーて相当なのものだったに違いない。ましてや人前で話すのが苦手な彼だったのだから。

後に国王ジョージ6世となるヨーク公ジョージ。吃音を直すため様々な治療を試みるが、どれも上手く行かない。お手上げ状態の頃、妻エリザベスはスピーチ矯正の専門家でオーストラリア人のライオネルの家を訪ねる。平民のライオネルはジョージを愛称(バーディ)で呼び“私たちは平等だ”と宣言し、タバコを吸おうとするバーディに“喫煙はやめなさい”と注意する。無遠慮な態度を取るライオネルに怒りを覚えるバーディだが、次第に彼のペースに乗せられて行く。ラスト、ライオネルが見守る前でラジオでの“英国王のスピーチ”はちょっとした感動を呼ぶ。
エンドクレジットにジョージとライオネルの親交は互いが亡くなるまで続いたと記されていた。

オスカー主演男優賞に輝いたコリンはもちろんのこと、やはりオスカー俳優であるジェフリー・ラッシュ、そしてエリザベスを演じたヘレナ・ボナム・カーターの存在は素晴らしかったと思う。出番は少ないがライオネルの妻ローグ夫人役のジェニファー・イーリーは相変わらず古典が似合う女優だ。
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて

<東北関東大震災の被害に遭われた方々に心よりお見舞い申しあげます。
報道を見る度被災された人々がお気の毒でなりません。11日以降も別の地域でも何度も地震が起き、都内でも揺れることしばしばです。なんとなく落ち着かなくてレビューを書く気持ちにもならず、上の映画も観てからずいぶん日にちが経過した次第。閉鎖されたシアターや、上映時間が短縮された映画館が続出しており、気持ち的にも当面シアターへは行かないと思います。そして計画停電は娯楽施設から。>
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by margot2005 | 2011-03-15 23:03 | UK | Trackback(25) | Comments(6)