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「聖杯たちの騎士」

Knight of Cups2015 USA

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ハリウッドで脚本家として成功したリックは快楽を求め日々女性たちと戯れている。しかし崩壊寸前の家族を目の当たりにして自らの人生を見つめ直そうと考える…


リックに「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」クリスチャン・ベール。

ナンシーに「ニュースの真相/2015」ケイト・ブランシェット。

エリザベスに「ブラック・スワン/2010」ナタリー・ポートマン。

ヘレンに「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「ミラル/2010」「恋のロンドン狂騒曲/2010」「トリシュナ/2011」のフリーダ・ピント。

イザベルに「インモータルズ -神々の戦い-2011」のイザベル・ルーカス。

カレンに「殺し屋チャーリーと6人の悪党/2014「きみがくれた物語/2016」のテリーサ・パーマー。

デラに「ジェーン・エア/2011」「25年目の弦楽四重奏/2012」 「ジェーン・エア/2011」イモージェン・プーツ。

ジョセフに「コクーン/1985「スリーデイズ/2010」のブライアン・デネヒー。

バリーに「アメリカン・ビューティー/1999」「パーフェクト・メモリー/2015」のウェス・ベントリー。

トニオに「ボーダータウン/報道されない殺人者/2006」「私が、生きる肌/2011」「エージェント・マロリー/2011」アントニオ・バンデラス。

監督、脚本は「ニュー・ワールド/2005」「ツリー・オブ・ライフ/2011」「トゥ・ザ・ワンダー/2012」テレンス・マリック。


リックの家族は崩壊寸前。そして心にはいつも虚しさを抱えている。やがてリックにかつて巡り会った6人の美しい女性の記憶が蘇る。

ナンシーは元妻で一時期互いに愛し合っていたが既に別れていた。人妻のエリザベス、モデルのイザベルやヘレン、そしてダンサーのカレンと、風変わりなデラ。ハリウッドのセレブリティならではの派手な女性関係が続く。リックが運転するコンバーティブルの助手席に乗るそれぞれの女性たち...あのシーンで6人の美しい女性たちは過去の人と理解できる。


ストーリーは殆どないに等しく、当然台詞も少ない。圧倒的な映像美がドラマの主人公のよう。クリスチャン・ベールの相手に、二人のオスカー女優ケイト・ブランシェット&ナタリー・ポートマンを出演させるなんてなんとも贅沢なキャスティング!

やはりテレンス・マリックは水が好き。サンタモニカの海岸が何度も登場する。そしてテレンス・マリックの世界には宗教/キリスト教も欠かせない。

意図不明というのか?ワケの分からない映画が多いテレンス・マリックの世界。前作の「トゥ・ザ・ワンダー」の方が見やすかったかも知れない。本作は少々眠気に襲われて困った。


本作の上映前に来年3月公開予定のテレンス・マリックのドキュメンタリー「ボヤージュ・オブ・タイム/2016」の予告編があった。スクリーンから素晴らしい映像が映し出され、テレンス・マリック映画は映像のみが良いのかも知れない。


ヒューマントラストシネマ有楽町にて



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by margot2005 | 2016-12-30 20:19 | MINI THEATER | Trackback(1) | Comments(2)

「マネー・ショート 華麗なる大逆転」

「The Big Short」2015 USA
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マイケル・ルイスのベストセラー、ノンフィクション“世紀の空売り 世界経済の破綻に賭けた男たち”を映画化した社会派金融群像ドラマ。

マイケル・バーリに「エクソダス:神と王/2016」のクリスチャン・ベール。
マーク・バウムに「リトル・ミス・サンシャイン/2008」「ゲットスマート/2008」「フォックスキャッチャー/2014」のスティーヴ・カレル。
ジャレッド・ベネットに「ラースと、その彼女/2007」「ブルー・バレンタイン/2010」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」のライアン・ゴズリング。
製作、出演(ベン・リカート)に「それでも夜は明ける/2013」「フューリー/2014」のブラッド・ピット。
ジェイミー・シプリーに「ニューヨーク 冬物語/2014」「ノア 約束の舟/2014」のフィン・ウィットロック。
チャーリー・ゲラーに「キャロル/2015」のジョン・マガロ。
シンシア・バームに「アルフィー/2004」「その土曜日、7時58分/2007」「さよなら。いつかわかること/2007」「レスラー/2008」「Re:LIFE~リライフ~/2014」のマリサ・トメイ。
監督、脚本は「俺たちニュースキャスター/2004」「俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク/2013」のアダム・マッケイ。

2005年のニューヨーク。金融トレーダー、マイケルはサブプライム・ローンが数年以内に債券不履行に陥る可能性があることに気づく。しかしマイケルの指摘にウォール街も投資家たちも全く耳をかそうとはしない。そんな折、マイケルは大銀行を回り、サブプライム・ローンの価値が暴落した時に巨額の保険金を手にできるCDSという金融取引と契約を結ぶべきだと投資銀行に力説する。
ウォール街の若き銀行家ジャレットはマイケルの企みに気付き、ヘッジファンド・マネージャー、マークにCDSに大金を投じるべきだと勧める。
一方で若き投資家のジェイミーとチャーリーの二人は、今この住宅バブルをチャンスにウォール街へ進出しようと燃えていた。未熟な二人は伝説の銀行家ベンに相談を持ちかける。やがてベンはジェイミーとチャーリーの挑戦に手助けする決意をする。

住宅バブル崩壊の後巨万の富を得たのはやはり銀行家で、家や職業を失ったのは低所得者だった。
本作見ようかどうか迷っていたが「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」を見ていたので少々興味を惹かれ見にいった。“社会派金融群像ドラマ”とは中々のネーミング。住宅バブル崩壊を察知した金融マンたちが右往左往する様はかなり興味深かった。

ウィル・フェレル主演のくだらないコメディを作った監督がこのような社会派ドラマを作るなんてかなりの驚き。そしてコメディ俳優だったはずのスティーヴ・カレルはすっかり性格俳優に変化してしまっている??
スティーヴ・カレルとライアン・ゴズリング両人の演技には凄みを感じた。ヘヴィメタル・ミュージックをこよなく愛するマイケル・バーリを演じるクリスチャン・ベールってカメレオン俳優かもしれない。ブラッド・ピットは貫禄たっぷり。  

TOHOシネマズ日劇にて
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by margot2005 | 2016-04-06 23:54 | USA | Trackback(5) | Comments(2)

「エクソダス:神と王」

「Exodus: Gods and Kings」2014UK/USA/スペイン
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旧約聖書“出エジプト記”をモチーフに描いた大スペクタクル・ドラマ。

モーゼに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」「ダークナイト ライジング/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」のクリスチャン・ベール.
ラムセスに「キンキー・ブーツ/2005」「アニマル・キングダム/2010」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」のジョエル・エドガートン。
ヘゲップ総督に「ニュー・ワールド」「ノウイング/2009」「アニマル・キングダム」「ダークナイト ライジング」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「美しい絵の崩壊/2013 」のベン・メンデルソーン。
ラムセスの父親セティ王に「グッド・シェパード/2006」「セントアンナの奇跡/2008」「ジゴロ・イン・ニューヨーク/2013」のジョン・タートゥーロ。
ラムセスの母親トゥーヤに「バンテージ・ポイント/2008」「アバター/2009」「シャドー・チェイサー/2012」のシガニー・ウィーヴァー。
ラムセスの妻ネフェルタリに「ワールド・オブ・ライズ/2008」「彼女が消えた浜辺/2009」「チキンとプラム~あるバイオリン弾き、最後の夢~/2011」のゴルシフテ・ファラハニ。
モーゼの妻ツィポラにマリア・バルベルデ。
モーゼの継母ビティアに「シリアの花嫁/2004」「ミュンヘン/2005」「マリア/2006」「画家と庭師とカンパーニュ/2007」「扉をたたく人/2007」「リミッツ・オブ・コントロール/2009」「ミラル/2010」のヒアム・アッバス。
モーゼの義姉ミリアムにインディラ・ヴァルマ。
ヘブライ人の長老ヌンに「エレジー/2008」「ヒューゴの不思議な発明/2011」のベン・キングズレー。
ヘブライ人、ヨシュアにアーロン・ポール。
監督、製作に「プロヴァンスの贈りもの/2006」「アメリカン・ギャングスター/2007」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ロビン・フッド/2010」「プロメテウス/2012」「悪の法則/2013」のリドリー・スコット。

かなり前(昨年?)からシアターで予告を観ていたので、公開されたら観に行こうと思っていた一作。
巨額のマネーを投じた大作なので出演者も実に豪華。多くの国籍人間集合といったところ。CGもスゴいけど、エキストラの数が半端じゃない。スペインのカナリア諸島で撮影された海を渡るシーン(本作では紅海が割れるのではなく引き潮)は圧巻!そして赤く染まるナイルや、膨大なる蛙の発生に、イナゴが飛ぶシーンなどコレでもか!と見せつける。
モーゼに“お告げ”を与えるのが少年という発想がユニーク。

ラムセスが君臨するエジプトの豪華絢爛な宮殿…調度品や纏う衣装など素晴らしく美しい。古典もの大好きなのでこの手の映画は外せない。宗教には詳しくないがモーゼはもちろん知っているし、ラムセス2世も有名なる人物だし、映画はかなり興味深い。
エンディングでリドリー・スコットが本作を弟に捧げるとのメッセージがでる。

クリスチャン・ベールってウェールズ出身のUK俳優ながら、出演作はほとんどアメリカが舞台。初めて見た彼の映画はもちろんスピルバーグの「太陽帝国/1987」。でも余りに昔なのであまり記憶がない。2年ほど前だったかwowowで放送していたケネス・ブラナーの「ヘンリー五世/1989」のクリスチャン・ベールを見た。この時もまだ少年だったが、スゴくハンサムで記憶に残る。そして「ベルベット・ゴールドマイン/1998」。この映画は大好きなユアン・マクレガーが主演なので永久保存版にしてある。引っ張り出して見てみようクリスチャン・ベールを意識して…。

セシル・B・デミルの「十戒/1956」のモーゼ役はチャールトン・ヘストン。本作のクリスチャン・ベールの方がモーゼ役似合っている。“ダークナイト”シリーズのベールはとてもクールで、彼もお気に入りUK俳優の一人。「アメリカン・ハッスル」のようなコメディより古典ものが似合う気がする。
しかしラムセス役は「十戒」のユル・ブリンナーが断然良い。「十戒」は民放TVの吹き替え版で見た。今一度見てみたい字幕スーパーで…。
1998年に作られたアニメーション版の「プリンス・オブ・エジプト」も見た記憶があるが、今一度「十戒」と共に見てみたい。

少し前に、wowowで放映していた「キングダム・オブ・ヘヴン/2005」のディレクター・カット・バージョンを見た。12世紀、エルサレムを舞台に十字軍(ローマ・カトリック教徒)とイスラム教徒の戦いを描いた宗教をテーマにした重厚なドラマ。シアターで観ているが、ドラマを深く語るディレクター・カット・バージョンは実に良かった。リドリー・スコットは素晴らしい映画を作る監督だ。そういえば「グラディエーター/2000」が見たくなってきた。

TOHOシネマズ日劇
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by margot2005 | 2015-02-16 22:46 | UK | Trackback(8) | Comments(0)

「アメリカン・ハッスル」

「American Hustle」2013 USA
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アーヴィンに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」「ダークナイト ライジング/2012」のクリスチャン・ベール。
リッチーに「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「ザ・ワーズ 盗まれた人生/2012」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「世界にひとつのプレイブック/2012」のブラッドリー・クーパー。
市長カーマインに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ハート・ロッカー/2008」「ザ・タウン/2010」のジェレミー・レナー。
シドニーに「魔法にかけられて/2007」「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「ダウト ~あるカトリック学校で~/2008」「サンシャイン・クリーニング/2008」「ジュリー&ジュリア/2009」「ザ・マスター/2012 」「マン・オブ・スティール/2013」のエイミー・アダムス。
ロザリンに「あの日、欲望の大地で/2008」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンス。
リッチーの上司ストッダードにルイス・C・K。
アラヴ人(本当はメキシコ人)パコに「クラッシュ/2004」「ワールド・トレード・センター/2006」「ザ・シューター/極大射程/2007」「大いなる陰謀/2007」「グッド・ドクター 禁断のカルテ/2010」のマイケル・ペーニャ。
FBIのアンソニーに「GOAL!/ゴール!/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」「ココ・アヴァン・シャネル/2009」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のアレッサンドロ・ニヴォラ。
ノンクレジットでロバート・デ・ニーロが出演している。
監督、脚本は「スリー・キングス/1999」「ファイター/2010」「世界にひとつのプレイブック/2012」のデヴィッド・O・ラッセル。
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妻子がいるにも関わらずアーヴィンはある日シドニーという美しい女性に出会い一目惚れしてしまう。やがて二人は詐欺師コンビとなり、数々のダマしを完全犯罪にしてきたが、とうとうFBIに逮捕されてしまう。そして少々クレージーな捜査官リッチーはアーヴィンとシドニーに囮捜査協力を迫る...

タイトルに“American〜”と付いているがごとく、とてもAmericanなドラマで、1979年に実際にあった一大政治スキャンダルをベースにしたクライム・コメディ。
ハリウッド娯楽作品をたまに観ると楽しめる。出演陣も豪華だし、Musicがこれまた懐かしいのだ。トム・ジョーンズ、ドナ・サマー、ウイングス、ビー・ジーズにエルトン・ジョンetc…。

体重を増やしてアーヴィン役に挑んだクリスチャン・ベール。「マシニスト/2004」の時は骨と皮ほどに痩せてみせたが、体重を増やすのと、減らすのってどちらが大変なのだろう?食べて太る方が楽かも知れないが、後で体重を落とすのも大変なことだと思う。ホント俳優てスゴいことをしてみせるものだ。
クリスチャン・ベールって結構好きなのだけど、私好みの映画に出演してくれないのが残念。

少々クレージーな?FBI捜査官役のブラッドリー・クーパーが素晴らしい。「ザ・ワーズ 盗まれた人生」のようなシリアスなドラマのブラッドリー・クーパーはとてもハンサムに映るが、こういった役柄の方が似合う。と考えると“ハングオーバー”シリーズは彼のあたり役かとも思える(3作全て見ているがレビューは書いていない)。

エイミー・アダムスは顔が可愛くて(この方今年40歳の誕生日を迎えるようには見えない)美女ってイメージじゃない(「魔法にかけられて」のプリンセスのイメージが抜けなくて…)。でも、たまたま本屋で立ち読みした輸入版“VANITYFAIR”の真っ赤なドレスを纏ったエイミーがとても妖艶でびっくり。本作でも悩殺ドレスで頑張っている。

エイミーとは逆に、まだ20代前半のジェニファー・ローレンスが貫禄たっぷりで、存在感を示している。

ジェレミー・レナーはどうも苦手な俳優なのでコメントは差し控えたい。
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TOHOシネマズスカラ座にて
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by margot2005 | 2014-02-08 00:35 | USA | Trackback(15) | Comments(0)

「ダークナイト ライジング」

「The Dark Knight Rises」 2012 USA/UK

ブルース・ウエィン/ダークナイトに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」のクリスチャン・ベール。
アルフレッドに「スルース/2007」のマイケル・ケイン。
ジェームズ・ゴードン市警本部長に「裏切りのサーカス/2011」のゲイリー・オールドマン。
ルーシャス・フォックスに「最高の人生の見つけ方/2007」「ウォンテッド/2008」「インビクタス/負けざる者たち/2009」のモーガン・フリーマン。
セリーナに「プラダを着た悪魔/2006」「ジェイン・オースティン 秘められた恋「ゲットスマート/2008」「パッセンジャーズ/2008」「レイチェルの結婚/2008」「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2011」のアン・ハサウェイ。
ベインに「ロックンローラ/2010」「裏切りのサーカス」のトム・ハーディ。
ミランダに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」マリオン・コティアール。
ジョン・ブレイクに「セントアンナの奇跡/2008」「(500)日のサマー/2009」のジョゼフ・ゴードン・レヴィット。
フォーリー市警副本部長に「メンフィス・ベル/1990」「トランスポーター2/2005」のマシュー・モディーン。
監督、脚本、原案、製作は「ダークナイト」「インセプション/2010」のクリストファー・ノーラン。
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あれから8年。隠遁生活を送っていたブルース・ウエィンがゴッサム・シティを救うため再び立ち上がる…“The Dark Knight Rises!”
シリーズ完結編のワル役は鋼鉄の身体を持つテロリストのベイン。そしてセリーナ=キャット・ウーマンと手を組んだラストへとストーリーは展開して行く。

前作のレビューにも書いたが”バットマン・シリーズ”は全てシアターで観ている。今回はパスしようかと思ったが、クリストファー・ノーラン監督版のシリーズ完結編ということで、クリスチャン・ベールのブルース・ウェインを観に行こうと思った。結局、完結編はブルースの死で終わってしまった。
ブルース役のクリスチャン・ベールはUKのウエールズ出身俳優。UK人は大好きながらクリスチャン・ベールはそれほどでもない。とてもクールで素敵なんだけど…というのも彼はハリウッド・マネー映画にばかり出演しているのだ。ちょっと前wowowでケネス・ブラナーの「ヘンリー5世/1989」を観た時少年の彼が出演していてとてもキュートだったのを思い出す。
クリスチャン・ベールは“Dark Knight/暗闇の騎士”にぴたりとハマる俳優だ。“Dark”は声に“深みのある”という意味でも使うようで、クリスチャン・ベールの声は正にそれそのもの。

ベイン役は最初誰か全く分からなかった…それもそのはず終始奇妙なマスクをつけていたから…エンドクレジットでトム・ハーディを確認。「ロックンローラ」のハンサム・ボブは見る影もない。

マイケル・ケイン、ゲイリー・オールドマン、モーガン・フリーマンはもちろん出演している。そして少々情けない警部役に扮しているマシュー・モディーンが懐かしくてならなかった。マシューの映画は「トランスポーター2」以来。
アン・ハサウェイの映画は良く観ているけど、どうも好きになれない女優の一人。それとキャット・ウーマンはやはりハル・ベリーかな?。ミシェル・ファイファーもいたけど…。
少々ネタバレするが…あのラストはジョゼフ・ゴードン・レヴィットが引き継ぐってこと??となると“Dark Knight/暗闇の騎士”のイメージはコロリと変わりそう。

丸の内ピカデリーにて
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by margot2005 | 2012-08-17 23:58 | USA | Trackback(8) | Comments(2)

「ダークナイト」

a0051234_23401783.jpg「The Dark Knight 」2008 USA

ゴッザムシティに現れた極悪犯罪人ジョーカーと闘うバットマンの姿を描いた「バットマンビギンズ/2005」の続編。

1ヶ月以上前に観に行こうとしたが、上映している場所と時間が合わず...その後すっかり忘れていたこの映画。DVDで観ることになってしまうのか?と思っていたが、まだ上映していたシネコンのレイトショー(9/26で上映終了)でやっと観る事が出来た。
いや良かった、良かった!文句なしのハリウッド娯楽映画。
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ブルース・ウェイン/バットマンに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」のクリスチャン・ベール。
ジョーカーに「カサノバ/2005」「キャンディ/2006」「アイム・ノット・ゼア」のヒース・レジャー。
ブルースの執事アルフレッドに「スルース/2007」のマイケル・ケイン。
ゴードン警部補に「スカーレット・レター/1995」のゲイリー・オールドマン。
地方検事ハービー・デントに「サンキュー・スモーキング/2005」「ブラック・ダリア/2006」「幸せのレシピ/2007」のアーロン・エッカート。
ルーシャス・フォックスに「最高の人生の見つけ方/2007」「ウォンテッド/2008」
のモーガン・フリーマン。
レイチェルに「主人公は僕だった/2006」「パリ、ジュテーム/2006」のマギー・ギレンホール。
スケアクロウに「プルートで朝食を/2005」「麦の穂をゆらす風/2006」のキリアン・マーフィー。
監督、脚本は前作「バットマンビギンズ」や「メメント/2000」「プレステージ/2006」のクリストファー・ノーラン。
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初代バットマンはマイケル・キートンが演じて「バットマン/1989」「バットマンリターンズ/1992」の2作。
「バットマンフォーエバー/1995」はヴァル・キルマー。
「バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲/1997」はジョージ・クルーニー。Mr.フリーズ役はカリフォルニア州知事のシュワちゃん。
ハル・ベリーの「キャットウーマン/2004」というのもあって、「バットマンビギンズ/2005」でクリスチャン・ベールがバットマン(ブルース・ウェイン)を演じた。
このシリーズにはキラ星のごとく有名ハリウッド俳優が出演している。
全てシアターで観て来たはず...

過去にジャック・ニコルソンが演じたジョーカーをヒース・レジャーが...巷で噂のヒース。さすがの怪演でヒース亡き後、次は誰がジョーカー役?と誰もが思っただろう。
前作より続くブルースの執事アルフレッド役のマイケル・ケインと、ブルースがオーナーの会社の役員ルーシャス役のモーガン・フリーマンの存在感が素敵。
特にアルフレッドは素敵なキャラ。
クリスチャン・ベールは滅茶クールだし、ゴードン警部補のゲーリー・オールドマンもgoodだし、言う事無し。
検事役のアーロン・エッカートの破壊された顔は笑わずにいられなかったけど、前作にも出ていたキリアン・マーフィーってワン・シーンだけ?
“ダーク”の世界へ身を投じた次回の”バットマン”が楽しみ!
ワーナー・マイカルにて...
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by margot2005 | 2008-09-30 00:05 | USA | Trackback(12) | Comments(2)

「アイム・ノット・ゼア」

a0051234_224790.jpg「I'm Not There.」2007 USA/ドイツ
6人の豪華俳優がボブ・ディランを演じる、ボブ・ディラン伝記物語。

フォーク・ソングに別れを告げたロック・スター ジュードに「エリザベス:ゴールデン・エイジのケイト・ブランシェット。
フランス人の美大生と結婚したムーヴィー・スター ロビーに「キャンディ/2006」ヒース・レジャー。
後に牧師となるジャックに「ニュー・ワールド/2005」のクリスチャン・ベール。
アウトロー ビリー・ザ・キッドに「ハンティング・パーティ/2007」のリチャード・ギア。
詩人アルチュール・ランボーに「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男/2005」「パヒューム ある人殺しの物語/2006」のベン・ウイショー。
黒人少年ウディ・ガスリーにマーカス・カール・フランクリン。
他にロビーの妻クレアに「恋愛睡眠のすすめ/2005」のシャルロット・ゲンズブール。
記者ジョーンズに「華麗なる恋の舞台で/2004」のブルース・グリーンウッド。
歌手アリス・ファビアンに「エデンより彼方へ/2002」のジュリアン・ムーア。
ジュードの元恋人ココに「ブロークバック・マウンティン/2005」ミッシェル・ウイリアムズ。
と豪華な顔ぶれが揃っている。
ナレーションは俳優であり、シンガーでもあるクリス・クリストファーソン。
監督、原案、脚本は「ベルベット・ゴールドマイン/1998」「エデンより彼方へ/2002」のトッド・ヘインズ。
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予告で、“6人の俳優がそれぞれ異なる6つのイメージのボブ・ディランを演じる”という。
6人がディランのそっくりさんになるのか??いやそんな事は無理かも?と思いつつ観に行って...まぁなんと斬新で、観る者を惹き付ける映画なのだろうと感嘆してしまった。

ディランに影響を与えたというフランスの詩人アルチュール・ランボー。
デビュー前のディランは黒人のブルース・シンガー ウディ・ガスリーから歌作りを学んだという。
後にカトリックの洗礼を受け、聖書の世界に傾倒して行ったディランの姿はジャック(ジョン牧師)なのか?
ジュードはフォークからロックへと華麗な転身を遂げた60年代半ばのディランの姿。
結婚し子供をもうけたが、仕事の成功により家庭に破綻をきたすムーヴィー・スター ロビーはディランと重なる。
オートバイ事故の後、田舎で隠遁生活を送っていたディランの姿はビリー・ザ・キッドなのだろう?
ひょっとして見たかも知れない(記憶には無し)1973年に作られた「ビリー・ザ・キッド 21才の生涯」という映画に出演している。
その映画でビリーを演じているのはクリス・クリストファーソン。
シーンと俳優を変えながら、ディランの生き様をものすごく上手くつなぎ合わせてあり“スゴイ!”の一言!
先だって他界したヒース・レジャーの姿をスクリーンで観る事ができた。いや良い俳優だなぁとしみじみ感じる。
オスカー助演女優にノミネートされたC.ブランシェット。このカメレオン女優は男になりきっているが、彼女の演じるパートのみ白黒で撮影されていて、ちょっとカバーされたかな?と思わずにはいられない。
ザ・ビートルズが影響を受けたというボブ・ディラン。
ジュードのシーンで彼らがディランとじゃれてるカットは笑える。
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ボブ・ディランといえば“風に吹かれて /Blowin' In The Wind”や“ライク・ア・ローリング・ストーン/Like A Rolling Stone””天国への扉/"Knockin' on Heaven's Door”“ジャスト・ライク・ア・ウーマン/Just Like A Woman”etc.
彼の曲に関しては詳しくないが、ピーター・ポール&マリーがカバーした“くよくよするなよ/”Don't Think Twice, It's All Right”や、ザ・バーズが歌って大ヒットした「ミスター・タンブリンマン/Mr.Tambourine Man」は名曲。
タイトルの“I'm not there”は未発表のボブ・ディランの曲だそう。
シャルロット・ゲンズブールは“Just Like A Woman”を歌っている。
ボブ・ディランを知らない人が観て楽しめるか?かなり疑問?
“I'm Not There”サウンドトラック
有楽町シネカノン二丁目にて...
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by margot2005 | 2008-05-17 22:21 | MINI THEATER | Trackback(10) | Comments(11)

「ニュー・ワールド」

a0051234_0463663.jpg「The New World」2005 USA
17世紀の初め、アメリカ大陸を舞台に、英国人の冒険家ジョン・スミスとネイティヴ・アメリカンのプリンセス、ポカホンタスの恋物語。
主演のジョン・スミスにコリン・ファレル、ポカホンタス役にクオリアンカ・キルヒャー。他にクリストファー・プラマー、クリスチャン・ベール。
監督、脚本は「天国の日々/1978」「シン・レッド・ライン/1998」のテレンス・マリック。
音楽はジェームス・ホーナー「レジェンド・オブ・フォール果てしなき想い/1994、タイタニッ/1997」etc.。
ドイツ生まれのクオリアンカ・キルヒャーは1990年生まれということで驚いた。映画のラストでは子供を持つ母親の役なのだが、これが様になっている。この映画の主人公はコリン演じるジョン・スミスではなく、ポカホンタス役のクオリアンカである。
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ケヴィン・コスナーの「ダンス・ウイズ・ウルヴス/1990」系の作品だったら良いなと?期待しながら観に行ったが...やはり違っていた。
テレンス・マリックは何を描きたかったのだろうか?
マリックが過去に作った、リチャード・ギア主演の「天国の日々/1978」は莫大な製作費をかけたが、興行的には失敗作だったようだ。映画は観たが確かにつまらなかった。この作品はそこまでの失敗作ではないだろうが、観る人に訴えるものは定まっていない気がする。
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1607年、英国の船が長い航海の末、アメリカ大陸ヴァージニアにたどり着く。そこは先住民のコミュニティであった。ニューポート船長(プラマー)はジョン・スミス(ファレル)に先住民との交渉役を委ねる。しかし間もなくスミスは先住民に捕らえられ、先住民の王は処刑を命じる。それを防いだのは王の寵愛する末娘ポカホンタス(キルヒャー)であった。言葉の壁を越えスミスとポカホンタスは互いに惹かれて行く。
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 音楽担当が“ラヴ・ストーリー”お得意のジェームス・ホーナーなので、かなりな“ラヴ・ストーリー”として描いてあるのかな?とも思ったが...開拓者スピリッツを描くのか?ラヴ・ストーリーを描くのか?どっちかにして!と言う感じで...とにかく中途半端この上ない作品であった。
英国俳優コリン・ファースも好きだけど、アイルランド俳優コリン・ファレルも大好きなので、この映画はずっと楽しみにしていた。
映像は素晴らしく美しく、冒頭、水のシーンで、ピアノ・コンチェルトが流れる中ストーリーは展開して行く。この後どう展開して行くのかと映像に浸っていたのだが...やはりであった。
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二人の男(どちらも名前はジョン)に愛されるプリンセスのポカホンタス。中盤以降で第二のジョン(ベール)が登場するが、どうも付けたしって感じで...“愛する人は一人”で良いのではないの?とも思ったが...。
ディズニーのアニメ「ポカホンタス」は実に良かった。今一度観てみたくなった。
コリンはやはり汚いヒゲヅラの黒髪が似合う。
この映画ではポカホンタス役のクオリアンカ・キルヒャーが一番輝いている。
RottenTomatoes
上のサイトはお気に入りの場所。映画を独断と偏見(多分...)で評価している。ページはコリンの過去の作品の評価である。「ニュー・ワールド」はそれほど低い評価でなくて驚いた。「アレキザンダー/2004」が余りに低い評価でびっくり!私的には素晴らしい作品であったが...アメリカンの評価は信用しない方が良いのかな???
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by margot2005 | 2006-04-25 01:48 | USA | Trackback(42) | Comments(12)