「高慢と偏見」

a0051234_07480.jpg「Pride and Prejudice」1995 UK(BBCミニ・ドラマ・シリーズ)
主演は「ブリジッド・ジョーンズの日記/2001」「秘密のかけら/2005」のコリン・ファース& 「抱擁/2001」のジェニファー・エール。
監督はサイモン・ラントンで脚本はアンドリュー・デイヴィス。
シアターの大画面で観る映画と、TVシリーズで放映されたドラマをDVDで観るのとではちょっと趣は違うが...原作であるジェーン・オースティンが書いた、とても有名な「高慢と偏見」を読んでいないため、フル・ストーリーを知らなかった。
キーラ版「プライドと偏見/2005」では2時間足らずですべてを描かなきゃならないが、この作品では5時間余りのストーリー展開となっている。なもんで、キーラ版のエリザベスとダーシーの描き方が早急で、途中なぜに?二人は?みたいに感じることがあったが、これでは二人の出会いから、互いに好感を抱き、結ばれるまで丁寧に描かれていて満足できる。
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「ブリジッド・ジョーンズの日記」に登場する、高慢な弁護士マーク・ダーシーが、この「高慢と偏見」をベースに描かれているというのもうなずける。観ているとほんとあのマーク・ダーシーとかぶるのである。池に飛び込むシーンも出て来る。
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ダーシー、エリザベスはもちろんの事、他の出演者も...ジェーン役のスザンヌ・ハーカーはクラシック・ビューティで素敵だし(上写真)、コリンズ役のディヴィッド・バンバーは素晴らしいの一言。ミセス・ベネット演じるアリソン・ステッドマンはハマり役。そして印象深かったのは、ミス・キャロライン・ビングリーを演じるアンナ・チャンセラー(ドリーマーズ/2003)が、とてつもなく高慢ちきで、下の人間を見下すリッチ・ウーマン役ぴったりで堪能できる。
ダーシーの館ペンバリーを始めとして、キャサリンのロージングス、コリンズの牧師館ハンスフォード、そしてベネット家と、そのどれもがこのドラマの住人を考えて探して来たというだけあって素晴らしい!ペンバリーは殆どお城状態で、ドラマ中で”こんな館に住めるならなんでもするわ!”という台詞が登場する。原作を忠実に描いたということなで、益々ジェーン・オースティンの小説が読みたくなってしまった。
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下写真“63rd Annual Golden Globe Awards”でのエマ・トンプソンとコリン(picture by ColinFirth.com)。
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# by margot2005 | 2006-01-21 01:53 | UK | Trackback(3) | Comments(6)

グアム行きのコンチネンタルで「イントゥ・ザ・ブルー」

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「Into the Blue」2005 USA
主演は「ノエル/2004」のポール・ウオーカーとジェシカ・アルバ。
ポール・ウオーカー狙いで観たようなものだ。
ジェシカの映画は多分、初めて観た気がする。
監督はジョン・ストックウエル。ニック・ノルティとジャクリーン・ビセットの「ザ・ディープ/1977」のリメイクっぽいが?どうなのだろう?この映画、2005年の11月に日本で公開されたと言うが知らなかった。相当なる駄作なので話題にならなかったのだろうか?救いは、バハマでロケしたという海が美しく、ナイス・バディのポール・ウオーカーもかっこ良いし、もう一人のナイス・バディなジェシカもチャーミング。
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ジャレッド(ウオーカー)は、いつか財宝を見つけようと夢見ている、ダイビングのインストラクター。ある日沈没船を見つけたジャレッドは、恋人のサム(アルバ)、友人のブライス(スコット・カーン)と共に財宝探しを始める。
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いわゆる海洋アドベンチャー・ロマンなんだが、もうちょっとストーリーを掘り下げて欲しかった。それぞれの人物の描き方が短絡というのか...。アルバや、アマンダ役のアシュレイ・スコットが着替える水着を楽しむのには良い。ウオーカーとアルバがスタントなしで挑んだというダイビング・シーンは見応えがある。ひつこいようだが、バハマの海は素晴らしく奇麗である。
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# by margot2005 | 2006-01-17 22:34 | USA | Trackback(1) | Comments(2)

「プライドと偏見」

a0051234_23572046.jpg「Pride & Prejudice」2005 UK
原作は“エマ”“いつか晴れた日に”のジェーン・オースティン。
主演のエリザベスにキーラ・ナイトレイ、Mr.ダーシーにマシュー・マクファデン。キーラは「ラヴ・アクチュアリー/2003」や「キング・アーサー/2004」etc.でお目にかかっている。マクファデンは「エニグマ/2001」に出演しているようだがどうも記憶にない。とにかく彼はジョン・キューザックに滅茶似ていて困ってしまった。他にドナルド・サザーランド、ブレンダ・ブレッシン、ジュディ・デンチ、そして、“007シリーズ”でボンド・ガールを演じたロザムンド・パイクと豪華な出演陣。
監督はジョー・ライト、脚本はデボラ・モガー。
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18世紀の終わり、イギリスの田舎街が舞台。この時代、未婚の女性が親元を離れて生きて行くには、良い伴侶を見つけて結婚するより手だてはなかった。5人の娘を持つミセス・ベネット(ブレッシン)は、それぞれの娘を資産家の男に嫁がせようと躍起になっていた。そんな折、ベネット家の近くにリッチな独身男ピングリー(サイモン・ウッズ)が館を構える。そしてビングリーが催した舞踏会に、父親(サザーランド)を始めとして、ベネット家全員が押し寄せることになる。ピングリーの親友ダーシー(マクファデン)も館に逗留していた。その夜、ビングリーはベネット家の長女ジェーン(パイク)にダンスを申し込む。そして同じフロアーにいたダーシーがベネット家の女たちを冷ややかな、見下す感じで見るのをエリザベス(ナイトレイ)は見逃さなかった。この後のストーリーは割愛させていただく。
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コリン・ファースが後にMr.・ダーシーと呼ばれたくらいハマり役だったらしい「高慢と偏見/1995」は未見である。でなもんでなんとも言いがたいが...やはりコリンのMr.ダーシーが是が非でも観たい!!エリザベス役のジェニファー・エールも素晴らしいのではないだろうか?キーラはどうも軽い感じがして...英国人なので配役にはぴったりだとは思うのだが...どうも...。Mr.ダーシー役のマクファデンも駄目...ジョン・キューザックは古典もの似合わないのだ...なんて思ってしまって...。他の出演者については、母親役のブレンダ・ブレッシンが品のない(Mr.ダーシー曰く)女性にぴったりで、ジェーン役のロザムンド・パイクも、007映画の時よりも、この役が素敵である。父親役のドナルド・サザーランドとキャサリン役のジュディ・デンチは貫禄勝ち!
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英国の田園風景が素晴らしく、お城級のダーシーの館の中、噴水のある庭や、あずまや(エリザベスとダーシーの雨のシーンは...美しすぎ...!!!)、そしてエリザベスが断崖に立つ、あのシーンも美しかった!!とにもかくにも英国の田園、緑が美しい!!
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# by margot2005 | 2006-01-15 00:59 | UK | Trackback(61) | Comments(20)

「靴に恋して」

a0051234_2044436.jpg「Piedras」...aka「Stones」 2002 スペイン
監督、脚本はラモン・サラサール。それぞれに悩みを抱かえる5人の女性が、それぞれに真実の愛を探し求める素晴らしいドラマ。

扁平足のアデラ(アントニア・サン・フアン)はシングル・マザーで、知的障害の娘を抱えながらナイトクラブを経営している。盗んだ靴を履くレイレ(ナイワ・ニムリ)は靴デザイナーを夢見ているが、ヤク中の夫クン(ダニエレ・レオッティ)に捨てられ、夜はディスコ・ダンサー、昼は高級靴店の売り子をしている。スリッパを履くマリカルメン(ビッキー・ペニャ)は亡き夫の子供たちを育てているタクシー・ドライバー。小さな靴を履くイザベル(アンヘラ・モリーナ)はリッチな夫を持つ有閑マダムで、セラピーと買い物しかやる事が無い。そしてスニーカーを履くアニータ(モニカ・セルベラ)は知的障害者であり、一人では外も歩けない。この5人の女性を軸に物語は進行していく。アデラの娘はアニータ、マリカルメンの亡き夫の娘はレイレ、そしてイザベルの夫レオナルド(ルドルフォ・デ・ソーザ)とアデラが出会い、互いに惹かれ合う、といったように登場人物をうまく絡めてある。
マドリッドが舞台の映画だが、ラスト近くでレイレが訪れるリスボンの海の風景が滅茶美しい!!
コカインはまさかスペインでは合法なんて事はないと思うが、簡単にコカインが手に入り、ドラッグ中毒者が多々いる...まあ映画の世界だが...には驚いた。
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原題は“石”の意味で、人生を石にたとえ、それは“愛、友情、家族、キャリア(仕事)”で構成されている。それらを彼女たちは追い求めるのである。
「靴に恋して」という邦題は結構いけてる...映画の中、下からのアングルで靴のショットが頻繁に出て来るのである。“足の裏診断”ならぬフット・ドクターなるセラピストも登場するし、リッチなイザベルの靴収集は見事である(イメルダには負けるが...)。
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クン役のダニエレ・レオッティ(上写真)が滅茶イケメン!どこかで観た顔と思っていたら「女王ファナ/2001」のフェリペ役であった。ちなみにレオッティはイタリアン。出演場面が少ないのが残念。もうひとりのイケメンはアニータの看護士ホアキンを演じるエンリケ・アルキデス(下写真)。レイレ役のナイワ・ニムリは「スパイ・バウンド/2004」に出演。アデラ役のアントニア・サン・ファンは「オール・アバウト・マイ・マザー/1998 」に出演していた。映画の中に登場するブランドものの靴がお洒落!
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基本的に女性映画なので男たちの描き方はちょっと寂しい。この作品は2004年に公開されて、現在はDVDになっている。
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# by margot2005 | 2006-01-14 01:43 | スペイン | Trackback(2) | Comments(6)

ちょっとグアムに...

行って来まして戻った所です。
コメント並びにtrackbackいただいたみなさまありがとうございました!
留守の間も“ヨーロッパ映画を観よう!”を見ていただいていたなんて...嬉しい限りです!

グアムは初めてで...アメリカ合衆国なのに、サービスを提供してくれる人々は、チャモロ人(原住民)と、多くのフィリピンからの移民(アメリカン)、そして訪れる人々は、ほぼ90%日本人という不思議なアイランドでした。
ホテル・サンタフェのレストランから見る夕日が素晴らしく美しく、泊まったホテルの部屋から撮った海(タモン湾)もbeautiful!! ずずっと奥、左に見える断崖は有名な恋人岬。
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# by margot2005 | 2006-01-11 01:24 | TRIP | Trackback | Comments(2)

Bonne annee!!!

今年もよろしくお願いします!

今までnetの写真ばかり載せていたが、やっと自分が撮った写真を載せる事が出来る...うれしぃ...ずっとプリンターの調子が悪くってとうとう買い替えた。新しいプリンターは正にsuper toy状態...mufuである。

フランス旅行パリでの写真、数年前のだが...
最初の写真は凱旋門のトップから撮った。眼下に見えるのはパリのセレヴたちが多々住んでいるアパルトマンが存在するリッチな地域。ずず〜と奥の真ん中、かすかに見える白い建物はモンマルトルの丘のサクレクール寺院。道路に沿って木々が植えられているのは、同居の犬たちにとって無くてはならない場所という。
二番目の写真も同じ場所からアングルを変えて、エッフェルがそびえ立つのが見える。
三番目の写真は「アメリ/2001」の舞台となったモンマルトル、サクレクール寺院。このあたりの環境は余り良くない。夜は間違っても歩かない方が良いでしょう。「アメリ」が日本で公開される前に訪れたので、もう一度行きたいなぁと思っている。いやもう一度パリへは行ったが、ここへは行かなかったんだ...思い出した。やはりもう一度行かないと...。
最後の写真は、パリで一番エッフェルが美しく見える場所で有名な、トロカデロ広場シャイヨ宮テラスよりのショット。この場所は映画に良く現れる。印象的なのは、ベルナルド・ベルトリッチ監督の「暗殺の森/1970」、主演はジャン・ルイ・トラティニアン。
エッフェルからの撮影はアングルに入ってしまう鉄骨が邪魔だが、凱旋門のトップからの撮影は、パリ全体を撮影出来る格好の場所でおすすめです!
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# by margot2005 | 2006-01-01 19:42 | TRIP | Trackback | Comments(6)

「綴り字のシーズン」

a0051234_1554591.jpg「Bee Season」2005 USA
主演イライザ役はこの作品で長編デビューを飾ったフローラ・クロス。
イライザの両親をリチャード・ギア「Shall We Dance/2004」とジュリエット・ビノシュ「シェフと素顔と美味しい時間/2002」が演じている。
兄アーロンにマックス・ミンゲラ、彼はアンソニー・ミンゲラ「イングリッシュ・ペイシェント/1996/監督」の息子。
ケヴィン・スペイシー主演の「ビヨンド・ザ・シー/夢見るように歌えば」でサンドラ・ディー役を演じたケイト・ボスワースがアーロンと知り合う女性チャーリ役で出演している。
監督はスコット・マクギー&ディヴィッド・シーゲル。脚本はナオミ・フォナー・ギレンホールで、原作は全米でベストセラーになったというマイラ・ゴールドバーグの小説。
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原題の「Bee Season」というのは、アメリカには“national spelling bee”なる協会が存在し、毎年スペリング・コンテスト全国大会が行われるという...タイトルはここに由来する。

カリフォルニア州、オークランドに住むナウマン一家、父ソール(ギア)は宗教学者、母ミリアム(ビノシュ)は科学者、子供は、学業優秀な兄アーロン(ミンゲラ)と11才の妹イライザ(クロス)。
学校で開催されるスペリング・コンテスト発表会の招待状、イライザはこの手紙を父の部屋のドアにそっと差し込む。
忙しい大学教授の父は学校からの手紙に気がつかない。母も毎日忙しい日々を送っていた。イライザは兄アーロンに、学校に送ってと頼む。その日、そこでスペリング・コンテストが催されるのだ。そして、イライザが持ち帰った、優勝者に贈られるトロフィーを見て父は驚喜する。ここより父ソールの、娘イライザへのスペリング教育が始まるのである。
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この作品は自己中心的な父親ソールに対する警鐘である。彼は家族を愛してはいたが、常に自分が中心で、自分の思想をも家族に押し付けて来た。その事への罰であるように思える。エンディングで娘イライザは父に告げる...スペリングの世界で...。このラストが素晴らしい!
妻ミリアムの描き方がちょっと寂しかったが...ジュリエットもお年だなと感じる。ギアは年齢を感じさせない(老けてもSEXY)素晴らしい俳優だ。
フローラ・クロスはアンチ・ダコタ・ファニングとしてデビューした。イライザ役は断然フローラが良い!イライザ役、やはり当初はダコタ・ファニングのようだったが、ジュリエットに似ているフローラに変えたということ。フローラはマジでジュリエット似...。
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# by margot2005 | 2005-12-28 02:20 | MINI THEATER | Trackback(11) | Comments(9)

「秘密のかけら」

a0051234_23532464.jpg「Where the Truth Lies 」2005 カナダ/UK/USA 
主演はケヴィン・ベーコン「フット・ルース/1984、コール/2002」&コリン・ファース「高慢と偏見/1995」「スプリング・ガーデンの恋人、ラヴ・アクチュアリー/2003」。
ヒロインはアリソン・ローマン「ビッグ・フィッシュ/2003」。
1950年代の終わりと、1970年代の初めを描いた、アメリカが舞台のサスペンス・ドラマ。
監督、脚本はアトム・エゴヤンで、原作はルパート・ホルムズ。
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1957年ショーヴィジネス華やかなりし頃のアメリカ、この頃TVで大人気者だった、ラニー(ベーコン)とヴィンス(ファース)のコンビ。二人は電話で寄付を募るテレソンの司会で忙しい日々を送っていた。ある夜二人が泊まるホテルのブライダル・スイートに現れたモーリーン(レイチェル・ブランチャード)。彼女は大学生最後のアルバイトで、このホテルのウエイトレスとして働いていた。そしてこのモーリーンがバス・ルームで溺死体として発見される。犯人は誰か?
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15年後の1972年、学校教師のカレン(ローマン)は、亡くなった父の職業でもあったジャーナリストに憧れている。彼女は自分の過去に繋がる有名人の暴露本を出して有名になろうと考えていた。
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ショーヴィズの世界が舞台で...コンビ演じる二人...ケヴィンは最初から適役だなと思っていたが、コリンはどうも役合わないのではなかろうか?と感じていた...やはりショーヴィズっぽくないのであるコリン...英国人だからって!?わけでもないだろうが?...しかしケヴィンの圧倒的オーラでショーヴィズ場面は許せてしまった。
モーリーンの溺死体が登場した後、誰が犯人なのか?と気にはなるが、話は進まない...で少々中だるみはあるがケヴィンとコリンの魅力で補える。
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50年代と70年代の間に15年の歳月が流れる。50年代のラニーとヴィンスは、ほとんど黒っぽい業界系スーツ。70年代にはいると、それぞれのファッションになるのだが、どうもこの15年の歳月の二人の年が変わらなく...ケヴィンなど殆ど同じなので、もうちょっと若かったり、老けたりして欲しかった気がするが...。
この二人、ケヴィンの方が2才年上のようだが、断然コリンがoyajiの雰囲気である。
二人のマネージャー的な役ルーベン演じるディヴィッド・ヘイマン(テーラー・オブ・パナマ/2001)が存在感あり。カレン役のアリソン・ローマン、幼さが残ったキュートな顔立ちながら大胆なシーンを演じているのが妙に艶かしい。21世紀の今ならそれほど問われる事でもない、ある事がこの映画では罪となっているのも時代の成せる技かと切に感じた。
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# by margot2005 | 2005-12-28 00:22 | UK | Trackback(22) | Comments(17)

クリスマスは終わったが...素敵なクリスマス映画...「もうひとつのメリー・クリスマス」

「Comfort and Joy」2002年作、アメリカのTV映画。監督はマギー・グリーンウォルド。出演俳優はほとんど観たことのない人ばかりだが、これが中々のgood movieというのか、最近観た「NOEL」にも奇跡が描かれていたが、これもしかり...ニコラス・ケイジとティア・レオーニの「天使のくれた時間/2000」の女性版。
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ニューヨークに住む独身のキャリア・ウーマン、ジェーン(ナンシー・マッキオン)は、忙しい中、イヴぎりぎりにクリスマス・プレゼントを買い求め、恋人のリチャード(グラント・ニッコールズ)と寿司のランチを済ませ、職場に直行。その前に、親友アリソン(マリア・ヘレーラ)から“このままの人生で良いの?家庭を持つことも又違った人生よ!”と諭されていた。仕事関係のパーテイに出席するため、雪道に車を走らせるジェーン...しかし地図に夢中で対向車とぶつかる寸前、ハンドルはスピンし...。
そしてここでタイム・トリップし、10年の歳月が流れる。ジェーンの車に駆け寄り、ドア越しに現れた男は、夫と名乗るサム(スティーヴン・エクホルド)...。
ジェーンは夫だけではなく、二人の子持ちのコネチカット在住abasanであった。

最初、ジェーン演じるマッキオンが、デザイナーズ・ブランド(多分)の洋服に、雪の中なのにピン・ヒール...この装いがなんか似合わないと思ったら、やはりというか...10年後のトレーナーにダサイ、スカートが似合う、似合う!
「天使のくれた時間」でも、演じるニコラス、ビジネス・スーツより、oyajiセーターの方が似合っていたと記憶する。夫サムを演じるスティーヴン・エクホルドが、誰かに似ていると思ったら...コリン・ファース似でナイスであった。
ハート・ウオーミング・ファンタジー・ストーリーは、ホント心を和ませてくれる...出演者かなり地味めだが素敵な映画。
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# by margot2005 | 2005-12-26 02:05 | USA | Trackback | Comments(0)

イザベル・アジャーニ...「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)」/「ボン・ヴォヤージュ」

a0051234_2230173.jpg「アドルフ(イザベル・アジャーニの惑い)/イザベル・アジャーニの惑い」
「Adolphe de Benjamin Constant 」2002 フランス
第11回(2003)横浜フランス映画祭クロージング作品。
18世紀スイス生まれの小説家バンジャマン・コンスタンスの自伝的小説“アドルフ”の映画化。
主演のイザベル・アジャーニ「王妃マルゴ/1994」は、この映画を作りたく熱望したという。ヒロイン、エレオノールは設定では30代で、イザベルは40代であるが違和感なし。
20才を過ぎた息子がいるイザベルのクール・ビューティと若さには脱帽である。
アドルフ役のスタニスラス・メラールは、この映画共演でイザベルの一時の恋人(愛人)となった。
映画祭で観た時、メラールが現れて“イザベルはとっても日本が好きです!でも仕事のため、ここに来る事が出来なかったと残念がってました。”とリップ・サーヴィスしていたのを思い出した。監督、脚本はブノア・ジャコー「トスカ/2001」。
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貴族の愛人であるエレオノール(アジャーニ)には幼い子供がいる。ある日自宅で催されたパーテイにリッチな若い貴族アドルフ(メラール)が現れる。アドルフはからかい半分でエレオノールを誘惑しようとする。その誘惑に簡単に乗るエレオノールではなかったが...男と女...それも若く将来を嘱望された男と、子持ちの年上の女の恋...実るはずがない...これは究極の悲恋物語である。フランス映画お得意の、不倫に身を焦がすヒロイン...イザベル、終盤では「王妃マルゴ」ばりの形相である。この作品は男にすがりつく哀れな女性役で、生のイザベルはきっと男を手玉にとって生きて来ただろうが...??哀れな(この時代、女は職業に就けないので、誰かに囲われるしか手だては無い)女性を素晴らしく演じている所があっぱれである。イザベルは激しい役が似合う。激しくないヒロインを演じた事はないかもしれない。確かにワンパターン演技だが、フランス本国ではイザベルは特別な存在の女優であるらしい。
アドルフの友人役(上写真)で「ルパン/2004」「ロシアン・ドールズ/2004」のロマン・デユリスが出演している。
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a0051234_22334614.jpg「ヴォン・ヴォヤージュ」「Bon voyage 」2003 フランス
主演はイザベルであるが、群像劇なのでいろいろな人物が登場する。女優ヴィヴィアンヌにイザベル・アジャーニ、大臣ボーフォールにジェラール・ドパルデュー「シラノ・ド・ベルジュラック/1990」、ヴィヴィアンヌが愛する、幼なじみの小説家フレデリクにグレゴリ・デランジェール「灯台守の恋/2004」。他にイヴァン・アタル「ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール/2001」、ピーター・コヨーテ「ファム・ファタール/2002」etc.監督、脚本はジャン・ポール・ラプノー「シラノ・ド・ベルジュラック/1990」。
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第二次世界大戦の最中、舞台はパリ。人気女優ヴィヴィアンヌ(アジャーニ)は、彼女にひつこく言寄る男を誤って殺してしまう。ヴィヴィアンヌは幼なじみのフレデリク(デランジェール)に助けを求める。フレデリクはヴィヴィアンヌの頼みを断れるはずもなく、死んだ男を運ぶことになるが、途中、車の事故を起こし逮捕される。ドイツ、ナチスの侵攻によってパリは陥落した。フレデリクの事が気になりながらも、大臣(ドパルデュー)の手を借りボルドーへと脱出するヴィヴィアンヌ。フレデリクも戦争のどさくさで刑務所を脱走、ヴィヴィアンヌの後を追う。
 ちょっとコメディ・タッチの、面白い映画であり、あんまりフランスぽくはないなと感じた。ドパルデューもイザベルもぴったりの役。この映画で“セザール賞/有望若手男優賞”(このような賞があるのだ...)をゲットしたグレゴリ・デランジェールが素敵!
男を手玉にとるわがまま女優役のイザベルが似合い過ぎ!今年50才のアジャーニだが、ホントに若い!
イザベルがオマー・シャリフ主演「エイヴラハムおじさんとコーランの花たち/2003」にブロンドのウイッグをつけた女優役でワン・シーン出演しているのには驚いた。
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# by margot2005 | 2005-12-21 23:38 | フランス | Trackback(8) | Comments(8)