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「パッセンジャー」

「Passengers」2016 USA

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近未来。5000人の乗客を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号は地球から遠く離れた移住地へ向かっている。乗客は目的地に到着するまでの120年間を冬眠ポッドの中で安全に眠り続けるはずだったが、一つのポッドが不具合を起こし、中にいたエンジニアのジムが目覚めてしまう。やがて地球を後にしてまだ30年しかたっていないこと、自分以外に目覚めた人間は誰もいないことが判明する。ジムは宇宙船の中を駆け巡りバーカウンターに一人の男を見つけるが、それはアンドロイドのアーサーだった…


オーロラ・レーンに「あの日、欲望の大地で/2008」「世界にひとつのプレイブック/2012」「アメリカン・ハッスル/2013」「X-MEN:アポカリプス/2016」のジェニファー・ローレンス。

ジム・プレストンに「マネーボール/2011「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」her/世界でひとつの彼女/2013」のクリス・プラット。

アーサーに「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「クィーン/2006」「フロスト×ニクソン/2008」「ミッドナイト・イン・パリ/2011」マイケル・シーン。

ガスに「M:i:III/2006」「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」「マン・オブ・スティール/2013」ローレンス・フィッシュバーン。

キャプテン・ノリスに「モディリアーニ 真実の愛/2004「オーシャンズ13/2007」のアンディ・ガルシア。

監督は「ヘッドハンター/2011」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」モルテン・ティルドゥム。


シアターやwowowのHollywood Expressで見た予告編の映像がとても綺麗だったので少々気になっていた。で、なんとなく見に行ってしまった。ところが意外にもナイスなSFアドベンチャーで、ロマンスものでもある。とにかく宇宙船のセットがスゴかった。そして監督が「ヘッドハンター」や「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥムということも後で知った次第。

ヒロインの名前がオーロラ(眠れる森の美女のプリンセス)というのも中々素敵。ジムが蘇生の後生き返りキスで目覚めた?なんて台詞はとてもロマンティック。満天の星を見ながら泳ぐオーロラ。プールのシーンはとても美しく幻想的。


豪華宇宙船内ではゴールドの乗客(オーロラ)と並の乗客(ジム)に朝食の差をつけていたりして面白い。

アンドロイドがサービスするフレンチや和食のレストランがあり、ガーデニングで薔薇まで栽培している宇宙船なんてあり?


ジョージ・クルーニーとサンドラ・ブロックの二人しか登場しない映画「ゼロ・グラビティ/2013」を彷彿とする宇宙空間のシーンも美しかった。

3人目に目覚めたのはパッセンジャーじゃなくてクルーのガス。ガスが目覚めなかったらオーロラとジムはどうなっていたことやら?そうそう、ジムがエンジニアで良かった。


ちょっとネタバレ...

宇宙船の中で二人が同時に目覚めるとばかり思っていたけど、ジムがオーロラを無理矢理起こしたなんて...。オーロラが怒るのも当然!

教訓!アンドロイドを信用してはならない。全くもって口が軽いから。


TOHOシネマズ日劇にて



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by margot2005 | 2017-03-30 00:03 | USA | Trackback(9) | Comments(4)

「汚れたミルク あるセールスマンの告発」

「Tigers」2014 インド/フランス

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1994年、パキスタン。新婚のアヤンは製薬会社のセールスマン。しかし国内で生産された薬は売れなくて収入も少ない。ある時、妻のザイナブが“世界的に名の知れた大手グローバル企業の面接を受けてみれば!”と提案してくる。アヤンのセールスマンとしての熱意を認めた企業は彼を採用する。日々病院巡りに励み会社の粉ミルクを精力的に売り込むアヤンは、気がつけばトップセールスマンになっていた。しかしある日、ドクター・ファイズから、病院に売り込んだ粉ミルクのせいで乳幼児が亡くなるという衝撃的な事実を聞かされる...


アヤンにイムラン・ハシュミ。

ザイナブにギータンジャリ。

アレックスに「ナイロビの蜂/2005」「ビッグ・アイズ/2014」ダニー・ヒューストン。

ナディームに「君のためなら千回でも/2007」「グリーン・ゾーン/2010」「われらが背きし者/2016」ハリド・アブダラ。

マギーに「007/リビング・デイライツ/1987」「美しき運命の傷痕/2005」のマリアム・ダボ。

フランクに「もうひとりのシェイクスピア/2011」「レイルウェイ 運命の旅路/2013」「ベル ~ある伯爵令嬢の恋~/2013」のサム・リード。

ビラルに「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日/2012」「マダム・イン・ニューヨーク/2012」のアディル・フセイン。

ドクター・ファイズにサティエーディープ・ミシュラ。

監督、脚本は「ノー・マンズ・ランド/2001「美しき運命の傷痕/2005」ダニス・タノヴィッチ。


パキスタンで実際に起こった事件をモチーフにしたドラマは、アヤンの告発を取材してドキュメンタリー番組を作る映画作家アレックスのシーンから始まる。


水道環境が良くないパキスタンで粉ミルクを強引に販売した結果、汚染水で溶かした粉ミルクを飲んだ乳幼児が死亡する事件が多発する。苦しむ乳幼児を目の当たりにしたトップセールスマンのアヤンは会社の上司ビラルに訴えるが、話を聞くどころか逆に脅されてしまう。やがて正義感に燃えるアヤンは世界的巨大企業に孤高の闘いを挑むが、彼の告発の前には圧倒的な権力の壁が立ちはだかる。


巨大企業を相手にしたこの問題はまだ未解決のままで、アヤンはパキスタンを離れ妻子と共にカナダで暮らしている。

とても重いテーマで描かれた衝撃作は中々見応えがあった。


アヤンを演じるのはボリウッド映画の人気スター、イムラン・ハシュミ。ボリウッド映画を見ないのでイムラン・ハシュミを見たのはもちろん初めて。真面目で家族想いのアヤン役を好演している。ドキュメンタリーのようにも見えるリアルなドラマは、イムラン・ハシュミの演技が素晴らしいことに他ならない。

全く趣の異なるイムラン・ハシュミのボリウッド映画が見てみたくなった。


シネマカリテにて



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by margot2005 | 2017-03-29 00:07 | アジア | Trackback(2) | Comments(2)

「わたしは、ダニエル・ブレイク」

I, Daniel Blake2016 UK/フランス/ベルギー

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イギリス北東部ニューカッスル。ダニエル・ブレイクは59歳の腕利き大工。長い介護の末愛する妻が亡くなり、子供のいないダニエルは孤独な一人暮らし。ある日、心臓が苦しくなったダニエルは病院で診察をうけ、医者から仕事を休むように言われ途方に暮れる


ダニエル・ブレイクにデイヴ・ジョーンズ。

ケイティに「ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出/2015」ヘイリー・スクワイアーズ。

デイジーにブリアナ・シャン。

ディランにディラン・フィリップ・マキアナン。

役所の職員アンに「オレンジと太陽/2010」ケイト・ラッター。

隣人チャイナにケマ・シカズウェ。

監督は「ジミー、野を駆ける伝説/2014」ケン・ローチ。


働けなくなったダニエルは国の援助を受けるべく役所に赴く。しかし役所の仕事は全て形式によって成り立っている。頑固な役所の職員に激怒しながら手続きに励むが中々はかどらない。大工のダニエルは接したことのないPCというの厚い壁に阻まれるのだ。

役所ってどこの国でもそうだが、ホント形式にこだわるなぁと切に感じる、映画だからより以上に執拗にこだわりを見せる。でもウイットに富んだやり取りはイギリスらしくて面白い。


ラスト、役所の壁にスプレーで自らの訴えを書き込んだダニエル。警察には捕まったけど集まった民衆から拍手喝采が起こる。彼に賛同した男性が”ダニエルSirの称号を!なんて言っていたのもイギリスらしい。


ケン・ローチ映画を見たのは「ジミー、野を駆ける伝説」以来2年ぶり。ケン・ローチ、ファンなので公開されるのをとても楽しみにしていた。NHKの夜のニュースでも紹介されていて巷でも本作は評判らしい。


「麦の穂をゆらす風/2006」に続き2度目のパルムドール受賞作は素晴らしかった。ラストはうるうるしてしまって、エンディングが終わって明るくなってちょっとうろたえてしまった。

しかしながらニューカッスルにはAED設置してないのか?なんて疑問が...

テーマは違うが「この自由な世界で/2007」シングル・マザー アンジーを思い起こす。


本作のシングルマザー、ケイティは父親の違う幼い二人の子供を抱えて、住み慣れたロンドンから地価の安いニューカッスルにやって来る。そしてケイティは役所で偶然出会ったダニエルと交流を深めて行く。心優しいダニエルは何かとケイティや子供たちの手助けをするようになる。しかしケイティはダニエルに甘えるわけにはいかない。ダニエルはダニエルで病気を抱え大変なのだから...。そこでケイティはもっとお金を稼ごうと売春に走ってしまう。

イギリスは貧困の差がかなり激しい国で、シングル・マザーは尚更生活が苦しい。食料配給所の列に並び、空腹から棚に並ぶ缶詰をその場で食べてしまうケイティの姿に悲しくなる。


ケン・ローチ映画の主人公は皆素晴らしい!本作のデイヴ・ジョーンズはホントに素晴らしかった。俳優ながら、街中にいる失業中のおじさんのように、とてもリアルにドラマに溶け込んでいる。

何となく見たことある顔と終始思っていたが、デイヴ・ジョーンズの映画は初めて。彼は人気コメディアンで映画初出演だそう。


新宿武蔵野館にて



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by margot2005 | 2017-03-23 00:02 | UK | Trackback(7) | Comments(6)

「アサシン クリード」

Assassin's CreedUK/フランス/香港/USA

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歴史の裏で長きにわたって対立してきたアサシン教団テンプル騎士団の抗争に巻き込まれた一人の男の冒険の行方を描いたアクション・ファンタジー・アドヴェンチャー。


カラム・リンチ/アギラールに「マクベス/2015」「X-MEN:アポカリプス/2016」のマイケル・ファスベンダー。

ソフィア・リッキン博士に「たかが世界の終わり/2016」マリオン・コティヤール。

アラン・リッキンに「ある天文学者の恋文/2014」ジェレミー・アイアンズ。

ジョセフに「未来を花束にして/2015」ブレンダン・グリーソン。

エレン・ケイに「さざなみ/2015」シャーロット・ランプリング。

ムサに「それでも夜は明ける/2013」マイケル・ケネス・ウィリアムズ。

監督は「マクベス/2015」ジャスティン・カーゼル。


元はゲームということは知っていた。マイケル・ファスベンダーが主演で見に行った次第。いつものように詳しいストーリーはもちろん知らないでおいた。映画は子供時代のカラムから始まり、大人になった彼が死刑囚となる。しかし処刑寸前(死刑囚になった経緯は詳しく説明されない)にリッキン博士親子の研究所に連れて来られ死刑執行は免れる。

やがて話は15世紀のスペインに...これから俄然面白くなって行く!なんて思っていたら又研究所に戻ってしまってそうかこれってゲームだったんだと納得。映画はもちろんゲームのように次作へと続く。次は見ないかも?


Fassyは製作に参加し「マクベス」の監督とヒロインを自らチョイスしたそう。2017年が始まってまだ3ヶ月なのにマリオン・コティヤール映画は既に3本見た。Fassy映画は5月公開予定の「光をくれた人/2016」が楽しみ。


アクション・アドベンチャーながら著名なるUK人俳優が脇を固めている。

テンプル騎士団のメンバー(ユニフォーム)が限りなく似合うジェレミー・アイアンズと、その長老会の有力者役に扮したシャーロット・ランプリング。そしてカラムの父親役のブレンダン・グリーソンと、とても豪華。ブレンダン・グリーソンは味のある俳優でお気に入り俳優の一人。少ない出番ながら存在感あり。

どこまでFassyでどこからスタントマン?と思わせるほどのアクションはスゴかった。


TOHOシネマズ日劇にて


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by margot2005 | 2017-03-22 22:25 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「家族の肖像」

Gruppo di famiglia in un interno…akaConversation Piece1974 イタリア/フランス

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イタリア、ローマ。教授は高級アパルトマンに家政婦と管理人と共に静かに暮らしている。日々の仕事は絵画の収集と研究。そこへある日突然ブルモンティ伯爵夫人が娘のリエッタを連れてやって来る。そしてリエッタの友人ステファノと伯爵夫人の愛人コンラッドまで加わり、教授に空いている上階を貸してくれるよう頼み込んでくる。静けさを乱されることを懸念する教授は了承できないと繰り返すが、あの手この手で説得され、とうとうコンラッドが住むことを了承してしまうのだった...


教授に「地上(ここ)より永遠に/1953「山猫/1963「カサンドラ・クロス/1976」「フィールド・オブ・ドリームス/1989」のバート・ランカスター。

コンラッド・ヒューベルに「地獄に堕ちた勇者ども/1969」「ルードウィヒ/神々の黄昏/1972「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト/2013」「サンローラン/2014」のヘルムート・バーガー。

ビアンカ・ブルモンティ伯爵夫人に「ベニスに死す/1971」「ルードウィヒ/神々の黄昏」のシルヴァーナ・マンガーノ。

リエッタ・ブルモンティにクラウディア・マルサーニ。

ステファノにステファノ・パトリッツィ。

教授の母(回想)に「暗殺の森/1970」「マッキントッシュの男/1972」「クリムゾン・リバー/2000」のドミニク・サンダ。

教授の妻(回想)に「鞄を持った女/1961」「家族の灯り/2012」「ローマ発、しあわせ行き/2015」クラウディア・カルディナーレ。

監督は「夏の嵐/1954」「マリア・カラスの真実/2007(出演)」ルキノ・ヴィスコンティ。


教授は若者たちに日々の静けさを乱され落ち着かないが、芸術に理解を示すコンラッドに興味を覚える。やがて徐々にコンラッドの存在が教授の心のよりどころになって行く。

ドラマの中、時折織り込まれる回想シーン…教授の母と妻が登場するが、どちらも若くて美しい姿。かつて家族を持っていた教授は幸せな過去を思い出していたのだろうか?

映画のラスト近くで教授はコンラッドたちと食卓を囲む。しかしあらぬ方へ向かった会話のせいで諍いが始まり、コンラッドとステファノは取っ組み合いの喧嘩を始める。彼らと家族のように仲睦まじく食事をしようと考えていた教授の想いは露と消えてしまう。


コンラッドとブルモンティ伯爵夫人の関係や、リエッタとステファノ、コンラッドの三角関係がデカダンスな雰囲気を漂わせている。

今はもう存在しないが、かつて巨大スクリーンがスゴかった新宿テアトルタイムズスクエアのシアターで「山猫/1963」を見たことがある。

記憶をたどってみたらルキノ・ヴィスコンティ映画をシアターで見たのは「山猫」と本作だけ。BSで見たヴィスコンティ映画は「郵便配達は二度ベルを鳴らす/1942」「夏の嵐/1954」「若者のすべて/1960」「ベニスに死す/1971」の4本。昨年の5月に恵比寿の映画館で「ルートヴィヒ 完全復元版/1972」を上映していたが期間が短くて見に行けなくて残念だった。


岩波ホールにて



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by margot2005 | 2017-03-20 00:06 | イタリア | Trackback | Comments(0)

「フレンチ・ラン」

Bastille Day2016 UK/フランス/USA/ルクセンブルグ

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アメリカからパリにやって来たマイケルは天才的なスリ。ある夜、盗んだバッグに金目のものが入っていないことに気づき、道路に捨て置いて去ろうとする。しかしその時背後で何かが爆発炎上。それはマイケルが盗んだバッグに仕掛けられた時限爆弾だった…


ショーン・ブライアーに「ロックンローラ/2008」「プロメテウス/2012」「マンデラ 自由への長い道/2013」「善き人に悪魔は訪れる/2014」のイドリス・エルバ。

マイケル・メイソンに「暮れ逢い/2013」「シンデレラ/2015」「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット」リチャード・マッデン。

ゾーエに「恋のベビーカー大作戦/2012」「ムード・インディゴ うたかたの日々/2013」「イヴ・サンローラン/2014」「マダム・マロリーと魔法のスパイス/2014」「ザ・ウォーク/2015」のシャルロット・ルボン。

カレン・デイカーに「ロシアン・ドールズ2005」「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」「フライト/2012」「ある神父の希望と絶望の7日間/2014」のケリー・ライリー。

ヴィクター・ガミューに「ル・ブレ/2002」「グランド・イリュージョン/2013」のジョゼ・ガルシア。

ラフィ・ベルトランに「君を想って海をゆく/2009」ティエリ・ゴダール。

監督、脚本は「ウーマン・イン・ブラック 亡霊の館/2012」のジェームズ・ワトキンス。


時限爆弾が爆発した直後、現場の隠しカメラにマイケルの映像が映っておりテロ容疑者として捕まってしまう。しかしCIAのブライアーは直感からマイケルの無実を信じて彼に協力を要請する。やがてCIAきってのアウトロー捜査官とスリのコンビが誕生し、テロ組織による“36時間後の革命記念日にパリの街を制圧するという恐るべき犯行予告に立ち向かって行く!


原タイトルはズバリ“バスティーユ・デイ/フランス革命記念日”。

パリが舞台でイドリス・エルバとリチャード・マッデンがコンビということで、とっても楽しみにしていた。映画は期待どうり、いや以上に面白くて大満足!こんな映画見たかった!と切に思う一作。


オープニングの後、マイケルとブライアーのパリの煙突屋根でのチェイスがスゴかった。アクション満載なんだけどあのシーンはとても見応えがあったな。ラスト、一人でフランス警察と戦うブライアーの強さといったら半端じゃない!この人ホント強い!


映画を見た後でオフィシャルHPを覗いたら…

「ジェイソン・ボーン」シリーズに匹敵する、パンチの効いたアクション!スリル満点!傑作アクション!!などなどの文字が…。

でもシアターに観客は少なかった。


ドラマの中、マイケルに“笑うと別人”と言われていたCIAのブライアー。演じるイドリス・エルバはホント笑うと善い人になる。wowowで見た「善き人に悪魔は訪れる」での凄みを見せるコワいイドリス・エルバを思い出した。

マイケル役のリチャード・マッデンがマジでキュート。王子もロミオも似合っていたけど、本作のスリのマイケルが一番キマっているかも知れない。


渋谷シネパレスにて



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by margot2005 | 2017-03-16 00:02 | UK | Trackback(1) | Comments(0)

「ラビング 愛という名前のふたり」

Loving」2016 UKUSA

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1958年、アメリカ合衆国バージニア州。レンガ職人のリチャードには黒人女性のミルドレッドという幼なじみの恋人がいる。ある日、妊娠を告白されたリチャードは彼女との結婚を決意するが、バージニア州では異人種間の結婚が禁じられていた。そこで二人は法律で認められている首都ワシントンD.C.で結婚式をあげ地元に戻って来る。しかし新婚生活を送る二人の家に突然保安官がやって来て逮捕され、ラビング夫妻は法廷で離婚か25年間の州外退去かの選択を迫られる。別れることなど考えられない夫妻はワシントンD.C.に住居を構え暮らし始める...


ミルドレッドに「プルートで朝食を/2005」ルース・ネッガ。

リチャードに「キンキー・ブーツ/2005」「アニマル・キングダム/2010」「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」「エクソダス:神と王/2014」「ブラック・スキャンダル/2015」ジョエル・エドガートン。

ブルックス保安官に「マーガレットと素敵な何か/2009」「パパの木/2010」「ドリーム・ハウス/2011」「ノア 約束の舟/2014」マートン・ソーカス。

ガーネットにテリー・アブニー。

レイモンドにアラーノ・ミラー。

弁護士バーナード・コーエンに「聖杯たちの騎士/2016」ニック・クロール。

弁護士フィリップ・ハーシュコプにジョン・ベース。

カメラマン、グレイ・ビレットに「ドリームホーム 99%を操る男たち/2014」マイケル・シャノン。

監督、脚本は「テイク・シェルター/2011」のジェフ・ニコルズ。


ある時、ミルドレッドが当時の司法長官ロバート・F・ケネディに手紙を書く。そしてその手紙がきっかけとなり、ラビング夫妻は最高裁判所で異人種間結婚禁止法は違憲であるとの判決を勝ち取ることになる。


5060年代のアメリカは州によって異人種間の結婚が認められずそれは犯罪だった。信じられないくらい理不尽な法律を変えることに成功した夫妻の真実の物語。互いを思いやる夫妻の深い愛情がスクリーンにあふれ感動する。


オスカー主演女優にノミネートされたルース・ネッガは、キリアン・マーフィーの「プルートで朝食を」のチャーリー役がキュートだった。あれから11年の歳月が流れ、夫に尽くす優しい眼差しのミセス・ラビングを好演している。

ジョエル・エドガートンも11年前の「キンキー・ブーツ」の時はキュートだったが、最近では個性も味もある実力俳優にナイスに変身。本作で彼はなぜか?「エクソダス:神と王」のラムセスと被って困った。


マイケル・シャノン&ジェシカ・チャステインの竜巻の恐怖を描く「テイク・シェルター」はwowowで鑑賞済。どうやら監督はマイケル・シャノンが好きらしい。本作での出番は少ないながらマイケル・シャノン演じるカメラマン、グレイ・ビレットの存在はとても重要。「ドリームホーム 99%を操る男たち」のレビューに顔のせいかワル役しかしない…”なんて書いたことを訂正したい。

「アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場/2015」に続きコリン・ファースが製作に参加している。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2017-03-12 23:01 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

奈良東大寺二月堂 お水取り

留守の間にたくさんのTBをお送り頂きありがとうございます。

お返しがおそくなり申し訳ありません。

なおココログブログにはTBが送れないのでご了承ください。


以前から一度見たかった、奈良東大寺二月堂で行われるお水取りを見に行ってきました。

お水取りの本番は3/12で、行事は45分間。しかし大混雑するようなので、その日は諦めて3/1から毎晩続く、20分間の行事の回に行くことに決めました。しかしそれでも人はスゴかった!

暗闇の中、お松明を持って二月堂を駆け抜ける僧侶たちの姿がちらりと見えて迫力ありましたね。

とっても寒かったですが幽玄の世界は素晴らしく美しく一見の価値ありました。


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by margot2005 | 2017-03-11 20:49 | Trackback | Comments(2)

「ナイスガイズ!」

The Nice Guys2016 USA

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1970年代のロサンゼルス。シングルファーザーのマーチは酒浸りの冴えない私立探偵。ある日、死んだはずのポルノ女優の捜索依頼を受け、結果アメリアという名の若い女性の存在に辿り着く。そんな折、全てを腕力で解決する示談屋ヒーリーが現れ、マーチは無理矢理相棒にされてしまう…


ジャクソン・ヒーリーに「ディバイナー 戦禍に光を求めて/2014「パパが遺した物語/2015」のラッセル・クロウ。

ホランド・マーチに「ラースと、その彼女/2007」「ブルー・バレンタイン/2010」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「マネー・ショート 華麗なる大逆転/2015」「ラ・ラ・ランド/2016」ライアン・ゴズリング。

ホリー・マーチにアンガーリー・ライス。

ジョン・ボーイに「マジック・マイク/2012」「ニューヨーク 冬物語/2014」マット・ボマー。

アメリア・カットナーにマーガレット・クアリー。

ジュディス・カットナー(カリフォルニア州司法省長官)に「ドア・イン・ザ・フロア/2004」「あの日、欲望の大地で/2008」キム・ベイシンガー。

タリーに「大統領の執事の涙/2013」ヤヤ・ダコスタ。

監督、脚本は「アイアンマン3/2013」のシェーン・ブラック。


今迄見たライアン・ゴズリング映画って影のあるキャラが断然多い。しかし突然ミュージカル「ラ・ラ・ランド」に出演したかと思ったら今度はコメディ(ラ・ラ・ランド」が後作品)ライアンこんなにコメディが似合うなんて思ってもいなかった。殴られて悲鳴をあげるライアン・ゴズリング最高!

本作もwowowのハリウッド映画情報番組で紹介されていたのでちょっと気になっていた一作。昨年の夏アメリカでとてもヒットしたらしい。日本で公開されたのは「ラ・ラ・ランド」に便乗して?そして秋に公開予定の、ハリソン・フォードと共演のライアン主演の「ブレードランナー 20492017」のスポットが早くもシアターに流れた。


1970年代が舞台なので、当時のミュージックが最高!レトロな景色や車やファッションも楽しめる。

ポルノ女優の死と、アメリカ国家を揺るがす巨大なる陰謀…全く接点のなさそうなそれが上手く絡み合ったクライム・サスペンスは意外にも見応えがあった。

巨大なる陰謀と深く関係する70年代アメリカの自動車業界。映画に登場する数々の車やモーターショーの映像は車好きにはたまらないかも?


でも何といってもラッセル&ライアン凹凸コンビが主人公だから面白い!マーチの13歳の娘ホリーのキャラがとっても光っていた。

ラッセル&キムは「L..コンフィデンシャル/1997」以来の共演。ラッセルは完璧中年おやじながら、キム・ベイシンガーの若いこと!この方60歳過ぎているのに妖艶。このような女優他にいるだろうか?


新宿バルト9にて(既に上映終了/ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマサンシャイン池袋で上映中)



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by margot2005 | 2017-03-05 22:59 | USA | Trackback(4) | Comments(0)

「雨の日は会えない、晴れた日は君を想う」

「Demolition」2015 USA

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デイヴィスは妻ジュリアの父親が経営する金融会社のエリート社員。いつものように妻の運転する車で会社に向かう折、突然の自動車事故で自分は無事ながらジュリアが亡くなってしまう。やがて葬儀が執り行われるが涙がでない。妻が亡くなったというのに悲しくないのか?と自問するデイヴィス。彼はジュリアと出会いあっという間に結婚したことを思い出し、彼女を本当に愛していたのかどうか疑問を抱く…


デイヴィスに「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」「ゾディアック/2006」「マイ・ブラザー/2009」「複製された男/2013」 「ナイトクローラー/2014」ジェイク・ギレンホール。

カレンに「ヤング・アダルト・ニューヨーク/2014」「追憶の森/2015」のナオミ・ワッツ。

フィルに「8月の家族たち/2013」クリス・クーパー。

クリスにジュダ・ルイス。

ジュリアにヘザー・リンド。

監督、製作は「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「カフェ・ド・フロール/2011」「ダラス・バイヤーズ・クラブ/2013」「わたしに会うまでの1600キロ/2014」ジャン=マルク・ヴァレ。


ジュリアが亡くなる前、冷蔵庫の調子が悪いと言っていたこと思い出したデイヴィスは修理を試みる。しかし修理するはずが壊してしまっていた。それは義父に心の修理も車の修理も同じだ、まず分解して隅々まで点検し、再び組み立て直せと言われたことが頭にあったから…。モノを破壊するってちょっと快感だが、デイヴィスはかなり異常。


一方で自動販売機から商品が出てこなかったため苦情の手紙を会社に送るデイヴィス。手紙を読んだ苦情処理係のシングルマザー、カレンは彼に興味を持つ。それには病院で亡くなった妻のことも記されていた。ひょんなことから出会ったデイヴィスとカレンは親交を深めて行く。


原タイトルは破壊なのに邦題はとてもロマンティック。しかしジェイクの映画だからロマンティックなわけがない、と思っていたら案の定だった。

邦題の意味は映画のラスト近くで主人公が語ってくれる。


デイヴィスは妻と暮らした家を壊しに壊しブルトーザーまで出動させる。でもブルトーザーには唖然!気持ちは良くわかるけどあの行動にはあきれ返る。周りは住宅地なのに全く配慮などしていないのだから…。

ジェイク・ギレンホールは「ナイトクローラー」のルイスと似たような表情を見せて不気味。元々この俳優は苦手なので余計にそう感じるのかも知れない。


人生再生ドラマの本作はエンディングに少々救われる。

娘婿を見捨てない義父フィルの存在が映画を最後迄見る気にさせてくれた。演じるクリス・クーパーがgood

カレンの息子クリスが小生意気で可愛い。


シネマカリテにて


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by margot2005 | 2017-03-04 23:09 | MINI THEATER | Trackback(4) | Comments(0)