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「スウィッチ」

「Switch」 2011 フランス
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ソフィー・マラテールにカリーヌ・ヴァナッス。
刑事ダミアン・フォルジャに「エリザベス/1998」「マルセイユの決着/2007」「エリックを探して/2009」のエリック・カントナ。
ベネディクト・セルトーにカリーナ・テスタ。
監督、製作、共同脚本に「スパイ・バウンド/2004」「裏切りの闇で眠れ/2008」のフレデリック・シェンデルフェー。
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カナダ、モントリオールに住むソフィーは25歳のシングル。仕事は上手くいかず、ヴァカンスを一緒に過ごす恋人も、友人もいない。しかしある日、仕事がらみで知り合った編集者に“swicth.com“の存在を教えられアクセス開始する...

ヴァンサン&モニカの「スパイ・バウンド」はスゴく面白かったが、ブノワ主演の「裏切りの闇で眠れ」はいただけなかったな。しかしながらこちらは非常に面白かった。最近スタイリッシュでドキドキするフランス映画に出会っていないので大満足だった。

元サッカー選手のエリック・カントナは刑事役がとても似合っている。しかしトレヴィアン!なのはなんといってもストーリーの展開であろう。分けも分からずいきなり逮捕されてしまったソフィー。何を弁明しても全く相手にされず途方に暮れる。やがてプチっと切れたソフィーの反撃が始まるのだ。ソフィーとダミアンのチェイスは見応えあり!走る、走る…生け垣を飛び越え、よそサマの家にまで侵入し、二人は走りに走り回るのだ。ボディ・ダブルもありかと思えるが、ソフィー役のカリーヌ・ヴァナッスが身体を張って走り回る姿には感心しきりだった。

“swicth.com“で思い出したのはキャメロン&ケイトの「ホリデイ/2006」。それぞれの家をスィッチする所はそっくり。しかしながらその後のストーリーはあっと驚く!で、「ホリディ」のようなロマンティック展開はみじんもない。とにかく文句なしに面白かった。
“swicth.com“で互いの家を交換するなんて、アジアの島国、日本人にとっては驚きの現実。いずれにしろ言葉の壁があるからあり得ないかと思う。

ベネディクトが抱く異常なる恨みがテーマとなっているストーリーは良く考えたものだ。上出来である。
しかしながらヒロインのソフィーは、フランス、パリ…それも窓からエッフェルが見えるロケーションに建つ高級アパルトマンを提供する美味しい話に何の疑問も抱かなかった。なんてこと!ソフィーは不注意過ぎると思ったが、人間、落ち込んだ後、目の前に美味しいエサをぶら下げられれば何も見えなくなるのかも知れない。“Internetの誘いにはくれぐれも注意を”!!

新宿武蔵野館にて
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by margot2005 | 2011-12-25 22:59 | フランス | Trackback(7) | Comments(3)