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「セントアンナの奇跡」

「Miracle at St. Anna 」2008 USA/イタリア
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オブリーに「きみの帰る場所/アントワン・フィッシャー/2002」「輝く夜明けに向かって/2006」「大いなる陰謀/2007」のデレク・ルーク。
トレインに「8 Mile/2002」「悲しみが乾くまで/2008」のオマー・ベンソン・ミラー。
ヘクターにラズ・アロンソ。
ビショップに「彼らの目は神を見ていた/2005」のマイケル・イーリー。
レナータに「DEAN/ディーン/2001」のヴァレンティナ・チェルヴィ。
パルチザンのペッピに「家の鍵/2004」「題名のない子守唄/2006」「対角に土星/2007」「天使と悪魔/2009」のピエルフランチェスコ・ファヴィーノ。
アンジェロにマッテオ・スキアボルディ。
アンジェロ(中年)に「輝ける青春/2003」「映画のようには愛せない/2004」「心の中の獣/2005」のルイジ・ロ・カーショ。
製作、監督は「ドゥ・ザ・ライト・シング/1989」「マルコムX/1992」「インサイドマン/2006」のスパイク・リー。
原作、脚本はジェームズ・マクブライド。
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1983年アメリカ、ニューヨーク。ある日、定年間近の郵便局員が窓口に切手を買いに来た男性客を銃で射殺する事件が起きる。犯人の郵便局員ヘクターの動機と、被害者との関係が追求される中、ヘクターの部屋で歴史的に重要なイタリアの彫像の頭部が発見される。尋問した刑事にヘクターは1944年イタリアで起こった出来事を話し始める。ヘクターは第二次世界大戦下、黒人だけで編成された“ヴァッファロー・ソルジャー”と呼ばれる部隊に属しイタリアの最前線でナチス・ドイツと戦っていた。ある時、部隊の一員であり、リーダーのオブリー、そしてビショップ、トレインと共にイタリア人少年を助けた事から彼らは部隊からはぐれてしまう。やがて怪我をした少年を連れトスカーナの村に辿り着いた4人は村民たちに温かく迎えられるのだった...
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上映時間は2時間43分ととても長い。しかし上映の間目はスクリーンに釘付けだった。
スパイク・リー作品に多く出演している「愛のエチュード/2000」「グッド・シェパード/2006」のジョン・タートゥーロや、「タブロイド/2004」「コレラの時代の愛/2007」のジョン・レグイザモ、「愛を読むひと/2008」のアレクサンドラ・マリア・ララ、そしてナチス・ドイツ映画にはかかせない俳優で「ワルキューレ/2008」のクリスチャン・ベルケルもそれぞれ数シーンに出演していて楽しめる。
本国では今一の評判?rotten tomatoesはたった34%の支持 。私的には特にラストに感動してしまった。
マッテオ・スキアボルディは1940〜60年代に製作されたイタリア映画から抜け出して来たように少年アンジェロ役がぴったりで、中年となったアンジェロをルイジ・ロ・カーショが演じているのもイタリア映画ファンとして嬉しい限り。
40年代といえば人種差別バリバリのアメリカ合衆国。故郷で白人に差別を受けた彼らも、同じ白人でもイタリア人からは差別を受けない事に不思議な気持ちを抱く。トレインがアンジェロを脇に抱かえ“こんな近くに白人がいるなんて初めてだ”と言う台詞も強烈だった黒人差別の時代を物語っている。
それぞれ違った個性の4人の黒人兵を演じた4人の俳優たちも絶妙の配役。

日比谷で観るか新宿で観るか迷ったが、今月で閉館となる新宿のテアトルタイムズスクエアで観た。過去に「山猫」や「ブロークン」を観たこのシアターは大きなスクリーン&音響で、階段状の座席が観やすく、素晴らしいシアターだったが、閉鎖は新宿に次々と出来たシネコンのせい?実に残念。
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by margot2005 | 2009-07-30 23:54 | USA | Trackback(12) | Comments(2)

「ノウイング」

「Knowing」 2009 USA/UK
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ジョンに「月の輝く夜に/1987」「リーヴィング・ラスベガス/1995」「ワールド・トレード・センター/2006」のニコラス・ケイジ。
ダイアナに「ホワイト・ライズ/2004」「トロイ/2004」「マリー・アントワネット/2006」のローズ・バーン。
ジョンの息子ケイレブに「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」のチャンドラー・カンタベリー。
ダイアナの娘アビー(ルシンダとダブル)にララ・ロビンソン。
ジョンの友人フィルに「ニュー・ワールド/2005」のベン・メンデルソーン。
ジョンの妹グレースにナディア・タウンゼンド。
監督は「アイ,ロボット/2004」のアレックス・プロヤス。

MITの宇宙物理学教授ジョンは妻に先立たれて息子ケイレブと二人暮らし。ある日、ケイレブの通う小学校で50年前に埋められたタイムカプセルを掘り起こす式典が開催される。当時の生徒たちが描いた未来図が在校生一人、一人に手渡される。ケイレブもその中の1枚を手にし、その後家に持ち帰ってしまう。絵ではなく紙いっぱいに数字だけ書かれたそれを見たジョンは興味を示し、書かれた数列に意味があるのではないかと調べ始める。やがてそれは過去に起こった大惨事の日付けや犠牲者の数であり、ジョンの妻が亡くなった2年前のホテル火災の日付と犠牲者の数とも一致していることに彼は気づくのだった...
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マズいけど少々ネタバレ...
“ディザスター・パニック・サスペンス”であるこの映画。予告(紹介されていたのは飛行機の場面と津波のシーンと記憶する)は何度も観ていたが、例によってなんの前知識もなくSFとは知らず、息子ケイレブの前に現れる怪しい男たちの存在で宇宙人と分った。
ラスト近くに宇宙船が登場する。宇宙船といえば必ず思い出す映画がある。傑作SFといわれるスティーヴン・スピルバーグの「未知との遭遇/1977」。30年後の宇宙船はとてもファッショナブルでお洒落。しかしあの宇宙船ってひょっとして“降臨”?とも解釈した。
地球破滅&人類滅亡の後新しい世界が生まれ、Newアダム&イヴの誕生。あのエンディングには少々引いてしまった。
しかしながらCGがスゴい!飛行機の墜落や、ニューヨークが津波に呑み込まれて行く様はもうスゴいのなんのって...いやあの映像はスゴかった。

ニコラス・ケイジ映画は「ワールド・トレード・センター」があまりにもつまらなく、あれ以来シアターで観ていない。
「リーヴィング・ラスベガス」でオスカーをゲット。多々ある作品の中でシェールがオスカーに輝いた「月の輝く夜に」がベスト!一番好きな彼の映画である。
「フェイス/オフ/1997」「8mm/1999」「天使のくれた時間/2000」「60セカンズ/2000」etc.数え上げたらキリがないくらいのハリウッド映画に出演している。2000年以降は「ウィッカーマン/2006」「NEXT -ネクスト-/2007」も中々面白かったがDVDで見た限り。
「リーヴィング・ラスヴェガス」や「月の輝く夜に」のようなヒューマン・ドラマにはもう出演しないのか?ニコラス・ケイジ?彼のヒューマン・ドラマが懐かしい。
ワーナーマイカル・シネマズ板橋にて...
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by margot2005 | 2009-07-24 23:48 | USA | Trackback(6) | Comments(0)

「湖のほとりで」

「La ragazza del lago 」...aka「The Girl by the Lake 」2007 イタリア
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サンツィオ刑事に「イル・ディーヴォ/2008」のトニ・セルヴィッロ。
キアラ・カナーリに「あるいは裏切りという名の犬/2004」「私たちの家で(愛と欲望 ミラノの霧の中で)/2006」 のヴァレリア・ゴリノ。
コッラード・カナーリに「輝ける青春/2003」のファブリツィオ・ジフーニ。
サンツィオ刑事の妻に「イル・ディーヴォ 」のアンナ・ボナイウート。
マリオにフランコ・ラヴェラ。
マリオの父に「N-私とナポレオン(ナポレオンの愛人)/2006」 のオメロ・アントヌッティ。
アンナ・ナダルにアレッシア・ピオヴァン。
アンナの父ダヴィテ・ナダルにマルコ・バリアーニ。
アンナのボーイフレンド、ロベルトにデニス・ファゾーロ。
監督はアンドレア・モライヨーリ。
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北イタリアの小さな村。ある日、村の少女アンナの他殺体が湖のほとりで発見される。遺体には争った跡がなく、顔見知りの犯行と断定される。第一発見者のマリオ親子、アンナのボーイフレンド、ロベルト、そしてアンナがベイビー・シッターをしていたカナーリ夫婦。それぞれに悩みを抱える彼らを事情聴取するサンツィオ刑事。彼自身もまた若年性アルツハーマーに冒される妻を抱え、娘とはぎくしゃくする日々を送っていた...
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サスペンスなので誰が犯人なのか?気になるが、この物語は謎解きではなく、親子の愛憎を深く描いたヒューマン・ドラマ。
イタリア映画祭2008で公開された作品で、今年初、シアターで観る映画祭以外のイタリア映画。イタリア映画ってほんとに公開されなくなってしまった。
舞台となった北イタリアの景色は美しく、“世界で一番美しい死体”なんて言われた“ツイン・ピークス”のローラ・パーマーのように湖に横たわるアンナは美しい。
刑事役のトニ・セルヴィッロは「イル・ディーヴォ」のキャラとは全く違う人間を演じているが別人状態でびっくり。トニ・セルヴィッロ&アンナ・ボナイウートは「イル・ディーヴォ」でも夫婦役だった。「イル・ディーヴォ」では二人共老けメイクがスゴかった。
今年5月のイタリア映画祭で予告を観て以来楽しみにしていた作品。もう少々盛り上がりがあっても良いかと感じた静かなサスペンス・ドラマで、悩みを抱えた親子オンパレードの物語。
一人やるせない表情で若年性アルツハーマーの妻を見舞うサンツィオ。そしてラスト、娘を伴って妻を訪ねるシーンは感動的。
ウイーク・デイなら決して満員になどならないイタリア映画も、三連休の中日、午後の回も、観る事が出来た夕方の回も満員札止めだった。多分ラストも同じだったと想像する。
銀座テアトル・シネマにて...
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by margot2005 | 2009-07-22 00:23 | イタリア | Trackback(10) | Comments(0)

「サンシャイン・クリーニング」

「Sunshine Cleaning」 2008 USA
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ローズに「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「魔法にかけられて/2007」「ダウト 〜あるカトリック学校で〜/2008」のエイミー・アダムス。 
ノラに「プラダを着た悪魔/2006」「ジェイン・オースティンの読書会/2007」「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」のエミリー・ブラント。
姉妹の父親に「ノエル/2004」「リトル・ミス・サンシャイン/2006」のアラン・アーキン。
ローズの一人息子オスカーにジェイソン・スペヴァック。 
リンに「パンチドランク・ラブ/2002」「ファイヤーウォール/2006」のメアリー・リン・ライスカブ。
ウインストンに「カポーティ/2005」のクリフトン・コリンズ・Jr.。
ローズの浮気相手マックに「ニュースの天才/2003」「バンディダス/2006」のスティーヴ・ザーン。 
監督は「シルヴィア/2003」のクリスティン・ジェフズ。

ハイスクール時代、学園のクイーンだったローズ。しかし30代の現在、問題児を抱えるシングル・マザーで、ハイスクール時代の恋人マックと不倫中。妹ノラは自立出来ないパラサイト・シングルで父親と同居中。そして姉妹の父親も一攫千金を狙う怪しいビジネスしか頭にない変なオヤジ。
ある日、ローズは自身と家族の再生のためお金を稼げる“事件現場のクリーニング”を始めようと思い付く...
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舞台はニューメキシコ州アルバカーキ。
タイトルの“サンシャイン・クリーニング”とは「ザ・クリーナー 消された殺人/2007」でも登場した事件現場のクリーニング業の事。
姉妹役のエイミー・アダムス&エミリー・ブラントはGoodなキャスティング。
UK人のエミリー・ブラントはアメリカ映画にばかり出演している。エミリーの英国映画は観た事がない。お洒落な英国映画にも是非出演して欲しいものだ。
ハートウォーミング・ヒューマン・コメディで訴えるものはまぁある。いつものように予告を何度も観て期待し過ぎたせいか...それほどでもなかったかな?
あまりにも負け犬過ぎる美人姉妹の描き方に唖然。しかしアメリカの大田舎アルバカーキでは実際にあり得ることのようにも思える。
映画では姉妹の母親の死について殆ど触れていない。なぜ母親は自殺したのかくらいは説明して欲しかった。
ラスト、一人旅立って行くノラをローズは許したのだろうか??そのあたりも曖昧なままエンディングを迎える。姉妹ゆえ許してしまったのじゃなかろうかと勝手に想像した。
織り込まれるローズとウインストンのエピソードがとても素敵に映る。

「リトル・ミス・サンシャイン」から3年、プロデューサーたちが惚れ込んで製作したというこの作品。「リトル〜」ほどの作品ではなかった。「リトル〜」のイメージは強烈だった。それって個性的な俳優たちの出演が大きかったと記憶する。

邦画や韓国映画は観ないので、先々週は観る映画が全く無く、先週公開作品はこの映画とニコちゃんの「ノウイング」のみ。「ノウイング」もそれほど観たいって映画ではないけど、シアターで他に観るものがないので観に行く予定。
家ではレンタルDVDやwowow&BSでたっぷりと映画を見ている。ブログを始めて以来シアターで映画を観る機会が俄然増えた。シアターで観た映画を今一度DVDで...なんてレンタルする事もあるけど、音響のせいなのか家で見る映画はどうも臨場感がなくてつまらない。やはり映画はこれからもシアターの大画面で観続けたい。
日比谷 TOHOシネマズ・シャンテにて...
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by margot2005 | 2009-07-14 00:29 | MINI THEATER | Trackback(16) | Comments(2)

「扉をたたく人」

「The Visitor」2007 USA
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ウォルター・ヴェイルに「ブロークン/2008」「バーン・アフター・リーディング/2008」のリチャード・ジェンキンス。
タレクにハーズ・スレイマン。
タレクの母モーナに「シリアの花嫁/2004」「マリア/2006」「画家と庭師とカンパーニュ/2007」のヒアム・アッバス。 
タレクのガールフレンド、ゼイナブにダナイ・グリラ。
監督、脚本に「ミート・ザ・ペアレンツ/2000」「デュプリシティ 〜スパイは、スパイに嘘をつく〜/2009」の俳優トーマス・マッカーシー。

コネティカット州の大学で教鞭をとる62歳のウオルターは、妻を亡くして以来心を閉ざして生きている。ある日、学会へ出席のためニューヨークに滞在する事になった彼は別宅である自身のアパートを訪ねる。しかしそこには若いカップルが住んでいて、ウオルターは泥棒扱いされるが、彼らこそが不法侵入者だった。シリアからやって来たタレクとセネガルからやって来たゼイナブのカップル。二人はウオルターのアパートを紹介された事が詐欺だったと認め出て行く。しかし行き場のない彼らを哀れに思ったウオルターは新しい家が見つかる迄二人を住まわせる事に決める。やがてウオルターはタレクの演奏するジャンベに魅せられ、少しずつ心を開いて行くのだった...
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移民青年と初老の大学教授。二人がジャンベを通じて心を通わせて行く過程が感動を呼ぶ。
モーナが息子のガールフレンドに初めて会った時に“So Black!”と何度も言ったのが印象的。
9.11以来アメリカの移民政策が厳しくなった事を背景に描かれ、ある日突然出会った不法移民青年との間に友情が生まれ、やがて青年の母親にもほのかな愛情を抱き始める過程が胸を打つ。ウオルターとモーナの空港での別れのシーンは哀しい。
ニューヨークの地下鉄構内で無心にジャンベをたたくウオルターのラストはとても感動的。
パレスチナ人のヒアム・アッバス、レバノン出身のハーズ・スレイマン、そしてジンバブエ人のダナイ・グリラとInternationalな俳優たち。
色んな映画に出演しているおなじみの名脇役リチャード・ジェンキンスは今回初めての主演。
妻を亡くした寂しさから、無気力になってしまった初老の大学教授役がぴったり決まっている。オスカー候補になったのも頷ける。
こちらも今年のマイベストに是非入れたい。
恵比寿ガーデン・シネマにて...
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by margot2005 | 2009-07-07 01:10 | MINI THEATER | Trackback(14) | Comments(0)

「それでも恋するバルセロナ」

「Vicky Cristina Barcelona」 2008 スペイン/USA
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フアン・アントニオに「宮廷画家ゴヤは見た/2006」「ノーカントリー /2007」「コレラの時代の愛/2007」のハビエル・バルデム。
クリスティーナに「ママの遺したラヴ・ソング/2004」「理想の女/2004」「マッチポイント/2005」「タロット・カード殺人事件/2006」「ブラック・ダリア/2006」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」
「ブーリン家の姉妹/2008」のスカーレット・ヨハンソン。
マリア・エレーナに「ノエル/2004」「ボルベール/帰郷/2006」「恋愛上手になるために/2007」「エレジー/2008」のペネロペ・クルス。
ヴィッキーに「フロスト×ニクソン/2008」のレベッカ・ホール。
ジュディに「あぁ、結婚生活/2007」「ラースと、その彼女/2007」「幸せのレシピ/2007」「エレジー/2008」のパトリシア・クラークソン。 
ヴィッキーのフィアンセ ダグに「近距離恋愛/2008」のクリス・メッシーナ。
監督、脚本に「ウディ・アレンの重罪と軽罪/1989&誘惑のアフロディーテ/1995」「さよなら、さよならハリウッド/2002」「僕のニューヨーク・ライフ/2003」のウディ・アレン。
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ヴィッキーとクリスティーナは大学以来の親友同士。二人の恋愛観は全く違いヴィキーは真面目な青年と婚約中だが、クリスティーナは自由気ままに恋愛を楽しんでいる。
アメリカから夏休みをスペイン、バルセロナで過ごそうとやって来た二人はマークとジュディ夫婦の家に迎えられる。ある夜、フアン・アントニオと名乗るセクシーな画家と出会った二人は彼に誘われるまま小型飛行機に乗ってアストゥリアス地方オビエドへと向かう...
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70歳過ぎた人が監督したとはとても思えない過激なラヴ・ストーリー。
ウディ・アレンは俳優として好きじゃないけど、監督となると俄然好みになってしまう。「何かいいことないか子猫チャン /1965」以来彼の映画は殆ど観ている。
ダイアン・キートンの「アニー・ホール/1977」や、一時期もめた元妻ミア・ファーローの「カイロの紫のバラ/1985」はアレン・ムーヴィーの中でも極めて素晴らしい!作品。ベット・ミドラーの「結婚記念日/1990」もちょっとブラックの入った面白いコメディで印象的だった。
21世紀になってからの彼の作品は「マッチ・ポイント」が最高かな。アレンの作る映画は少々ブラックが入った方が面白い。

オスカーをゲットしたペネロペ・クルス。オスカーってほどではないかな?しかしながら&毎度ながらスペイン語で喋ると精彩を放つペネロペの存在感がスゴイ。スカーレット・ヨハンソンが霞んでしまっている。“カルメン”の国スペインならではの激しくて、情熱的な恋(愛)に逃げ出すアメリカ娘の姿が滑稽。
フアン・アントニオとヴィッキー、フアン・アントニオとクリスティーナ、そしてフアン・アントニオと元妻マリア・エレーナ。それぞれが激しく違う性格の女性3人。女性なしには生きられないフアン・アントニオもまた情熱の国のスペイン男。
モテモテ男を演じるハビエル・バルデム映画は「夜になるまえに/2000」も「海を飛ぶ夢/2004」も機会がなくて観てない。で、「ノーカントリー」や「コレラ〜」のイメージが強く、3人の女性に愛されるこんなにセクシーで素敵な彼は初めて見た。
世界遺産に登録されているスペイン北西部のアストゥリアス地方オビエドの美しい景色にただため息。
ワーナーマイカル・シネマズ 板橋にて..
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by margot2005 | 2009-07-01 23:46 | スペイン | Trackback(21) | Comments(2)