カテゴリ:MINI THEATER( 225 )

「カポーティ」

a0051234_22385847.jpg「Capote」2005 カナダ/USA
監督はベネット・ミラー。
主演のトルーマン・カポーティに2005年度オスカー主演男優賞に輝いた「コールド・マウンテン/2003」のフィリップ・シーモア・ホフマン。
彼の幼なじみで作家のネル・ハーパー・リーに「マルコヴィッチの穴/1999」のキャサリン・キーナー。
刑事アルヴィン・デューイに「美しき家、わたしのイタリア/2003」のクリス・クーパー...と個性派俳優の3人。
死刑囚ペリー・スミスは「タイガーランド/2000」のクリフトン・コリンズ・Jrが演じている。
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この映画に関しては飽きるほど予告を観、カポーティ演じるホフマンが発する台詞が脳裏に焼き付きくほどだった。やっと公開観る事が出来た。期待して観る映画って裏切られるとがっくし来るのだが、これに関しては期待どうりであった。平日、昼さがりの日比谷シャンテ、いつものように開演10分前にチケット売り場に行ったら、又また行列...シャンテって最近どうしたの?「キンキーブーツ」の日も満席だったが。この日も満席、前〜2列目しか空いてなくクビが...
かなり前にカポーティものは“ティファニーで朝食を”と“冷血”を読んでいるはずだが...ほとんど記憶に...“冷血”は途中で挫折したような気もする。今一度読みたくなったのでトライしてみるつもり...
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1959年11月、アメリカ、カンザス州、田園地帯の農家で一家4人惨殺死体が発見される。この小さな記事に目を留めたのはニューヨーカーで著名な作家トルーマン・カポーティ(ホフマン)であった。彼はこの事件を題材にノンフィクションを書こうと、幼なじみで、私設秘書で、ボディガードでもある作家のネル(キーナー)と共にカンザスへと向かう。事件を担当する刑事デューイ(クーパー)の妻マリー(エイミー・ライアン)はカポーティのファンで、ネルと共にカポーティを家に招待する。その後事件の容疑者として二人組ペリー・スミス(コリンズ)とリチャード・ヒコック(マーク・ペレグレーノ)が逮捕され新たな展開を迎える。
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カポーティがニューヨークで新作発表の朗読会で壇上に登場し、拍手喝采を浴びるシーン、60年代一世を風靡したファッション・フォトグラファー、リチャード・アベドンが死刑囚となったペリーとカポーティとのツーショット(一番下写真)を撮影するシーン...カポーティってこの時代アメリカではスゴイ人だったのだと改めて知った。
カポーティ演じるホフマンは性格脇役俳優でいろんな映画に出演しているが、主演の彼を観るのは初めてかも知れない。ネルが書いた「アラバマ物語/1962」が映画化されプレミアーに現れたカポーティが映画を評して”それほど騒ぐ作品でもない...”と発したのはネルに対する嫉妬のようでもある。
ネルを演じたキャサリーン・キーナーもデューイ役のクリス・クーパーも素晴らしい!個性派俳優で、ホフマンに迫っているのがスゴイ!
タイトル“冷血”というのは死刑囚二人ではなく、トルーマン・カポーティのことであろうか?
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by margot2005 | 2006-10-11 23:09 | MINI THEATER | Trackback(25) | Comments(10)

「キンキー・ブーツ」

a0051234_084843.jpg「Kinky Boots」2005 USA/UK
監督はジュリアン・ジャロルド。主演はジョエル・エドガートン「ケリー・ザ・ドッグ/2003」とキウェテル・イジョフォー「メリンダとメリンダ/2004」。エドガートンは「キング・アーサー/2004」にも出演していたらしいが記憶にない。イジョフォーは「ラヴ・アクチュアリー/2003」でも「メリンダとメリンダ」でもモテモテの素敵な男性を演じていて今回はびっくりであった...ドラッグ・クイーン役なんて...でも滅茶似合っている。そういやデンゼル・ワシントンの「インサイドマン/2006」にも出演している。
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英国中部ノーサンプトン、父親の急死により、先祖代々の靴工場を継ぐはめになったチャーリー・プライス(エドガートン)。都会ロンドンでフィアンセ、ニコラ(ジェミマ・ルーパー)と暮らそうとしていた矢先だった。ノーサンプトンに戻ったチャーリーは会社が経営危機に陥っていた事を知る。途方に暮れる彼は、とりあえずローレン(サラ・ジェーン・ポッツ)を始めとして、従業員を解雇し、そしてこの後どうしようか?と悩む。ある日ロンドンのキャバレーでドラッグ・クイーンでシンガーのローラ(イジョフォー)と知り合う。ローラから靴のアイデアをもらったチャーリーは父親が作った紳士の靴ではない、別のものを作ろうと考える。
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実話が元になっていると言うことだが、まぁかなり脚色してあると思う。チャーリーたちが作った靴がミラノ・コレクションで喝采を浴びたというのはスゴイ!musicも素敵だし、何と言ってもドラッグ・クイーン、ローラのパフォーマンスが最高!
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ノーサンプトンは以前英国旅行した際に、ロンドンに戻る電車に乗った駅である。借りたレンタカーを返すのに街中をうろうろしたのでなんか懐かしかった。人口の多い大型都市のようだが、この映画では思い切り田舎扱いしているのが笑える。まぁロンドンの都会から見れば田舎であるのには違いないが...
とにかく素敵な、素敵なハートフル・コメディ!
TVでこの映画が話題になっているとかで...一緒に観た友人情報...雨の平日昼下がりにもかかわらずシアター満員であった。私的に今年度NO.1かもの?ミニシアター作品。
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by margot2005 | 2006-09-13 00:35 | MINI THEATER | Trackback(32) | Comments(10)

「幸せのポートレート」

a0051234_085026.jpg「The Family Stone」2005 USA
観たいなと思う映画は、結構初日に観に行ったりする事が多いのだが、この映画に関しては、旅行から帰ってすぐ公開されたので、中々時間が取れず、もう観るのはやめるかな?なんて思いながら...余り期待もせずふらりと観に行った。だが、しかしこれが以外や...感動まではいかないにしても...中々goodムーヴィーで、ダイアン・キートン貫禄だな、サラ・ジェシカ・パーカーもいい味だなで...久方ぶりで映画を観た幸せな午後でありました。
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主演は誰か?とりあえずキャリアー・ウーマン、メレディス役のサラであろうか...エンド・クレジットの初っぱなはメレディスの妹ジュリー役のクレア・デーンズだった...
クレアは久方ぶりで...レオと共演の「ロミオ&ジュリエット/1996」やマット・デイモンと共演した「レイン・メーカー/1997」以来、10年の年月が経っており、今回素敵な大人の女性魅力満載のクレアに拍手を送った。モチ、サラもとっても素敵だったが...
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監督、脚本はトーマス・ベズーチャ。出演は他にダーモット・マローニー、ルーク・ウイルソンetc.
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クリスマスを実家で過ごすため、恋人メレディス(パーカー)を伴って両親の家に着いたエヴェレット(マローニー)。母親のシビル(キートン)を始めとして、少々風変わりなストーン家の人々...
生真面目で自分をさらけ出せないメレディスは即、居心地の悪さを感じとる...
まぁどんな女性でも、いきなり恋人の実家に連れ込まれ、おまけに、大家族でかなり変わった人々の集まり...
たとえノーマルな人々で構成される家族であっても、恋人の実家に乗り込むって滅茶神経使うと思う...
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あのシチュエーション(大家族で、なおかつアブノーマルな人種で構成される恋人の実家に乗り込む)って女性にとって地獄だと思うので、サラ演じる、仕事出来る、生真面目なメレディスがとても愛おしかった。
しかしあの...マジで...のエンディングはアメリカ映画だなとしみじみ感じた。
ダーモット・マローニーといい、ルーク・ウイルソンといい、なんかこうパットしないというのか、インパクトないのだけど...でもなんとなく味のある俳優たちで、彼ら好感が持てる。
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by margot2005 | 2006-08-09 00:04 | MINI THEATER | Trackback(20) | Comments(6)

「トランスアメリカ」

a0051234_144212.jpg「Transamerica」2005 USA
性同一性障害に悩む男と、その息子が織りなすロード・ムーヴィー。
主演はフェリシテイ・ハフマン。監督、脚本ダン・タッカー。ハフマンは第78回アカデミー賞(2005)主演女優賞にノミネートされたが、惜しくもゲットしたのはリース・ウイザースプーン。リースの「ウオーク・ザ・ライン/2005」はDVDになってから観たが...いや断然フェリシテイ・ハフマンが良かった!!メイクのせいもあるが、男顔のハフマンは、男だと言っても誰も疑わないくらいゲイっぽい雰囲気で...いやさすがハリウッド女優!!
下は素顔のフェリシテイ・ハフマン。
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息子トビー役にケヴィン・ゼガーズ。他にブリーの父親役でバート・ヤング。ヒロイン、ブリーと出会うネイティヴ・アメリカン、カルヴィン役にグレアム・グリーン。
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トランスセクシュアルに悩むブリー(ハフマン)は、ある日ニューヨークの警察からかかった1本の電話に動揺する。悩んだ末ニューヨークの警察へと向かう。そこで面会した17才の少年トビー(ゼガーズ)は、ブリーが男“スタンリー”だった頃、たった一度女性と関係して出来てしまった子供であった。トビーの父親であると言う現実を受け入れたくないブリーだったが、とりあえずトビーの身元引受人となり、トビーと共に、彼の故郷へと車を走らせる。
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主演のハフマンがアカデミー主演女優賞に、ドリー・パートンが歌う主題歌「Travelin thru」が主題歌賞にノミネートされた作品であるが、日本では単館系公開で残念である。まあテーマが、テーマで万人受けはしないとは思うが、ヒロイン、ハフマンの演技が光る!!素晴らしい作品である。トビー役のゼガーズもとってもキュート。
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by margot2005 | 2006-07-24 02:00 | MINI THEATER | Trackback(47) | Comments(16)

見逃してしまった単館系、DVDで...「スパングリッシュ」

a0051234_012834.jpg「Spanglish」2004 USA
公開時タイトルは「スパングリッシュ/太陽の国から来たママのこと」。
今年1月、単館系シアターで上映しているのは解っていて、観に行こう、観に行こうと、思ってる間に終了してしまった素敵なハートフル・コメディ。
アダム・サンドラーはハリウッドでは滅茶大物だが、日本ではどうも受けないのか??単館系で上映ってことになるのね??
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主演はアダム・サンドラー。彼の妻に「さよなら、さよならハリウッド/2002」のティア・レオーニ。
家政婦役に「カルメン/2003」のスペイン女優パス・ヴェガ。
監督、脚本はジェームス・L・ブルックス「恋愛小説家/1997」。
ヴェガはハリウッド・デビュー作品との事である。ヴェガの「カルメン」はもちろん観た。スッゴイ官能的で、妖艶な“カルメン”がぴったしであったが、この作品では家政婦役で、女優てメイクアップと衣装で、こうも変化するのかと??驚きであった。
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成功したレストランのシェフ、ジョン・クラスキー(サンドラー)は、妻デボラ(レオーニ)、娘、息子、そして、元歌手で、今やアル中の妻の母親エヴェリン(クラリス・リーチマン)の5人家族。ここへヒスパニック系の家政婦フロール(ヴェガ)がやって来る。シングル・マザー、フロールは新天地を求め、故郷メキシコを捨て、愛する娘クリスティーナ(シェルビー・ブルース)とアメリカ合衆国L.A.へと移住して来たのである。
映画によると、L.Aはヒスパニック系が48%もの割合で居住して来ているとの事...
一見リッチで平和に見えたクラスキー家の家族も、それぞれが問題を抱かえていた。クラスキー家で働くうち英語が解らないフロールは、流暢に英語を話す娘クリスティーナに英語を教えて欲しいと頼む。
デボラの計らいで、夏の間マリヴの海岸で過ごす事になったクラスキー家。デボラはフロールにも一緒に住んで欲しいと依頼する。いったん断ったフロールだが娘を連れてマリヴに移り住む。チャーミングなクリスティーナに会ったデボラは、我が娘を無視し、クリスティーナに夢中になる。案の定クリスティーナもデボラに夢中に...
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“スパングリッシュ”とはイングリッシュとスパニッシュの合体言葉。
ネタバレになるので書けないが...この後の展開が滅茶楽しめる。
ティア・レオーニは大騒ぎする女優NO.Ⅰあげたい!レオーニはいつも映画の中でわめいているような気がする。しかし似合うコレが...相手がサンドラー(穏やかで、やり込められる役が多い)なので余計インパクトがあるかな?なんて思ってしまう。
”カルメン”を演じたヴェガは妖艶な魅力を内に秘めて、てな感じの演技で適役だった。
クリスティーナ役のシェルビー・ブルースとエヴェリン役のクラリス・リーチマンの存在が素晴らしかった気がする。いやでもこれはヒロイン、パズ・ヴェガが素敵な作品だ。
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by margot2005 | 2006-06-24 00:46 | MINI THEATER | Trackback(2) | Comments(9)

「リトル・ランナー」

a0051234_2163071.jpg「Saint Ralph 」2004 カナダ
トロント映画祭プレミア上映作品(2004)
主演ラルフには多くの中からオーディションで選ばれたアダム・ブッチャー。
彼の教師ヒバート神父にキャンベル・スコット「愛の選択/1991」。
ナース、アリスを演じるのはジェニファー・ティリー「愛の行方・ファヴィラス・ベイカー・ボーイズ/1989、ゲッタ・ウエィ/1994」。
ラルフのガールフレンド、クレアにタマラ・ホープ「シャル・ウイ・ダンス/2004」。
監督、脚本はマイケル・マッゴーワン。
原題は“聖人ラルフ”...この原題は映画のラスト・シーンのステンドグラスに反映されていてnikui!
コーマ(昏睡)に陥った母を目覚めさせようと“ミラクル”に向かってひたすら走り続ける“リトル・ランナー”の感動物語。
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時代は1953年、カナダ、ハミルトンのカトリック・スクールに通うラルフ(ブッチャー)。父は戦争(第二次世界大戦)で亡くなり、母は病の床に...しかしラルフは明るく、清く...ではなく...隠れてタバコは吸う、女子更衣室を覗き見する等、学校きっての問題児。
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宗教が色濃く背景に描いてあるので、キリスト教国ではない私たちの国では馴染めない部分が多々登場するが、とてもユーモアを交えて描いてあるため飽きさせないストーリーとなっている。例えば、ラルフが神の声を聞いたというシーンでも、その神はサンタクロースの格好をしていて笑える。全体的に、ストーリーにちょっと無理があるかな?と感じるが、やはり所々に登場するユーモアで以外に許せてしまう。
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14才のラルフを演じているアダムは1988年生まれなので、撮影時は15,6才だっただろうか...14才役にそれほど違和感はない。キャンベル・スコットが滅茶懐かしくって感動した(オーヴァー)!ナース、アリス役のジェニファー・ティリーはセクシー・ダイナマイト(死語か??)女優で、こんな清い役の彼女は初めて観たと思う。相変わらず、あの滅茶しゃがれ声のジェニファー...この映画ではラルフを応援する優しい看護婦役を好演していて素敵だ。
上にも書いた無理のあるストーリーのラストは、ストーリーにマッチした音楽が盛り上げて素敵なラストへと導いてくれている。
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by margot2005 | 2006-03-12 02:56 | MINI THEATER | Trackback(23) | Comments(10)

「クラッシュ」

a0051234_21381892.jpg「Crash」2004 USA/ドイツ
時はクリスマス・シーズン、人種のるつぼアメリカ、LAを舞台に二日間の出来事を描いた群像ドラマ。隠れ??ブレンダン、ファンなので、この映画は楽しみにしていた。まあブレンダンは主演じゃないし、出番も少しというのは解っていたが...。とりあえずオープニング出演者の一番始めはやはりサンドラ・ブロックであった。この作品の中で一番メジャーな人はサンドラである。サンドラ、ブレンダン以下出演者はドン・チードル、マット・ディロン、サンディ・ニュートン、ジェニファー・エスポジト、ライアン・フィリップ、テレンス・ハワードetc.監督、脚本は「ミリオン・ダラー・ベイビー/2004」の脚本家ポール・ホッジス。
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LAPDの刑事グラハム(チードル)はアフリカン・アメリカンで、ヒスパニック系の恋人リア(エスポジト)が仕事上のパートナーでもある。ある夜二人は交通事故に巻き込まれる。その事故の被害者は...ここで “Yesterday”の文字...ストーリーは“昨日”へと戻る。
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始まりはペルシャ人の雑貨店店主ファハド(ショーン・トーブ)が娘のドリ(バハー・スーメク)と銃砲店でガンを買うシーンから始まる。若いアフリカン・アメリカンの二人組アンソニー(リュダクリス)とピーター(ラレンツ・テイト)は、夜、ウエスト・エンドの街で検事リック(フレーザー)の妻ジーン(ブロック)に銃を突きつけ、彼のリンカーン・ナヴィゲーターを奪って逃げる。この後物語が進むにつれて上に書いた出演者が登場してくる。書いてるとキリがないのでカットさせていただく。
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この作品も日本人にとって“対岸の火事”である人種問題。「ホテル・ルワンダ」は観てないが...最近多いような気が...これ系...なぜに??
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だがしかしとても見応えのある素晴らしいドラマであった。かなり期待して観に行って、素晴らしかった場合、とても満足感に浸れ幸せである。これが正にそのものであった。
偏見を抱きながらも、刑事としての使命を果たすオフィサー・ライアン(ディロン)。そして、いきなり銃を突きつけられ、車を奪われたリックとジーン夫婦、白人でないというだけで侮辱を受けたTVプロデューサーのキャメロン(ハワード)と妻クリスティン(ニュートン) ...互いの夫婦がラストでは“I love you!”で閉めてしまうあたりこれぞ!アメリカ映画である。
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隠れ?ブレンダン・ファンとして...こんなブレンダン珍しい...サンドラもこれ又珍しい...サンドラ・ブロック映画って、彼女のオーラというのか知名度のみで、面白くない駄作ばっかりなのだが、このサンドラはちょっと違っていた。ドン・チードル、マット・ディロン、サンディ・ニュートンetc.出演者すべてが素晴らしい!テーマがテーマなので仕方ないとは思うが、単館系公開というのは寂しすぎる。
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by margot2005 | 2006-02-14 22:37 | MINI THEATER | Trackback(84) | Comments(28)

「僕のニューヨーク・ライフ」

a0051234_23494546.jpg「Anything Else」2003 USA/フランス/ドイツ/UK
第60回(2003)ベネチア国際映画祭オープニング作品
監督、脚本ウディ・アレン「アニー・ホール/1977,結婚記念日/1990」。
主演はジェイソン・ビッグスとクリスティナ・リッチ「モンスター/2003」。
ビッグスの出演映画は今回初めて観た。
映画にはアレンも出演している。
他にプロデューサーでもあるダニー・デヴィート「LAコンフィデンシャル、レイン・メーカー/1997」と、大好きなストッカード・チャニング「ル・ディヴォース・パリに恋して/2003」「理想の恋人.com/2005」が出演している。
アレン・ムーヴィーをシアターで観るのはホントに久方ぶりで...
アレンの作品は台詞が炸裂するのでかなり疲れるのだがキライではない。
アレン作品には、ブラック・ユーモア、偏見(ユダヤ人)、そしてSEXが多々描かれているが今回はこれらが頻繁に登場する。
舞台は邦題の通りニューヨーク。
原題の「Anything Else」という台詞は冒頭のシーンでアレンが語ってくれる。
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ジェリー(ビッグス)はマンハッタンに住む21才の新進コメディ・ライター。彼にはクライアントがジェリーのみと言う、人の良いマネージャー、ハーヴィー(デヴィート)がいる。ある日ジェリーは、学校教師をしながら、やはりライターであるドーベル(アレン)という男と知り合う。ジェリーは互いに一目惚れした売れない女優である恋人アマンダ(リッチ)の存在をドーベルに話すようになる。アマンダはわがままで気まぐれで、行動まで謎であり、最近はSEXにすら応じてくれない。おまけにアマンダの母ポーラ(チャニング)が二人のアパートメントに転がり込んで来た。娘同様ママも相当の代物である。
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クリスティナ演じるアマンダとママ役ストッカードに振り回されるジェリー役のビッグスがあまりにぴったりで笑える。そういえば何のことはない、ドーベルにも振り回されていたジェリーである。しかしアメリカ人は非常に分析が好きである。これにも分析医に語る場面が出て来る。ドーベルは変なサイコoyajiなのだが...あの飄々とした風貌のアレンが演じるとなぜか憎めない。
かなりold なmusicがバックに流れるのがお洒落。
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by margot2005 | 2006-01-31 00:47 | MINI THEATER | Trackback(25) | Comments(10)

「プルーフ・オブ・マイ・ライフ」

a0051234_3354930.jpg「Proof」2005 USA
「恋におちたシェイクスピア/1998」のヒロイン、グイネス・パルトロウ 「抱擁/2002」「シルヴィア/2003」と、監督のジョン・マッデンが再びコンビを組んだ、天才数学者の父と娘キャサリンを軸に描くヒューマン・ドラマ。
父ロバートにアンソニー・ホプキンス「日の名残り/1993,白いカラス/2003」。
父の教え子ハルにジェイク・ギレンホール「ドニー・ダーコ/2001、ムーン・ライト・マイル/2002」。
キャサリーンの姉クレアにポーラ・デイヴィス「アバウト・シュミット/2002」。
原作はデヴィッド・オーバーンのピュリッツァー賞受賞の舞台劇ということである。
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グイネス・パルトロウはあまり好きではない女優だが、彼女の出演する映画には素敵な映画がいくつかある...「スライディング・ドアー/抱擁/シルヴィア」そしてこの作品。
天才数学者ロバート(ホプキンス)が残した一冊のノート...これを巡って...ロバートと娘キャサリン(パルトロウ)との回想シーンを挟みながら物語は進んで行く。
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5年前...精神を病んでいる父親ロバート(ホプキンス)を看病するキャサリン(パルトロウ)はシカゴに住んでいる。姉のクレア(デイヴィス)はニューヨークに住み助けにならない。そしてとうとう父親が亡くなる。葬儀に現れたハル(ギレンホール)は父ロバートの教え子だった。ハルに“前から好きだった!”と打ち明けられ、戸惑いながらもキャサリンはハルと一夜を過ごすのであった。次の日、キャサリンは肌身離さず持っていた、父親のデスクのキーをハルにそっと渡す。やがて、デスクから一冊のノートを見つけて来たハルは興奮しきっていた。そこには誰も成し得なかったある定理の証明が書かれていた。
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テーマがテーマなので途中で退屈してしまうかと思っていたが、以外に専門的(数学)な描写は少なく、父と娘キャサリン、キャサリンとハル、そしてキャサリンと姉クレア、それぞれの人間関係が描き出されていて興味深い。グイネスとホプキンスの親子役が結構似合っている。ジェイク・ギレンホールは役的にちょっと若過ぎるのではないかな?と感じたが...。グイネスの、殆どノーメイクにくたびれたジーンズ、おまけで汚いバスケット・シューズといった姿は珍しい気がする...しかしこれが又似合ってる。
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by margot2005 | 2006-01-29 02:28 | MINI THEATER | Trackback(31) | Comments(12)

「綴り字のシーズン」

a0051234_1554591.jpg「Bee Season」2005 USA
主演イライザ役はこの作品で長編デビューを飾ったフローラ・クロス。
イライザの両親をリチャード・ギア「Shall We Dance/2004」とジュリエット・ビノシュ「シェフと素顔と美味しい時間/2002」が演じている。
兄アーロンにマックス・ミンゲラ、彼はアンソニー・ミンゲラ「イングリッシュ・ペイシェント/1996/監督」の息子。
ケヴィン・スペイシー主演の「ビヨンド・ザ・シー/夢見るように歌えば」でサンドラ・ディー役を演じたケイト・ボスワースがアーロンと知り合う女性チャーリ役で出演している。
監督はスコット・マクギー&ディヴィッド・シーゲル。脚本はナオミ・フォナー・ギレンホールで、原作は全米でベストセラーになったというマイラ・ゴールドバーグの小説。
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原題の「Bee Season」というのは、アメリカには“national spelling bee”なる協会が存在し、毎年スペリング・コンテスト全国大会が行われるという...タイトルはここに由来する。

カリフォルニア州、オークランドに住むナウマン一家、父ソール(ギア)は宗教学者、母ミリアム(ビノシュ)は科学者、子供は、学業優秀な兄アーロン(ミンゲラ)と11才の妹イライザ(クロス)。
学校で開催されるスペリング・コンテスト発表会の招待状、イライザはこの手紙を父の部屋のドアにそっと差し込む。
忙しい大学教授の父は学校からの手紙に気がつかない。母も毎日忙しい日々を送っていた。イライザは兄アーロンに、学校に送ってと頼む。その日、そこでスペリング・コンテストが催されるのだ。そして、イライザが持ち帰った、優勝者に贈られるトロフィーを見て父は驚喜する。ここより父ソールの、娘イライザへのスペリング教育が始まるのである。
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この作品は自己中心的な父親ソールに対する警鐘である。彼は家族を愛してはいたが、常に自分が中心で、自分の思想をも家族に押し付けて来た。その事への罰であるように思える。エンディングで娘イライザは父に告げる...スペリングの世界で...。このラストが素晴らしい!
妻ミリアムの描き方がちょっと寂しかったが...ジュリエットもお年だなと感じる。ギアは年齢を感じさせない(老けてもSEXY)素晴らしい俳優だ。
フローラ・クロスはアンチ・ダコタ・ファニングとしてデビューした。イライザ役は断然フローラが良い!イライザ役、やはり当初はダコタ・ファニングのようだったが、ジュリエットに似ているフローラに変えたということ。フローラはマジでジュリエット似...。
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by margot2005 | 2005-12-28 02:20 | MINI THEATER | Trackback(11) | Comments(9)