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「マダム・フローレンス! 夢見るふたり」

Florence Foster Jenkins2016 UK

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<音痴の歌姫>として知られるフローレンス・フォスター・ジェンキンスの驚きと感動の人生をメリル・ストリープ主演で映画化した音楽伝記ドラマ。”


フローレンス・フォスター・ジェンキンスに「イントゥ・ザ・ウッズ/2014」メリル・ストリープ。

シンクレア・ベイフィールドに「噂のモーガン夫妻/2009」「Re:LIFE~リライフ~/2014」「コードネームU.N.C.L.E./2015」ヒュー・グラント。

コズメ・マクムーンにサイモン・ヘルバーグ。

キャサリンに「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション/2015」「ガール・オン・ザ・トレイン/2016」レベッカ・ファーガソン。

アグネス・スタークに「ミッドナイト・イン・パリ/2011」「ラブストーリーズ コナーの涙/2013」ニナ・アリアンダ。

監督は「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」「クィーン/2006」「わたしの可愛い人-シェリ/2009」「あなたを抱きしめる日まで/2013」スティーヴン・フリアーズ。


1944年、ニューヨーク。超リッチなマダム・フローレンス幼い頃にホワイトハウスで歌った経歴を持ち心から音楽を愛している。かねてからソプラノ歌手になるという夢を捨てきれないでいた彼女は歌のレッスンを再会しようと考える。パートナーのシンクレアはフローレンスが音痴であることを理解しているが、愛する彼女の夢は奪いたくないという優しい心の持ち主。やがてレッスンの手配を始めたシンクレアはピアニストの面接を始める


フローレンスの歌の伴奏を務めるために雇われたピアニスト、コズメは彼女の音痴ぶりに呆然となる。そこでシンクレアはコズメを上手く取り込み、フローレンスが気持ちよく歌える環境を作るため奔走する。金にモノを言わせるシンクレアが意外と嫌みなく映るのはヒュー・グラントのキャラのせいかも知れない。


フランス映画「偉大なるマルグリット/2015」でもヒロインは実在の人物でアメリカ人という解説があった。本作を見てカトリーヌ・フロがマダムを演じたフランス版はかなり脚色してあったことを知った。名前も変えてあったし、ヒロインも若かったし

しかしながら本作はヒロインを忠実に描いている様子。メリル・ストリープが実際の歳以上に老けていると思ったら70代の役を演じていた。

メリル・ストリープは少々苦手ながらやはりスゴい!女優だなと思わずにはいられない。そしてヒュー・グラントがナイス!こんなヒューは初めて見たかも知れない。自己中な男が似合う彼だが、パートナーにも、メイドにも、お抱えのピアニストにまで優しい気配りを見せるシンクレア役がぴったりなのだ。


イングランドやスコットランドで撮影された、1940年代のレトロな雰囲気が楽しめる。

フローレンスはポテト・サラダが大好き。バスタブに保存したポテト・サラダはちょっと食傷気味だったけど

フランス版よりこちらの方が見応えがあった。


TOHOシネマズ日劇にて



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by margot2005 | 2016-12-17 22:15 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「シークレット・オブ・モンスター」

「The Childhood of a Leader」 2015 UK/フランス/ハンガリー

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第一次世界大戦末期の1918年。アメリカの政府高官がヴェルサイユ条約締結を目的にフランスに送り込まれる。彼にはドイツ人で信仰心の篤い妻と少女のように美しい一人息子がいる。その少年はかんしゃく持ちで日々大人たちを混乱させていた…


プレスコットにトム・スウィート。

母親に「ブラウン夫人のひめごと/2002」「アーティスト/2011」「タイピスト!/2012」「ある過去の行方/2013」「あの日の声を探して/2014」ベレニス・ベジョ。

父親に「日蔭のふたり/1996」「麦の穂をゆらす風/2006」「HUNGER/ハンガー/2008」リーアム・カニンガム。

家庭教師に「ハイ・ライズ/2016」ステイシー・マーティン。

家政婦に「パリ、ジュテーム/2006」「セラフィーヌの庭/2008」「ミックマック/2009」「ゲンズブールと女たち/2010」「危険なプロット/2012」「カミーユ、恋はふたたび/2012」「神様メール/2015」ヨランド・モロー。

チャーリー(リーダー)に「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」「リメンバー・ミー/2010」「恋人たちのパレード/2011」「ベラミ 愛を弄ぶ男/2012」ロバート・パティンソン。

監督は「ファニーゲーム U.S.A./2007」「メランコリア/2011」「アクトレス ~女たちの舞台~/2014」「エスコバル 楽園の掟/2014」の俳優ブラディ・コーベット。


子供に愛情を込めてキスをしたり抱きしめたりしない母親がいるだろうか?しつけと称して父親も叱ることしか頭になく全く愛情表現をしない。このような両親に育てられた子供がまともに育つわけがない。

もう一人子供が欲しいという夫に“息子を生む時死にそうになった!”と訴える妻。おまけに結婚などしたくなかったと嘆いている。

結局母親は子供を甘やかす家政婦をクビにしてしまう。家政婦は少年にとってたった一人愛情を与えてくれる存在で心のよりどころだったのに…。


舞台が1910年代なので照明が暗い上、ドラマを盛り上げるためのBack Musicが重くて暗い。Back Musicは騒音のようにも聞こえて少々不愉快だった。

とにかくラストに唖然!唐突に終わる様は意図したものだろうけどエンディングもないなんてあり得ない!?

こちらもシアターでさんざん予告編を見て少々興味があったが良く理解できないドラマだった。


映画の公式HPには“この謎にヴェネチアがひれ伏した”と絶賛している。そういえばポスターに“A MASTERPIECE/傑作”の文字と星も5個つけてある。でもその謎も説明されないので良くわからない。

見る人によって“素晴らしい!”もしくは“良くわからない!”に分かれてしまう一作かも?

予告編を見る限りドラマはサイコホラー?と思っていたので、顔(こめかみ)にディナー・フォークざしだけではもの足りない。もっとスリリングに描いていたら面白かったかも知れない。


オープニングに当時の実写フイルムが映し出され、中盤で、父親は”ヴェルサイユへ行くぞ!”と息子をせき立て、ヴェルサイユ条約締結のために集まった人々が実写で映し出される。第一次世界大戦は終結したが、次に第二次世界大戦が始まり独裁者が現れる…といったアレンジ?

大ラス、いきなり大人になり独裁者として登場したカレ…現タイトル「The Childhood of a Leader/リーダーの幼年時代」を思い出した。

ロバート・パティンソンのスキンヘッドは実に似合っていなかった。彼のようなギョロ目はスキンヘッドだめなのかも知れない。


シークレット・オブ・モンスターの公式HPのPRODUCTION NOTEに監督のコメントあり。


TOHOシネマズ・シャンテにて


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by margot2005 | 2016-12-06 22:33 | UK | Trackback(3) | Comments(2)

「マイ・ベスト・フレンド」

「Miss You Already」2015 UK

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ミリーとジェスは小学校時代からの大親友。ミリーはキットとできちゃった結婚をした後幸せな生活を送っている。何でも先んずるミリーに遅れを取るジェスもジェイゴと出会い暮らし始める。しかし子宝に恵まれないジェスは不妊治療を決心するが中々上手くいかない。そんな折ミリーに乳ガンが見つかる…


ミリーに「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」「ヒッチコック/2012」「しあわせはどこにある/2014」トニ・コレット。

ジェスに「ラッキー・ユー/2007」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「だれもがクジラを愛してる。/2012」のドリュー・バリモア。

キットに「ある公爵夫人の生涯/2008」「17歳の肖像/2009」「ドラキュラzero/2014」ドミニク・クーパー。

ジェイゴに「思秋期/2010(監督、脚本)」「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」「マクベス/2015」パディ・コンシダイン。

エースに「ラブ&マーシー 終わらないメロディー/2015」タイソン・リッター。

ミランダに「いつも2人で/1967」「沈黙の女/ロウフィールド館の惨劇1995」「ハニートラップ 大統領になり損ねた男/2014」のジャクリーン・ビセット。

ジル(ウイッグメイカー)に「ヒューゴの不思議な発明/2011」のフランシス・デ・ラ・トゥーア。

監督、製作総指揮は「マリア/2006」「トワイライト~初恋~/2008」「赤ずきん/2011」のキャサリン・ハードウィック。


シアターで何度も予告編を見てアラフォー女性の騒々しさがすごかったけど、ミリーはやはりクレージーな女性だった。

あの展開は予測していたがかなりリアルに描いてあって辛くなる。ラストはうるうるきそうだった。

原タイトルの“Miss You Already”。今別れたばかりなのに又すぐに会いたくなる同性の友人。この二人は自分の夫より友達の方が好きなのでは?と思うくらいの仲。


ロンドンから“Wuthering Heights/嵐が丘”のモデルとなったヨークシャーにタクシーを飛ばすクレイジー、ミリー。付き合うハメになったジェスも妊婦となった身体にむち打って付いて行ったけど、あのシチュエーションにはベスト・フレンドでも怒りを覚えて当然!

エースとのクレイジー、ミリーの行動は不意謹慎ながら、なんとなく気持ちわかるなぁと思った。


ミリーの母親ミランダより親友ジェスの方が頼りになるとは何とも奇妙。

ドミニク・クーパー、パディ・コンシダインにジャクリーン・ビセットと俳優陣が魅力的で見応えがあった。


ちょっとネタバレ…

IMDbなどにはコメディ・ドラマと記してあるが、これはコメディに分類してしてもらいたくないなと思った。ラストはミリーが死を迎えるのだから…。

  

TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-12-04 19:59 | UK | Trackback(1) | Comments(2)

「ブラナー・シアター・ライブ2016/ロミオとジュリエット」

「Branagh Theatre Live: Romeo and Juliet」2016 UK

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ベネディクト・カンバーバッチの「ナショナル・シアター・ライヴ2016/ハムレット/2015」が素晴らしかったので本作も楽しみにしていた。そして「ハムレット」同様映画(舞台劇)は素晴らしかった!!

「ハムレット」と同じく台詞は古典で服装は現代風。ジュリエットはドレスにスニーカーを履いていたりして違和感ありながら意外にマッチしていて、ロミオはスーツにネクタイというファッションで、ブルゾン姿もあり。ロミオ以下の男性も皆スーツで、女性たちは1930年代頃?のドレスを纏っている。

ロミオがジュリエットと出会う有名な場面は、ジュリエットがマイクを前にカラオケのように歌っている。その姿は全く不釣り合いで可笑しかった。

英語の台詞の中に時折イタリア語を織り込んでいるのはブラナー風?


ロミオを演じるリチャード・マッデンは大好きな俳優。スコットランド出身の彼はロミオにぴったり!恋に落ちた男が似合うのだ。「暮れ逢い」でも恋に落ちた切ない男を演じて似合っていた。

30歳の男性に可愛いと言うのは失礼ながら、リチャード・マッデンは本当にキュート!リリー・ジェイムズも可愛いし、とてもキュートなカップルは“ロミオとジュリエット”役にぴったり!


映画は白黒。本編が始まる前に一般?の若者たちの“ロミオとジュリエット”論がある。“一目惚れを信じるか?”という件は“ロミオとジュリエット”的には一番重要な質問。ロミオはロザラインに夢中で夜も眠れないのに、ジュリエットに会った途端一目で恋に落ちるのだから…。

後にケネス・ブラナーが登場し、リチャード・マッデンが48時間前に骨折したとか、ロミオの友人マキューシオは若者ながら、あえてデレク・ジャコビを配したと説明する。

リリー、リチャード、デレクケネス・ブラナーの「シンデレラ」にも揃って出演していたのを思い出した。


映画になった「ロミオとジュリエット」はフランコ・ゼフィレッリの1968年版と、レナート・カステラーニの1954年度版を見たことがある。2014年製作のイタリア/ドイツ/スペイン合作の「ロミオとジュリエット」を見てみたい。

何はともあれブラナーの本作はナイスだった。


お気に入り俳優のニコライ・コスター=ワルドーが出演する「ゲーム・オブ・スローンズ」はTSUTAYAで借りてみようと思いつつもまだ見ていない。シリーズは2011年から始まり全部見るには相当なる時間とエネルギーが必要。でも第一、二、三章にリチャード・マッデンが出演しているので今度こそ見始めたい!

そしてリチャード・マッデンがコジモ・デ・メディチを演じる2016年製作のTVシリーズ「Medici: Masters of Florence」が見たい!のだけど日本で発売されるのかどうか定かではない。

リリーの「高慢と偏見とゾンビ」はシアターで見て、意外な設定に面白かったがレビューを書くのを忘れていた。NHKで放送していたTVシリーズ「戦争と平和/2016」は途中で挫折。今一度字幕スーパーで見てみたいものだ。


ロミオに「暮れ逢い/2013」「シンデレラ/2015」のリチャード・マッデン。

ジュリエットに「ブロークン/2012」「ダウントン・アビー シリーズ/2012~2013」「シンデレラ」「二ツ星の料理人/2015」「高慢と偏見とゾンビ/2016」のリリー・ジェイムズ。

マキューシオに「ナニー・マクフィーの魔法のステッキ/2005」「英国王のスピーチ/2010」「もうひとりのシェイクスピア/2011」「グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札/2014」「シンデレラ」のデレク・ジャコビ。

ティボルトにアンス・カビア。

ベンヴォーリオにジャック・コルグレイヴ・ハースト。

ジュリエットの乳母に「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ミラクル・ニール!/2015」のミーラ・サイアル。

ロード・キャピュレットにマイケル・ラウズ。

レディ・キャピュレットにマリサ・ベレンスン。

ロード・モンタギューにクリス・ポーター。

レディ・モンタギューにゾーイ・レイニー。

修道僧ロレンスにサム・ヴァレンティン。

パリスにトム・ハンソン。

ヴェローナの太守にテイラー・ジェイムズ。

舞台演出はロブ・アシュフォードと「スルース/2007」「ワルキューレ/2008:出演」「パイレーツ・ロック/2009:出演」「シンデレラ」のケネス・ブラナー。

原作はウィリアム・シェイクスピア。


TOHOシネマズ日本橋にて(期間、時間限定公開中)



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by margot2005 | 2016-11-21 00:09 | UK | Trackback | Comments(0)

「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」

「Bridget Jones's Baby」2016 アイルランド/UK/フランス/USA

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TVの敏腕プロデューサーであるブリジットは43歳になった。キャリアは順調だが今だシングル。ある日、事故で亡くなった元カレ、ダニエルの葬儀に参列し、妻を伴ったもう一人の元カレのマークと鉢合わせしてしまう。

ある時、アラサーの同僚でキャスターのミランダに誘われ野外ロック・フェスに行くハメになる。そこでイケメン実業家ジャックと出会い、酔った勢いで一夜を共にしてしまう。数日後、ブリジットは洗礼式でマークと再会する。やがてマークから“妻カミラとは別れた!”との告白を聞いて気分が高揚しベッドインしてしまう。数ヶ月後、妊娠していることが明らかになるが、生まれてくる子供の父親はジャックなのか?マークなのか?わからない。ブリジットは二人に真実を告げることに…


ブリジットに「ミス・ポター/2006」「かけひきは、恋のはじまり/2008」「砂上の法廷/2016」レニー・ゼルウィガー。

マークに「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ/2016」コリン・ファース。

ジャックに「フリーダム・ライターズ/2007」「魔法にかけられて/2007」「近距離恋愛/2008」「バレンタインデー/2010」パトリック・デンプシー。

ドクター・ローリングスに「ラヴ・パンチ/2013」「ウォルト・ディズニーの約束/2013」「二ツ星の料理人/2015」エマ・トンプソン。

ブリジットの父に「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/2011」「ウイークエンドはパリで/2013」「パディントン/2014」「ブルックリン/2015」「ターザン:REBORN/2016」ジム・ブロードベント。

ブリジットの母に「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ヒステリア/2011」のジェマ・ジョーンズ。

ミランダに「ヘンダーソン夫人の贈り物/2005」サラ・ソルマニ。

監督は「ブリジット・ジョーンズの日記/2001」「ブローン・アパート/2008」のシャロン・マグアイア。


ドラマの中に「ブリジット・ジョーンズの日記」の映像も織り込まれ、クリスマスにトナカイのセーターを着たマーク、いやコリンの若いこと!“ブリジット・ジョーンズ”のマーク・ダーシー、コリンは実にゴージャス!

もちろんレニーも若くてチャーミング。彼女は笑顔が良い。笑顔がなかった「砂上の法廷」のレニーの別人?状態を思い出す。

本作映倫指定はG。4文字言葉炸裂なのでR指定でも良いんじゃないか思った。英国の女性って子供の前でsexの話するわけ?ちょっと不謹慎。おまけに男に飢えてる女性ばかり...それはドラマの中だけと思いたい。


「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」から12年。「ブリジット・ジョーンズの日記」からは、なんと15年の歳月が流れている。どちらの映画もシアターで見た。本作はちょっと迷ったけどコリン見たさにシアターへ…。


43歳の歳で元カレと新しいカレに出会い、子供まで授かるなんてブリジットはなんと幸せな女性なのだろうと思わずにいられない。現実ではこのような最後のモテ期が来るとは思えないが、小説/映画だからどうにでもなる。ブリジットの生き方って30代から40代の女性の憧れのような人生かも知れない。

若い上司に首を言い渡されてもめげないブリジット。“一番高いベビーカー!を買ってやる!!”と意気込むブリジットがナイス!あのようにブリジットのめげない姿に女性たちは共感を呼ぶのだろう。でもレニーのブリジットは最後にして欲しい。


TOHOシネマズ日劇にて


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by margot2005 | 2016-11-19 19:11 | UK | Trackback(2) | Comments(2)

「奇蹟がくれた数式」

「The Man Who Knew Infinity」2015 UK

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1914年のインド、マドラス。妻、母親と共に暮す事務員のラマヌジャンは数学に魅せられ独学で学んでいる。ある時、自らの研究成果を英国の大学に認めてもらおうと著名な数学者に手紙を送るが全く相手にしてもらえない。そんな中、ただ一人名門ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジのG・H・ハーディ教授が手紙の内容に興味を持ち、ラマヌジャンを大学に招聘する。彼は妻を残して行くことにためらいを感じながらも研究発表できる喜びを胸に海を渡るのだった…


ラマヌジャンに「スラムドッグ$ミリオネア/2008」「マリーゴールド・ホテルで会いましょう/2011」「マリーゴールド・ホテル 幸せへの第二章/2015」のデヴ・パテル。

G・H・ハーディに「ある天文学者の恋文/2016」ジェレミー・アイアンズ。

ラマヌジャンの妻ジャナキにデヴィカ・ビセ。

ジョン・リトルウッドに「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「フロスト×ニクソン/2008」「ブッシュ/2008」「裏切りのサーカス/2011」トビー・ジョーンズ。

サー・フランシス・スプリングに「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム/2011」のスティーヴン・フライ。

バートランド・ラッセルに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」「われらが背きし者/2016」ジェレミー・ノーサム。

監督、脚本、製作はマシュー・ブラウン。


ラマヌジャンが英国に渡ったのは第一次世界大戦下の激動の時代。当時インドは英国の植民地だった。植民地からやって来た学歴のないラマヌジャンに周囲の人々は偏見の目を向ける。その上、招いてくれたハーディは数式の証明の必要性を力説するばかり。直感でひらめくラマヌジャンにとって証明は難しかった。そんな中、リトルウッドだけがラマヌジャンに優しく接し、彼のだだならぬ才能を評価していた。

やがて戦争が激化し、孤独と食料不足に耐えねばならないラマヌジャンはとうとう病気になってしまう。


数学は苦手なのでラマヌジャンが解き明かす天文学的な数式はチンプンカンプンだったがドラマには惹き付けられた。G・H・ハーディが想像以上に良い人で、ジョン・リトルウッドの存在は一服の清涼剤。


熱い国からやって来たラマヌジャンは最初素足だった。肉(牛/豚)は食べないし、線香を灯しての日々の信仰はかかせない。そして雪を見て感激するラマヌジャン。

ハーディはキリスト教徒ながら信仰心がない。それゆえ、神を信じ直感でひらめくと言うラマヌジャンを信じることは難しい確かに...ましてや数学者だし...。


思想も文化も宗教も違うラマヌジャンとハーディ。年齢や肌の色を越え互いに理解し合った二人の友情物語は素晴らしかった。

撮影されたケンブリッジ大学トリニティ・カレッジは1世紀前と同じたたずまいだなんて、さすが英国の名門大学!

「マリーゴールド・ホテル シリーズ」でのお調子者のイメージが焼き付いているデヴ・パテルながら、意外や偉大なる数学者が似合っている。

ジェレミー・アイアンズは相変わらずの貫禄で大学教授にぴったり。そういえば「ある天文学者の恋文」でも大学教授を演じていた。


角川シネマ有楽町にて


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by margot2005 | 2016-11-11 00:39 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「ジェイソン・ボーン」

「Jason Bourne」2016 UK/USA

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世間から姿を隠し静かに人生を送っていたジェイソン・ボーンは全ての記憶を取り戻していた。ある日、ギリシャに潜伏しているボーンに元同僚のニッキーが接触を試みる。ニッキーはCIAのサーバーから秘密情報を盗み出し “トレッドストーン計画”の全貌とそれに関わったボーンの父親の情報も手にしていた。しかしニッキーの足取りを追跡したCIA長官デューイはギリシャに凄腕アサシン、アセットを送り込む…


ジェイソン・ボーンに「オデッセイ/2015」マット・デイモン。

ヘザー・リーに「アンナ・カレーニナ/2012」「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮/2012」「ガンズ&ゴールド/2013」「エクス・マキナ/2015」「コードネームU.N.C.L.E./2015」「リリーのすべて/2015」 「二ツ星の料理人/2015」アリシア・ヴィキャンデル。

ロバード・デューイに「告発のとき/2007」「カンパニー・メン/2010」「リンカーン/2012」のトミー・リー・ジョーンズ。

アセットに「美女と野獣/2014」「チャイルド44 森に消えた子供たち/2014」ヴァンサン・カッセル。

ニッキー・パーソンズに「ボーン・アルティメイタム/2007」「世界にひとつのプレイブック/2012」ジュリア・スタイルズ。

監督、脚本、製作は「ボーン・スプレマシー/2004」「ボーン・アルティメイタム/2007」「キャプテン・フィリップス/2013」のポール・グリーングラス。


帰って来たジェイソン・ボーン!「ボーン・アルティメイタム/2007」から9年。ジェレミー・レナーの「ボーン・レガシー/2012」を見たけどマジでつまらなかった。やはりジェイソン・ボーンはマット・デイモンでなくては…とは言いつつ「ボーン・アルティメイタム」のレビューにはあまり面白くなかったなんて書いている。そう、今回のジェイソン・ボーン再登場にはあまり期待しないでおいた。

でもかつて読んだロバート・ラドラムの“暗殺者”のファンでもあるのでこのシリーズには思い入れがあり、マットもお気に入り俳優だし...。


このシリーズは世界中を飛び回るジェイソン・ボーンと、彼の強さが楽しめる娯楽作品。

ロケーションで今回スゴかったのはラスベガスのシーン。解体する前のホテルで撮影されたというシーンはかなりの迫力。ジェイソン・ステイサムの“トランスポーター・シリーズ”のノリで、あり得ない場面もあったが…。他にも毎回登場するヨーロッパ諸国でも撮影されている。


シリーズに欠かせなかったニッキーがあっさりと殺されてしまって可哀想だったけど、次回に続くヘザーの登場がナイス!

キーラ・ナイトレイの「アンナ・カレーニナ」や、デンマーク、スウェーデン合作の「ロイヤル・アフェア 愛と欲望の王宮」で始めお目にかかったスウェーデン出身のアリシア・ヴィキャンデル。オスカーもゲットし今や引っ張りだこの彼女は、クラシックな作品も現代物も未来ものも全てOK。本作ではCIA若手エージェントがこれまた良く似合っている。

ワルが完璧にまで似合うヴァンサン・カッセルの出演も良かったな。トミー・リー・ジョーンズも然り。


ボーン追跡を任された若手エージェント、ヘザー・リーとCIA長官デューイとのやり取りが何気に面白い。アリシアは作品ごとに素敵な女優になっていく。

ラスト、ジェイソン・ボーンとヘザー・リーが対決??次作が楽しみとなった。


TOHOシネマズ・スカラ座にて



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by margot2005 | 2016-11-06 00:36 | UK | Trackback(4) | Comments(4)

「われらが背きし者」

「Our Kind of Traitor」2016  UK/フランス

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ロンドン大学で教鞭をとるペリーは弁護士のゲイルとモロッコ旅行を計画する。結婚して10年になる二人の間にはすきま風が吹き、関係の修復のための旅だった。しかしゲイルとの仲は冷えきったまま。そんなある夜、ペリーはレストランでロシア人のディマと偶然出会い、彼に誘われるまま一時を過ごすことに...。次第にペリーとディマの間に友情のようなものが芽生え始め、英国人の大学教授ペリーを信頼したディマは、自分がロシアン・マフィアで、マネー・ロンダリングも担当していたが今では組織から命を狙われる身であり、家族の安全のため英国に亡命したいと話し始める。やがてディマは組織の情報が入ったUSBメモリーをM16に渡して欲しいとペリーに依頼する…



ディマに「しあわせはどこにある/2014」ステラン・スカルスガルド。

ヘクターに「ロンドン・ヒート/2012」のダミアン・ルイス。

オーブリイ・ロングリッグに「抱擁/2002」「インベージョン/2007」ジェレミー・ノーサム。

監督は「ナニー・マクフィーと空飛ぶ子ブタ/2010」「パレーズ・エンド/2012」のスザンナ・ホワイト。

原作、製作総指揮は「ナイロビの蜂/2005」「裏切りのサーカス/2011」「誰よりも狙われた男/2013」ジョン・ル・カレ。


ショッキングなオープニングで始まるジョン・ル・カレのドラマはとても重厚でスリリングで惹き付けられた。主演はお気に入りのユアン・マクレガーだし…。

平凡な大学教授のペリーと妻ゲイルが組織を裏切ったロシアン・マフィア、ディマの家族を助けるため奔走する。次から次へと問題が起き、見ている者をぐいぐいと引き込んで行く手法は中々のもの。


ディマに懇願されUSBメモリーを預かってしまったペリー。このペリーと言う人物は本当に善い人なんだと思う。断ることもできたかと思うが、ディマの家族の命がかかっていることを知り受け入れてしまう。

ロンドンに戻り、妻に責められた上、M16のヘクターに執拗に問いつめられるペリーが気の毒でならなかった。

演じるユアンはナイス・キャスティング。善い人が似合うのだ。ワルも似合うけど…。


ディマに“銃は使えるか?”と聞かれ“ノー!”と答えるペリー。普通の生活で大学教授が銃をぶっ放すなんてことないだろうし...なんて思ったけど、不安げに銃を握りしめながらもその後のペリーの活躍は大したもの。人間いざとなったら普段やらないこともできてしまうのかも知れない。

とんでもないことに巻き込まれたペリーとゲイル夫婦。でもその試練によって二人の関係が修復され、ドラマのラストも爽快だった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-11-02 00:25 | UK | Trackback(4) | Comments(2)

「ベストセラー 編集者パーキンズに捧ぐ」

「Genius」2016 UK/USA


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1929年のニューヨーク。ある日、編集者マックス・パーキンズの元に無名の作家トマス・ウルフが原稿を持って訪ねてくる。原稿を読んだパーキンズはウルフの才能を見抜き出版すると約束する。ウルフは何件もの出版社からノーと言われ続けていたためパーキンズの言葉に喜びを隠せない。大喜びするウルフにパーキンズは一つ条件をつける。それは持ち込まれた膨大な原稿を大幅に削ること。しかし納得いかないウルフは最初抵抗を試みるが、パーキンズと議論を重ねながら編集作業を始めて行くのだった…


マックス・パーキンズに「キングスマン/2014」コリン・ファース。

トマス・ウルフに「ブラック・シー/2014」ジュード・ロウ。

アリーン・バーンスタインに「シークレット・アイズ/2015」ニコール・キッドマン。

ルイーズ・パーキンズに「アメリカを売った男/2007」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「最終目的地/2009」「私が愛した大統領/2012」「ハドソン川の奇跡/2016」ローラ・リニー。

F・スコット・フィッツジェラルドに「ハート・ロッカー/2008」「ザ・ロード/2009」「英国王のスピーチ/2010」「アニマル・キングダム/2010」「プロメテウス/2012」「あなたとのキスまでの距離/2013」ガイ・ピアース。

アーネスト・ヘミングウェイに「300<スリーハンドレッド>/2007」「パレードへようこそ/2014」「マネーモンスター/2016」ドミニク・ウェスト。

ゼルダ・フィッツジェラルドに「アバウト・タイム ~愛おしい時間について~/2013」「世界一キライなあなたに/2016」ヴァネッサ・カービー。

監督、製作は「英国万歳!/1994」のマイケル・グランデージ。


お気に入り英国人俳優コリン&ジュードの共演を楽しみにしていた一作。

マックス・パーキンズはもちろん、トマス・ウルフは名前しか聞いたことがない作家。パーキンズはドラマにも登場するF・スコット・フィッツジェラルドとアーネスト・ヘミングウェイを発掘した偉大なるカリスマ編集者。パーキンズは名もない作家を有名にするだけではなく、彼らの人生の助言者でもあった心優しい人物。


カリスマ編集者マックスには愛する妻ルイーズと5人の娘がいるが、トマスは独身で愛人アイリーンと暮らしている。トマスはマックスに才能を認めてもらい、共同で編集作業をするうち彼の家に足しげく通うようになる。それを知ったアイリーンは嫉妬心をむき出しにし、トマスを攻め立てるのだった。


コリンとジュードはそれぞれに素晴らしい配役。ジュードは「ブラック・シー」のレビューに“かつてモテる男の代名詞的存在だった。”と書いたけど、年々深みのある俳優になっており素敵だ。

人情家で包容力たっぷりのマックス・パーキンズを演じるコリンも貫禄たっぷり。もはや名優の域か?


女性二人…ルイーズとアイリーンが対照的で面白い。アイリーン役のニコール・キッドマンは魔女のように見える?どうもキッドマンは苦手な女優で、年を重ねるにつれ魔女化しているように映るのだが…。ルイーズを演じるローラ・リニーも夫の仕事を尊重しつつ家庭を守る穏やかな優しい女性を好演している。


1938年に37歳の若さで亡くなったトマス・ウルフ。カリスマ編集者と天才作家の短くも熱く深い友情物語は素晴らしかった。


TOHOシネマズ・シャンテにて



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by margot2005 | 2016-10-30 22:36 | UK | Trackback | Comments(0)

「世界一キライなあなたに」

Me Before You2016 UKUSA

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ルーはイギリスの田舎町に暮らす26歳の女性。ある日、働いていたカフェが閉店し失職してしまう。父親も失業中のためすぐにでも仕事を見つけなければならない。そしてようやく見つけた仕事は車椅子生活を送る大富豪の世話係だった


ルイーザ(ルー)・クラークに「ゲーム・オブ・スローンズ シリーズ20112016」のエミリア・クラーク。

ウィル・トレイナーに「ダークエイジ・ロマン 大聖堂/2010「ハンガーゲーム シリーズ20132015「あと1センチの恋/2014」「スノーホワイト/氷の王国/2016」サム・クラフリン。

ウィルの母親カミーラに「アルバート氏の人生/2011」「ハンナ・アーレント/2012」「パパが遺した物語/2015」ジャネット・マクティア。

ウィルの父親スティーブンに「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」「タロット・カード殺人事件/2006」「ドラキュラzero/2014」「黄金のアデーレ 名画の帰還/2015」「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密/2014」チャールズ・ダンス。

エイミーの父親バーナードに「ダウントン・アビー シリーズ 20102015」のブレンダン・コイル。

ウィルの介護師ネイサンにスティーヴン・ピーコック。


青年実業家のウィルはロンドンで交通事故に遭い脊髄を損傷して四肢麻痺になってしまう。やがて実家に戻り車椅子で介護を受けることになる。ウィルは生きる希望も何もなく完全に心を閉ざしていた。そんな折、6ヶ月の期間限定で、天真爛漫で奇抜なオシャレが大好きなルーが世話係としてやって来る。やがてルーの悪戦苦闘の日々が始まる。


本作は世界中で大ヒットしたラヴ・ストーリーで、ラストは世界的な社会問題を感じさせる内容でとても興味深かった。ハッピーエンディングで終わらないラストは見る人によって、あれで良いのか?悪いのか?と賛否両論に分かれるだろうけど私的にはあの結末は良かったと思う。邦題は難ありかと思えるけど


サム・クラフリンはスゴくヒットした「あと1センチの恋」で女性を胸きゅんさせたハンサム・ボーイ。

テーマは暗くて辛いが、終始笑顔を見せるルーの存在は圧倒的。演じるエミリア・クラークはホントに笑顔がキュート。

ルーはフォーマルなドレスの選び方は素敵なのに、日常の服装はド派手でチャラチャラしたファッションばかり。どうにかならないのか?なんて思ったけど、ハンサムな大富豪とあか抜けない田舎娘の組み合わせなので、ウィルや彼の母親とのミスマッチは良かったのかも知れない。

ウェールズで撮影された城も美しい。


新宿バルト9にて



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by margot2005 | 2016-10-09 19:32 | UK | Trackback(4) | Comments(2)