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「ザ・イースト 」

「The East」2013 USA/UK
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脚本、製作、出演(サラ/ジェーン)に「アナザー プラネット/2011」「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け/2012のブリット・マーリング。
ベンジーに「メランコリア/2011」のアレキサンダー・スカルスガルド。
イジーに「JUNO/ジュノ」2007」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「ローマでアモーレ/2012」のエレン・ペイジ。
ドクに「ロックンローラ/2008」「わたしの可愛い人-シェリ/2009」「悪の法則/2013」のトビー・ケベル。
ルカに「赤ずきん/2011」のシャイロー・フェルナンデス。
サムにオルディス・ホッジ。
サラの上司シャロンに「あぁ、結婚生活/2007」「ラースと、その彼女/2007」「幸せのレシピ/2007」「エレジー/2008」「それでも恋するバルセロナ/2008」「人生万歳!/2009」「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2013」のパトリシア・クラークソン。
サラの恋人ティムに「ブッシュ/2008」のジェイソン・リッター。
製薬会社の副社長ペイジ・ウイリアムスに「チェ 28歳の革命/2008」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「サベイランス/2008」のジュリア・オーモンド。
監督、脚本は「Sound of My Voice/2011」のザル・バトマングリッジ。

ドラマのオープニング、海に流れ込んだ原油にもがき苦しむ水鳥の映像が流れる…石油会社社長の自宅にタールをばらまき塗り付け、“環境汚染した罪に制裁する!さらに他の他企業もターゲットにしている!”という声明文を出したのは“イースト”と名乗る秘密組織。
元FBIエージェントのジェーンは大企業をクライアントに持つセキュリ ティ会社に雇われる。ある日、環境テロリスト集団“イースト”への潜入捜査を命じられ、サラと名前を変え、恋人ティムにはドヴァイに行くと偽り正体不明の環境テロ集団に潜り込ことに成功する。

両親を亡くし、巨額の富を相続したベンジーは親類からの媚びに嫌気がさし広大なる森にある屋敷を焼きはらって“イースト”の住処としている。
イジーの父親は会社の儲けのためには汚染された水を垂れ流すことさえいとわない企業の経営者。
ドクは実の妹を薬の副作用で亡くしている。

大企業を襲うテロから企業を守る会社があるってとてもアメリカらしい。“イースト”のリーダーを演じるアレキサンダー・スカルスガルド。彼のひげ面(後に長いひげはなくなる)はまるでイエス・キリストのよう。

サラの恋人ティムが“君は何を考えているのかわからない。”と別れを告白する。サラは“ドヴァイへは行かなかったの。”と答える。しかし上司シャロンの命令で再び“イースト”へ潜り込んだサラ。恨みを晴らすためテロを起こしてはいけない。そしてそれを阻止するため潜り込んだサラだったが…ラストのサラの決断は...あのラストには考えさせられた。

なぜか?シアターで本作の予告は見ていない。何度も予告を見た日比谷のTOHOシネマズ・シャンテで「メージーの瞳」を観るつもりが上映時間に間にあわずこちらにした。
スウェーデン出身のアレキサンダー・スカルスガルドの映画が同時に公開されているなんてとても珍しいこと。初日の最終回、シアターの席もうまっていて、かなり興味深く引き込まれる展開のドラマで見応えあり。

「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」で主人公を演じるリチャード・ギアの娘役で初めてお目にかかったブリット・マーリングは脚本家であり、プロデューサー、監督もこなす才女らしい。おまけに美くしい。本作の役柄も元FBIエージェントという才女役が似合う。

ザル・バトマングリ作品は初めて観たが、とても斬新でスタイリッシュで素晴らしい。未公開ばかりだが過去の他の作品が見てみたい。

TOHOシネマズ・シャンテにて
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by margot2005 | 2014-02-02 23:50 | USA | Trackback(11) | Comments(0)

「悪の法則」

「The Counselor」2013 USA/UK
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カウンセラーに「プロメテウス/2012」のマイケル・ファスベンダー。
ローラに「ローマでアモーレ/2012」のペネロペ・クルス。
マルキナに「ホリデイ/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」「私の中のあなた/2009」「運命のボタン/2009」「モネ・ゲーム/2012」のキャメロン・ディアス。
ライナーに「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のハビエル・バルデム。
ウェストリーに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「ワールド・ウォーZ/2012」のブラッド・ピット。
アムステルダムのダイヤモンド・ディーラーに「愛を読むひと/2008」「バーダー・マインホフ 理想の果てに/2008」「アンノウン/2011」のブルーノ・ガンツ。
ブロンドに「カサノバ/2005」「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」のナタリー・ドーマー
製作、監督は「プロヴァンスの贈りもの/2006」「アメリカン・ギャングスター/2007」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ロビン・フッド/2010」「プロメテウス」のリドリー・スコット。

カウンセラーはなぜ悪の道を選んだのか?それはもちろん金意外の何ものでもないだろうが、ちょっとした出来心で有能な弁護士がこのような裏社会のビジネスに関わろうとするのか?その辺の説明は全くない。あれよあれよという間にカウンセラーは裏社会のビジネスにはまり込んでしまっている。

トマトメーターは35%と寂しい。
会話がとても哲学的でリドリー・スコットらしくない?リドリー・スコットって単純明快なものが多いから...こちらも複雑な展開ってわけではないのだが、ドラマの中で交わされる会話がこねくり回している感じ。
顔をくしゃくしゃにして、鼻水たらし泣きじゃくるマイケル・ファスベンダーも頑張っているが今一つだったかな?
“Have you been bad?/字幕では浮気した?”なんて可愛いく尋ねるローラ。ペネロペにはこの役柄は似合わない。
ブラッド・ピットの出番は少ない。レビューは書いていないけど「ジャッキー・コーガン/2012」同様ヤクザな男が似合う。フランス行きの飛行機で見た「ワールド・ウォーZ」は小さな画面なのでつまらなくて途中でやめた。
“サスペンス/犯罪”というジャンルでなおかつ出演陣はとても豪華ながら物語は面白くない。しかしこのドラマで一人精彩を放ったのはキャメロン・ディアス。男を手玉に取り一人勝ちするマルキナ役は完璧。キャメロンて軽い役柄のものばかりでつまらない女優のイメージだが、本作で彼女を見直した。纏うジョルジオ・アルマーニのドレスもキャメロンにぴったり。マイケルのスーツはエンポリオ・アルマーニ。この方ホントにスーツが似合う。ハビエル・バルデムもド派手なコスチュームがハマってナイスだった。
衣装や豪華な屋敷…そんなことだけが記憶に残る映画だったかな?

アメリカでは弁護士のことをカウンセラーと呼ぶ。カウンセラーに名前はなく皆彼をカウンセラーと呼んでいた。恋人のローラは“Baby!”と呼んでいたし…。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了/TOHOシネマズ有楽座にて上映中)
下写真はパリの地下鉄ポスター。フランス版のタイトルはズバリ麻薬「CARTEL」。
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by margot2005 | 2013-12-16 00:07 | USA | Trackback(15) | Comments(2)

「マン・オブ・スティール」

「Man of Steel」2013 USA/カナダ/UK
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クリプトン星に生まれたカル=エルは、父親ジョー=エルによって地球へと送られる。やがてカンザスに住むケント夫妻に拾われクラークと名付けられた少年は巨大なパワーを持っていた…
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クラーク・ケント/カル=エルに「トリスタンとイゾルデ/2006」「人生万歳!/2009」「インモータルズ -神々の闘い-/2011」「シャドー・チェイサー/2012」のヘンリー・カヴィル。
ロイス・レインに「魔法にかけられて/2007」「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「ダウト ~あるカトリック学校で~/2008」「サンシャイン・クリーニング/2008」「ジュリー&ジュリア/2009」「ザ・マスター/2012 」のエイミー・アダムス。
ジョー=エルに「レ・ミゼラブル/2012」のラッセル・クロウ。
ララ・ロー=ヴァンに「ミュンヘン/2005」「ヴァンテージ・ポイント/2008」「天使と悪魔/2009」のアイェレット・ゾラー。
ジョナサン・ケントに「カンパニー・メン/2010」のケヴィン・コスナー。
マーサ・ケントに「理想の恋人.com/2005」「ハリウッドランド/2006」「最後の初恋/2008」のダイアン・レイン。
ゾッド将軍に「ワールド・トレード・センター/2006」「その土曜日、7時58分/2007」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」「バッド・ルーテナント/2009」「マシンガン・プリーチャー/2011」のマイケル・シャノン。
ペリー・ホワイトに「M:i:III/2006」「ラスベガスをぶっつぶせ/2008」のローレンス・フィッシュバーン。
ファ オラ=ウルに「パンドラム/2009」のアンチュ・トラウェ。
ネイサン・ハーディ大佐に「プリティ・ブライド/199」のクリストファー・メラー。
監督は「300/2007」「ウォッチメン/2009」のザック・スナイダー。

ケント夫婦に拾われ、クラークとなったカル=エルは成長し、自分探しの旅に出る。そして南極でロイス・レーンと遭遇する。スーパンマン誕生の物語であり、後にクラークが記者となるデイリー・プラネットのジャーナリスト、ロイス・レーンとの出会いのドラマでもある。
スーパンマン大好きなのと、ヘンリー大好きなのとで楽しみにしていた一作。
クリストファー・リーヴの「スーパーマン」シリーズ(1~4)は全て観たかどうか記憶にない。「スーパーマン4/最強の敵/1987」以来20年ぶりに作られたのが「スーパーマン・リターンズ/2006」。しかしシリーズ化されることなく1作で終わり。ヘンリーは初めてノン・アメリカンのスーパーマン。続は既にある様子。

“スーパーマン”ではなく“マン・オブ・スティール”というタイトルもgood。クラーク・ケントは鋼鉄の男なのだ。ロイスがクラークのコスチュームの胸にある“S”に見える文字から彼を“スーパーマン”と名付ける件が印象的。

かつてマーロン・ブランドが演じた、クラークの実父ジョー=エル役のラッセル・クロウが貫禄。それに引きかえ育ての父親ジョナサン・ケント役のケヴィン・コスナーがショボい。80年代後半から〜90年代の初めまでケヴィンのファンだったのに…。
クラークの育ての母親マーサ役のダイアン・レインの老けぶりにも驚き。
ダイアン・レインが出演した「ハリウッドランド/2006」でもスーパンマンが描かれている。それはTVでスーパーマンを演じたジョージ・リーヴスの謎の死を描いたサスペンスで、ジョージ・リーヴスを演じたベン・アフレックがナイスだったのを思い出す。

クリプトン星からやって来たゾッド将軍とファ オラ=ウルがスーパーマンと闘うシーンはこれでもか、これでもかの破壊力。
ラスト、NYの街をむちゃくちゃにしたにも関わらずデイリー・プラネット社に現れるクラーク・ケント。デイリー・プラネット社のビルは被害に遭わず、無事だったんだと理解した次第。
新しいスーパーマンの新しいコスチュームに赤いショーツがない。過去のスーパーマンのトレード・マークだったが、今から思えばあの赤いショーツ(パンツ)ダサイことこの上なかった。

映画を観終わって、そうか監督は「300」と「ウォッチメン」のザック・スナイダーで、プロデューサーが「ダークナイト ライジング/2012」のクリストファー・ノーランなのか...全体的な雰囲気からしても納得だな…と感じた。

丸の内ピカデリーにて
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by margot2005 | 2013-09-25 00:51 | USA | Trackback(12) | Comments(4)

「ホワイトハウス・ダウン」

「 White House Down」2013 USA
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ジョンは元軍人で今は議会警察官を勤める日々。彼の一人娘エミリーはジェームズ・ソイヤー大統領の大ファンで、娘のためにジョンは大統領警護官への転職を希望している。そんなある日、二人がホワイトハウス見学ツアーに訪れている最中、国会議事堂が爆破されるテロ事件が起こる...

ジョン・ケイルに「パブリック・エネミーズ/2009」「陰謀の代償/2010」「親愛なるきみへ/2010」「エージェント・マロリー/2011」「マジック・マイク/2012」のチャニング・テイタム。
ジェームズ・ソイヤー大統領に「Ray/レイ/2004」「ドリームガールズ/2006」「マイアミ・バイス/2006」「路上のソリスト/2009」のジェイミー・フォックス。
キャロル・フィナティ特別警護官に「主人公は僕だった2006」「パリ、ジュテーム/2006」「ワールド・トレード・センター/2006」「ダークナイト/2008」「クレージー・ハート/2009」のマギー・ギレンホール。
エ ミール・ステンツに「ゼロ・ダーク・サーティ/2012」のジェイソン・クラーク。
イーライ・ラフェルソンに「扉をたたく人/2007」「ブロークン/2008」「バーン・アフター・リーディング/2008」「食べて、祈って、恋をして/2010」「親愛なるきみへ/2010」のリチャード・ジェンキンス。
マーティン・ウォーカーに「カリブの熱い夜/1984」「コンタクト/1997」のジェームズ・ウッズ。
ジョンの娘エミリーに「ラブ・アゲイン/2011」のジョーイ・キング。
エミリーの母親メラニーに「ニュームーン/トワイライト・サーガ/2009」のラシェル・ルフェーブル。
監督は「スターゲイト/1994」「パトリオット/2000」「2012/2009」「もうひとりのシェイクスピア/2011」のローランド・エメリッヒ。

誰が観てもこれぞアメリカ映画と言った一作。ラストのヘリのシーンは特にアメリカっぽい?
しかしながらテロの原因となったきっかけがかなり個人的な事柄で...これにはちょっとついて行けなかったが、チャニング・テイタムが頑張ってるので良しとした。

それぞれに個性的な俳優を配してあるキャスティングはナイス。大統領役のジェイミー・フォックスも素晴らしい。頑張っている主演のチャニング・テイタムも、脇を固める個性的な俳優陣も共にドラマを盛り上げている。
男性社会の中で紅一点のキャロルを演じるマギー・ギレンホールもまずまずといったところ。
ジェームズ・ウッズの映画は色々と観ているが、レビューを書くのは初めて。この俳優も名脇役の一人かも知れない。

同じく“ホワイトハウス”を舞台にした「エンド・オブ・ホワイトハウス/2013」はアーロン・エッカート演じる大統領を助けるシークレット・サービス役のジェラルド・バトラー。二人ともお気に入り俳優なので観に行ったが、北朝鮮のテロリストがホワイトハウスを占拠するというとんでもないストーリーでも、映画はつまらなかった。まだこちらのホワイトハウスを舞台にしたドラマの方が見応えあったかな。監督はあのローランド・エメリッヒだし…。
丸の内ルーブルにて
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by margot2005 | 2013-08-17 23:26 | USA | Trackback | Comments(0)

「ヒッチコック」

「Hitchcock」 2012 USA
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1959年。映画の企画探しを初めたヒッチコックは実在の殺人鬼エド・ゲインをモデルにした小説“サイコ”に惹かれ映画にしようと思い立つ。しかし優秀なる映画編集者であり脚本家でもある妻のアルマはこの企画に難色を示す。おまけに映画会社からは、原作が陰惨だと出資拒否されてしまう。途方に暮れた彼は家を抵当に入れてでもこれを作ろうと奔走するのだった…

アルフレッド・ヒッチコックに「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」「最終目的地/2009」「恋のロンドン狂騒曲/2010」のアンソニー・ホプキンス。
アルマ・レヴィルに「エリザベス1世 ~愛と陰謀の王宮~/2005」「クィーン/2006」「消されたヘッドライン/2009」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」「テンペスト/2010」のヘレン・ミレン。
ジャネット・リーに「理想の女/2004」「ママの遺したラヴ・ソング/2004」「マッチポイント/2005」「ブラック・ダリア/2006」「タロット・カード殺人事件/2006」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」「それでも恋するバルセロナ/2008」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「映画と恋とウディ・アレン/2011」のスカーレット・ヨハンソン。
アシスタント、ペギー・ロバートソンに「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「いつか眠りにつく前に/2007」のトニ・コレット。
脚本家ウィットフィールド・クックに「ウルヴァリン:X-MEN ZERO/2009」「タイタンの戦い/2010」「ロビン・フッド/2010」「声をかくす人/2011」のダニー・ヒューストン。
ヴェラ・マイルズに「幻影師アイゼンハイム/2006」「バレンタインデー2010」「トータル・リコール/2012」のジェシカ・ビール。
アンソニー・パーキンスに「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」のジェームズ・ダーシー。
エド・ゲインに「トラブル・イン・ハリウッド/2008」のマイケル・ウィンコット。
監督は「ターミナル/2004」「フェイク・クライム/2010」の脚本家サーシャ・ガヴァン。

“家全てを売るの?それともプールは残して?”なんて台詞もあったが、ヒッチコックはアルマとハリウッドの豪邸に住んでいる。「サイコ/1960」の前の作品「北北西に進路を取れ/1959」までヒット作を何作も何作も世に送りだしてきた彼の企画でも通らないことなどあるんだと驚いた。この時代(60年代)は今では考えられないトイレのシーンもダメだったので、バスルームでの陰惨なシーンなど考えられなかったのだろう。しかし結果あの“リン!リン!リン!”のシーンが受けたのだ。アンソニー・パーキンスが最高に適役だった。
映画の中盤でヒロインを殺してしまうやり方も斬新で観客を惹き付けたに違いない。

“サイコ/Psycho ”とは“psychohorror”“psychothriller””psychokiller”の省略形言葉だが、映画“サイコ”から世界中に広まったらしい。やっぱりそうだったんだと確信した。

サスペンス好きなのでヒッチコック映画はかなり見ている。ほとんどTVでだが..。書き上げたらきりがないが、私的に好きなのは「ダイヤルMを回せ!/1954」「裏窓/1954」「知りすぎていた男/1956」「めまい/1958」「北北西に進路を取れ」etc.で、それぞれに名作だと思う。そしてヒッチコックのサスペンスでモンゴメリー・クリフト主演の「私は告白する/1953」のレビューあり。

ヒッチコック映画のヒロイン…グレース・ケリー、イングリット・バーグマン、キム・ノヴァック、ドリス・デイ、ティッピー・ヘドレン、ジャネット・リーetc.「裏窓」「ダイヤルMを回せ」「泥棒成金/1955」のヒロイン、グレース・ケリーはスゴい美人だが、「めまい/1958」のキム・ノヴァクが最高のブロンド美人じゃなかろうか?クール・ビューティなキム・ノヴァック。あのような女優は今ではもう存在しない。

先だってwowowでシエナ・ミラーがティッピー・ヘドレンを演じた「ザ・ガール ヒッチコックに囚われた女/2012」を見た。ヒッチコック役はUK俳優のトビー・ジョーンズ。
物語は映画「鳥/1963」の準備を進めていたヒッチコックが、妻の勧めもありでブロンドのモデル、ティッピー・ヘドレンを起用するところから始まる。ジャネット・リーにスポットを当てている本作と見比べてみるのも面白い。

本作でシャワー・カーテンの向こうで悲鳴を上げるジャネット・リーを脅かしたのは他でもないヒッチコックその人。「鳥」で鳥の大群に襲われるシーンでもリアル感を出すため本物の鳥を使いティッピー・ヘドレンは血だらけになったという。女優をいじめるのが大好きな監督かも?

似てるってほどではないが、ジャネット・リーを演じるスカーレット・ヨハンソンの成りきりぶりにはスゴいものを感じる。
アンソニー・パーキンス役のジェームズ・ダーシーは素晴らしいキャスティング。
ヴェラ・マイルズ役のジェシカ・ビールはかなりのミスキャスト。逆立ちしてもスカーレットの妹になんか見えるわけがない。
ヘレン・ミレンはいつもながら貫禄たっぷりで素晴らしい!
脇役ながらトニ・コレットが良かった!この方脇役(殆どの作品脇役??)でもキラリと光る女優だ。

ヒッチコック役のアンソニー・ホプキンスって役作りにこだわる俳優なのだろうとしみじみ感じる。少々やりすぎって感じの顔つきがクドい感じもしたけど...。
映画のラストでヒッチコックの頭の上に鳥が乗っかるシーンがある。次作「鳥」を思い起こすナイスなエンディングだった。

TOHOシネマズシャンテにて
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by margot2005 | 2013-05-03 23:48 | USA | Trackback(15) | Comments(4)

「野蛮なやつら/SAVAGES」

「Savages」 2012 USA
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10代の頃からの親友である植物学者のベンと元傭兵のチョンは、大麻栽培ビジネスで大金をもうけ、カリフォルニアの美しいビーチで優雅に暮らしている。ベンとチョンの同居人であるOは、二人の恋人でもある。ある日、この平和で奇妙なトライアングル生活に危機が訪れる。ことの発端はメキシコの巨大麻薬組織がベンとチョンに提携を持ちかけたことから始まる。しかし二人がそれを拒否したためOが誘拐されてしまう...
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チョンに「ウルヴァリン:X-MEN ZERO/2009」「ジョン・カーター/2012」のテイラー・キッチュ。
ベンに「幻影師アイゼンハイム/2006」「ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ/2009」「アルバート氏の人生/2011」のアーロン・ジョンソン。
O(オフィーリア)に「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「50歳の恋愛白書/2009」「ザ・タウン/2010」のブレイク・ライブリー。
デニスに「ママの遺したラヴ・ソング/2004」「サブウェイ123 激突/2009」「パリより愛をこめて/2010」のジョン・トラボルタ。
ラドに「悲しみが乾くまで/2008」「チェ 28歳の革命/2008」「チェ 39歳別れの手紙/2008」「セブン・デイズ・イン・ハバナ/2012」のベニチオ・デル・トロ。
エレナに「フリーダ/2002」のサルマ・ハエック。
スピンに「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「ミルク/2008」のエミール・ハーシュ。
監督、脚本は「ワールド・トレード・センター/2006」「ブッシュ/2008」のオリヴァー・ストーン。

原作は人気作家ドン・ウィンズロウの同名クライム・ノベル。小説はどのような展開なのか少々気になる。というのもクライム(犯罪)なのだが、ドラマはコメディっぽくてとても明るい。ベンとチョンのキャラが天真爛漫なのだろうか?それともさんさんと太陽が降り注ぐカリフォルニアのビーチが舞台だからだろうか?犯罪ドラマっぽくないのだ。
綿密に練った作戦で挑んだ0奪還のシーンは中々面白かった。それと二通り描かれたラストもまあまあ楽しめたが、全体的には「ワールド・トレード・センター」の次に並ぶオリヴァー・ストーンつまらない映画にランクインしたい。

オリヴァー・ストーンといえば戦争や社会派ドラマの名監督。「プラトーン/1986」「ウォール街/1987」「7月4日に生まれて/1989」「JFK/1991」「ニクソン/1995」などを思い出す。歴史物の「アレキサンダー/2004」も面白かった。で、このような作品も作るのだと少々興味を覚えて観に行った。
とにかく共演陣が豪華。
ジョン・トラボルタ演じる麻薬捜査官デニスはマジで捜査官?って聞きたいくらい能天気なキャラで笑わせてくれる。殺し屋ラド役のデル・トロもメキシコの巨大麻薬組織の女ボス、エレナ役のサルマ・ハエックも共に凄まじかった。
何はともあれ、主演の3人が脇役であるトラボルタ、デル・トロ、ハエックに食われてしまっている。

チョンを演じるテイラー・キッチュはかなり影薄かったけど...他に演じる人いなかったのだろうか?
アーロン・ジョンソン映画は「アンナ・カレーニナ」も鑑賞済。貴族役は少々違和感あったかも。アーロンは本作とか「キック・アス/2010」のキャラの方が似合う。ジョン・レノン役もgoodだった。

日比谷 みゆき座にて(既に上映終了)
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by margot2005 | 2013-04-20 01:11 | USA | Trackback(1) | Comments(0)

「ゼロ・ダーク・サーティ」

「Zero Dark Thirty/2012」 USA
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CIA分析官(イスラマバード支局ビンラディン追跡チーム)マヤに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「英雄の証明/2011」のジェシカ・チャスティン。
マヤの上司ダ ニエル(チームリーダー)に「パブリック・エネミーズ/2009」のジェイソン・クラーク。
マヤの同僚ジェシカに「高慢と偏見/1995」「抱擁/2002」「英国王のスピーチ/2010」のジェニファー・イーリー。
ジョー ジ(テロ対策センター アフガニスタン、パキスタン部チーフ)に「ロックンローラ/2008」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ヴィクトリア女王 世紀の愛/2009」「シャーロック・ホームズ/2009」「ロビン・フッド/2010」「ウェイバック -脱出6500km-/2010」「裏切りのサーカス/2011」のマーク・ストロング。
CIA長官に「ロンリーハート/2006」「サブウェイ123 激突/2009」のジェームズ・ガンドルフィーニ。
ジョゼフ・ブラッドリー(イスラマバード支局長)に「アルゴ/2012」のカイル・チャンドラー。
ラリーに(イスラマバード支局、現地チームリーダー)「ボーン・アルティメイタム/2007」「バンテージ・ポイント/2008」のエドガー・ラミレス。
パトリック(シールズ隊員)に「キンキー・ブーツ/2005」「アニマル・キングダム/2010」のジョエル・エドガートン。
監督、製作は「ハート・ロッカー/2008」のキャスリン・ビグロー。
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「世界にひとつのプレイブック/2012」同様オスカーにノミネートされていた作品で観に行きたかった。監督がキャスリン・ビグローというのが一番の理由。この方女性とは思えない映画を作るパワフルで素晴らしい監督だ。叶うなら一度お会いしてみたいものだ。
ビグロー映画はキアヌー・リーヴスの「ハートブルー/1991」が一番好きだが本作も素晴らしかった。ヒロイン、マヤを演じるジェシカ・ジャスティンもオスカーは逃したけどかなり良かったな。

映画は158分もあるがストーリー展開に目が離せない。そして決して長いとは感じなかった。
オサマ・ビンラディンを執拗に追いつめるCIA女性分析官マヤ。殺害され死体袋に入ったビンラディンと対面するさまは、変な言い方かも知れないけど、ある意味感動的なシーンだった。仕事一筋で追いつめに、追いつめた男を捕らえたわけだから…。

ドラマは真っ暗闇の中、9.11 ツインタワーに閉じ込められた人々の悲壮なる叫びが響くオープニングから始まる。悲壮なる叫びを勝手に映画に使った…と非難された記事もあったが、この暗闇のシーン以降民間人は登場しない。

最初、CIA長官に“あんた誰?”と嘲笑されたマヤ。しかし“ビンラディンの居場所は100%確信が持てる!”と言い切った若き女性分析官は後に長官から全幅の信頼を寄せられる。
巨額の金をつぎ込みビンラディンの行方を探る分析官たち。ある時ある情報が入り情報提供者をイスラマバードの高級外車ショプに誘う。“どれでも好きな車を選んでくれ!”と言う辺りはアメリカ式?結局情報提供者はランボルギーニを選んだ(日本円で1000万以上?)。
時々エスプリを効かせたシーンを織り込みながら退屈させないストーリーはさすがキャスリン・ビグロー!ますます彼女のファンになる。

テロ対策センタ、チーフを演じるマーク・ストロングと、CIA長官役のジェームズ・ガンドルフィーニの存在がナイス。お気に入り俳優のマーク・ストロング、本作では髪の毛も存在している。

パキスタンのシーンの撮影地はインドとヨルダン。
CIA分析官役のジェシカ・チャスティンがモサドの工作員を演じた「ペイド・バック/2010」を思い出す。クールな役柄が似合う女優だ。「ヘルプ~心がつなぐストーリー~/2011」は見損なってしまったジェシカ映画。wowowで放映してくれないかな?

有楽座にて(すでに上映終了/TOHOシネマズ日比谷シャンテにて3/28まで上映/18:40~のみ)
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by margot2005 | 2013-03-27 01:13 | USA | Trackback(16) | Comments(2)

「世界にひとつのプレイブック」

「Silver Linings Playbook」2012 USA

最愛の人を失った男と女が再び愛に目覚める、少々シニカルなラヴ・ストーリー。
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パットに「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」のブラッドリー・クーパー。
ティ ファニーに「あの日、欲望の大地で/2008」「ウインターズ・ボーン/2010」のジェニファー・ローレンス。
パットの父親に「グッド・シェパード/2006」「昼下がり、ローマの恋/2011」「レッド・ライト/2012」のロバート・デ・ニーロ。
パットの母親ド ロレスに「アニマル・キングダム/2010」のジャッキー・ウィーヴァー。
ダニーに“ラッシュアワー・シリーズ”のクリス・タッカー。
ティファニーの姉ヴェロニカに「ボーン・アルティメイタム/2007」のジュリア・スタイルズ。
パットの妻ニッキにブレア・ビー。
監督、脚本は「スリー・キングス/1999」「ファイター/2010」デヴィッド・O・ラッセル。
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妻の浮気現場を目撃し情緒不安定になったあげく精神科に入院したパット。そしてある日、母親ドロレスはバットを退院させるべく車を走らせる。実家に戻ったパットは教師の職を失い、裁判所から愛する妻に対して接近禁止令も出されていた…
といった非常にツライ立場にある男。
入院中太ったパットは痩せるためジョギングを始める。そして妻の友人ヴェロニカの妹ティファニーと偶然知り合う(これは偶然ではなくパットの母親の演出)。ティファニーは愛する警察官の夫を亡くしたばかりだった。

真夜中、読書家のパットがヘミングウェイの“武器よさらば”の結末にキレる。この男すぐにキレるのだ。まぁでも愛する妻が自分の家のバスルームで同僚の教師とsexしていたのを目撃したのだから…こんな現場を見せつけられたら誰だったキレる。しかし妻の浮気相手を攻撃し問われたのはパット…なんて実にお気の毒。おまけに今だ妻への愛は冷めず普通に暮らすことを望んでいる...なんとロマンティックというのか、優しいというのか、未練たらしくて懲りない、どうしようもなく情けない男。
一方でティファニーは夫を亡くした傷心から職場の男たちとsexしまくり会社をクビになっている。
とにかくエキセントリックな二人が出会い、ダンスを通じて結ばれるといった展開はオシャレだが、二人が結ばれる過程がやや短絡的過ぎるのが今一だったな。でも全体的には中々洒落たヒューマン・コメディだった。

初日に観たのに今頃…ブラッドリー・クーパーの映画って色々と観ている。でもレビューを書いたのは「そんな彼なら捨てちゃえば?」以来。その前に書いた「ニューヨーク、アイラブユー」も「バレンタインデー」もブラッドリーは主演じゃなく群像ドラマの一出演者。そして彼の主演作「ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い/2009」「特攻野郎Aチーム THE MOVIE/2010」「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える/2011」「リミットレス/2011」とシアターで観て来た。その中で「リミットレス」は中々素敵な映画だったがなぜか?レビューを書いていない。で、今回は是が非でも書かなきゃと思いながら、観てから2週間もたってしまった。

パットの友人ダニー役のクリス・タッカーが懐かしい!
ロバート・デ・ニーロの貫禄は相変わらずだが、「アニマル・キングダム」で大胆不敵な母親を演じたジャッキー・ウィーヴァーが本作では穏やかな妻ながら存在感あり。
主演のブラッドリー・クーパーは残念だったが、ヒロイン、ジェニファー・ローレンスはオスカー主演女優賞を受賞した。

TOHOシネマズ日比谷シャンテにて
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by margot2005 | 2013-03-17 23:01 | USA | Trackback(16) | Comments(2)

「テッド」

「Ted」2012 USA
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1985年、クリスマス・イブ。友だちのいない孤独な少年ジョンがある願い事をする。するとぬいぐるみのテディベアが動きだし突然喋り始める。やがて二人はしっかと友情を育んで行く。そして27年の歳月が流れジョンもテディベアのテッドもオヤジに…

監督/脚本/原案/声の出演(テッド)/製作にセス・マクファーレン。
ジョン・ベネットに「ディパーテッド/2006」「ザ・シューター/極大射程/2007」「アンダーカヴァー/2007」のマーク・ウォールバーグ。
ジョンの恋人ロリー・コリンズに「ブラック・スワン/2010」「ステイ・フレンズ/2011」のミラ・クニス。
ジョンの上司レックスに「インフォーマント!/2009」のジョエル・マクヘイル。
ドニーに「リトル・イタリーの恋/2003」「パブリック・エネミーズ/2009」「アバター/2009」のジョヴァンニ・リビシ。
シンガーで「マイ・ブルーベリー・ナイツ/2007」のヒロイン、ノラ・ジョーンズが本人役で出演。
クレジットありでトム・スケリット、そしてノンクレジットでライアン・レイノルズやテッド・ダンソンも出演している。
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下ネタ満載コメディに大いに笑った。アダム・サンドラーやベン・スティラーとかヴィンス・ヴォーンのコメディ映画をwowowで観ることはあるがこれほど笑ったことはない。本作が笑えるのはひとえにテディ・ベアのテッド。
ぬいぐるみが動きだし喋り出して…おまけに持ち主の少年と共に成長しおっさんになる(姿形は同じだが…)。赤いエプロンで腰フリダンスするテッドも、スーツを着たテッドもナイス!ビールを飲んでマリファナを吸うテッドの姿が本当にそれらしく映るからスゴい。
最初セス・マクファーレンが喋るテッドの声と、ぬいぐるみのテッドの顔に違和感あったが、だんだんテッドの顔がオヤジ化してきたように見えたのは、ひとえにテッドのパーフォーマンスによるかと思える。

今までシアターで観たマーク・ウォールバーグ映画はヤクザに狙撃手に警察官。今回のコメディ映画は良かった。彼ってコメディいけてる。マーク・ウォールバーグを初めてシアターで観たのは「パーフェクト・ストーム/2000」。そしてその後wowowで見た「ブギーナイツ/1997」と、カルヴァン・クラインのアンダー・ウエアーのモデルで彼の存在は完全に頭に入った。その後「シャレード/2002」や「ミニミニ大作戦/2003」を見たがそれほど惹かれる俳優でもなく…今回マーク・ウォールバーグはコメディが素敵!と切に思った。
ジョヴァンニ・リビシはテッドを誘拐するキモい男ドニー役。今回の配役も非常に危なくて、アブノーマルな男で、あんな役柄しか回って来ないのか...気の毒でならない。

まぁ何はともあれ本作はもうかなり久しぶりに観たとても、とても面白いアメリカン・コメディだった。セス・マクファーレンって人を全く知らないながら彼の才能に脱帽する。今年のオスカー授賞式の司会に選ばれたセス・マクファーレン。wowwoでの放映が楽しみとなった。

日比谷スカラ座にて
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by margot2005 | 2013-02-07 23:52 | USA | Trackback(18) | Comments(0)

「ドリーム・ハウス」

「Dream House」 2011USA

妻子をこよなく愛するウィルは出版社に勤める有能な編集者。ある日、ウィルは長い時間を家族と過ごすため会社を辞め郊外に買った屋敷で小説を書く第二の人生を始めようとしていた...
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ウィル・エイテンテンに「ドラゴン・タトゥーの女/2011」のダニエル・クレイグ。
アン・パターソンに「夫以外の選択肢/2004」「ザ・バンク 堕ちた巨像/2009」「愛する人/2009」「映画と恋とウディ・アレン/2011」のナオミ・ワッツ。
リビーに「ナイロビの蜂/2005」「ファウンテン/2006」「マイ・ブルーベリー・ナイツ/2007」のレイチェル・ワイズ。
ジャック・パターソンに「マーガレットと素敵な何か/2009」のマートン・ソーカス。
謎の男ボイスに「ゾディアック/2006」「ザ・シューター/極大射程/2007」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」のイライアス・コティーズ。
クロエ・パターソンにレイチェル・G・フォックス。
ドクター・グリーリーにジェーン・アレクサンダー。
監督は「マイ・レフトフット/1989」「父の祈りを/1993」「マイ・ブラザー/2009」のジム・シェリダン。

シネマ・サンシャイン池袋で映画を観たのは何年ぶりだろうと考えるくらい前のこと。以前はハリウッド大作などを上映していて良く観に行ったシアターの一つだが、昨今は邦画の上映が多いようだ。都内ではお台場と西新井と池袋でしか上映がなかったのでここで観るしかなかった。

オープニング、会社を去るウィルを見送る人の中になぜか怪しいまなざしで彼を見つめる人物がいたりしてなぜに?と思っていた。会社のビルディングのドアで偶然出くわした年配の女性はウィルに温かい言葉をかけていたが後に彼女は別人に扮して出てくる。
映画のオフィシャル・サイトに新ジャンル“ヒューマン・サイコ・スリラー”が誕生した…とあるが中々goodなネーミング。

本作の予告は全く観ていない。大好きなダニエル・クレイグ主演ということで迷うこともなく観に行った。
映画の共演で結婚に至ったレイチェル・ワイズがドラマの中でもダニエルの妻を演じている。“君はなんて美しいんだ!いつまでもそのままでいて欲しい!”と言う夫に”それは、無理だわ!”と答える妻。もちろん全て台詞なのだろうけど…ダニエルがレイチェルに向かって言う台詞がほぼ二人だけの世界って感じ。
夫が妻に何度も何度も“美しい!”とか“愛している!”と言うのだ。しかしこの会話には意味があるのだと後で分かった。

いつものように前知識なしで映画を観たので途中からどうなるこれ??で、中盤、いきなり変化したのはウィルのヘアー・スタイル。それからはあれよあれよと真実が暴かれて行く。そのプロットはかなりありきたりで…ちょっとネタばれするが…やはり“ghost”だったのだと納得する。
メラメラと燃え上がる屋敷に飛び込み妻に“君と一緒にいたい!”と言う夫。“あなたは行って(生きて)!”と答える妻。そして、とどめに“いつもあなたと一緒よ!”と宣う妻…陳腐な台詞炸裂ながらダニエル、ファンなので許してしまった。
撮影されたカナダの雪景色が謎めいたストーリーにマッチしてナイスだったのは言うまでもない。

レイチェル・ワイズを初めて観たのはキアヌー・リーヴス主演の「チェーン・リアクション/1996」。あれから15年。レイチェル・ワイズは年々素敵な女優になっていく。
「危険なメソッド/2011」のサラ・ガドンが出演していたようで…でもシンディって役柄記憶になし。

シネマ・サンシャイン池袋にて
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by margot2005 | 2012-12-05 23:45 | USA | Trackback(8) | Comments(2)