カテゴリ:USA( 196 )

「ゴーン・ガール」

「Gone Girl」2014 USA
a0051234_0242057.jpg

a0051234_024244.jpg

ミズーリの田舎町で誰もが羨む結婚生活を送るニックとエイミー夫婦。しかし5回目の結婚記念日にエイミーが突如失踪する。警察に通報し捜査が始まる中、ニックは何が何だかわからないまま捜査担当のボニー刑事に妻殺しの疑いをかけられていることを知り愕然とする…

ニック・ダンに「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のベン・アフレック。
エイミー・ダンに「プライドと偏見/2005」「17歳の肖像/2009」「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!/2013」のロザムンド・パイク。
マーゴット・ダンにキャリー・クーン。
ボニー刑事に「サンキュー・スモーキング/2006」「しあわせの隠れ場所/2009」のキム・ディケンズ。
デジー・コリンズに「2番目に幸せなこと/2000」のニール・パトリック・ハリス。
弁護士ターナー・ボルトにタイラー・ペリー。
監督は「ゾディアック/2006」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「ドラゴン・タトゥーの女/2011」のデヴィッド・フィンチャー。

監督がデヴィッド・フィンチャーということで楽しみにしていた一作。映画の宣伝も激しくて、シアターでも何度も予告を観た。初日に観たにも関わらずやっとレビューを書くことができた。
オフィシャルによると“男と女の刺激的サイコロジカル・スリラー”とある。一方で理解出来ないのが“本当に大切なものはいつも失って初めてわかる”という映画サイトの文字…エミリーはニックにとって大切な人だったのか?最初はかなりその様子。ニックがエミリーに強引にアプローチし、口説く様子はかなり大胆。やがて自分のものとなったエイミーながら、まさかあのような女だったとはニックも夢にも思わなかっだろう。ひたすら人々に注目されることが大好きで、自分中心のエイミー。そんな彼女が田舎で暮らすことなどできるはずもない。病気の母親のために故郷へ戻る決心をしたニック。生まれ育ったニューヨークの街を去る時のエイミーの表情を今も思い出す。あれからあの夫婦はオカシクなっていったのじゃないかなぁ?

小さな街を震撼させるエイミー失踪事件。地元民はエイミー探しを始め、TV局が押し寄せる。
そこで以下ネタバレ…

夫を徹底的に懲らしめようと復讐を誓う妻。でも妻の筋書き通りに事は運ばなかった。仕方なくというより先を読みつつ夫の元に戻るエイミー。案の定彼女はまたしても注目を浴び夫を操り始める。彼女は“完璧なエイミー”として注目されることに喜びを感じる女。こんな女を妻にした男は実にお気の毒。ベン・アフレックがぴったりのキャスティング。

ベン・アフレックはお気に入りハリウッド俳優の一人。実はこの映画を観る前、彼の出演する「ランナーランナー」を観ている。都内での上映も既に終わっているが中々素敵な映画だったのでレビュは書いておきたい。

本作のアフレックもナイス!自身のどこかのレビューに“ベン・アフレックは年々素敵な俳優になっていく。”と書いたがホントその通り。
サイコパス女、エイミーを演じるロザムンド・パイクは可愛い顔して、罪もない男のクビをかっ切るなんてなんと大胆で激しくて最高。初めて観た彼女の映画「007 ダイ・アナザー・デイ/2002」でも悪い女を演じていたの思い出す。でも一転して「プライドと偏見」のジェーン役もぴったりの素敵なUK女優。
デヴィッド・フィンチャー映画は「セブン/1995」「ゲーム/1997」「ファイト・クラブ/1999」「パニック・ルーム/2002」なんか好き。

TOHOシネマズ日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2014-12-31 13:00 | USA | Trackback(22) | Comments(4)

「ドラキュラzero」

「Dracula Untold」...aka「Dracula Year Zero」2014 USA
a0051234_21235089.png

a0051234_21235899.jpg

15世紀、東ヨーロッパ、トランシルヴァニア地方。君主のヴラドは美しい妻と一人息子をこよなく愛し幸せな日々を送っていた。しかしある時オスマン帝国の皇帝メフメト2世がオスマン軍のためにヴラドの息子も含む100人の少年を差し出せと要求してくる…

ヴラド・ドラキュラに「タイタンの戦い/2010」「ブリッツ/2011」「インモータルズ -神々の戦い-/2011」「推理作家ポー 最期の5日間/2012」のルーク・エヴァンス。
ミレナに「危険なメソッド/2011」「ドリーム・ハウス/2011」「複製された男/2013」のサラ・ガドン。
オスマン帝国皇帝メフメト2世に「ある公爵夫人の生涯/2008」「17歳の肖像/2009」「デッドマン・ダウン/2013」のドミニク・クーパー。
ヴラドの息子にアート・パーキンソン。
マスター・ヴァンパイアに「タロット・カード殺人事件/2006」「ラヴェンダーの咲く庭で/2004(監督、脚本)」のチャールズ・ダンス。
監督はゲイリー・ショア。

ドラキュラ(ヴァンパイア)もの大好きなので楽しみにしていた一作。ドラキュラのモデルとなったルーマニアのトランシルヴァニア地方にあるブラン城はBSの旅番組で見たことがある。一般公開しているその城を一度見てみたい!とは思っているが…本作のロケ地は北アイルランド。
実在の君主ヴラド・ドラキュラには“串刺し公”の異名があり、ドラマの中でも激しく串刺しの場面が登場し、ダークでファンタジーな世界まっしぐらの本作はスゴく興味深い。演じるルーク・エヴァンスがこれまたクールでドラマを盛り上げている。マスター・ヴァンパイアとの洞窟のシーンやCGを駆使したコウモリなどダークな場面はとても見応えがある。

ウエールズ出身のルーク・エヴァンスは現在35歳ながら老けてるのか?ヘンリー・カヴィルの「インモータルズ -神々の戦い-」でも父親役(ゼウス)だったし…。顔的に落ち着いた雰囲気があるのだろう。ドミニク・クーパーが年上なのに若く見えるのは童顔のせいも知れない。
ルーク・エヴァンス映画はジェイソン・ステイサムの「ブリッツ」以外古典ものばかり観ているが、wowowで見た「ワイルド・スピード EURO MISSION/2013」の彼がクールでファンになった。お気に入りUK俳優に入れたい。
ドラキュラ映画といえばフランシス・フォード・コッポラ の「ドラキュラ/1992」が一番記憶にある。ドラキュラ役はゲイリー・オールドマン。クリストファー・リーの「吸血鬼ドラキュラ/1958」はTVで見たことがある。

サラ・ガドンもルーク・エヴァンス同様古典ものが似合う。
エンディング、21世紀ロンドンの街で出会う二人(ヴラドとミレナ)のシーンが素敵だった。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了)
[PR]
by margot2005 | 2014-12-09 00:13 | USA | Trackback(8) | Comments(0)

「ノア 約束の舟」

「Noah」2014 USA
a0051234_2236396.jpg
a0051234_22363070.jpg

ノアに「ニューヨーク 冬物語/2014」のラッセル・クロウ。
ナーマに「リトル・チルドレン/2006」「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「帰らない日々/2007」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク 冬物語/2014」のジェニファー・コネリー。
トバル・カインに「ディパーテッド/2006」「こわれゆく世界の中で/2006」「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国/2008」「ロンドン・ブルバード -LAST BODYGUARD-/2010」のレイ・ウインストン。
イラに「ハリー・ポッター、シリーズ」「マリリン 7日間の恋/2011」のエマ・ワトソン。
メトシェラに「プルーフ・オブ・マイ・ライフ/2005」「最終目的地/2009」「恋のロンドン狂騒曲/2010」「ヒッチコック/2012」のアンソニー・ホプキンス。
ハムに「幸せのセラピー/2007」「三銃士/王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船/2011」のローガン・ラーマン。
セムにダグラス・ブース。
監督/脚本/製作は「ファウンテン 永遠に続く愛/2006」「レスラー/2008」「ブラック・スワン/2012」のダーレン・アロノフスキー。

最近、壮大なる景色が登場する映画のロケーションはアイスランドが多い。ハリウッド大作である本作もその一つ。
旧約聖書は読まなくともノアは知っている。映画はそれほど宗教っぽくない。ノアを守りつつカインと闘い、箱舟製作を手伝う堕天使は怪獣のようで近未来を感じ、ハリウッド大作の雰囲気全開。そしてノアが箱舟に乗せる大量の動物たち…CGで描かれた動物たちがスゴくリアルで驚く。
しかし何といってもノアが作った箱舟が圧巻!世界の崩壊を描く「2012/2009」に登場した舟を思い出した。あれは正に“ノアの箱舟”だったから。

神のお告げを聞き、ひたすら邁進する起こりっぽくて頑固な?ノア。演じるラッセル・クロウがナイス・キャスティング。
ノアは一人の男が自身の人生で何かをなし得た!中でも最高の部類に入る男なのかも知れない。家族に非難はされたが...。
ノアの妻ナーマ役のジェニファー・コネリーはラッセルとの共演が多いが相性が合うのだろうか?凛とした雰囲気が漂う美しい女優。
ノアの父親メトシェラを演じるアンソニー・ホプキンスも出番は少ないながらもいつもの貫禄。
ダーレン・アロノフスキーは独特の世界を作る監督。「π(パイ)/1997」「レクイエム・フォー・ドリーム/2000」「ファウンテン 永遠に続く愛」「ブラック・スワン」などはアロノフスキーWorldそのもの。で、本作も単なる宗教映画でもなく、ましてやディザスター映画でもないダーレン・アロノフスキー版“ノアの箱舟”は中々興味深い。

TOHOシネマズ日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2014-07-15 22:49 | USA | Trackback(11) | Comments(0)

「ニューヨーク 冬物語」

「Winter's Tale」2014 USA

“ありえない愛を生きた男の 100年にわたる物語――”
a0051234_23262371.jpg

a0051234_23282455.jpg
a0051234_23281652.jpg
a0051234_23274675.jpg

ピーター・レイクに「ウォルト・ディズニーの約束/2013」のコリン・ファレル。
ベバリー・ペンに「ダウントン・アビー/2010〜2012」シリーズのジェシカ・ブラウン・フィンドレイ。
パーリー・ソームズに「マン・オブ・スティール/2013」のラッセル・クロウ。
バージニアに「リトル・チルドレン/2006」「ブラッド・ダイヤモンド/2006」「帰らない日々/2007」「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」のジェニファー・コネリー。
ア イザック・ペンに「キング 罪の王/2005」「グッド・シェパード/2006」「イン・トゥ・ザ・ワイルド/2007」「バンテージ・ポイント/2008」「インクレディブル・ハルク/2008」「ロビン・フッド/2010」「最高の人生をあなたと/2011」のウイリアム・ハート。
ウィラに「栄光への脱出/1960」「スーパーマン・リターンズ/2006」のエヴァー・マリー・セイント。
Young Manに「マジック・マイク/2012」のマット・ボマー。
Judgeに「幸せのちから/2006」「7つの贈り物/2008」のウイル・スミス。
ハンプストン・ジョン(ピーターの養父)に「ダンス・ウイズ・ウルブス/1990」「トランス・アメリカ/2005」のグレアム・グリーン。
監督、製作、脚本「ビューティフル・マインド/2001」「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「天使と悪魔/2009」の脚本家アキヴァ・ゴールズマン。

オープニング、移民を希望するYoung Manは結核と診断され申請を却下される。妻と共に祖国へ引き返すしかない彼は幼い子供をボートに乗せアメリカに残して行く。
幼い頃に両親と生き別れたピーターは生きるためニューヨークの裏社会を牛耳るパーリー・ソームズの手下となり盗みの日々に甘んじている。
ある日、ピーターは盗みに入った豪邸で見つけた美しい令嬢ベバリーに一目惚れしてしまう。身分の差など何のその、恋に落ちた二人を引き離すことなど誰もできなかった。しかし彼女は余命わずかの重い病に冒されていた。ベバリーと出会い生きる歓びを知ったピーターは奇跡を願ったが叶わず、彼女は亡くなってしまう。
100年後、記憶を失った男ピーターはニューヨーク、セントラル・パークで幼い女の子アビーと出会う。彼女はガンに冒され余命幾ばくもなかった。

あり得ないラヴ・ストーリーの原作はマーク・ヘルプリンの書いた“Winter's Tale/ウィンターズ・テイル”。そういやシェイクスピアが書いた“Winter's Tale/冬物語”なんて本もあるが...ドラマの中でロミオとかシーザーという名前の男が登場したりするのは作者の意図か?
ドラマには天使と悪魔が出てくる。天使はHorseで悪魔はパーリー・ソームズ。そしてJudge/裁判官もいるのだ。
ラスト、ピーターが100年間なぜ生きていたのか?彼に与えられた使命は…と次々にに解明されエンディングを迎える。
ファンタジーのようなラヴ・ストーリーは中々素敵だった。コリンが主演ということが一番大きな理由かも知れないが…。そしてやはりこの原作小説を是非読んでみたいと思った。
出番は少ないながらウイル・スミスの存在が素晴らしい。

ピーターが“盗みに入ったがやめた。”と言うとベバリーが“ならばお茶でもいかが!”と返すやりとりはとても英国風な感じでナイス。でも、少々難を言えば病に冒されたベバリー役のジェシカ・ブラウン・フィンドレイがちょっと太めでミスキャストだったかも?
アキヴァ・ゴールズマンの「ビューティフル・マインド」はもちろん観ている。主演はラッセル・クロウで、彼の妻を演じたのがジェニファー・コネリーだった。本作はアキヴァ・ゴールズマンの初監督作品。

コリン・ファレルのラヴ・ストーリーなんて初めて観た…と思っていたら本人が”初めてのラヴ・ストリー。”とコメントしている記事があった。少し前BSで放送の“エレンの部屋”に出演したコリンが本作を語っていた...“共演者が素晴らしかったんだ!”と興奮気味に語ったその共演者とは…映画の中で“Horse!”と呼ばれる馬のことだった。確かにあのHorseは美しかった。

丸の内ピカデリーにて
[PR]
by margot2005 | 2014-06-02 23:44 | USA | Trackback(4) | Comments(0)

「LIFE!/ライフ」

「The Secret Life of Walter Mitty」2013 USA
a0051234_1533966.jpg

監督、製作、出演(ウォルター・ミティ)に「僕たちのアナ・バナナ/2000」「ペントハウス/2011」のベン・スティラー。
シェリル・メルホフに「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「宇宙人ポール/2010」のクリステン・ウィグ。
テッド・ヘンドリックスに「やさしい嘘と贈り物/2008」のアダム・スコット。
オデッサ・ミティに「ホリデイ/2006」のキャスリン・ハーン。
エドナ・ミティに「ココ・シャネル/2008」「バーニー/みんなが愛した殺人者/2011」のシャーリー・マクレーン。
ショーン・オコンネルに「ミルク/2008」「ツリー・オブ・ライフ/2011」のショーン・ペン。
トッドに「レミーのおいしいレストラン/2007」「ヤング≒アダルト/2011」のパットン・オズワルド。
a0051234_1534392.jpg

ある日、廃刊が決まったLIFE本社に新たなボス、テッド・ヘンドリックスが乗り込んでくる。彼は写真管理部のウォルターにラストを飾る写真を提示するよう求める。部下のトッドとネガを探すが見当たらない。ボスにリストラの脅しをかけられたウォルターは著名なるフォトグラファー、ショーン・オコンネルから直接ネガをゲットすべく奔走する...

過去に雑誌LIFEを飾った有名人の写真…J.F.K.とかマリリン・モンロー、宇宙飛行士アームストロングとか…2007年に廃刊が決まったLIFEの最後の表紙を飾る写真を求めて奔走する一人の男。それは長年LIFEの写真管理部で働いていたウォルター・ミティ。原タイトルに彼の名前が冠してある。

空想好きなウォルターは今日も電車を待つ間空想にふける。職場で一緒に働く女性シェリルに想いを伝えられないウォルターは出会い系サイトに登録しシェリルの気を惹こうとしているのが面白い。面と向かって言えなくともInternetの世界なら言える…こういった臆病で不器用な男はいっぱいいるだろうな。しかしウォルターが悩むまでもなくシェリルに近づくことが叶い仕事を依頼することになる。まぁ映画だから当然このような展開にはなるだろうなと思っていたが…。
でもあのラストは文句なしに素敵だった。それとバックに流れるMusicがゴキゲン!

シアターでの予告編は全く観ていないが、有楽町で上映していたので見かけた映画のデカいポスターが気になりなんとなく観に行ったところ、心癒される一作でスゴく良かった。ロケされたアイスランドの景色も素晴らしく美しかったし…。

ベン・スティラーって結構好きな俳優。彼の映画は「ケーブル・ガイ/1996」「メリーに首ったけ/1998」~“ナイトミュージアム”“ミート・ザ・ペアレンツ”シリーズまでたくさん観ているが、シアターで観たのはこれが初めてかも知れない。そして本作はベン・スティラー映画で「僕たちのアナ・バナナ」同様心に残る作品となった。

TOHOシネマズ日劇にて
[PR]
by margot2005 | 2014-04-20 19:02 | USA | Trackback(15) | Comments(2)

「それでも夜は明ける」

「12 Years a Slave」2013 USA/UK
a0051234_18523067.jpg

ソロモン・ノーサップ/プラットに「キンキー・ブーツ/2005」「インサイドマン/2006」「アメリカン・ギャングスター/2007」「2012/2009」のキウェテル・イジョフォー。
エドウィン・エップスに「悪の法則/2013」のマイケル・ファスベンダー。
フォードに「つぐない/2007」「ブーリン家の姉妹/2008」「戦火の馬/2011」「裏切りのサーカス/2011」「僕が星になるまえに/2010」「ミスティック・アイズ/2011」のベネディクト・カンバーバッチ。
エップス夫人に「カーラの結婚宣言/1999」のサラ・ポールソン。
パッツィーにルピタ・ニョンゴ。
ジョン・ティビッツに「キング 罪の王/2005」「リトル・ミス・サンシャイン/2006」「ゼア・ウイル・ビー・ブラッド/2007」のポール・ダノ。
フリーマンに「幻影師アイゼンハイム/2006」「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」「デュプリシティ ~スパイは、スパイに嘘をつく~/2009」「終着駅 トルストイ最後の旅/2009」のポール・ジアマッティ。
製作/バスに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「ジャッキー・コーガン/2012」のブラッド・ピット。
監督/製作に「HUNGER/ハンガー/2008」「SHAME -シェイム-/2011」のスティーヴ・マックイーン。
a0051234_18531233.jpg
a0051234_185347.jpg
a0051234_18525460.jpg

妻子と共にニューヨークに暮らすサイモン・ノーサップは自由黒人。ある日、ヴァイオリン奏者であるサイモンは興行に参加した際、興行主に騙され拉致された後奴隷市場に売られてしまう。奴隷商人フリーマンに何度も何度も自分は自由黒人と訴えるが全く聞き入れてもらえない。そして大農園主フォードに買われていく。奴隷となりプラットと名づけられたサイモンは今迄経験もしなかった過酷な労働に堪えるのだった…

大農場主のフォードは、奴隷ながら有能であることに気付きサイモンを認めるようになる。しかし一方でサイモンは黒人を管理するジョン・ティビッツの辛辣な虐めに絶えられず反抗し始める。怒ったジョンはサイモンを追い込む。しかしフォードはサイモンを哀れみ別の大農園主エドウィン・エップスに売り渡すが、そこの主人に凄まじい虐めを受けることになる。
生き残るため、再び妻子に会うため過酷な労働に堪えるサイモンが辛過ぎる。

奴隷をテーマに描いた映画はスティーヴン・スピルバーグの「アミスタッド/1997」が一番印象深い。本作の主人公ソロモンを演じるキウェテル・イジョフォーは「アミスタッド」でスクリーン・デビューしたそう。今月観た「大統領の執事の涙/2013」も奴隷の姿が描かれた映画だった。

キウェテル・イジョフォーも素晴らしかったが、憎々しげな表情全開で奴隷を虐める白人の鬼主人エップス役のマイケル・ファスベンダーが素晴らしかった。オスカーを逃したのは残念だったが、先週観てきた「ダラス・バイヤーズ・クラブ」のジャレット・レトもオスカー当然の大熱演だったので致し方ない。
とにかく映画を観終わって印象に残るのは気の毒な奴隷役のキウェテルではなく、マイケルの方だった。

とてもジェントルマンなベネディクト・カンバーバッチを見たのは初めてかも知れない。お気に入り俳優に入れたい。もちろん大好きなUK人だし…。

オスカー作品賞受賞も納得の重厚で素晴らしい作品。wowowでオスカーの授賞式を見た時、プロデューサーのブラッド・ピットを始めとして壇上に上がった監督のスティーヴ・マックイーンが飛び上がって歓びを表現していたのを思い出す。監督賞に選ばれなかったのはマイケルの助演男優賞と同様にとても残念。

プロデューサーを勤めるブラッド・ピットの美味しい役柄は当然の成り行きかな?奴隷解放に手を貸すカナダ人大工役のブラッドは50歳になったというのに相変わらずゴージャス。あの長い脚は見惚れるばかり。
15年前にInternetを初め、その頃ブラッド映画は全盛期で夜な夜な“Brad Pitt”のwebsiteを見て回ったものだ。残念なことに本作では数シーンにしか登場しない。

パッツィー役のルピタ・ニョンゴはオスカーに値する素晴らしい演技だった。
a0051234_18544717.png
a0051234_18543411.png
a0051234_18542352.jpg
a0051234_18541377.jpg

日比谷スカラ座にて
[PR]
by margot2005 | 2014-03-16 19:23 | USA | Trackback(19) | Comments(0)

「大統領の執事の涙」

「The Butler」2013 USA
a0051234_16532538.jpg

セシル・ゲインズに「ラストキング・オブ・スコットランド/2006」「バンテージ・ポイント/2008」のフォレスト・ウィテカー。
グロリア・ゲインズに「プレシャス/2009」のオプラ・ウィンフリー。
ルイス・ゲインズに「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」のデヴィッド・オイェロウォ。
セシルの同僚カー ター・ウィルソンに「ザ・エージェント/1996」「アメリカン・ギャングスター/2007」のキューバ・グッディング・Jr。
同じくジェームズ・ホロウェイに「プレシャス/2009」のレニー・クラヴィッツ。
セシルの隣人ハワードに「ブレイブ・ワン/2007」「ハンティング・パーティ/2007」「奇跡のシンフォニー/2007」 「ザ・レッジ -12時の死刑台-/2011」のテレンス・ハワード。
ドワイト・アイゼンハワーに「NOEL ノエル/2004」「奇跡のシンフォニー/2007」のロビン・ウィリアムズ。
ジョン・F・ケネディに「魔法にかけられて/2007」「幸せになるための27のドレス/2008」「運命のボタン/2009」「素敵な相棒~フランクじいさんとロボットヘルパー~/2012」「2ガンズ/2013」のジェームズ・マースデン。
リンドン・B・ジョンソンに「コレラの時代の愛/2007」「ディファイアンス/2008」のリーヴ・シュレイバー。
リチャード・ニクソンに「理想の恋人.com/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」「1408号室/2007」「映画と恋とウディ・アレン/2011」「推理作家ポー 最期の5日間/2012」「ペーパーボーイ 真夏の引力」のジョン・キューザック。
ロナルド・レーガンに「モネ・ゲーム/2012」のアラン・リックマン。
ナンシー・レーガンに「みんなで一緒に暮らしたら/2011」のジェーン・フォンダ。
セシル少年の雇主アナベス・ウェストフォールに「上海の伯爵夫人/2005」「いつか眠りにつく前に/2007」「つぐない/2007」「ジュリエットからの手紙/2010」「ミラル/2010」「英雄の証明/2011」「もうひとりのシェイクスピア/2011」「アンコール!!/2012」のヴァネッサ・レッドグレーヴ。
セシル少年の母親ハッティ・パールに「プレシャス」のマライア・キャリー。
監督、製作は「プレシャス/2009」「ペーパーボーイ 真夏の引力/2012」のリー・ダニエルズ。
a0051234_16535956.jpg

セシルは両親と共に南部の農園で働く黒人少年。ある日、妻を守ろうと立ち向かった父親が白人に殺されてしまう。その後女主人に取り立てられハウス・ニガーに起用される。白人に対し強い怒りを覚えながらも生きるため彼らに仕え作法を学んで行く。やがて農園を飛び出したセシルは町で働き始める。そして幸運にも高級ホテルのボーイとなり、そこでの仕事ぶりを評価されホワイト・ハウスの執事へと登り詰める…

本作が本国で大ヒットしたというのは当然のこと。アメリカンにとって大統領はヒーローのようなものだから。
公民権運動、キング牧師とケネディの暗殺、そしてベトナム戦争など、激動のアメリカの歴史が実写で登場し、セシルが初のアフリカン・アメリカンの大統領となったバラク・オバマをホワイトハウスに訪ねるシーンでエンディングを迎える。

白人は黒人を殺しても罪に問われない。レストランやトイレは白人用、黒人用に分けられていた現実。クー・クラックス・クランがルイスたちを乗せたバスを襲うシーンの実写など、知ってはいたが過去の人種差別の醜さを再び目の当たりにしてツラくなる。

長男ルイスは大統領の執事という、白人にへつらう仕事に従事している父親が我慢ならない。ルイスは1950年代から60年代にかけて公民権運動に身を投じ何度も何度も警察沙汰を起こし父親の怒りをかう。しかし後にアメリカ合衆国の議員となり父親と和解する。一方で次男はベトナム戦争に志願し、多くの兵士と共に帰らぬ人となる。セシルの妻グロリアの愛憎や、同僚カーターとジェームズとの友情を絡めながら展開するストリーは中々興味深い。

キャストはとてもゴージャス。歴代の大統領を演じたそれぞれの俳優たち…レーガン役のアラン・リックマンが一番似ていたかな?ケネディ役のジェームズ・マースデンと、ニクソン演じるジョン・キューザックがそのままだったのは愛嬌か?
ナンシー・レーガン役のジェーン・フォンダがスゴい。アラン・リックマンより若く見えるのだから。
お気に入り俳優テレンス・ハワードのあのような惨めな役は初めて見て可笑しかった。

セシルを演じるフォレスト・ウィテカーはたくさんの映画に出演している。wowowで見た「フェイク シティ ある男のルール/2009」や「レポゼッション・メン/2010」「キリング・ショット/2011」なども彼の存在感はあまり感じられず、本作はオスカーをゲットした「ラストキング・オブ・スコットランド/2006」以来のハマり役で素晴らしかった。

丸の内ピカデリーにて
[PR]
by margot2005 | 2014-03-09 19:03 | USA | Trackback(13) | Comments(2)

「アメリカン・ハッスル」

「American Hustle」2013 USA
a0051234_0194384.jpg

アーヴィンに「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」「ダークナイト ライジング/2012」のクリスチャン・ベール。
リッチーに「そんな彼なら捨てちゃえば?/2009」「ニューヨーク、アイラヴユー/2008」「ザ・ワーズ 盗まれた人生/2012」「プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命/2012」「世界にひとつのプレイブック/2012」のブラッドリー・クーパー。
市長カーマインに「ジェシー・ジェームズの暗殺/2007」「ハート・ロッカー/2008」「ザ・タウン/2010」のジェレミー・レナー。
シドニーに「魔法にかけられて/2007」「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」「ダウト ~あるカトリック学校で~/2008」「サンシャイン・クリーニング/2008」「ジュリー&ジュリア/2009」「ザ・マスター/2012 」「マン・オブ・スティール/2013」のエイミー・アダムス。
ロザリンに「あの日、欲望の大地で/2008」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンス。
リッチーの上司ストッダードにルイス・C・K。
アラヴ人(本当はメキシコ人)パコに「クラッシュ/2004」「ワールド・トレード・センター/2006」「ザ・シューター/極大射程/2007」「大いなる陰謀/2007」「グッド・ドクター 禁断のカルテ/2010」のマイケル・ペーニャ。
FBIのアンソニーに「GOAL!/ゴール!/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」「ココ・アヴァン・シャネル/2009」「ジンジャーの朝 さよなら、わたしが愛した世界/2012」のアレッサンドロ・ニヴォラ。
ノンクレジットでロバート・デ・ニーロが出演している。
監督、脚本は「スリー・キングス/1999」「ファイター/2010」「世界にひとつのプレイブック/2012」のデヴィッド・O・ラッセル。
a0051234_021125.jpg
a0051234_0202860.jpg
a0051234_0202158.jpg
a0051234_0201286.jpg
a0051234_020482.jpg


妻子がいるにも関わらずアーヴィンはある日シドニーという美しい女性に出会い一目惚れしてしまう。やがて二人は詐欺師コンビとなり、数々のダマしを完全犯罪にしてきたが、とうとうFBIに逮捕されてしまう。そして少々クレージーな捜査官リッチーはアーヴィンとシドニーに囮捜査協力を迫る...

タイトルに“American〜”と付いているがごとく、とてもAmericanなドラマで、1979年に実際にあった一大政治スキャンダルをベースにしたクライム・コメディ。
ハリウッド娯楽作品をたまに観ると楽しめる。出演陣も豪華だし、Musicがこれまた懐かしいのだ。トム・ジョーンズ、ドナ・サマー、ウイングス、ビー・ジーズにエルトン・ジョンetc…。

体重を増やしてアーヴィン役に挑んだクリスチャン・ベール。「マシニスト/2004」の時は骨と皮ほどに痩せてみせたが、体重を増やすのと、減らすのってどちらが大変なのだろう?食べて太る方が楽かも知れないが、後で体重を落とすのも大変なことだと思う。ホント俳優てスゴいことをしてみせるものだ。
クリスチャン・ベールって結構好きなのだけど、私好みの映画に出演してくれないのが残念。

少々クレージーな?FBI捜査官役のブラッドリー・クーパーが素晴らしい。「ザ・ワーズ 盗まれた人生」のようなシリアスなドラマのブラッドリー・クーパーはとてもハンサムに映るが、こういった役柄の方が似合う。と考えると“ハングオーバー”シリーズは彼のあたり役かとも思える(3作全て見ているがレビューは書いていない)。

エイミー・アダムスは顔が可愛くて(この方今年40歳の誕生日を迎えるようには見えない)美女ってイメージじゃない(「魔法にかけられて」のプリンセスのイメージが抜けなくて…)。でも、たまたま本屋で立ち読みした輸入版“VANITYFAIR”の真っ赤なドレスを纏ったエイミーがとても妖艶でびっくり。本作でも悩殺ドレスで頑張っている。

エイミーとは逆に、まだ20代前半のジェニファー・ローレンスが貫禄たっぷりで、存在感を示している。

ジェレミー・レナーはどうも苦手な俳優なのでコメントは差し控えたい。
a0051234_0305458.jpg

TOHOシネマズスカラ座にて
[PR]
by margot2005 | 2014-02-08 00:35 | USA | Trackback(15) | Comments(0)

「ザ・イースト 」

「The East」2013 USA/UK
a0051234_2335341.jpg

脚本、製作、出演(サラ/ジェーン)に「アナザー プラネット/2011」「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け/2012のブリット・マーリング。
ベンジーに「メランコリア/2011」のアレキサンダー・スカルスガルド。
イジーに「JUNO/ジュノ」2007」「ローラーガールズ・ダイアリー/2009」「ローマでアモーレ/2012」のエレン・ペイジ。
ドクに「ロックンローラ/2008」「わたしの可愛い人-シェリ/2009」「悪の法則/2013」のトビー・ケベル。
ルカに「赤ずきん/2011」のシャイロー・フェルナンデス。
サムにオルディス・ホッジ。
サラの上司シャロンに「あぁ、結婚生活/2007」「ラースと、その彼女/2007」「幸せのレシピ/2007」「エレジー/2008」「それでも恋するバルセロナ/2008」「人生万歳!/2009」「ワン・デイ 23年のラブストーリー/2013」のパトリシア・クラークソン。
サラの恋人ティムに「ブッシュ/2008」のジェイソン・リッター。
製薬会社の副社長ペイジ・ウイリアムスに「チェ 28歳の革命/2008」「ベンジャミン・バトン 数奇な人生/2008」「サベイランス/2008」のジュリア・オーモンド。
監督、脚本は「Sound of My Voice/2011」のザル・バトマングリッジ。

ドラマのオープニング、海に流れ込んだ原油にもがき苦しむ水鳥の映像が流れる…石油会社社長の自宅にタールをばらまき塗り付け、“環境汚染した罪に制裁する!さらに他の他企業もターゲットにしている!”という声明文を出したのは“イースト”と名乗る秘密組織。
元FBIエージェントのジェーンは大企業をクライアントに持つセキュリ ティ会社に雇われる。ある日、環境テロリスト集団“イースト”への潜入捜査を命じられ、サラと名前を変え、恋人ティムにはドヴァイに行くと偽り正体不明の環境テロ集団に潜り込ことに成功する。

両親を亡くし、巨額の富を相続したベンジーは親類からの媚びに嫌気がさし広大なる森にある屋敷を焼きはらって“イースト”の住処としている。
イジーの父親は会社の儲けのためには汚染された水を垂れ流すことさえいとわない企業の経営者。
ドクは実の妹を薬の副作用で亡くしている。

大企業を襲うテロから企業を守る会社があるってとてもアメリカらしい。“イースト”のリーダーを演じるアレキサンダー・スカルスガルド。彼のひげ面(後に長いひげはなくなる)はまるでイエス・キリストのよう。

サラの恋人ティムが“君は何を考えているのかわからない。”と別れを告白する。サラは“ドヴァイへは行かなかったの。”と答える。しかし上司シャロンの命令で再び“イースト”へ潜り込んだサラ。恨みを晴らすためテロを起こしてはいけない。そしてそれを阻止するため潜り込んだサラだったが…ラストのサラの決断は...あのラストには考えさせられた。

なぜか?シアターで本作の予告は見ていない。何度も予告を見た日比谷のTOHOシネマズ・シャンテで「メージーの瞳」を観るつもりが上映時間に間にあわずこちらにした。
スウェーデン出身のアレキサンダー・スカルスガルドの映画が同時に公開されているなんてとても珍しいこと。初日の最終回、シアターの席もうまっていて、かなり興味深く引き込まれる展開のドラマで見応えあり。

「キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け」で主人公を演じるリチャード・ギアの娘役で初めてお目にかかったブリット・マーリングは脚本家であり、プロデューサー、監督もこなす才女らしい。おまけに美くしい。本作の役柄も元FBIエージェントという才女役が似合う。

ザル・バトマングリ作品は初めて観たが、とても斬新でスタイリッシュで素晴らしい。未公開ばかりだが過去の他の作品が見てみたい。

TOHOシネマズ・シャンテにて
[PR]
by margot2005 | 2014-02-02 23:50 | USA | Trackback(11) | Comments(0)

「悪の法則」

「The Counselor」2013 USA/UK
a0051234_23552575.png

カウンセラーに「プロメテウス/2012」のマイケル・ファスベンダー。
ローラに「ローマでアモーレ/2012」のペネロペ・クルス。
マルキナに「ホリデイ/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」「私の中のあなた/2009」「運命のボタン/2009」「モネ・ゲーム/2012」のキャメロン・ディアス。
ライナーに「トゥ・ザ・ワンダー/2012」のハビエル・バルデム。
ウェストリーに「ツリー・オブ・ライフ/2011」「ワールド・ウォーZ/2012」のブラッド・ピット。
アムステルダムのダイヤモンド・ディーラーに「愛を読むひと/2008」「バーダー・マインホフ 理想の果てに/2008」「アンノウン/2011」のブルーノ・ガンツ。
ブロンドに「カサノバ/2005」「ウォリスとエドワード 王冠をかけた恋/2011」のナタリー・ドーマー
製作、監督は「プロヴァンスの贈りもの/2006」「アメリカン・ギャングスター/2007」「ワールド・オブ・ライズ/2008」「ロビン・フッド/2010」「プロメテウス」のリドリー・スコット。

カウンセラーはなぜ悪の道を選んだのか?それはもちろん金意外の何ものでもないだろうが、ちょっとした出来心で有能な弁護士がこのような裏社会のビジネスに関わろうとするのか?その辺の説明は全くない。あれよあれよという間にカウンセラーは裏社会のビジネスにはまり込んでしまっている。

トマトメーターは35%と寂しい。
会話がとても哲学的でリドリー・スコットらしくない?リドリー・スコットって単純明快なものが多いから...こちらも複雑な展開ってわけではないのだが、ドラマの中で交わされる会話がこねくり回している感じ。
顔をくしゃくしゃにして、鼻水たらし泣きじゃくるマイケル・ファスベンダーも頑張っているが今一つだったかな?
“Have you been bad?/字幕では浮気した?”なんて可愛いく尋ねるローラ。ペネロペにはこの役柄は似合わない。
ブラッド・ピットの出番は少ない。レビューは書いていないけど「ジャッキー・コーガン/2012」同様ヤクザな男が似合う。フランス行きの飛行機で見た「ワールド・ウォーZ」は小さな画面なのでつまらなくて途中でやめた。
“サスペンス/犯罪”というジャンルでなおかつ出演陣はとても豪華ながら物語は面白くない。しかしこのドラマで一人精彩を放ったのはキャメロン・ディアス。男を手玉に取り一人勝ちするマルキナ役は完璧。キャメロンて軽い役柄のものばかりでつまらない女優のイメージだが、本作で彼女を見直した。纏うジョルジオ・アルマーニのドレスもキャメロンにぴったり。マイケルのスーツはエンポリオ・アルマーニ。この方ホントにスーツが似合う。ハビエル・バルデムもド派手なコスチュームがハマってナイスだった。
衣装や豪華な屋敷…そんなことだけが記憶に残る映画だったかな?

アメリカでは弁護士のことをカウンセラーと呼ぶ。カウンセラーに名前はなく皆彼をカウンセラーと呼んでいた。恋人のローラは“Baby!”と呼んでいたし…。

TOHOシネマズ日劇にて(既に上映終了/TOHOシネマズ有楽座にて上映中)
下写真はパリの地下鉄ポスター。フランス版のタイトルはズバリ麻薬「CARTEL」。
a0051234_23524123.jpg

[PR]
by margot2005 | 2013-12-16 00:07 | USA | Trackback(15) | Comments(2)