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「パブリック・エネミーズ」

「Public Enemies」 2009 USA
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ジョン・デリンジャーに「フレンチなしあわせのみつけ方/2004」「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマン・チェスト/2006」のジョニー・デップ。
FBI捜査官メルヴィン・パーヴィスに「マシニスト/2004」「ニュー・ワールド/2005」「アイム・ノット・ゼア/2007」「ダークナイト/2008」「ターミネーター4/2009」のクリスチャン・ベイル。
ビリーに「世界でいちばん不運で幸せな私/2003」「ラヴ・イズ・イン・ジ・エアー/2005」「プロヴァンスの贈りもの/2006」「エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜/2007」のマリオン・コティヤール。
FBI長官J・エドガー・フーバーに「グッド・シェパード/2006」「M:i:III/2006」「ウォッチメン/2009」のビリー・クラダップ。
「リトル・イタリーの恋/2003」「ロスト・イン・トランスレーション/2003」のジョヴァンニ・リビシがワンシーン出演している。
監督、製作、脚本に「インサイダー/1999」「コラテラル/2004」「マイアミ・バイス/2006」のマイケル・マン。
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1933年大恐慌時代のアメリカ合衆国。その頃民衆は貧困に喘いでいた。ギャング、ジョン・デリンジャーは鮮やかな手口で銀行強盗を繰り返し民衆の注目を集めていた。ある夜、ナイトクラブで出会ったビリーに一目惚れしたデリンジャーは強烈なアプローチの末ビリーを恋人にする。しかし二人の幸せな生活は長くは続かずデリンジャーは捕まってしまう。やがて脱獄に成功したデリンジャーはFBIのフーバー長官率いる捜査官メルヴィン・パーヴィスに追跡される運命となる...

もしヴァンサン・カッセルの「ジャック·メスリーヌ フランスで社会の敵(パブリック·エネミー)No.1と呼ばれた男 Part1/ Part2/2008」を観ていなければ、これはこれで満足したかも知れない。しかしながらこちらは描き方が荒くて(端折り過ぎ?)、特にビリーとデリンジャーのシーンは付けたしみたいで不満だった。ヴァンサン・カッセル版はpart 1 part 2に分けて描かれたのでこちらと比べるのは酷かも知れないが...。
映画の紹介で“デリンジャーとビリー・フレシェットとのロマンスを絡めてスタイリッシュに描く...”と書かれているが、それほどのものでもない。
FBI捜査官メルヴィン・パーヴィスとギャング、ジョン・デリンジャーの物語として観れば良い。
オスカー女優のマリオン・コティヤールはとてもチャーミングで、ジョン・デリンジャーが惚れた女性ビリーにぴったり。もうちょっとビリーの出番欲しかった。
ジョニー・デップ映画は「シザーハンズ/1990」「ギルバート・グレイプ/1993」「妹の恋人/1993」「ニック・オブ・タイム/1995」「ショコラ/2000」が好き。彼のとてつもなく優しいまなざしはハートにグッと来る。「ネバーランド/2004」や「チャーリーとチョコレート工場/2005」のジョニーも良かった。
ジョニー・デップも40代後半に突入したが、いつまでもクールで素晴らしい!俳優だと思う。
クリスチャン・ベイルもお気に入り俳優の一人。穏やかな捜査官メルヴィン・パーヴィスを好演している。レビュー書かなかったけどクリスチャン・ベイルの「ターミネーター4」はつまらなかった。
ワーナー・マイカルシネマズ板橋にて
Commented by なな at 2009-12-19 22:33 x
こんばんは!

もっと人物を掘り下げて,それぞれの背景や
魅力をじっくりと描いてほしかったですね。
でもおっしゃるように,マリオンはとてもチャーミングで
ジョニーはとってもカッコよく
そしてベイルも素敵ではありましたけど。
Commented by margot2005 at 2009-12-22 00:14
ななさん、こんばんは!
ジョニデの映画私も期待したのですが、期待はずれでしたわ。
捜査官役のC・ベールや恋人ビリー役のM・コティヤールももっとしっかりと描いて欲しかったです。
M・コティヤールは今CHRISTIAN DIORの広告塔ですが、ほんと彼女チャーミングですね。
by margot2005 | 2009-12-19 20:16 | Comments(2)