「ジェイン・オースティン 秘められた恋」

「Becoming Jane」2007 UK    
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ジェイン·オースティンに「プラダを着た悪魔/2006」「レイチェルの結婚/2008」「パッセンジャーズ/2008」「ゲットスマート/2008」のアン·ハサウェイ。
トム·レフロイに「つぐない/2007」「ウォンテッド/2008」のジェームズ·マカヴォイ。
オースティン牧師に「クィーン/2006」「ブッシュ/2008」のジェームズ·クロムウェル。
オースティン夫人に「リトル·ダンサー/2000」「マンマ·ミーア!/2008」のジュリー·ウォルターズ。
レディ·グレシャムに「美しき家、わたしのイタリア/2003」「ラヴェンダーの咲く庭で/2004」のマギー·スミス。
レディ·グレシャムの甥ウィスリー氏に「穴/2001」のローレンス·フォックス。
ジェインの姉カサンドラに「Jの悲劇/2004」のアンナ·マックスウェル·マーティン。
監督に「キンキー·ブーツ/2005」のジュリアン·ジャロルド。

1795年、英国ハンプシャー。ジェインの家は貧しく、両親は彼女を裕福な家に嫁がせようと躍起になっている。しかしジェインは財産や家柄による結婚ではなく、愛のある結婚に憧れる進歩的な考えを持っていた。
両親が設定した地元の名士レディ·グレシャムの甥ウィスリー氏との結婚計画にもうんざり気味のジェインは、ある日、若いアイルランド人のトム·レフロイと出会う。始め反撥を感じた二人だが互いに理解し合い、やがて二人は惹かれあって行く...
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時代物大好きなので楽しみにしていた1作。
開演前シアターには“ぴあ”の調査員も陣取っていたけど、初日最終回、半分以上の空席。観る人限られそうな映画かも。

共に20歳の時に出会ったジェインとトム。ジェイン最初で、最後の恋だそうだが、現実でもあのようにロマンティックだったのかな?映画は最高にロマンティックかつドラマティックに描かれている。

ジェイン·オースティンは「プライドと偏見/2005」のヒロイン、エリザベスとかぶる。仲の良い姉や、リッチマンとの結婚に熱心な両親(特に母親だが、「プライドと偏見」ほど見苦しくない)。そしてプライドの高いレディ·グレシャムの存在や、全然眼中にないその甥からのプロポーズ云々...
ジェインとカサンドラが鏡の前で“マリー·アントワネットもこんなドレスを着たかしら?”と姉妹で話しているシーンがあったが、この時代(フランスでは2年前にルイ16世&マリー·アントワネットがギロチンで刑死)の女性が自立(仕事を持つ)するなんて考えられない事だった。
映画解説でも“家は貧乏で...”と記されている。しかしオースティン家、英国では中流階級で召使いもいた。ただ女性は稼げないから男性に頼らざるを得ない現実が非情にお気の毒である。
トムは長男で養う家族がいたため、駆け落ちして迄の結婚には至らなかった。弁護士修行中のトムはジェインとの結婚を断念したが、後に成功し、生まれた娘にジェインと言う名前を付けた。
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「ジェイン·オースティンの読書会/2007」を観た後“説得”と“分別と多感”を読んだ。それ以前に“高慢と偏見”と“エマ”は読んでいた。残りの作品“マンスフィールド·パーク”と“ノーサンガー僧院”もいつか読んでみたいと思う。
ジェイン·オースティンは1775年生まれ。そう考えるとかなり古い時代の作家なんだと改めて思う。
女性が小説を書くなんて考えられない時代だったため、小説は匿名で発表されたらしいが、映画のエンディング...あの付けたしみたいなあれ...余分じゃなかったかな?

今迄読んだオースティンの小説に出て来る人物はヒロインの家族と親戚、それと近所の人々。なのでロケーションもそれほど広くない。それだけの材料で良く何作も本が書けたものだと尊敬する。
“分別と多感”はケイト·ウィンスレット&エマ·トンプソンで映画化された「いつか晴れた日に/1995」を観ていたのですんなりと物語に入っていけたが、“説得”は辛気くさくて途中で何度も挫折した。
「ジェイン·オースティンの読書会」を観てアメリカ人のオースティン好きに少々驚き、ハリウッド映画でヒロインが“説得”を読むシーンなども思い出す。しかし日本ではあまり読まれない気がする。私の回りにはオースティンの小説読んでるなんて言っても“えっつそれ誰?”みたいな返答が返って来る。
オースティンの小説、女性の心理を深く掘り下げ展開する様は中々興味深いが、やはり時代が時代故辛気くさく感じるのでしょうね?
ハンプシャー(州都はウィンチェスター)はイングランドの南東岸に位置する海沿いのリゾート地。しかしながら撮影されたのはアイルランド。その景色はため息が出るくらい素晴らしくBeautiful!
英国俳優に囲まれてのハリウッド女優アン·ハサウェイも遜色はない。
2007年製作映画なのでジェームス·マカヴォイは「つぐない」以前の映画。マカヴォイすっごくキュート!
TOHOシネマズ 日比谷シャンテにて
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by margot2005 | 2009-11-03 23:45 | UK | Trackback(16) | Comments(0)
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