「ココ・アヴァン・シャネル」

「Coco avant Chanel」2009 フランス
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ガブリエル(ココ)・シャネルに「ロシアン・ドールズ/2005」「ダ・ヴィンチ・コード/2006」「プライスレス 素敵な恋の見つけ方/2006」のオドレイ・トトゥ。
エティエンヌ・バルサンに「ナルコ/2004」のブノワ・ポールヴールド。
ボーイ・カペルに「GOAL!/ゴール!/2005」「さよなら。いつかわかること/2007」のアレッサンドロ・ニヴォラ。
アドリエンヌに「美しき運命の傷痕/2005」「暗闇の女たち/2007」のマリー・ジラン。
エミリエンヌに「キングス&クイーン/2004」のエマニュエル・ドゥヴォス。
監督、脚本に「恍惚/2003」のアンヌ・フォンテーヌ。
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母を亡くしたガブリエルは父親によって妹と共に田舎の修道院へ送られる。面会に来る父親を待つが彼は来ない。数年後孤独で惨めな修道院を出たガブリエルは、お針子として働くかたわら姉アドリエンヌとキャバレーで歌い、慎ましく暮らし始める。ある日、裕福な将校エティエンヌと出会ったガブリエルは、後に愛人となり、彼の屋敷で暮らすようになる。やがて退屈極まるエティエンヌの屋敷で、彼の友人である英国人ボーイを紹介される...
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ココ・アヴァン・シャネルの“アヴァン”は“より前に”という意味のフランス語。なのでシャネルが有名になるまでのストーリー。映画公開前、本屋に積んであった映画の原作”ココ・アヴァン・シャネル”をつい買って読んでしまった。“愛とファッションの革命児”と言う副題がついている。どこまで真実か定かじゃないが?シャネルの人生が語られたこの小説中々面白い。
シャネルは嘘つきだったようで、自叙伝を執筆させた時も真実を語らなかったと言う。しかし親に捨てられた惨めな思春期から、有名になる以前の波乱の人生を話したくなかったのも分る気がする。
シャーリー・マクレーンが晩年のシャネルを演じた「ココ・シャネル/2008」よりこちらの方が断然気に入った。フランス人の物語はフランス語で語られる方がしっくりと来る。
「ココ・シャネル」で晩年のシャネルがモデルに着せたシャネル・スーツを紹介した後、本人もシャネル・スーツで現れる。時代は違うがあのシーンはこちらの映画にも登場する。
ガブリエル役のオドレィ・トトゥは適役。
エティエンヌやボーイから“男の子のようだ!”と言われたガブリエルのファッション...当時男性のものだったボーダーのシャツや、ツィードのジャケット、そして海辺のシーンで着ていたロング・コート等とてもお洒落。
一日に何箱も吸うヘビー・スモーカーだったシャネル。今じゃ考えられないが、くわえタバコで仮縫いなんて...匂い付きまくりだったに違いない。
いつも観に行くシネコンで上映していたが、友人と一緒だったので銀座で観た。案の定シアターはほとんど女性。カップルも少しいたが、隣の中年カップルの男性は途中で席を外してしばらく戻って来なかった。この映画は男性が観る映画じゃない確かに...。
丸の内ピカデリーにて...
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by margot2005 | 2009-09-28 00:36 | フランス | Trackback(13) | Comments(6)
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Commented by CaeRu_noix at 2009-09-29 01:13
ぼんそわー。
margotさんもこちらの方がよかったとは嬉しいですー。
断然、こちらの方が上質でセンスがあったと思いますー。
原作はもっといろんなエピソードが描かれていたのでしょうかー?
Commented by margot2005 at 2009-09-30 22:51
かえるさん、ヴォンソワでございます。
シャーリー版とかぶる部分も色々とありましたが、フランス人シャネルはフラ語が合います。
原作はシャネルの姉妹や弟たちの事や、成功の階段を上り始める様とかが詳しく書かれていて中々読み応えありますね。
Commented by sabunori at 2009-10-05 22:51
margotさん、こんばんは。
この作品の予備知識を持たずに鑑賞してしまったために私が期待
していたストーリーとは少々違っていて残念でした。
私はUS版を観ていないのですがやはりフランス語をしゃべるココを
観たいですよね。
私が観た劇場も見事に女性ばかりでした。
(平日だったため年齢層も結構高め)
Commented by margot2005 at 2009-10-07 00:52
sabunoriさん、こんばんは!
そうでしたか?なんとなく観に行かれたのね?
著名なフランス人は、フランス人が演じた方がさまになりますね。USバージョンのココ役より断然オドレィが良かったですわ。
シャネル ファンのおばさま達が多かったですねシアター。
Commented by デイヴィッド・ギルモア at 2010-06-23 20:47 x
こんばんは、いつもお世話になり、ありがとうございます。
この映画は、いかにもフランス映画という感じがして、感動しました。
それと、女流監督の繊細な演出が、印象的でした。それにしても、あの「アメリ」の少女が、このように成長するとは驚きでした。
Commented by margot2005 at 2010-06-24 23:55
デイヴィッド・ギルモア さん、こんばんは!
いつもTBありがとうございます。
オドレィはココ・シャネルの若い頃の雰囲気あります。
やはりフランス人ものはフランス人俳優に演じてもらわなきゃですね。
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