人気ブログランキング | 話題のタグを見る

「96時間」

「Taken」 2008 フランス
「96時間」_a0051234_2195348.jpg

ブライアンに「シンドラーのリスト/1993」「プルートで朝食を/2005」のリーアム・ニーソン。
キムに「ジェイン・オースティンの読書会/2007」のマギー・グレイス。
レノーアに「X-MEN」シリーズのファムケ・ヤンセン。
アマンダにケイティ・キャシディ。
監督は「トランスポーター/2002」「TAXi(4)/2007」を撮影したピエール・モレル。
製作、脚本は「トランスポーター」「TAXi」シリーズ、「アンジェラ/2005」のリュック・ベッソン。

ブライアン・ミルズはアメリカ政府の元諜報員。一人娘キムの17歳の誕生日に元妻レノーアが新しい夫と暮らす家を訪ねる。そしてキムからパリ旅行を計画してしていることを知らされる。ブライアンは娘が友人と二人でパリに行くなぞ大反対だったがやむなく承諾しキムを空港に送る。やがてパリに到着し、キムがブライアンの電話を受けたその時、同行したアマンダが何ものかに拉致されてしまう。
単身パリへ飛んだブライアンはキムを連れ去った男たちを探すためパリの街を奔走する...
「96時間」_a0051234_2110858.jpg

ブライアン役のリーアム・ニーソン。悪者たちをひたすら殴り蹴り、ガンをぶっ放す。リーアム・ニーソンと言えば「シンドラーのリスト」を始めとして「マイケル・コリンズ/1996」「レ・ミゼラブル/1998」etc.が素晴らしく、性格俳優のイメージが強く残っている。でもこういった役柄の彼もかなりイケてる。
映画を観始めて、あまりにも情け容赦なく殺しまくる主人公がハチャメチャで、不本意ながら大笑いしてしまった。
アメリカ映画とはちょっと違ったテイストがあり、フランス人リュック・ベンソンが書いた脚本なのだと納得。
とにかく法律など全く無視。でも主人公は必死だし、映画だし、しかしあこまで殺しまくらなくても...なんて思ったが如何なものか?
イタリア映画「題名のない子守唄/2006」にも登場した、若い女性をドラッグ浸けにし娼婦に仕立て上げるロシア人たち。このフランス映画ではアルバニア人の男たちが旅行者としてパリにやって来る若い女性を餌食にしている。
パリに行く若い女性は空港で、“一緒に乗ってく?”なんてタクシー待ちの男に誘われたら要注意!
アメリカでヒットしたらしいが、ひたすら娘を救うために殺しまくる男に共感したのかな?
ワーナー・マイカル・シネマズ板橋にて...
by margot2005 | 2009-09-04 21:27 | Comments(0)