「愛を読むひと」

「The Reader」 2008 USA/ドイツ
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ハンナ・シュミッツに「リトル・チルドレン/2006」「ホリデイ/2006」「レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで/2008」のケイト・ウィンスレット。
マイケル・バーグに「上海の伯爵夫人/2005」「ナイロビの蜂/2005」「ある公爵夫人の生涯/2008」のレイフ・ファインズ。
青年時代のマイケル・バーグに「クラバート - 謎の黒魔術/2008」のデヴィッド(ダフィット)・クロス。
ユダヤ人、ローズ・メイザー/イラナ・メイザーに「存在の耐えられない軽さ/1988」「ショコラ /2000」「カサノバ/2005」のレナ・オリン。
若き日のイラナ・メイザーに「トンネル/2001」「ヒトラー〜最期の12日間〜/2004」のアレクサンドラ・マリア・ララ。
ロール教授に「ベルリン・天使の詩/1987」「ヒトラー〜最期の12日間〜」「クライシス・オブ・アメリカ/2004」「僕のピアノコンチェルト/2006」のブルーノ・ガンツ。
監督は「リトル・ダンサー/2000」「めぐりあう時間たち /2002」のスティーヴン・ダルドリー。
原作はベルンハルト・シュリンクの“朗読者”。
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1958年、ドイツ。高校生のマイケルはある日ハンナという女性と出会う。独身で一人暮らしのハンナのアパートを訪ねたマイケルは、21歳も年上の彼女の魅力と肉体に溺れて行く。ベッドでマイケルが本を読んでハンナに聞かせる事がメイク・ラヴ前の習慣となり、マイケルは学校を終えるやハンナのアパートに直行する日々。しかしある日突然ハンナは姿を消す。8年後、大学で法律を学ぶマイケルは実習で裁判を傍聴する機会を得る。彼が傍聴した裁判で被告席に座ったのはかつてマイケルが心から愛したハンナだった...
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これは是非原作の“朗読者”を読んでみたい。きっと素晴らしい小説かと想像する。で、早速買ってきた“朗読者”。
ドイツ舞台のドイツ人の物語。ヒロインはナチスの戦犯の一人。やはりドイツ語で作って欲しかった。
朗読者であるマイケル。彼は最初にラテン語の一説を唱え、次にギリシャ語の一説を唱える。そしてハンナにも解る国語(ドイツ語)で朗読を始める。しかしコレがドイツ語じゃなく英語。どうも違和感ありだが仕方がない。
ミステリアスで美しい女性にケイト・ウィンスレットは少々釣り合わないかと感じた。最初ニコール・キッドマンが演じる予定だったハンナ役。ニコールだとミステリアスで美しいという条件にはぴったりとハマる。しかし映画を観てケイトがナイス・キャスティングだと感じた。
30代から60代を演じたケイト・ウィンスレット。60代はシワやたるみが露骨で見え見えのメイクアップだったが、ケイトは役になりきっている。
ラスト近く刑務所で再会する二人。マイケルは手を握ってくるハンナに少々戸惑う。長年逢わなくともやはり女性の方が大胆で積極的。マイケルが躊躇したのは、かつて夢中になった女性がおばあさん化したからだろうか?いや、彼は過去に恐ろしいことをしたこの女性に触れられるのが嫌だったのかも知れない。
実年齢18歳で15歳〜20代前半を演じるダフィット・クロス。彼は童顔なためホントに15歳に見えてしまう。「クラバート - 謎の黒魔術」で初めてお目にかかったダフィット。コレから期待したいとてもキュートなドイツ人俳優。
教授役のブルーノ・ガンツと、ホロコーストでの生き残りユダヤ人役のレナ・オリンの二人が重厚な存在感で素晴らしい。
弁護士となったマイケルを演じるレイフ・ファインズ。2,3日前「ことの終わり/1999」をwowowで放映していた。21世紀の今、限りなく悲恋が似合う男優って彼以外にいるだろうか?すぐには思い浮かばない。
悲恋が似合うレイフ・ファインズの出演で印象に残る1作となった。
ワーナー・マイカル 板橋にて...
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by margot2005 | 2009-06-23 23:35 | USA | Trackback(19) | Comments(2)
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Commented by もっとヨーロッパの歴史を勉強し at 2009-07-10 09:10 x
たほうがいいですよ。
この映画がよくわかりません。教えてください。
裁判ではみんな冤罪だって知ってるのに、終盤では本を読んだ人は彼女が重ーい罪を犯したと思い込んでしまっている。
生き残った娘も、責任者の顔は覚えていなくて、本を読ませる変な人は覚えているのだから、その変な人が責任者でないことを知っているはずなのに・・・。
「彼女を許すようでお金は受け取れません」といいました。
そんなに怒りが強いのなら、なぜ裁判のときに他の被告人を許したのでしょう?
主人公も面会のときに「たっぷり反省したか?」というような意味の問いかけをしていますが、冤罪のひとには普通は「大変だったね、お疲れ様」ではないでしょうか?
なんだか変な物語です。
Commented by margot2005 at 2009-07-14 00:56
もっとヨーロッパの歴史を勉強し...
お名前がないのでどなたかわかりませんが書き込みありがとうございます。
さてこの映画の元はノンフィクションではなく小説ですから、腑に落ちない点も多々ありますが突き詰めるのはやめにしました。
字が読めないヒロインが最後の、最後迄バレなかったというのも腑に落ちなかったですね。
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