「リリィ、はちみつ色の秘密」

「The Secret Life of Bees」2008 USA

“母はやさしい人だった。そして私を捨てた。”...全米ベストセラー小説を元に描いた感動のヒューマン・ドラマ。

オーガストに「主人公は僕だった/2006」「べガスの恋に勝つルール/2008」のクイーン・ラティファ。
リリィに「シャーロットのおくりもの/2006」のダコタ・ファニング。 
ロザリンに「ドリームガールズ/2006」「セックス・アンド・ザ・シティ/2008」のジェニファー・ハドソン。
ジューンに「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」のアリシア・キーズ。
メイに「堕天使のパスポート/2002」「ホテル・ルワンダ/2004」のソフィー・オコネドー。
T・レイに「マスター・アンド・コマンダー/2003」「ダ・ヴィンチ・コード/2006」のポール・ベタニー。
ザックにトリスタン・ワイルズ。
監督、脚本はジーナ・プリンス・バイスウッド。
原作はスー・モンク・キッドの全米ベストセラー小説“The Secret Life of Bees”。
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1964年、アメリカ、ノースカロライナ州。
4歳の時に父親と争う母親を誤って殺してしまったリリィ。罪の意識を抱かえたままリリィは14歳の少女に成長していた。
ある日、リリィは冷酷な父親T・レイとの生活に疲れ果て、黒人家政婦ロザリンが白人から暴力を受けたことをきっかけに家を飛び出す。ヒッチハイクの後、リリィがロザリンと辿り着いた場所はオーガスト、ジューン、メイ3姉妹が養蜂業を営むボートライト家だった...

幼い頃のトラウマを抱かえて生きてきた少女の成長を、人種差別問題を絡ませながらひたすら美しく描いている。
リリィを受け入れたオーガストの包容力の大きさには脱帽。演じるクイーン・ラティファは全くもって適役。
最初はちょっと意地悪だったジューンも次第にリリィに心を開き始め、弁護士志望の黒人青年ザックとリリィの出会いもVeryハートフル。
ジューンを演じる歌姫アリシア・キーズは素敵な女優。これからもどんどん映画出演していただきたいものだ。
オーガストとリリィが養蜂場でミツバチの声(音)を聞くシーンはファンタジーのようにも見える。
人種差別にもめげず強く生きる3姉妹とロザリンの姿がこの上なく素晴らしく感動する。
少女になったダコタ・ファニングがとてもキュートで、冷酷な父親役のポール・ベタニーはナイス・キャスティング。
リリィが旅の途中で見つけた蜂蜜のジャー。ジャーのラベルでボートライト家を探し当て、オーガストはリリーの母親の家政婦だったいう事実。
原作は全米でベストセラー小説というのは、映画を観て納得する。
ボートライト家の人々や、そこを取り巻く美しくて優しい環境により癒され、自分を取り戻して行くリリィ。少々ハートフル過ぎ!と思ったがこの映画はコレで良いのかも知れない。
日比谷TOHOシネマズ シャンテにて...
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by margot2005 | 2009-04-04 22:20 | MINI THEATER | Trackback(5) | Comments(4)
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Tracked from 心のままに映画の風景 at 2009-04-12 15:35
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1964年、アメリカ南部サウスカロライナ州。 14歳の少女リリィ(ダコタ・ファニング)は、4歳の時に誤って拳銃で母親を殺してしまった。 薄情な父T・レイ・オーウェンズ(ポール・ベタニー)との暮らしに疲れた...... more
Tracked from 映画館で観ましょ♪ at 2009-05-25 13:33
タイトル : 『リリィ、はちみつ色の秘密』 2009-No16
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Tracked from しぇんて的風来坊ブログ at 2009-08-02 23:22
タイトル : リリィ、はちみつ色の秘密
この映画に関しては、原作の「リリィ、はちみつ色の夏」を以前に既に読んでいたので、物語については概ねは崩さないだろうから、登場人物の個性が小説のように出ていればという前提でのみでほぼ安心して見られた。主人公の14歳の少女は実際同年齢の俳優であり違和感もなく、序盤から傷ついている少女は良くできていてただ前半の抵抗的で口達者なところは演技ぽく見えてしまうのは美少女なので仕方がない、後半も巧いところとぎこちないところが寧ろ不安定な歳そのもので。この作品のポイントは養蜂をしている黒人三姉妹のそれぞれの強い個性が...... more
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タイトル : リリィ、 はちみつ色の秘密
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タイトル : 「リリィ、はちみつ色の秘密」
蜂蜜の色って、ほんとに綺麗だなぁ〜・・... more
Commented by あすか at 2009-04-06 00:53 x
こんにちは!
これ、何気に結構よかったですよね。
確かにハートフル過ぎ…というのはありましたが、
この手の映画はこれくらいが見終わったあとの気分がいいなぁ、と。
ボートライト家たちの女性のたくましさが素敵でした。
そして、ダコタちゃん、大人になったのね、とついつい母の気分(笑)
Commented by margot2005 at 2009-04-06 23:03
あすかさん、こんばんは!
ミニシアター系でしか公開してない地味な映画ですが何気に良かったです。
ボートライト家の女性達の描き方がとても素敵だったと思います。風景も綺麗で癒されますねこういうのって...
さてラスト、キュートなワンピースのダコタちゃん大人でした。
Commented by オリーブリー at 2009-04-12 15:37 x
こんにちは。

皆さん個性があってお上手でしたが、
ラティファの母性とでも言いましょうか、伝わるものが多々あって素敵な作品でした♪
Commented by margot2005 at 2009-04-14 00:09
オリーブリーさん、こんばんは!
姉妹を始めとして皆さん個性的でナイスでしたわね。
クイーン・ラティファって母性ってイメージは感じないのですが、以外や以外伝わってきますね。良かったです!
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