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フランス映画祭2009...「華麗なるアリバイ」

「Le Grand Alibi」2007 フランス

アガサ・クリスティの「ホロー荘の殺人」を映画化したサスペンス・ドラマ。
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精神科医ピエールに「ラクダと針の穴 /2002」ランベール・ウイルソン。
ピエールの妻クレールに「灯台守の恋/2003」「愛されるために、ここにいる/2004」のアンヌ・コンシニエ。
上院議員アンリに「プロヴァンスの恋 /1995」「コード/2008」のピエール・アルディティ。
アンリの妻エリアーヌに「輝ける女たち/2005」「恋愛睡眠のすすめ/2005」のミュゥ・ミュゥ。
彫刻家エステルに「ラクダと針の穴 」「5 x 2 / ふたりの5つの分かれ路/2003」 「ぼくを葬る/2004」のヴァレリア・ブルーニ・テデスキ。
酒びたりの作家フィリップに「恋は足手まとい/2005」のマチュー・ドゥミ。
妖艶な女優レアに「コルシカン・ファイル /2003」のカテリーナ・ムーリノ。
刑事に「パリ/2007」のモーリス・ベニシュー。
監督、共同脚本は「Mの物語/2003」「ランジェ公爵夫人/2007」の脚本家パスカル・ボニゼール。


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上院議員のアンリと妻エリアーヌはフランスの小さな村ヴェトゥイユの大邸宅に住んでいる。ある日、彼らに招待された客は次々と到着し、最後に現れたのはイタリア人女優のレア。レアを見て驚いたのはピエール。レアは一時期ピエールと愛し合っていた。
一方でエステルもピエールと恋愛中。ピエールには美しい妻クレールと二人の子供がいる。
そんな折、一発の銃声と共に殺人事件が起こる。人々が駆けつけた時、屋敷のプールには銃で撃たれたピエールとその妻クレール、そしてエステルの姿があった...


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アガサ・クリスティの小説は大好きで、映画の原作である「ホロー荘の殺人」は読んでいる。
「アガサ・クリスティーの奥様は名探偵/2005」「ゼロ時間の謎/2007」に続きフランス版クリスティもの3作目。
「ゼロ時間の謎」はとても面白かった。この作品はそれほどでもなかったかな?しかしフランス人気俳優が多々出演し、リッチな人々を背景に描く映画は、撮影に使われた豪邸や、女性たちのファッションがとても素敵で見ていて楽しめる。
邦題の“華麗なるアリバイ”って?どこが華麗なのか??殺されたピエールの愛人関係が華麗であるからかな?まぁ仮題なので、一般公開の際には違ったタイトルになってるかも知れない。原題の“大いなるアリバイ”というのもピント来ない。
フランス人は大人の楽しみには子供を伴わない。「コード/2008」では、集まった夫婦にはそれぞれ子供が存在したが、一切子供の姿は映らなかった。この作品でもピエールとクレールの子供たちがワンシーン登場しただけ。大人たちが楽しんでいる間、小さな子供たちはどうしているのだろうか?ちょっと気になるけど、大人の世界と子供の世界をきっちりとわけているフランス人て羨ましいことこの上ない。

映画祭のオープニングは観てないのでジュリエット・ビノシュの姿は見れなかったが、アンヌにはお目にかかれた。映画での形相とは全く違うとってもチャーミングなフランス女優。
2010年に渋谷Bunkamuraル・シネマにて公開予定。
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて...
Commented by sabunori at 2010-08-06 21:41
margotさん、こんばんは。
margotさんは昨年のフランス映画祭でご覧になられていたんですね!
邦題・・・そのときのままでしたね。
確かに何が華麗なのかしら??
というか、そもそも途中居眠りをしてしまったので華麗かどうか
判断できないわけでして。(笑)
集まった皆さんの職業はそれぞれ華麗でしたね。
Commented by margot2005 at 2010-08-08 00:31
sabunoriさん、こんばんは。
ほんと邦題そのままでした。
原作の「ホロー荘の殺人」は読んでいるのですが、昔、昔のことなのでストーリーはさっぱり忘れてます。
アガサ・クリスティの小説もフランス版になるとうーんとオシャレで豪華になってしまうみたいですね?
職業も交遊関係も華麗なる彼らでした。確かに。
by margot2005 | 2009-03-22 20:27 | 映画祭 | Comments(2)