2009年 03月 05日
「フェイク シティ ある男のルール」
L.A.を舞台に一匹狼刑事が巨悪と闘うクライム・アクション。
トム・ラドローに「イルマーレ/2006」のキアヌ・リーヴス。
トムの上司ジャック・ワンダーに「ラストキング・オブ・スコットランド/2006」「ヴァンテージ・ポイント/2008」のオスカー俳優フォレスト・ウィッテカー。
ポール・ディスカントに「私がクマにキレた理由(わけ)/2007」のクリス・エヴァンス。
監督は「U-571/2000」「トレーニング デイ/2001」「「S.W.A.T./2003」の脚本家デヴィッド・エアー。
ロサンゼルス市警のトム・ラドローはアル中のベテラン警部。正義のためには手段を選ばず突き進む一匹狼。ある日、かつてのパートナー、ワシントンが目の前で殺され、おまけにその犯人をも取り逃がしてしまう。事件を捜査するうち巨悪な陰謀が渦巻く事に気づいたラドローは自らのやり方で事件解決に奔走する...
この日は珍しく「ザ・クリーナー 消された殺人」と二本立て。銀座から日比谷のみゆき座に移動。「ザ・クリーナー 消された殺人」がつまらなかったので、期待しないで観たこの映画は実に面白かった。汚職警官の悪事を暴く良くある刑事ストーリーながら、一匹狼ラドローの行動が素早くクールで実に見応えがあった。
キアヌ映画は「イルマーレ」以来のシアター。最近のキアヌ映画はどうも好みではない。
ハリウッド映画お得意の刑事もの。隠された巨悪の陰謀を暴くため、マイウェイ(俺のやり方で...)を貫き突き進むトム・ラドロー役のキアヌが滅茶苦茶かっこいい!!”マトリックス”以来かっこいいキアヌを堪能した。
ネタばれになるので詳しい事は書けないが、オスカー俳優のフォレスト・ウィッテカーの情け無い最後にはがっくり。味な俳優フォレスト・ウィッテカー好きなんだけど...
「私がクマにキレた理由(わけ)」でイケメンのハーヴァード・ボーイを演じた甘いマスクのクリス・エヴァンス、意外や硬派な役もイケてる。
走るシーンはクリスに任せて車で走るキアヌ。アル中刑事を演じるキアヌもクリスと並ぶと、やはりオヤジ。
日比谷みゆき座にて...