2009年 03月 01日
「ロックンローラ」
ロンドンを舞台に繰り広げられるガイ・リッチーお得意の痛快犯罪サスペンス。
ワンツーに「300/2007」「P.S.アイラヴユー/2007」「幸せの1ページ/2008」のジェラルド・バトラー。
レニーに「フィクサー/2007」のトム・ウィルキンソン。
アーチーに「ワールド・オブ・ライズ/2008」のマーク・ストロング。
女会計士ステラに「クラッシュ/2004」「幸せのちから/2006」タンディ・ニュートン。
ワンツーの相棒マンブルズにイドリス・エルバ。
製作、監督、脚本は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ/1998」「スナッチ/2000」のガイ・リッチー。
不動産バブルで地価上昇中のロンドン。チンピラのワンツーとマンブルズは不動産投資をし一儲けしようと企むが見事失敗に終わる。ロンドン裏社会のボス、レニーに多額の借金を負ってしまったそんな折、セクシーな女会計士ステラは700万ユーロ強奪計画をワンツーに持ちかける...
“ロックンローラ”というタイトルだけあって、すっごいサウンドで始まるこの映画。
ギャングのボス&チンピラが織りなす物語なので、犯罪、ドラッグ、セックス(ホモ)と三拍子揃ったワルの世界。アメリカのギャングと違って、スマート(クール)だなぁと感じるUKギャングたち。リンチのシーンでは川に突き落とし、底にはザリガニがうようよいる。なんて...ガイ・リッチーのワルの世界って愛嬌がある。
ガイ・リッチー映画は「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」「スナッチ」「スウェプト・アウェイ/2002」と観て来た。昨年公開された「リボルバー/2005」を観に行けなかったのがとても悔やまれる。
「ロック〜」も「スナッチ」も最高!だった。しかし別れた妻マドンナを主演に迎えた「スウェプト・アウェイ」はスーパー級の駄作。監督が悪かったのか?ヒロインが悪かったのか?...ガイ・リッチーはギャング映画で冴える監督??
登場人物がやたら多くて、最初それぞれの関係が???だったが、エンディングを迎える頃にはボス、レニーにしてやられた気の毒な男(手下)たちのオン・パレード。しかしラストでアーチーがリヴェンジし小気味良い。
ジェラルド・バトラーが主演のように宣伝されてるけど、主演はレニー役のトム・ウイルキンソンか?アーチー役のマーク・ストロングかな?
「ワールド・オブ・ライズ」でもクールな男を演じたマーク・ストロングがコレまた滅茶クールでかっこいい。
ワンツー役のジェラルド・バトラーは街のチンピラ役が似合う、似合う。友人ボブがホモだと分り焦りまくるが、心優しい彼はボブを抱きしめチークを踊ったりするのだ。
ワンツーとステラの手と足だけ?のダンス・シーンも中々イケてる。
恵比寿ガーデンシネマにて...
これ、私も最初はどうも物語りに入っていけずに、寝そうになってしまいました(汗)
でも後半は面白くなってきて、エンディングからの第2章の方が面白そう?なんて思ってしまいましたが。
だけどボブ可愛かったです!
誰もが彼がゲイだってしってたのに、まったく気づいてなかったワンツーも可愛かった(笑)
登場人物が多くて最初参りました。でも皆上手く関連させてあってガイ上手いですよね?
そうそうワンツーだけ知らなかったみたいで、とぼけた感じのジェラルドも中々素敵でしたわ。
ガイが描くギャングスターってとても可愛い!
絵を見たかったです。(爆)
絵って映りませんでしたっけ??