ドイツ映画祭2008...「クラバート - 謎の黒魔術」

「Krabat」 ドイツ 2008
昨年のドイツ映画祭で観たのは「イェラ/2007」1本のみ。今年は前売りチケットを買って何作か観たいなぁと思いつつ、結局買ったのは「クララ・シューマンの愛」と「クラバート - 謎の黒魔術」の2本。観たい作品の中でぎりぎりで買ったネットでの前売りはこの2本しかなかったのが現状。
「クララ・シューマンの愛」は急用が出来上映時間に間に合わずチケットを無駄にしてしまった。セレモニーで「クララ・シューマンの愛」のチケット(10/31)は完売で、配給がつく可能性がありますと主催者がコメントしていた。それを聞いてますます残念だった。
この後も上映はあるけど、2連休なので当日チケットはあるのかな??
この映画の前にセレモニーがあってゲストが登壇。映画終了後も質疑応答があるとのことだったが、なんか疲れて席を立ってしまった。
映画祭のセレモニーって長過ぎ...おまけにドイツ語(当たり前ながら通訳はあるが...)だし...
監督と、12人の少年の中の一人リュシェンコ役のローベルト・シュタートローバーがジーパン姿で現れた。
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主演のクラバートにダフィット・クロス。
クラバートの親友となるトンダに「青い棘/2004」「サルバドールの朝/2006」のダニエル・ブリュール。
マイスターに「イェラ」のクリスティアン・レドゥル。
少女カントルカに「みえない雲/2006」のパウラ・カレンベルク。
監督、脚本はマルコ・クロイツパイントナー。

17世紀、30年戦争の最中両親を失った14才のクラバート。彼は物乞いをしながら長い放浪の旅に出かける。ある日、夢に導かれるように辿り着いた荒れ果てた村。そこには製粉所があり、同じような境遇の12人の少年(青年)たちが重労働を強いられていた。“マイスター”と呼ばれる親方にこき使われる少年たち。しかしそこは黒魔術の学校であり、全員マイスターに絶対服従の世界だった。魔術を身に付けた数年後、クラバートは自身の自由と、村で出会った美しい少女カントルカとの愛のためマイスターを倒そうと立ち上がる...
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ドイツ本国でも3週間前に公開されたばかりのこの作品。
観終わって“スゴイ映画!”というのが最初に感じた感想。
雪深い(ドイツアルプス?)山々や、広大なる森が撮影に使われ素晴らしい映像だったが、17世紀が舞台のためと、ダークな世界を描いているため映像はそれはそれは暗い。
原作はオトフリート ・プロイスラーによる世界的ベストセラー小説“Krabat”。でも残念ながら知らない小説。
14才〜10代後半を演じたクラバート役のダフィット・クロス実際は18才。とてもチャーミングなドイツ青年でぴったりの役柄。
クラバートの親友となるトンダ役のダニエル・ブリュールも好演している。
映画解説に“CGを用いて映画化したファンタジー大作”とあり、少年たちがカラスに変身したりして、とってもファンタジックだが、それぞれのシーンは余りにもダークな世界の連続で、原作はチェコの伝説を元にした童話ということだが、子供たちが観て楽しめる映画ではなく、大人のためのダーク・ファンタジーかな?
新宿バルト9にて...
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by margot2005 | 2008-11-02 01:51 | ドイツ | Trackback(1) | Comments(2)
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Tracked from クラシック音楽ぶった斬り at 2008-11-06 00:18
タイトル : カラヤンのシューマン:交響曲全集
全体に真摯で重厚、最もシンフォニックな魅力に満ちた劇的な演奏で、一本筋の通ったドラマの確かな手応えがある。 ... more
Commented by MACHI at 2008-11-05 08:08 x
監督さんが、かっこよかったでーす(←何しに行った)
Commented by margot2005 at 2008-11-07 00:30
MACHIさん、こんばんは!
わたしの席って監督のすぐ側だったんです。ジーンズにスニーカーでしたがクールでしたわ。
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