「コレラの時代の愛」

a0051234_135678.jpg「Love in the Time of Cholera」2007 USA

“51年9ヶ月と4日”、一人の女性を待ち続けた男のロマンを描いたラヴ・ストーリー。

フロレンティーノ・アリーサに「ノーカントリー/2007」のハビエル・バルデム。
フェルミーナに「向かいの窓/2003」のジョヴァンナ・メッツォジョルノ。
フェルミーナの夫となるウルビーノ医師に「キャット・ウーマン/2004」のベンジャミン・ブラッド。
フェルミーナの友人イルデブランダに「パリ、ジュテーム/2006」のカタリーナ・サンディノ・モレノ。
フェルミーナの父親に「ロミオ&ジュリエット/1996」のジョン・レグイザモ。
他に「プリティ・ウーマン/1990」のヘクター・エリゾンドや「僕の大事なコレクション/2005」を作ったハリウッド俳優のリーヴ・シュレイバーと豪華な出演陣。
監督は「フォー・ウェディング/1994」「狂っちゃいないぜ/1999」のマイク・ニューウェル。
原作はガブリエル・ガルシア・マルケスの“コレラの時代の愛”。
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20世紀の終わり、コロンビア、カルタヘナ。
母と二人暮らしの青年フロレンティーノは電報の配達をしている。
ある日、彼は商人の美しい娘フェルミーナに一目惚れをする。ラヴ・レターで彼女に思いを告白し、フロレンティーノはフェルミーナと結婚したいと願う。
しかし商人の父親は、このように美しい自分の娘を、貧しい配達人に嫁がせるなぞ言語道断だと二人の中を引き裂いてしまう。
哀しみで身を引き裂かれる思いのフロレンティーノはフェルミーナを忘れようと、出会った女性と愛のないsexに身を任せて行く。
一方で、ヨーロッパ帰りの医師ウルビーノのプロポーズを受けたフェルミーナは、彼と結婚するのだった...
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この映画も予告を何度も、何度も観て“51年9ヶ月と4日”の台詞は耳にタコだったが、ちょっと期待していた。
大ロマンス映画かな?と想像していたが、意外に滑稽なシーンも多く、展開はそれほどロマンティックではない。
しかしココ迄一人の女性を愛する事に固執した男に愛され続けた女性って、少々うざいのではなかろうか?
仲を裂かれて離ればなれになった後も、フェルミーナが結婚した後も、フロレンティーノは彼女の姿を追い求め密かに会いに行く。
それも、これもフェルミーナとなんとか添い遂げたいと言う気持ちがあるからこそなのだが...まぁ時代が、時代だけど、21世紀の今なら考えられない“ひとすじの恋”..いや“ストーカー”かもしれない?
600数十人の女性と関係を持ったフロレンティーノが、一人、一人の女性たちの名前と特徴をリスト・アップしてる姿はかなり笑える。
とにかく、観終わってコレは小説を読んだ方が面白いだろうなと感じた。
70代を演じた二人...歩く姿が老人ぽくて微笑ましい。
DVDになったので見たいなぁと思いつつ「ノーカントリー」は未だ見てない。
ハビエル・バルデムの映画は殆ど見ていないので、今秋公開の「宮廷画家ゴヤは見た/2006」は是非観たいなぁと思っている。
日比谷シャンテ・シネにて...
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by margot2005 | 2008-08-17 01:17 | MINI THEATER | Trackback(13) | Comments(10)
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Commented by Claudiacardinal at 2008-08-17 16:57 x
こんにちわ。マルケス好きな私としてもこの作品期待していました。それにしても写真のハビエル・バルデムはなんというかすごい形相ですね、ストーカー/執着心の強い男らしく、益々この映画見たくなりました(笑)「ノー・カントリー」の彼も結構よかったですよ。やっぱり彼は久々に出来てたモンスター役者かもしれません。(個人的にはクラウス・キンスキーはモンスター役者第一人者です)「宮廷画家ゴヤは見た」もバルデムだったんですね、早速DVDレンタルを申し込んでしまいました!
Commented by margot2005 at 2008-08-18 00:36
CCさん、こんばんは!
マルケスってノーベル賞作家なんですね?
マルケスの「ミラノの奇跡」ってイタリア映画をBSで放映していて録画したような気がするのです。探して見てみようと思っています。
さて中々素敵な映画でしたが、やはりコレ系は小説には適わないでしょうね?小説仕入れに行こうと思っています。
「ノーカントリー」まで見れてないのですが、それでの形相も楽しみになって来ました。
この映画では、バルデムは常にあの形相でしたね。
バルデムってあまり好みの俳優ではありませんが味のある俳優さんですね。
「宮廷画家ゴヤは見た」はこちらでは今秋やっとこさで公開です。楽しみ!
Commented by あすか at 2008-08-19 11:19 x
こんにちは~。
これ、どうも私、苦手でした~(笑)
少々つまらなさを覚えてしまって。
ハビエルは好きな俳優なので、気になって観たのですが…。
あと、カタリーナもでてたので期待してたのでちょっと残念かな。
これを観てから「ノーカントリー」を見ると、またびっくりするかもです。
ハビエルの作品では「海を飛ぶ夢」がお勧めです。
Commented by margot2005 at 2008-08-21 00:57
あすかさん、こんばんは!
「ノーカントリー」DVDでやっと見たのですが、バルデムは「ノーカントリー」のキャラの方が似合いますね。
この作品での彼は私もちょっと?でしたわ。
お勧めの「海を飛ぶ夢」他バルデム作品見て見たいです!
カタリーナは私も好きな女優さんです。老け役が中々似合ってましたね。
Commented by Claudiacardinal at 2008-08-24 07:30 x
こんばんは。「宮廷画家ゴヤは見た」見ましたよ。これってミロス・フォーマンが監督だったのですね。まあまあ面白かったですよ。ハビエル、これもはまり役でした!益々私好みの俳優になってきています(笑)この「コレラ愛の時代」も既に公開が終わってました。DVDのレンタルリストに入れたので、これも楽しみです!
Commented by margot2005 at 2008-08-24 21:31
CCさん、こんばんは!
「宮廷画家ゴヤは見た」ってミロス・フォーマンなんですか?私も知らなかったです。観る前は細かい事知りたくないので...公開が楽しみですわ。
ハビエル・バルデムはやはり「ノーカントリー」の異常なる殺し屋が実に似合ってましたね。
「コレラ〜」もDVDで是非ご覧下さいまし。
「ノーカントリー」のバルデムとは全く違った顔ですが、やはりストーカー役は似合うのかしら??
Commented by Claudiacardinal at 2008-09-06 19:45 x
またまたこんばんはデス。DVDでみましたよ。う〜ん、若かった頃に恋していたフィオレンティーノが数年後にそのままハビエムになって出てきたら、やっぱりだれでも「 illusionだった」と言って逃げるでしょう(笑)という事で相当役つくりに無理があったような。どうも中年ちょっとイッテル親父が若い女性に恋したというイメージになってしまってました。でもハビエムは好きな役者です!
やっぱりマルケスの世界を映像にもってくるには無理があるのですね、これ見て納得しました。
Commented by margot2005 at 2008-09-07 19:38
CCさん、又またお邪魔してくださって嬉しいですわ。
既にDVDになってるのですね?
>illusionだった...逃げます確かに。
バルデムとメッツォジョルノって実際は5才位の年齢差ですが、バルデムは老け顔なのでしょうか?メッツォジョルノは若い頃も演じてましたが、バルデムはやはり若い頃の俳優を立てざるを得なかったのでしょうね?
この小説ハード・カバーしか発売されてないので手が出ません。新作本って高価過ぎです。図書館待ちにしたいですわ。
Commented by オリーブリー at 2008-11-28 16:32 x
margotさん、こんばんは。

「好評に付き、劇場追加」に利用シネコンがあったので、観て来ました!
クスッと笑えるトコたくさんありましたね~真面目な文学作品かと思ってました。
お陰で(笑)退屈はしませんでしたが、確かに主人公の男女への共感と言うのは、ちょっと難しい部分はありました。

ハビエルさんは、どんな役柄もお上手ですね!
Commented by margot2005 at 2008-11-30 01:27
オリーブリーさん、こんばんは!
そうですか。好評に付き追加上映って嬉しいですね。
これってコメディ・タッチでもあるんですよね。その辺は中々ナイスだと思いましたわ。
原作はどうなんでしょうね?真面目な小説かも知れません。読んでないのでなんとも言えませんが...
ハビエル・バルデムは演技派俳優ですね。彼がオスカーをゲットした「ノーカントリー」は素晴らしかったと思います。
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