フランス映画祭2008...「食料品屋の息子」

a0051234_21565017.jpg「Le Fils de l'épicier」...aka「The Grocer's Son 」2007 フランス
“決まった仕事に就かないアントワーヌの運命を動かしたのは、借りたお金と小さな約束”という解説が付いた素敵なヒューマン·ドラマ。

主演のアントワーヌに「サン・ジャックへの道/2005」でアラブ人青年サイッドを演じたニコラ·カザレ。
アントワーヌの女友だちクレールにクロティルド·エスム。
アントワーヌの父親に「あるいは裏切りという名の犬/2004」のダニエル·デュヴァル。
母親にジャンヌ·グピル。
監督はエリック·ギラド。

リヨンでウエイターをするアントワーヌ(カザレ)は30才。ある日、父親が倒れた知らせを受け病院へ駆けつける。
両親は田舎で食料品店を営み、母(グピル)は店番、父(デュヴァル)はトラックで移動販売をしていた。
母親を手伝うためアントワーヌは友人のクレール(エスム)を伴って10年ぶりに帰省する。
クレールはスペインに留学するため“バカロレア”を取得しようと勉強中だった。
クレールのため母親からお金を借りたアントワーヌ。しかし、クレールのことが好きなアントワーヌは彼女をスペインに行かせたくない気持ちでいっぱいだった...
a0051234_21572724.jpg

地味な作品ながら、私的にはとても素晴らしい作品だった。
定職に就かない不器用なアントワーヌがクレールに助けられ新しい道を歩み始める。
そして終盤では頑固な父親や、仲が悪かった兄とも心を通わせ、未来に向かって生きて行こうとするアントワーヌがとてもとても素敵に映る。
アントワーヌ役のニコラ·カザレは中々チャーミングなフランス俳優。昨年のフランス映画祭で上映された「Pars vite et reviens tard / 逃げろ!いつか戻れ」に出演している。今だ一般公開されていないのが残念。
食通の街リヨンが県庁所在地となる、フランス東部のローヌ県アルプ地方で撮影された景色がBeautiful!
この日、夕方から夜にかけて都心はじゃじゃ降り。ビル風が舞う六本木は雨、嵐(オーバー)状態。演壇に立ったエリック·ギラド監督は、“雨の中たくさんの人々が観に来てくれて感謝しています。”と嬉しそうに語っていた。
TOHOシネマズ六本木ヒルズにて...
a0051234_215783.jpg

[PR]
by margot2005 | 2008-03-18 00:07 | 映画祭 | Trackback(1) | Comments(0)
トラックバックURL : http://margot2005.exblog.jp/tb/6910455
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Tracked from CHEAP THRILL at 2008-06-28 21:42
タイトル : 真・映画日記(1)『食料品屋の息子』
JUGEMテーマ:映画 3月16日(日)◆746日目◆ 『ガチ☆ボーイ』が終わった後、アマンドの交差点近くにあるマンガ喫茶で休む。 8時くらいまでいたので、 午前10時前に帰宅。 「サンデー・ジャポン」を見て少しまったりとした後に仮眠。 午後2時半に起き、急いで外出。 なんとか4時20分の『食料品屋の息子』に間に合う。 家族と恋愛、 プロヴァンスの田舎の人々と風景をしんみりと見せてくれる。 今回の「フランス映画祭」では掘り出し物かも。 主人公アントワーヌは30間近...... more
<< フランス映画祭2008...「... 「ダージリン急行」 >>