「マリア・カラス 最後の恋」

a0051234_20343110.jpg「Callas e Onassis」2005 イタリア/フランス
20世紀最高のディーヴァ マリア・カラスと、20世紀最大の海運王アリストテレス・オナシスの恋物語。
マリア・カラスにイタリアンのルイーザ・ラニエリ。アリストテレス・オナシス役はフランス人のジェラール・ダルモン。
ジョルジオ・カピターニが監督したTV映画。
台詞はイタリア語。

イタリア、ミラノで行われたオーディションに現れたマリア・カラス。審査員たちは、太った上、ステージでは見栄えしなさそうなカラスに最初は冷たい目を向けていたが、オーディションのステージで歌い終えたカラスに彼らは絶大なる拍手を送る。それほどカラスの歌は素晴らしかった。
後に夫となる実業家のバティスタ・メネギーニ(アウグスト・ズッキ)の目に留まり、カラスはディーヴァとなる。
ある日夫と共に、海運王アリストテレス・オナシスの豪華クルージングに招待され、互いに配偶者がありながら、やがて二人は恋に落ちて行く...
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映画を観終わって、ファニー・アルダンが晩年のマリア・カラスを演じた「永遠のマリア・カラス/2002」を思い出したが、アルダンの“マリア・カラス”の方が良かった気がする。
この作品を愛でるとしたら、あの時代(50〜60年代)、彼ら(セレヴ)のファッションやそれぞれの館、そして調度品...
マリア・カラス物語なのに、歌うシーンが余りにも少ない。彼女が拍手喝采を浴びる舞台が数回登場するだけ。もちろん中途半端なステージで、カラスのオペラ狙いで観に行った人は少々不満が残るかも知れない。
それにしてもオナシス所有のボート“クリスティーナ号”は、個人の船というより、客船といった方が似合う。それほどDekai!!
“クリスティーナ号”でモンテカルロを出発した後、ギリシャ、イスタンブールと巡る景色は美しい!!
ギリシャ移民でニューヨーク生まれのカラスと、やはりギリシャ移民のオナシスが急速に結ばれて行く過程や、後にJFKの未亡人ジャッキーと結婚する過程は、事実であるにも関わらず少々端折り過ぎで話に真実味がない。
オナシスとの結婚をあれほど熱望したカラスなのに愛人の域を出ず、一度もオナシス夫人と呼ばれる事はなかった。カラスを捨ててジャッキーとの結婚に至ったオナシスの心がとても理解出来ない。
上映シアターのシャンテ・シネは平日の最終回にも関わらず、ガラガラではなく席半分以上は埋まっており、マリア・カラス ファン集合??
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by margot2005 | 2008-01-29 20:45 | イタリア | Trackback(9) | Comments(6)
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Tracked from NiceOne!! at 2008-02-02 14:49
タイトル : 『マリア・カラス 最後の恋』 (2005) / イタリア
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Tracked from 映画コンサルタント日記 at 2008-02-03 01:51
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Commented by JT at 2008-01-31 01:39 x
こんばんはー
さすが、公開されてまだ数日なのに、早いですね~

でも、えー、そうなんですか!
沢山歌ってくれることを期待していたんですが・・・
カルメンのシーンが印象的だった、「永遠のマリア・カラス」でさえ、
もう少し歌うシーンが欲しかったなと思ってましたので、ちょっと残念です。
でも、もともとオナシスとの恋を中心に描かれていると宣言してましたので、しかたないんですかね~
歌が聞けない分はCDでも聞こうかな(笑)
Commented by claudiacardinal at 2008-01-31 19:30 x
こんにちわ。カラスのファンとしてはとても興味がありますが、そうですかぁ、いまいちだったのですね。残念。
ファニーアルダンのカラスは結構好きでした。やっぱりオペラを分かっているゼッフェリーニだったからでしょうね。
Commented by margot2005 at 2008-01-31 21:38
JTさん、こんばんは!
日比谷シャンテは会員なのでいつも飛んで行きますの。
シャンテ、次は「ラスト・コーション」観に行くかもですわ。

さてさて予告を繰り返し観ていたので...やはり予告には惑わされますね。
まず、カラス役もオナシス役も似合ってなかったですね。特にカラス役のルイーザ・ラニエリは、ファニー・アルダンには勝てないです。
まぁ若い(撮影時30才位)なので貫禄がないと言えばそれまでですが...
カラスはCDで堪能する事にしましょうか??
エディット・ピアフを演じたマリオン・コティヤールは役になりきってましたが、所詮TV映画なのでしょうかねぇ?
Commented by margot2005 at 2008-01-31 22:15
claudiaさん、こんばんは!
カラスのファンなのですね?私もCDで聞いております。
カラス ファンらしきobasamaが多数シアターにおりましたが、彼女たちの映画評聞いてみたかったですね?
チケット売り場で、やはりobasamaが、“映画はイタリア語なの??”なんて訪ねておりましたわ。
期待して観にいったため、がっくり来ました。
アルダンのカラスはやはり監督が良かったのでしょうかしら?
Commented by とんちゃん at 2008-03-29 20:47 x
( ^-^)ノ(* ^-^)ノこんばんわぁ♪
margot2005さん。
めっちゃブルーな毎日が続くせいか、最近観る映画全てに
感情移入できずにいます(汗)

あららオーデションはミラノだったんですね。
書き直さなきゃ(笑)
しったかぶって、「パリ」とかいちまいました(⌒▽⌒)アハハ!

エディット・ピアフ、今日レンタルでやっと借りて来ました★
でも直ぐには観れないかもぉぉ。
「マリア・カラス~~」は、私にはちょっとでした^^^;
セレブな気分になれて、そこだけは良かったのですが
実際、あんな恋愛沙汰なんて巷にゴロゴロ転がっているわけで^^

でも、海運王というほどの男なんて、会った事さえありませんが。
普通のじーちゃんでしたね。
マリア・カラスがあそこまで、真剣になるのも・・・もうちょい掘り下げて
欲しかったです。
Commented by margot2005 at 2008-03-31 23:40
とんちゃん、こんばんは!
>めっちゃブルーな毎日...
ですか...
私はめっちゃイライラしまくりの腹立たしい程忙しい年度末と格闘しています。もぅめんどくさい!!仕事辞めたい!!なんて...
さてそちらにもコメント書いて送ったのですがなぜか?反映されません?WHY??

映画レビューに戻ります。そうミラノでしたわ。彼らにはミラノ、パリ、NYだったか?世界中に家あるようなので混乱しますわね。
エディットもDVDになってるんですね?最近TSUTAYAに行く時間がなくて全然DVDレンタルしてません。
セレヴな気分になれた映画でしたね。
ストーリー的には掘り下がってなくて少々つまんなかったです。
そうそう「永遠のマリア・カラス」是非ご覧下さいまし!
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