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「エンジェル」

a0051234_2339136.jpg「Angel」2007 UK/ベルギー/フランス
UK人(故人)エリザベス・テイラーの小説“Angel”を元に「ぼくを葬る/2005」のフランソワ・オゾンが作ったメロ・ドラマ風文芸作品。
主演のエンジェルに「ダンシング・ハバナ/2004」でヒロイン、ケイティ役を演じたロモーラ・ガライ。
ガライは「タロットカード殺人事件/2006」でヒロインの友人ヴィヴィアンを演じている。
エンジェルと出会う画家のエスメに「300/2007」のドイツ出身俳優マイケル・ファスベンダー。
エンジェルの小説を出版するセオ・ギルブライトに「ピアノ・レッスン/1993」のサム・ニール。彼の妻ハーマイオニーに「スイミング・プール/2005」「家の鍵/2004」のシャーロット・ランブリング。
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1900年初頭イングランドの下町ノーリー。
食料品店を経営する母(ジャクリーン・タング)と二人暮らしのエンジェル(ガライ)は上流階級に憧れる16才の夢見る乙女。
学校をさぼっては小説を書きため、ある日完成した小説をロンドンの出版社に送る。
待ちに待った出版社からの手紙が届きロンドンへ向かうエンジェル。
彼女を出迎えたのは出版社のセオ・ギルブライト(ニール)。
彼に小説の一部分を書き直してくれと言われたエンジェルだが、“一行たりとも書き直しはしません!”と言い放ち立ち去る。だが、エンジェルの小説の素晴らしさに惚れ込んだギルブライトは、その夜エンジェルを自宅のディナーに招き妻ハーマイオニー(ランブリング)に紹介する。
礼儀も作法も知らない貧しい家に育ったエンジェルに不快感を覚えるハーマイオニー。
しかしながらエンジェルの小説は出版され本屋に並び始めついにベスト・セラーとなるのだった...
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フランソワ・オゾン映画は、21世紀になってから公開された「まぼろし/2001」「8人の女たち/2001」「スイミング・プール/2003」「ふたりの5つの分かれ路/2004」「ぼくを葬る/2005」までシアターで観て来た。
しかし、20世紀に作られたオゾン映画は1本も観てないのでなんとも言えないが、これはオゾンっぽくないなぁと感じた一作。
物語が盛り上がる際、大々的にbackmusicが流れ...過去のイタリア製メロ・ドラマの雰囲気。これってオゾン監督のテイストなのかな?と思った。でも映画にマッチしていてgood。
ヒロイン、エンジェルを演じたロモーラ・ガライは中々キュートで適役。「ダンシング・ハバナ」でディエゴ・ルナ相手にダンシング、ダンシングのシーンは素晴らしかった。
エンジェルの短い人生の中で愛し続けたエスメ役のファスベンダーはドイッチェって顔のSexyイケメンだが、この作品では陰が薄い...
オゾン映画2本でヒロインを演じているシャーロット・ランブリングと、「ジュラシック・パーク/1993」でおなじみの、サム・ニールの存在感が大きいなぁと感じる。
オゾン作品てことで...予告もさんざん観たしで...かなり期待して観に行った。
これって女性が監督したの?のノリの女性映画で、ゲイであるらしいオゾンってやはり女性の気持ちが解るのかなぁなんて感じる、感じる。
日比谷シャンテにて...
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by margot2005 | 2007-12-20 23:53 | UK | Trackback(14) | Comments(5)
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Tracked from かえるぴょこぴょこ CI.. at 2007-12-21 21:16
タイトル : 『エンジェル』 
一夜の夢のような儚いきらめきに魅せられる。 20世紀初頭のイギリス。食料品店の娘エンジェルは、想像力をいかして小説を執筆し、やがて作家になる。フランソワ・オゾンの映画の主人公の名前がエンジェルだなんて、何だか皮肉めいた響き。そんな風に監督は、ちょっと意地悪な目線で主人公をクールに洞察しているのかなと思ったら。確かにいつもと同じように、遠巻きに眺める冷静な視線も感じ取れるのだけど、同時に、それは突き放しているわけでもない、主人公を見守る柔らかなまなざしにも思えるんだよね。向こう見ずに突っ走る高慢な...... more
Tracked from EDITOREAL at 2007-12-22 02:49
タイトル : 感想/エンジェル(試写)
空想に生きるのは幸か不幸か? 『エンジェル』12月8日公開。エンジェルは、貧しい家の出でありながら、自身の才能と未来を信じ、想像力豊かなロマンス小説を編み上げる。これが出版社の目に止まると、たちまち女性たちの支持をえてベストセラーに。空想小説に賛否がありながらも、富と名声を手に入れたエンジェルは、売れない画家のエスメに一目ぼれし、結婚を申し込む。現実と理想、実在と創作を行き来するフランソワ・オゾン最新作。 映画『エンジェル』公式サイト ずばり"イタイ女"の話。空想に没頭し、その作品自体も現実離...... more
Tracked from Cartouche at 2007-12-22 22:59
タイトル : *エンジェル*
{{{   ***STORY***            2007年       ベルギー・英・仏 1900年代初頭の英国。16歳のエンジェルは田舎町で小さな食料品店を営む母親と2人暮らしのつましい暮らしから目を背け、大時代なロマンス小説の執筆に情熱を傾けていた。やがて自らの出自さえ書き換えてしまうほどの類い稀な想像力と文才で一気に人気作家への道を駆け上がる。幼い頃から憧れていた豪邸パラダイスを買い取り、ノラという有能な秘書も得たエンジェルは、ノラの弟で孤高の画家エスメと恋に落ちる。     ...... more
Tracked from ☆彡映画鑑賞日記☆彡 at 2007-12-23 20:41
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Tracked from 日っ歩~美味しいもの、映.. at 2007-12-27 07:07
タイトル : エンジェル
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Tracked from Aspiring Bo.. at 2007-12-29 00:07
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Tracked from ひらりん的映画ブログ at 2007-12-31 04:54
タイトル : ★「エンジェル」
ここ3作、何故かゾンビものが続いてしまったので、今回は欧風もの。 見るからに「ゾンビ」出て来なさそうなタイトルでしょ・・「エンジェル」なんて。ひらりんも何度か観ているフランスのフランソワ・オゾン監督の作品。 この人・・・女以上に女心を知ってる男監督・・・という評判の人。 「8人の女たち」とか、「スイミング・プール」は既見です。... more
Tracked from KINTYRE窶儡DIARY at 2008-01-22 23:01
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Tracked from 映画館で観ましょ♪ at 2008-01-25 23:35
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ANGEL(2007/ベルギー/イギリス/フランス)【DVD】 監督:フランソワ・オゾン 出演:ロモーラ・ガライ/シャーロット・ランプリング/ルーシー・ラッセル/サム・ニール/ミヒャエル・ファスベンダー わたしが書いた甘い人生に、 運命がしかけたビターな罠 フランソワ・オゾン監督は「ぼくを葬る」を観てファンになりました。 初めて英語圏を舞台にシェイクスピア調のドラマに挑戦した意欲作。キャッチコピーも効いてます。 story 1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジ...... more
Tracked from 虎党 団塊ジュニア の .. at 2009-01-22 07:06
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あらすじ1900年代初頭のイギリスの下町で、母親とともにほそぼそと暮らすエンジェル(ロモーラ・ガライ)はあふれんばかりの想像力と文才が認められ、16歳にして文壇デビューを果たす。幼いころからあこがれていた豪邸“パラダイス”を購入し、ぜいたくで華美な暮ら...... more
Commented by CaeRu_noix at 2007-12-21 22:02
margot さん、ぼんそわっ。
毎度、多様なテイストの作品を見せてくれるオゾンですよね。
こんなにゴージャスコスプレものは初めてかと思いますが、ストレートのようで遊び心も感じられて見ごたえありましたー。
どの世代の女性を描いても、確かなものがありまする。
Commented by JT at 2007-12-22 17:25 x
こんばんはー
なんとなく、 びみょ~な 感じだったみたいですね。
作品としては良かったけどオゾン監督らしくなかったって感じでしょうか?
おっしゃるように予告編を何度も観たときにオゾン監督が扱う題材なのかなとは思ってましたが・・・「ぼくを葬る」の次の作品なので、人生を全うするような作品(なのかな?)を描きたかったのかも。
彼らしいところは、女性の心理を良く掴んでいるところなんですね。了解!
Commented by margot2005 at 2007-12-23 01:30
CaeRuさん、ヴォンソワ〜
コスプレものとしてはゴージャスでしたね。
ただストーリー的には期待しすぎたせいか...今一つでしたわ。
でも女性ものを描くのが上手いオゾンて??であります。
Commented by margot2005 at 2007-12-23 01:44
JTさん、こんばんは!
いや作品としても私的にはあまり...感動とは程遠かった気がします。
出演陣は中々良かったのですがねぇ??なぜなのでしょう?
「ぼくを葬る」がすっごく良かったので、コレはちょっと??
とりあえず人生を全うするという作品ではないです。
しかし女性の心理は確かにつかんでますね。その辺の所はスゴイと思います。


Commented by 日本インターネット映画大賞 at 2007-12-23 14:46 x
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